全力学園野球部は数々の逆境を乗り越え、甲子園出場を決めた。
以前、野球少年をイジメていたサッカー少年達が、野球少年の所に来た。
サッカー少年「あのさ・・・今度、バッド貸してくれよ」
野球少年「いいよ!」
校長室には、地区大会の優勝旗が飾られていた。
校長「不屈め・・・とうとう、本当に甲子園に行きおったのう・・・」
だが・・・・
不屈「メジャーのスカウトも視野に入れてかないとな」
月田「そうですね!じゃあ・・・」
月田のユニフォームの胸に「フルスロットル」の文字を重ねた。
不屈「フルスロットル!」
そこへ監督のサカキバラが来た。
不屈「監督」
サカキバラ「二人とも聞いてくれ。俺は今日を持って野球部の監督を下りることになった」
月田「どうしてですか!今から甲子園なのに・・・」
サカキバラ「甘えるな!この学校に来てから一度も授業をしてないことがPTAにバレたんだ・・・」
不屈「PTAに・・・」
月田「それは首ってこと・・・」
サカキバラ「皆まで言うな!甲子園、テレビで応援してるぞ。ふっ・・・」
サキカバラが去って行った。
不屈「監督!・・・・逆境だ・・・甲子園を目の前にして監督がいなくなるなんて!」
そこへ他の部員達が入ってきた。
新屋敷「キャプテン、話があるんだ・・・」
後藤「あの・・・皆で話し合って決めたんだ・・・」
不屈「何だ?何でも言ってみろ」
新屋敷「甲子園に行くときは全員が坊主頭にしなくちゃいけないって話だけど・・
やっぱり俺達坊主はいやなんだ!すまん!やめさせてくれ!!」
部員達「「「「「「「すいません!!」」」」」」」
不屈「何だと----!!」
部員達がワイシャツをはだけると、下に着ていたサッカー部のユニフォームが露わになった。
不屈「サッカー部に!?」
部員達がサッカーボール(古橋だけ何故かおが屑)を蹴りながら、部室から走り去っていった。
不屈「おいみんな!みんな----!」
「・・・・逆境だ・・・これが逆境だ-----!!」
最終更新:2019年12月31日 12:15