ユナイテッド93便がアラビア系テロリストにハイジャックされた中、乗客・航空スタッフらはそれを止めようと様子を伺っていた。
一方で隠れていた他の客はテロリスト抑え込もうと話していた。
客ら「声が大きいはもっと小さくして」
「おい!おい!」
「私が先に行く、すぐにあとを続け」
「聞いてる、でも誰が操縦してるんだ?」
「首を狙うんだ」
「操縦できるらしい」
キャビンアテンダント「操縦できるって」
客ら「操縦席にパイロットがいるみたいよ」「誰だ?」
「パイロット、ほんとか?」
キャビンアテンダント「そこの人よ3列の右の前」
客ら「3列前の人だ」「OK、分かった」
客はパイロット代わりとなる男性に話す。
客ら「パイロットだって?」「ああ」
操縦候補の客「わたくしは飛ばせないが…」
客「この飛行機を飛ばせるって」
操縦候補の客「できるかわからないがやってみるよ…それで良い。操縦を君に任せる」
一方でチャクラは操縦室の扉を開けようとしていた。
客「早くしろ!」
操縦候補の客「君をコクピットに入れるから私たちも後に入れれば着陸できると思うが…地上と更新しないと」
元管制官の客「私が行く。私は8年間、管制官をやっていた」
客「本当か?」
テロリスト「何してる?」
操縦候補の客「コックピットにいったら犯人を抑えてくれよ。高度が低すぎるから操縦を邪魔されたら激突する恐れがある。いいな犯人たちを頼むぞ」
一方でキッチンにいた客らは何かをしようとしていた。
客ら「何をしている?」「よくわからないけどパイロットと相談してるわ」
席にいた客「みんなでやるんだ。自力で何とかしないと誰も助けてくれない。僕が後ろから行く。犯人は見てない行け!」
リーダーとなる客は進む中アテンダントから熱湯が入った容器を渡す。
アテンダント「熱湯よ気をつけて」
客「犯人は誰なんだ?」
一方で席に座っていた女性は家族と電話していた。
女性客「ママ、私よ。ママ、今乗ってる飛行機ハイジャックされたの。それで最後にママに言いたかったの。愛してるって…さようなら…隣の親切な人が携帯貸してくれた。電話しなさいって」
電話をしている男性客「もし生きて帰れなかったら。僕の家族に電話してくれないか?。…ありがとう。、まぁ、ただ愛してると。妻と子供に愛してると…」
一方でラウンジではアテンダントが武器としてホットナイフを渡す。
アテンダント「ホットナイフを前にまわして早く」
客「パイロットは誰なんだ?」
電話して女性客「ウィル…ウィル…私よ。飛行機がハイジャックされたの。聞いて今何人かの男の人が犯人から飛行機を取り返そうとしている。お食事に帰れたら約束する。明日にでも仕事を辞めるわ、やめる…それから子供達に愛してるって伝えて…」
そんな中、金髪の男性客がパニックを起こす。
金髪の男性客「死にたくない!助けて!助けてくれ!やめろ!死ぬのはやだ!死にたくない!」
他の客「静かにしろ!」
金髪の男性客「やめろ!離せ!死にたくない!」
他の客「落ち着け!」
電話をしてる客ら「みんなをあがめられますように…」
「良い日をあらんことを…」「私たちの罪が赦されますように…」
同様にテロリストらは祈りの言葉を言う。
電話をしてる客ら「家に帰りたい…あなたのそばに行きたい」「コックピットに突入して飛行機を取り返す。いや大丈夫だ」
客を見張っていたテロリストの一人は他の仲間に呼びかける。
客ら「私も愛してる」「みんなそろそろ行こう。何を待ってる?ぐずぐずしないで早く行こう」
「下手な真似はしない方がいい…」
「これしかない。これしかないんだ」
「行こう!」
一方で操縦席にいたテロリストは飛行機を操縦し、客を押さえ込んでいたテロリストは威嚇の声を上げた後、後ろを向いて、その隙に客らは一斉に動き出す。
客「行くぞ!」
「爆弾を取れ!爆弾だ!」
客を押さえ込んでいたテロリスト抑える中、頭にバンダナを巻いていたテロリストはその様子を見て、 操縦していたテロリスト二人にそのこともドアで叩いて伝える。
客らはテロリストと格闘した末に爆弾を奪う。
客「よし、とったぞ!偽物だ!。取ったぞ!やっぱり偽物だ!この爆弾は偽物だ!偽物だ!」
眼鏡をかけているテロリストは作戦失敗したのか飛行機を全速力で動かし、客はその弾みで雪崩て倒れこむ。
客「前に進め!」
客らがテロリストらと格闘の末にそのテロリスト押さえ込む。
客「ナイフを取れ!取るんだ!」
「パイロットは?パイロットはこっち!
「しっかり、立って、あなたが頼りなの!」
客がテロリスト押さえ込んでいた中、他の客はカートで操縦室の扉を壊そうとする。
客「カートをこっちへ突き破れ!」
「もう少しだ!」
「開いたぞ!やった!」
操縦席にいたテロリスト二人は扉を壊されて逃げ場はないと悟り、飛行機を急降下しようとする中で客はそれを止めようとする。
客「上昇しなきゃまずい!そいつをどかせ!」
操縦席でテロリストと客との格闘戦の末にユナイテッド93便は墜落する。
この日ハイジャックされた4機のうち、ユナイテッド93便が目標に到達しなかった。
93便は午前10時3分、ペンシルバニア州シャンクスビルに銀行に墜落。
生存者はいなかった。
軍にユナイテッド93便がハイジャックされたと報告が入ったのは墜落後、
4分後のことだった。 墜落現場から最も近い戦闘機の距離は160キロだった。
午前10時18分、大統領はハイジャック機への攻撃を承認した。
間違えた機を撃墜することを恐れた軍の司令官は攻撃命令をパイロットに下さなかった。
午後12時6分にはアメリカ上空を飛んでいた民間機は全て強制着陸させられた。
前例のない大規模な防空体制のため、アメリカの空域は安全が確認されるまで、
封鎖されることとなった。
この映画を2001年9月11日に命を落とした全ての人の思い出に捧げる。
最後は吹替ナレーションがそう語ったところ終わる。
最終更新:2020年12月26日 18:41