ケビン「ムーガー共も覚悟しろ!ハイドロボウ!」
ミア「スカイファン!」
ケビンとミアが敵を倒す訓練を終える。
変わってマイクとエミリーはスケボーとローラースケートで街中を縦横無尽に動き回る。
マイク「どうだ!」
エミリー「危ない!」
エミリーの呼びかけによりマイクは即座に手すりをつかんで衝突を回避するがロープウェイのように下に滑り始めるも転落を回避する。
マイク「予定通りだ…」
エミリー「マイク、こっちよ!」
シバハウス。
外でジェイデンがスピンソードを使った修行をしていた中、サムライザーの着信音に気づき電話に出る。
ジェイデン「すぐに行く」
ケビン、マイク、エミリー、ミアの4人は溢れた三途の川を見る。
エミリー「こんなこと信じられない」
エミリーがそう言った後、ジェイデンもやってくる。
ケビン「ジェイデン」
ジェイデン「どうなんだ?」
ケビン「とにかく…見てみてくれ」
ジェイデン「こいつはまずいな…」
ジェイデンは道路の脇にあった小枝を三途の川に触れさせると、小枝が燃え始める。
PR一同「三途の川の水だ。」「それって…かなりまずいな…」「だけどこういうのって前にもあったわ」
「そうだな…でもこの量は危険すぎる」「エアロックが三途の川に戻ってこなくても水切れから回復できるっていうことだ」
「みんなこっちに来て!」
ミアの呼びかけで、三途の川を見ていた4人は振り返り駆けつけると彼女がいた方向にも三途の川が溢れていた。
PR一同「嘘だろ…」「メンターがいっていた…こんな風に水が染み出すのはエアロックが強くなったサインだって…」
「最悪…あれ足跡よ!」
ミアが指さした方向にモンスターらしき足跡があった。
変わって森林内ではアラクニターがさまよっていた。
三途の川。
ドレッド「薬だ!早くしろ!全然効かねえぞ!ダユウのけがれ音楽がないっていうのに!地球を水浸しにするまで収まらんのか!」
オクトロ「ありゃまあ、いいニュースだよ。アラクニターがまだ人間界で生きていた」
ドレッド「アラクニター?あの裏切り者めが!冥界から追放してやったんだ!やつが生きてるのはどこがいいニュースだ」
オクトロー「アラクニターは生き延びて変身したでしょ?獰猛な獣のように駆け回ってるよ」
ドレッド「人間ども思いっきり怖がらせられるか…パワーはもうすでに人間界に達しているしな…」
オクトロー「その通り」
ドレッド「水溜りを海にするチャンスか…」
SR一同は街中を捜索する。
SR一同「足跡の主を突き止めよう」「間違いなくエアロックの足跡だ」「でもギャップセンサーが鳴ってない」
「隙間を通ってないんだ。こっちの世界にいたんだろう…」「きっとあの水で体が乾かないようにしてたんだ」
バルクとスパイクは購入したデジタルカメラを持って街中を歩く。
スパイク「おじさんこれ難しい」
バルク「平気だってこれが使えもしない、ありえないものと思うか?。こいつでサムライパワーレンジャーの戦いとそして俺たちの侍への道を記録していくんだ」
アントニオは港付近で釣りをしていた。
アントニオ「悪いね取り込み中…大物がかかってるんだ」
アントニオの肩を叩いたメンター・ジイはブラックボックスを見せる。
アントニオ「メンター、何か問題?」
メンター「ジェイデンが呼んでいる。大変な事態だブラックボックスのプログラムを一刻も早く頼む」
アントニオ「すぐ使えるようにするよ」
シバハウス。
アントニオはサムライモーファーでブラックボックスにシンボルパワーを注ぎ込む。
アントニオ「ダメか…絶対やれる…」
一方でアラクニターは田舎町に近づく、ゴールドを除くSR一同は行方を追っていた。
SR一同「見失ったか?」「こっちだ」「流石だ」
「ああ、足跡はとっくになくなってるのに」「森は俺の庭さ。逃がすもんか」
SR一同が森に出て住宅街にたどり着くと同時に住民の悲鳴が上がる。
住民「逃げろー!」
ジェイデン「いたぞ!あいつだ!。そこまでだエアロック!」
変身したサムライレンジャーが駆けつける。
SR5人「ねえあのナイロックって…」「前に戦ったやつだわ!」「ああ、今度はとどめを刺してやる!」
サムライレンジャーがアラクニターと戦う中でバルクとスパイクはデジタルカメラでその様子を撮影する。
戦いの中でアラクニターはサムライレンジャーを追い詰めた後撤退する。
SR5人「もうあいつめちゃめちゃ強いわ…」「確かあいつって…変形したんだ」「暴れまくってるし全然水切れを起こさなかったわ」
「他にも川の水が溜まっている場所もあるのか?」「どうすればいいの?犠牲者が出る前にあいつを見つけなきゃ…」「とにかく探すしかない」
スパイク「さっすが、おじさん!全部録画した?」
バルク「もうバッチリさ。後はこいつをじっくり見て、侍の研究を見りゃすぐにレンジャーたちみたいにモンスターと戦えるぞ」
スパイク「ねえところでこれって何?」
バルク「メモリーカードだよ。これをカメラに入れて記録するんだけど…うそ!」
