美しい宝石の国、クリスタリア。 平和で幸せで、全てがキラキラ輝いていました。 そう、この時までは……
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ヨドン軍がクリスタリアを襲撃し始める。
クランチュラ「はっはっは!」
マブシーナ「お父様! お父様、どうしてこんなことに…… ヨドン軍はなぜ我が国への秘密通路を知っていたのですか?」
オラディン「わからん…… だがよく聞け、マブシーナ。私にもしものことがあったら、お前は我が友のいる地球へいけ!」
マブシーナ「地球?」
オラディン「奴らが次に狙うのは美しい星、地球だ…… マブシーナ、お前は輝く戦士たちを見つけ、共に戦うのだ!」
マブシーナ「戦う? わたくしが?」
城が揺れる。
オラディオン王はマブシーナをかばう。
オラディン「隠れていろ……」
クランチュラたちが扉を破って入ってくる。
クランチュラ「美しいものは忌々しい…… クリスタリアの王、オラディンよ。貴様らの輝きなど、全て汚し尽くして闇に塗り替えてやる…… ヨドン皇帝のためにな」
オラディン「たとえ私1人になろうと、この国は守る!」
クランチュラ「やれ!」
オラディン王がベチャットに立ち向かっていく。
クランチュラ「行け、やっちゃえ!」
オラディン王がベチャットを一掃。
続いてクランチュラに挑む。
とどめを刺そうとしたその瞬間、謎の砲撃で吹き飛んでしまう。
オラディン「何!?」
マブシーナ「ああっ……」
それを繰り出したのはオラディン王の弟、ガルザだった。
オラディン「ガルザ!」
ガルザ「このクリスタリアはヨドン様のものだ兄上……」
オラディン「そうか…… 何もかもお前が手引きしたのか」
ガルザがオラディン王に斬りかかる。
ベチャットも一斉にオラディン王に襲いかかる。
マブシーナはただそれを見て辛そうにしていた。
ガルザ「クリスタリアは落ちた……」
ベチャットたちがオラディン王を連れていく。
ガルザも部屋を去っていく。
マブシーナが出てくる。
マブシーナ「戦うなんて、私には無理」
すると王の椅子が光り出した。
そこには5色の椅子が埋め込まれていた。
マブシーナ「クリスタリアの秘宝、キラメイストーン…… あなたたちも、私に地球に行けというの?」
最終更新:2020年09月23日 04:48