実況「さあ、先の‘悪魔の種子‘軍との対決で、見事アシュラマン&ボルトマンに勝利いたしました、キン肉万太郎&ケビンマスク、ザ・坊ちゃんズの凱旋スペシャルマッチが行われております!」
1号「ウフフ――――ン」
万太郎「ヌオオ!」
実況「女子超人デュオ、セクシーマシーン1号のパワーに万太郎たじたじだ――――――っ!」
1号「エイ~~~~~ッ!」
万太郎(すごいオッパイちゃん!)
実況「ブリッジで耐える万太郎に対し、その上から体重を乗せてプレッシャーをかけるセクシー1号」
ケビン「万太郎タッチだ、交代だ――――っ!」
万太郎「ヘンッ、やだもんね。こんな役得取られてたまるか。オッパイちゃんもっときて~~~~~^っ」
ケビン「やくとく・・・このスケベがわざと相手の攻撃を受けているなァ~~~~ッ」
セクシー1号の胸がコスチュームからこぼれ落ちた。
万太郎「ヒャワア~~~~ッ」
1号「キャアア――――ッ」
万太郎の股間が隆起し、セクシー1号を弾き飛ばした。
実況「あ――――っと、どうした。セクシー1号、突如万太郎のブリッジから落ちた――――っ!」
万太郎「おわっしまった!」
2号「さあ交替よ――――っ」
実況「あ――――っとセクシーマシーンズ1号から2号へとタッチした―――っ!」
「タッチを受けたセクシー2号、そのまま素早く最上段めがけ駆け上がる――――っ」
セクシーマシーンズ「「セクシーダイナマイト・ヒップアタック―――――ッ!」」
万太郎「ホンギャ―――――ッ」
セクシー2号はセクシー1号の両手を掴んで、そこから体を回転させ、
ヒップアタックを万太郎の顔面に炸裂させた。
実況「おお――――っとセクシーマシーンズ、ツープラトン攻撃だ―――――っ!」
セクシーマシーンズ「「セクシーダイナマイト・タックル―――――ッ!」」
セクシーマシーンズが万太郎に突っ込んでいく。
実況「セクシーマシーンズまた違うフォーメーションを見せる――――っ!」
万太郎「オッパイが4つも揺れとる~~~~っ、いらっしゃぁ~~~い」
ケビン「万太郎――――っ」
セクシーマシーンズの姿が変わり、そのタックルが万太郎を吹き飛ばした。
万太郎「おわぁ――――っ」
実況「あ――――っとツープラトンタックルで万太郎ふっと飛ばされる―――――っ」
万太郎「アワワワ~~~ッ、あ・・・相手がボインちゃんじゃなくなった~~~っ」
ケビン「何をやってるんだ―――っ万太郎――――っ!早くいかないか――――っ!」
そして、セクシーマシーンズの変わった相手とは・・・
万太郎「し・・・・しかも相手は父上とキッドのパパのテリーマンのザ・マシンガンズ~~~~ッ!し・・・しかもすんごく若い~~っ」
ケビン「何ワケのわからないことを言ってるんだ万太郎?最初からオレたちの相手はザ・マシンガンズじゃないか!」
万太郎「エ・・・エエ~~~?」
キン肉マン「ウオオ~~~ッ」
実況「さあ――――っキン肉マン、万太郎めがけて襲いかかる――――っ!」
実況「キン肉マンあっという間にマウントポジション――――ッ!そして万太郎の顔面めがけパンチのラッシュ―――――ッ!」
キン肉マン「そりゃそりゃそりゃ」
万太郎「ひェ~~~ッ痛い歌い~~~っ、な・・・なんで親が息子を殴るんだよ~~~~っ」
「な・・・なんでなんでなの?やめて父上やめて~~~っ」
ミート「Ⅱ世!Ⅱ世!」
万太郎「やめて~~~~っ父上~~~っ!」
河川敷で寝ていた万太郎がミートに起こされた。
万太郎「おわあ~~~~っ」
ミート「Ⅱ世――――っボクですよ!」
万太郎「なんだ~~~~っメガネ坊主かぁ~~~~っ、ヒャアア~~~~ッよかった~~~~夢で~~~~~っ、しかし怖い夢だった~~~~っ。お口直しにまたオッパイちゃんの夢見よ!」
ミート「いいかげんに目を覚ましなさい~~~~~っ!」
万太郎「おわああ~~~~~っ!」
ミート「・・・ったく~~~っ、デーモンシードのアシュラマン&ボルトマンとの闘いから何日経ったと思ってるですか――――っ!いくらあの試合で負傷したからって休み過ぎですよ!ごらんなさい、みんな次なる危機の到来に備えて早くも自主トレに励んでいるですよ!」
