破壊された安土城。
ノブナガの配下とイエヤスのハンゾウ軍団が後片付けに勤しむのを、ノブナガとミツヒデが見ていた、
ノブナガ「のう、ミツヒデ」
ミツヒデ「はい、御館様」
ノブナガ「あれほど頑強だと思っておった城もこうして見ればただの灰じゃ。また新しき日々が、始まるのう」
ミツヒデ「御館様・・・はい!」
そこへ西国の三大名が、来た。
モトナリ「ノブナガ殿、ぼちぼち出立しようと思いますきに」
ミツヒデ「また急な」
ソウリン「こげん見えても、うちらも一国の主な訳やし、そう長い間、国元を開ける訳にもいかんけんね」
モトチカ「京に用事がある言うたから出てきたのに、ホンマはまだその用もすませてへんしね」
ノブナガ「大きな借りを作ってしまったな」
モトナリ「その内返してもらうわいね、利子つけてね」
ノブナガ「ヒデヨシはどうした?」
ミツヒデ「は・・・さあ?」
ノブナガ「奴にも見送りするよう申し伝えよ」
ミツヒデ「はっ」
ヒデヨシこと佳乃は、伊達とシンゲン、ケンシン達と一緒に吹き出しの所にいた。
ヒデヨシ「うーん、いい匂い」
伊達「そろそろいいんじゃないかしら?」
シンゲン「それにしてもここの飯はいつ食っても美味い。此度の礼代わりとして飯炊きを一人連れて帰るか」
飯炊き「え?」
ケンシン「お主はその権利は無かろうに」
シンゲン「なに?」
ケンシン「この勝利、拙者の働きがあってこそではないか」
シンゲン「戯れ言を抜かすな!あの時勝利の切っ掛けを・・・」
ヒデヨシ「あーあー、もう二人とも止めてください~」
伊達「ん?」
伊達の端末が何かに反応していた。それを見た伊達はその場を離れた。
ヒデヨシ「やめましょうよ~」
ケンシン「貴様!いい加減己の力量を知ったらどうだ!」
シンケン「その言葉そっくり返してやるわ!」
ヨシモトとイエヤスが来た。
ヨシモト「おーっほっほ!もういいではありませんか。
こうしてイエヤスちゃんも無事に戻ってきたことですし、ほんと、一時はどうなるかことかと思いました」
ヨシモトがイエヤスに抱きつくが、イエヤスは嫌がっていた。
イエヤス「ちょっと!・・・離してよ!」
ヒデヨシ「いやいや完全復活してるよ、徳ニャン達。ね、伊達先生・・・あれ、伊達先生?」
伊達は安土城の天守閣にいた。
瓦礫をどけていき、やがて真紅の甲冑の一部である兜を見つけた。
伊達「壊れてないわ・・・これ・・・まだ・・・・」
そこへヒデヨシが来た。
ヒデヨシ「あー!何だ、ここにいたんですか伊達先生。いきなり居なくなっちゃうから探したんです・・・伊達先生・・・?」
ヒデヨシ「伊達先生・・・」
伊達「やっぱり、私諦められないわ」
ヒデヨシ「何を・・・」
伊達「これは運命なのよ」
ヒデヨシ「ちょっ、ちょっと・・・」
そこへミツヒデが来た。
ミツヒデ「ヒデヨシ、何をしておる。御館様がおよ・・・」
ヒデヨシ「あ、アケリン・・・」
ミツヒデ「貴様、何をしておる!」
伊達「これは私のものよ、最初からそうなるはずだった」
ミツヒデ「何を言うか!それは御館様の!」
伊達「ノブナガなんかには渡さないわ!」
ミツヒデ「何を!」
ヒデヨシ「待って!先生、ねえどうしたの・・・?」
伊達「正さないと駄目なのよ」
ヒデヨシ「何を?」
伊達「最悪だと思ったことない?」
ヒデヨシ「どういうことですか・・・?」
伊達「私達のいた世界。夢も希望もない。あなただってそう思っていたでしょ?
