世界は
どうしようもなく壊れてしまった———
市街地で次々と爆発が起き、空からの光線がビルを破壊していった。
閣僚たち「まさか・・・たった一人の人間に・・・」
「同時多発テロ・・・」
「犠牲者は、20億人を超えた模様です!」
そして、街の真ん中に、巨大な塔が出現した。
閣僚「あの男から、通信入りました!」
出現した塔の外壁に、この破壊を引き起こした男、ジ・エンドが立っていた。
ジ・エンド「俺の名はジ・エンド、この世界を終わらせる者。
この破壊は、ほんの序章に過ぎない」
これからだ
ジ・エンド「真の崩壊が始まるのは。今から13日後、世界の全てが終わる。
無価値な命をそれ以降も垂れ流したいのなら、俺を止めてみろ。俺を、殺してみろ。待っていてやるぞ、この場所で」
閣僚たち「13日だと・・・」
「世界が・・・終わってしまう」
「急いで、部隊を編成しろ!」
「何としてもあの男を止めなくては!」
「各国から精鋭を募り、あの場所に突入を!」
派遣された部隊がヘリで塔に向かっていたが、塔から放たれた光線でヘリが撃ち落とされた。
閣僚たち「事態は急を要する!」
「部隊には彼らを組み入れましょう!」
「人を超えた力を持つ、彼らなら!」
世界は 彼らに託された
最終更新:2020年05月30日 06:05