シンガポールから帰国した蘭たちは日本に到着。
空港に向かっていた。
小五郎「でもいいのか? あの強ぇ彼氏をまたアメリカに行かせちまって……」
園子「いいの、いいの! 真さんはやっぱどっかで戦ってないとね……」
阿笠博士と哀がロビーで迎えていた。
博士「おおっ、出てきたぞ」
哀「ねぇ、あれ何?」
蘭は新一に変装したキッドにくっついていた。
新一「おい、そんなにくっつくなよ…… 歩きづれぇだろ?」
蘭「ダーメ! もう絶対に離さないわ」
新一「えっ、そう?」
蘭「ずーっと待ってたんだから…… この時を」
新一「えっ?」
そこに中森警部率いる捜査2課が現れる。
中森「キッド、待ってたぞ!」
新一「へっ? マジ⁉︎」
蘭「あんたが新一じゃないことぐらい最初からわかってたんだから! 新一はね、お父さんのこと、おっちゃんなんて呼んだりしないのよ!」
キッド(えっ? だっていつもあいつ……)
コナン(そういや、蘭の前ではおっちゃんって言ったことねぇな……)
蘭「1度ならず2度も新一に化けるなんて許さない!」
中森「お嬢さん、その腕、絶対に離さないでくださいよ! 確保‼︎」
中森たちがキッドに飛びかかる。
すると煙幕が吹き出る。
中森「キッド! 捕まえろ‼︎」
蘭「絶対に離さないからね!」
中森「逃がすな‼︎」
コナン「博士……」
コナンは博士の後ろで着替える。
中森「いないぞ?」
キッドはすでに逃げており、蘭が掴んでいたのはマネキンの腕だった。
蘭「ああっ! もう、逃げられた!」
中森「クソォ! まだ近くにいるはずだ‼︎ 追え‼︎」
中森たちは外に出る。
蘭「はぁっ…… あっ、コナンくん!」
コナン「おかえりなさい、蘭姉ちゃん……」
蘭「ただいま! 寂しくなかった?」
コナン(バーロ。ずっと一緒にいたっつーの……)
最終更新:2020年01月13日 21:01