みんな自分のことしか考えてない。他人のことなんてどうだっていい。そんな世界、私自身ほとほとイヤになったの」
ミツヒデ「先生・・・」
伊達「そんな時にこの甲冑の伝説を知ったの。そして思ったのよ。過去の過ちを正さない限り、明るい未来はやってこないって!私は子孫の願いと私の思いを叶えるために歴史を遡ろうとした。でも辿り着いたのはこの世界で、伊達政宗という人物も存在しなかった。
ならばせめて、この世界で自分の理念が正しいことを証明して見せようと思った。
それが出来るのは伊達の血を引く私しかいないって。
この甲冑を使って、せめてこの世界だけでも理想郷にしてみせる。
ノブナガでも、イエヤスでも無い。この私が!」
ミツヒデ「マサムネ貴様!」
伊達「ねえ日出さん、貴方も手伝ってくれるでしょ?」
ミツヒデ「先生・・・あたし・・・」
ノブナガ「ならばその覚悟を見せよ!」
梁の上にノブナガがいた。
ヒデヨシ・ミツヒデ「「御館!」」
ノブナガが伊達の前に飛び降りた。
ノブナガ「その甲冑を纏い、その力で天下を獲る覚悟が貴様にあるというのであれば、今ここで儂に示してみせよ」
そこにシンゲンとケンシンが来た。
シンゲン「何じゃ、騒々しい」
ケンシン「こんな所で何を・・・せっかくのメシが・・・」
ノブナガ「マサムネ、儂も貴様と同じ考えだった」
伊達「え?」
ノブナガ「天下統一は儂の悲願であった。故に、貴様から古文書を渡された時、その真紅の甲冑は役に立つと思い、天下を納めた後、儂の行く手を阻む者がおれば、甲冑を使って倒すだけのこと。そう考えていた」
伊達「えっ・・・」
ノブナガ「だが、甲冑を纏い力尽くで人を支配した所で、それは真の天下取りとは言えん」
ヒデヨシ「っ!」
ノブナガ「天下を獲る、等しく人を制すること。その真の意味を、此度の一件で儂は悟った」
伊達「・・・・」
ノブナガ「古文書には、この甲冑を最後に纏った者は神の怒りを買ったと、記されているな」
伊達「ええ・・・」
伊達は密かに、真紅の甲冑を起動するための端末を取り出していた。
ノブナガ「あのまま儂が甲冑をまとっておったとしても、恐らく同じ末路を辿ったであろう。貴様もだ、マサムネ!」
シロが、こっそりとヒデヨシの側に来た。
ヒデヨシ「シロ・・・」
ヨシモトとイエヤスも来た。
ヨシモト「これは一体・・・」
ケンシン「ヨシモト」
ノブナガ「儂は己の無力を思い知らされた。あの時、イエヤスを前にして儂は一人では何も出来なんだ。ここにおる皆の力があったからこそ、家臣を、領民を、引いてはこの国を守ることが出来たのじゃ。天下取りとは決して武力ではない。人を信じ、等しく人に信じられること。儂はそう知るに至った」
「しかしマサムネ、貴様がそれを善とせず、甲冑を纏い、その力を持ってして、天下を獲ろうと言うのであれば、この儂が天に代わって貴様に鉄槌を下してやろうぞ!」
ノブナガが伊達に大剣を向けた。
ノブナガ「さっさと甲冑を纏え!例えこの身が裂けようと儂は貴様を倒す!」
ケンシン「よもや、ノブナガ殿が倒れるようなことがあれば、次は拙者が相手をいたす!
シンゲン「いや、それは儂のセリフじゃ。意に沿わぬ力に屈するのは儂の性にあわん!」
伊達「あなた達、私が、この甲冑が怖くないの!?」
イエヤス「ふん、あんたみたいな根暗、器じゃないのよ」
ヨシモト「私も同感ですわ。だって、あなたの事よく知りませんもの。そんな人に従えるはずがないでしょ」
ミツヒデ「私も貴様など決して認めぬ!」
伊達「くっ・・・・い、いいわ!私に従わない者は全て排除するだけのこと!」
ヒデヨシ「先生!もう止めてよ!先生が御館達と戦うなんて、そんなの駄目だよ!