河川敷には4つのリングが置かれ、新世代超人たちがスパーリングをしていた。
バリアフリーマンがマウントパンチを撃っていたテリー・ザ・キッドを三角締めに捉えた。
ケビン「フハァ――――ッ」
スカーフェイスがケビンマスクのキックを受け止め、押し倒しアンクルホールドに固めた。
セイウチン「フンヌッ!」
ジェイドがセイウチンのキックをかわし、タックルする。
セイウチン「なんの~~~~っ」
セイウチンがジェイドの首を掴み、スリーパーホールドに捉えた。
セイウチン「ヌオア~~~~ッ」
万太郎「お――――っお――――っよくやるよ。こんないい天気にあんな汗まみれになって・・・でも特訓なんてしたってこないだの悪魔将軍復活みたいな危機はそうそうあるもんじゃないよ!」
ミート「Ⅱ世なんてことを!」
万太郎「ミート、誰のおかげでそんなデカい口を叩けると思ってるんだい?」
ミート「そ・・・それは・・・・」
万太郎「ボクがアシュラマンを倒してなかったらおまえは今ごろ悪魔将軍の頭になってたんだから」
ミート「う・・・う~~~っ」
万太郎「ああっもう3時だ、おやつの時間だ―――っ!」
ミートがずっこけた。
しかし、万太郎の指さした時計の針が凄い早さで回り出し、不快な音を出し始めた。
万太郎「おわあ~~~っ」
ミート「イイ~~~~ッ」
ジェイド「ウワッ」
キッド「あ・・・あれを・・・と・・時計の針が・・・!」
バリハフリーマン「おお―――っなんじゃ~~~~っ!?」
空に暗雲が立ちこめ、二人の超人、ライトニングとサンダーが現れた。
野球をしていた子供たちが戦き、ミートは万太郎を引き立てる。
ミート「Ⅱ世、そうそうあるもんじゃない危機が早くもきたようですよ!」
万太郎「ン・・・ンなアホなァ~~~~~ッ」
サンダー「ジョワジョワ~~~~これはこれは、新世代超人のお歴々・・・・勢ぞろいでトレーニング中のところお邪魔かな?」
ケビン「さてはてめえら、‘悪魔の種子‘の生き残りか!?」
ライトニング「なあ兄弟、オレたちが‘悪魔の種子‘だとと」
サンダー「ああ・・・あの悪行超人界では、実力がズゥ~~~~~ッと下のほうのやつらか~~~~~~~~~~っ」
バリアフリーマン「かかってこい~~~~~っ、すぐにワシらが相手してやる~~~~~っ!」
キッド「そうだ、こい!」
ライトニング「ジョワッ・・・おまえたちと闘うだと?オレたちはこれまでの悪行超人たちのような無駄で無計画なことはせん!」
サンダー「おまえたちと会うのもこれが最後となるだろう・・・今日は永遠の別れの挨拶にきたのさ」
万太郎「と・・・永遠の別れ?」
スカーフェイス「どういう意味だ!?」
ライトニング「冥土の土産に教えてやろう、オレたちは‘時間超人‘!」
ミート「時間超人!?」
サンダー「新世代超人どもよ、これで永遠におサラバだ!」
ライトニングとサンダーが頭に生えてた角を引き抜いた。
ライトニング「ウギャワアア~~~~~~ッ」
ライトニングとサンダーの角を引き抜いた穴から光が溢れ出した。
バリアフリーマン「ワッ!」
新世代超人だちが眩しがる中、万太郎はサングラスをかけた。
やがてライトニングとサンダーの穴から出た光線が交わり、空に穴を開けた。
ライトング「ジョワア――――ッ」
サンダー「ヌワ~~~~ッ」
ライトニングとサンダーが空の穴に飛び込み、
やがて穴は消え、二人が引き抜いた角が残された。
キッド「き・・・消えた!」
スカーフェイス「何者なんだ、あいつらは?」
ミート「わ・・・わかりません・・しかしこれだけは言えます。何かとんでもない史上最大級の危機が、この地球上に訪れようとしている・・・」
万太郎「や―――いや―――い、いっちまったいっちまった!」
万太郎は尻を叩いていた。
ライトニングとサンダーは謎の空間を進んでいた。
ライトニング「なぁ兄弟・・・そろそろオレたちの目的時間に着いたようだぜ・・・」
サンダー「ウウム、聞こえる聞こえる。闘いの時代を偲ばせる壮絶な息吹が~~~~っ」
ライトングとサンダーが辿り着いた先は、
1983年、宇宙超人タッグトーナメントが行われている最中のトーナメントマウンテンだった。
(続く)
最終更新:2020年05月18日 15:48