映画のタイトルが表示された後、 真上から見たアメリカニューヨークの街が映ると同時に外国語の言葉が鳴り響く。
変わってホテルで男性が浴室で手入れをし、再びニューヨークの街並みが映り、それぞれの場面が交互に映るとともに朝日が昇る。
ホテルの客室では客となる男性らが何らかの祈りをし、客である男性1人がナイフをズボンにしまった後、一緒にいた同じ客室の客に抱きつく。
変わって客室にいた男性らは廊下に出て、次にニューアーク空港近くの高速道路を中心とした街並みが映る。
ホテルにいた男性が車から降りる。
変わってニューアーク空港管制塔内。
オペレーター「アメリカ1493管制塔050の644。2番航路に進め」
変わってバージニア州ハーンドン航空局指令センター。
ベン・スライニーがやってくるとオペレーターが挨拶として呼びかけてくる。
オペレーター「おはよう」
ベン「どうもありがとう。おはよう×2。みんな目が覚めてるな。ジョン、元気かね?」
ジョン「スライニーおはよう。彼らは?」
ベン「あー知ってるよ。元気かい」
オペレーター「どうも、よろしく」
ベン「ああ、夜勤はどうだった?」
ジョン「大変でした」
ベン「ああ、そうか」
ジョン「この後は任せる。では8時半に」
ベン「ありがとうジョン」
ジョン「後でな」
オペレーター「では、始めます」
ベン「ああ」
オペレーター「南西部に気象の変化が見られます。サンフランシスコ上空ですが…特に大きな問題はないものと思われます。これは東が移動したので今は天気が回復しています」
ベン「東海岸の天気は大丈夫だな?」
オペレーター「ええ」
ベン「西に霧が出るのは何時頃だね?」
オペレーター「午後の早い時間でしょ」
ベン「そうか、結構」
ジョン「大統領がタウンを発ちアンドリュー基地に向かっています。10時半まで飛行規制が敷かれます。午前中のニューヨーク上空は飛行規制となります」
ベン「大統領がいつも混み合う時間に飛びたがる」
ジョン「どうも」
ベン「ありがとう、それじゃあ」
ベンはジョンらの元を離れる。
最終更新:2020年12月26日 18:41