伊達「し、仕方ないでしょ!正しい世界を作るために、力で押さえつけてでも、従ってもらうしかないのよ!」
ミツヒデ「そんな・・・御館もお願い!それしまってよ!」
伊達「いいわ!私の覚悟を見せてあげる!」
伊達が真紅の兜を使うために、端末を起動させようとした。
ヒデヨシ「先生!先生止めて!」
ノブナガ「ヒデヨシよ。これが儂の得た答えじゃ」
「はあっ!」
伊達が端末の起動に手間取っていた隙を付き、ノブナガが大剣で真紅の兜を跳ね上げた。
ノブナガ「はっ!」
ノブナガは落ちてくる真紅の兜へ大剣を振り下ろし―――
真紅の兜は真っ二つに割られた。
ノブナガ「真紅の甲冑などこの世にはいらん。皆の手で、明日を切り開いていけばいい。マサムネよ、貴様ももう心の荷を下ろしたら、どうじゃ?本当はすでに分かっておるのであろう?」
伊達が腰を下ろし、涙を零し出した。
ヒデヨシ「先生!」
伊達「日出さん・・・私・・・」
ヒデヨシ「先生・・・」
その夜。
ヒデヨシと伊達は同じ寝室にいた。
ヒデヨシ「甲冑・・・壊しちゃったけど、あれで良かったんだよね」
伊達「ええ・・・」
ヒデヨシ「先生、起きてたんですか?」
伊達「それにしても、ノブナガは変わったわね」
ヒデヨシ「えっ?」
伊達「私が初めて会った時のノブナガって、ああじゃなかったわよ」
ヒデヨシ「そうなんですか?」
伊達「もっとこう、ギラギラと野心溢れていて、目的のためなら手段は選ばないって感じで」
ヒデヨシ「そうなんですか」
伊達「貴方に会って変わったんだと思うわ。日出さん、私上手くいかないことを全部、人や世の中のせいにしてきたけど・・・そうじゃない。変わらなきゃいけないのは私自身なのよね。うーん、でも会ってみたかったなあ、伊達政宗公に」
ヒデヨシ「先生のご先祖様でしたっけ」
伊達「もし、本物の政宗公が甲冑を手にしてたらどうしたのかしら?」
ヒデヨシ「壊しちゃったんじゃないですか、御館みたいに」
伊達「え?」
ヒデヨシ「だって先生、言ったじゃないですか。凄い人だって」
伊達「そうね・・そうかもね」
伊達「ねえ、日出さん」
ヒデヨシ「何ですか?」
伊達「私達、ここにいてはいけない気がするの」
ヒデヨシ「え?」
伊達「私達の世界に帰りましょう」
ヒデヨシ「・・・・・・うん、そうですね」
翌朝。
シンケン「では、失礼する」
ケンシン「世話になった」
ノブナガ「それはこちらの言い分じゃ」
ヨシモト「いいえ、私がもう少ししっかりしておれば・・・」
ノブナガ「それはもう良いではないか。皆が無事だったであったのだから万事、事も無しじゃ」
イエヤス「申し訳ありませんでした、ノブナガお姉様。私、またすぐに戻ってきますので・・・」
ミツヒデ「いや結構!イエヤス殿も疲れておるであろう。ゆ―――っくりと屋敷に戻って養生してくだれ、ゆ――――っくりとな」
イエヤス「お気遣いありがとうございます。ではミツヒデさんも・・・」
「せいぜい足下掬われぬよう、気を付けることだな」
伊達「やっぱり狸ね・・・」
ヒデヨシ「変わらないね、徳ニャン・・・」
シンゲン「ヒデヨシ」
ヒデヨシ「え・・・」
シンゲン「こっちが片付いたらこっちに来い、もてなしてやるぞ」
ケンシン「拙者もだ、待ってるぞ」
