SDガンダムジージェネレーションポータブル(ポケットの中の戦争編)のオープニング

宇宙世紀0079年

後に一年戦争と呼ばれる
ジオン公国軍と地球連邦軍の戦いが終わりを迎えようとしていた頃・・・・・・・・。

極寒の地北極において、ある作戦が行われようとしていた。

RX―78―NT1アレックス。
連邦軍がニュータイプ専用機として開発していた新型モビルス―ツ
通称「出来損ない」
この機体の存在は現状劣勢に立たされていたジオン軍にとって大きな脅威である。
早くからニュ―タイプを実戦へと投入し戦果を上げてきたジオン軍。
ニュ―タイプの力を知るだけにこの連邦の新型機は何としても排除せねばならない。

新型機の情報を入手したジオン軍は特殊部隊サイクロプス隊を北極オ―ガスタ基地に派遣。
いまだ未完成のこの新型機を奪取しようとする・・・・・・・・。

ムービー「オーガスタ強襲」
水陸両用モビルスーツMSM-03Cハイゴッグが凍った海から飛び出し、オーガスタ基地の施設をミサイルで攻撃する。
着地したハイゴッグをRGM-79D寒冷地仕様ジムがライフルで撃つも
装甲に傷が付いた程度で、ビームガンの反撃でマシンガンを持つ右腕が半壊、その拍子に自身のコックピットを撃ってしまう。
倒れるジム。
もう2体ジムが出てきて、ハイゴッグを狙うも
ハイゴッグは地面を滑走してジムとの距離をつめ、
至近距離から、ジムのコックピットをビームガンで撃ち抜く。
もう1体のジムはマシンガンを撃つも、
ハイゴッグは倒したジムを盾にして防ぎ、ビームガンを向ける。
ジムは逃げようとしたが、その眼前にもう一体のハイゴッグが現れ、
ビームガンの連射でコックピットを撃ち抜かれる。
ジムを投げ捨てたハイゴッグのモノアイが赤く輝く。

サイクロプス隊の猛攻によりオ―ガスタ基地は壊滅。

しかし肝心の新型機は連邦軍によって宇宙へと打ち上げられてしまう・・・・・・・・。

新型機の強奪失敗から数ヵ月後・・・・・・・・・。
サイクロプス隊は新型機の行方を追って
コロニ―のサイド6へと潜入。
ジオン軍の新型モビルス―ツ
ケンプファ―と共に「出来損ない」が
隠されている基地を襲撃する。

もはや戦いの気運は連邦軍にあり
ジオン軍の敗北は必至であったこの時期。
この作戦はジオン軍の悪あがきであったかもしれない。
だが、戦いに参加する兵士にとってそのようなことは関係が無い。
ただ、戦争という現実があるのみである。
兵士たちにとっての現実。
それは一年戦争という大きな歴史の中では
取るに足らぬほどの些細な戦いでしかない。

ポケットの中の戦争は間もなく
始まろうとしていた・・・・・・・・・

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最終更新:2016年05月09日 09:25