ナダの活躍によってマイコマイナソーは消え去った。
しかし、クレオンがまたマイコからマイナソーを作り出そうとしていた。
クレオン「またマイナソーを生むんだ!」
カナロがクレオンを蹴り飛ばす。
クレオン「いてぇ……」
カナロ「お前の好きにはさせん……」
クレオン「覚えてろよ!」
クレオンが逃げる。
カナロ「大丈夫ですか? あなたのために汲んできました。富士山の湧き水です……」
マイコ「ありがとう……」
マイコはカナロからもらった水を飲む。
マイコ「美味しい……」
カナロ「笑顔も素敵だ。よかったら、俺と一緒に……」
マイコ「ぜひお礼をさせてください!」
カナロ「喜んで」
カナロが初期メンバーの元にやってくる。
アスナ「カナロ、マイコさんとはうまくいきそう?」
カナロは何かを差し出す。
アスナ「えっ? 読めないんだけど、読んで」
ナダ「卓球場の閉店特別企画。10名様まで無料…… ええもん持っとるやないか」
カナロ「マイコは卓球場をおしゃれなカフェに作り変えたいそうだ。しかし、親が反対してずっとできなかったらしい……」
トワ「それで『変われない』なのか……」
ナダ「閉店特別企画っちゅうことは、あのお姉ちゃん、カフェできるようになったんか?」
カナロ「……」
コウ「じゃあさ、みんなで卓球しに行こうよ」
アスナ「いいね。やろう、やろう‼︎」
するとバンバがアスナを引っ張る。
アスナ「つか何?」
バンバ「俺は手加減はできんぞ……」
アスナ「はぁっ?」
トワ「兄さん、これ遊びだから……」
バンバ「そうなのか?」
アスナ「そうだよ!」
アスナが思い切りバンバの肩を叩く。
コウ「そうだ。ういとういのお父さんも誘おうよ」
アスナ「わかった。私、声かけてくる……」
メルト「ティラミーゴには見つかるなよ。あいつがいると卓球じゃなくなるからな……」
アスナ「わかってるよ…… ほら、みんな行こう」
トワ「行こう!」
アスナ「カナロも元気出して」
コウ「おいメルト、ティラミーゴのこと、悪く言ってんじゃねぇぞ」
ナダ「ほんま、俺も負けてられんわ……」
これは、俺がバンバから聞いたあの日の物語だ。 最高の仲間と過ごした日々は、俺の、俺たちの最高の宝物だ…… |
最終更新:2021年08月28日 15:25