ヒデヨシ「あ・・・ありがとうございます」
シンゲン「じゃ」
ケンシン「また会おう」
シンゲン達が帰っていった。
ノブナガ「儂らも戻るとするか」
ミツヒデ「はっ」
ノブナガ「どうしたヒデヨシ?」
ヒデヨシ「え?」
ノブナガ「何やら浮かぬ顔をしておるのう」
ミツヒデ「また落ち着いた所で、会いに行けばよかろう」
ヒデヨシ「あ、いや実は・・・・私達も帰ろうと思うんです」
ミツヒデ「なに?貴様、帰り方が分からんと言っておったではないか」
ノブナガ「そうか。マサムネ、貴様も同じ異郷の者であったな」
ミツヒデ「あっ・・・・」
ヒデヨシ「はい」
ノブナガ「そうか、では仕度が調ったら声をかけろ」
ノブナガとミツヒデがその場を離れた。
ヒデヨシ「はい」
伊達「結構、素っ気ないわね・・・」
ヒデヨシ「御館はシャイなんですよ」
伊達「そうなの?」
ヒデヨシ「そうなんです」
二人の元にシロがやって来た。
ヒデヨシ「あ、シロ」
シロ「帰るのか」
シロが口を開き、伊達は驚愕した。
伊達「え!?何この犬・・・・?」
ヒデヨシ「うん」
シロ「そうか、達者でな」
伊達「い、犬が喋って・・・」
ヒデヨシ「あー、シロですか。何か喋るんですよ」
伊達「ここって、そういう世界だった!?」
夕暮れ。
ノブナガとミツヒデに、元の世界の服に着替えたヒデヨシと伊達が、
ヒデヨシがこの世界に飛ばされてきた場所である、とある村の近くの森にいた。
あの時敵の襲撃で燃やされた村も、元通りに復興していた。
ヒデヨシ「良かった・・・みんな元通りになってる」
ミツヒデ「ヒデヨシ。急いだゆえ、傷が増えたやもしれんが・・・本能寺の住職に置いてきた荷を纏めてもらったのだが、貴様のはこれしか見つからなくて・・・」
ミツヒデがヒデヨシに携帯を渡した。
ヒデヨシ「あっ、すっかり忘れてた・・・アケリン!」
ミツヒデ「大切なものだと申しておったから・・・」
ヒデヨシ「アケリン!ありがとうアケリン!」
ヒデヨシがミツヒデに抱きついた。
ミツヒデ「何を言う!私は貴様など居なくなってせいせいするわ!」
ヒデヨシ「も~アケリンったら、ツンデレなんだから~」
伊達「お世話に・・・いえ、色々迷惑かけちゃったわね」
ノブナガ「ふっ」
伊達「貴女にも・・・」
ミツヒデ「全くだ。貴様が武士であったなら、ためらうこと無く切り捨てておる所だ」
伊達「まあ、そのお詫びと言っちゃ何だけど・・・・」
伊達がミツヒデの耳元で囁いた。
伊達「ノブナガさんの様な人を落とすには・・・」
ミツヒデが鼻血を吹き出した。
ミツヒデ「き、貴様その様なハレンチな!事を・・・」
伊達「頑張ってね」
ミツヒデ「おう!」
ヒデヨシ「御館」
ノブナガ「ん?」
ヒデヨシ「お世話になりました」
ノブナガ「礼を言うのは儂の方じゃ」
ヒデヨシ「えっ?」
ノブナガ「お主のお陰でノブサダ様が仰っていた言葉の意味が、儂にもよう分かった。
‘人の心とは水の流れのごとし‘」
ヒデヨシ「ああ、あの時の」
ノブナガ「お主に出会わねば、儂はイエヤスもマサムネも斬っておった。己の刀のみで人を制しておったであろう。挙句に神の鉄槌をくろうたやもしれん」
ヒデヨシ「・・・・」
ノブナガ「ヒデヨシのお陰じゃ、礼を言う」
ヒデヨシ「そんな・・・」
ノブナガ「儂は決して忘れはせぬ。お主と共に過ごした日々を。本に楽しい一時であった。
ヒデヨシ「御館・・・あたしもです・・・」
ノブナガ「一つ言っておく、この先どのようなことがあろうと、お主は己のやり方を信じて生きよ。必死に生きてこそ、その生涯は光を放つのだ」
ヒデヨシ「はい・・・・・あっ・・・」
ノブナガ「ん?」
ヒデヨシ「御館・・・これ・・・」
ヒデヨシがノブナガに、この世界に来る前に買ったひょうたんのストラップを渡した。
ノブナガ「良いのか?これは大切にしておった根付だろ」
ヒデヨシ「はい・・・でも御館に持っていて欲しいんです」
ノブナガ「そうか・・・大事にしよう」
ヒデヨシ「あたしも・・・御館のこと・・・みんなのこと・・・忘れません・・・」
そして、ヒデヨシと伊達が宝玉の光に包まれた。
ヒデヨシ「御館!アケリン!元気でね!!」
ミツヒデ「・・・達者でな!また、いつか・・・」
ヒデヨシと伊達が光と共に消え――――
二人は神社の中にいた。
ヒデヨシ「あ・・・・」
ヒデヨシ「今月の全財産・・・帰ってきた、のかな・・・」
伊達「ええ・・・・」
ヒデヨシ「何時だろ・・・あっ!壊れたんだ・・・」
ヒデヨシが開いた携帯の画面には何も映ってなかった。
――――しかし、一瞬だけノブナガとミツヒデと一緒に映ってる写真が浮かび、また消えた。
ヒデヨシ「あっ!」
(・・・夢、じゃなかったのかな・・・)
一話のように、ヒデヨシが満員電車に乗っていた。
ヒデヨシ(あたしは小さい頃から色々トラブルに巻き込まれることが多くって。
でも、それが例えとんでもない事でも、その流れに身を任せるのも悪くないのかな・・・って)
そして、これも一話のように乗ってくる人達に押されて、降り損ねた。
伊達が授業を行ってる教室へ、ヒデヨシがこっそりと入っていく。
ヒデヨシ(あたしはあたしなりの必死で、生きていこうと思ってます)
ヒデヨシは自分の席に這っていくが、その席に伊達が座っていた。
ヒデヨシは伊達の部屋に呼び出されて、話し込んでいた。
その片隅で、鞄に入れられた宝玉が反応を示していた。
ヒデヨシが伊達の部屋から出ると、明リンと徳ニャンが待っていた。
そして、帰って行くヒデヨシの前を、一人の女性が横切った。
女性「神頼みで天下統一ロード!神様お願いしてからね~」
ヒデヨシ「前にもあったな、こんなこと」
(あの階段を登って・・・みんな元気でやってるのかな)
ヒデヨシの前で白い犬が石段を登っていった。
ヒデヨシ「えっ!シロ・・・っぽい犬?って、まさかね・・・」
白い犬を追って、ヒデヨシが石段を登っていく。
ヒデヨシ「あっ!シロ!」
神社の中で、シロが転送の準備をしていた。
シロ「小娘!お前何故ここに?」
ヒデヨシ「やっぱりシロだ!だってここ私の世界だもん。シロこそどうしたの?こんな所でこそこそしちゃってさ」
シロ「悪いが、今お前と遊んでやってる暇は無いんだよ」
ヒデヨシ「えー何言ってんのケチ!ちょっとだけ教えてくれたっていいじゃない」
シロ「しょうがない。ちょっとだけだぞ」
ヒデヨシ「やったー」
シロ「実は・・・」
ヒデヨシ「ふむふむ」
シロがヒデヨシに何かを告げた所で、物語の幕は下りた。
最終更新:2019年11月11日 23:38