メモリーカード入れ忘れたことにスパイクは笑う。
シバハウス。
戻ってきたサムライレンジャー5人の一同はマップを見ていた。
一同「三途の川が増えている場所がこんなにあるのか…ザンドレッドはこの世界を鎮めようとしているんだ…」
「こっちもチームとしてパワーアップしなきゃ」「待ち伏せされたことはあったけどな…それを今度はこっちが…やり返す」
「どうやって?」「水に入るところを攻撃する」
一方でアントニオはブラックボックスにシンボルパワーを注ぎ続けるも失敗する。
ジェイデンとケビンは三途の川が溢れている現場に到着する。
ジェイデン「多分ここだ…やつが来たら不意打ちを食らわす」
ジェイデンがそういう中、オクトローが5人の様子を伺っていた。
オクトロー「ここで待ち伏せすべきじゃろうがな…驚くべきはそっちじゃぞ」
オクトローは壁に何かを貼り付ける。
オクトロ「この札の前を通ったら変身パワーが使えなくなるんじゃからな」
サムライレンジャー5人は様子を伺い続けていた。
ジェイデン「現れないな…」
ケビン「ここじゃないとか?」
ジェイデン「地図を見ると、ここしか考えられない…ただこの場所だと水溜りじゃないかも…」
ケビン「それだよ!ここ広いから他にもあるかも!」
2人は別の場所へ移動する中、ジェイデンはアラクニターがいることに気づく。
ジェイデン「みんなを呼べ」
ジェイデンがそう言った後、ケビンは別行動していたマイク、エミリー、ミアと連絡する。
ミア「はい、分かった!すぐ行く!。エアロックを見つけた!行くわよ!」
ジェイデンとケビンはアラクニターに近づく。
オクトロ「ムーガー達よ!」
アラクニターの付近にムーガーが集まる。
ジェイデン「ケビン…厳しい戦いになるぞ…」
ケビン「大丈夫。援護する!」
2人は顔を出した中、残りの3人も合流する。
エミリー「私たちもいるわ」
SR一同「「「「「サムライレンジャー!ゴーゴーサムライ!」」」」」
サムライレンジャー5人はサムライザーで変身しようとするが何も起きない。
SR一同「なんで?」「こんなこと始めてだ」「何か邪魔する力が働いている。僕たちの変身パワーを邪魔する何かを突き止めなきゃ…あれだ!あの封印のせいだ!」
ケビンが指さした方向に赤い札のようなものがあることに気づく。
ジェイデン「ケビンと俺で封印を壊す。みんな…気をつけろ!三途の川の水は危険だからな!」
ジェイデンとケビンはムーガーと戦いながら札が貼り付けられているところへ向かう。
シバハウスでアントニオがブラックボックスにシンボルパワーを注ぎ込み続ける。
アントニオ「今度こそ…頼むぞ!仲間が待ってるんだ」
シンボルパワーが注がれたブラックボックスは宙に浮き続けた、アントニオはそれを手に取った後、外に出てメンターに見せる。
アントニオ「やったよ!」
メンター「急げ!」
アントニオ「ああ!」
サムライレンジャー達は生身でムーガーと戦い続ける中、ジェイデントとケビンは札を破壊する。
サムライレンジャーらが変身可能になった中。
SR一同「どいて!パワーが戻った」「さあ反撃開始だ!」「お返しするわよ!」
サムライレンジャーはアラクニターに立ち向かうも攻撃が通用しない。
グリーン「こいつやっぱり強くなってる!」
サムライレンジャー4人はアラクニターの攻撃の返り討ちに合う。
SR一同「こいつ…強すぎる!」「これ…マジでやばいよ!」
戦っていたレッドも合流する。
レッド「しっかりしろ!最後まで諦めるな!」
ゴールドレンジャーが5人の元へ駆けつける。
ゴールド「みんな!やったぞ!」
レッド「アントニオ…」
ゴールド「ゴールドもいいけどこのブラック最高だぜ!。ついに完成した!」
レッド「早速試してみよう!」
レッドはブラックボックスにディスクを挿入する。
レッド「スーパーサムライモード!」
レッドはスーパーサムライレンジャーに変身する。
ゴールド「これで勝負はあったな!全てのディスクを合わせて誕生したのが…このスーパーサムライだ!。このパワーは想像以上のものだぞ!怖いか?ビビっただろう!お前なんかぺしゃんこにしてやるぜ!」
ゴールドがそういう中でレッドはスピンソードを手にしブラックボックスを装備する。
レッド「エアロック。スーパーサムライのパワーを見せてやる!」
レッドはムーガーの集団を翻弄する。
レッド「すごいパワーだ…一気に片付けてやる!。これで終わりだ!」
レッドは回転切りでムーガーを一気に倒す。
オクトロ「あれまあ!向こうもパワーアップしおった!」
レッドはアラクニターと一騎打ちする。
レッド「その程度か?」
レッドはブラックボックスにライオンディスクを装填する。
レッド「ライオンディスク!。スーパーブレイジングストライク!」
レッドの必殺技を受けたアラクニターは爆発する。
ブルー「スーパーサムライモードすごいな!」
レッド「気を抜くな巨大化するぞ!」
オクトロ「あれまあ、援軍を呼んでやるからスーパーレッドを倒すのじゃ!スピットファンクとムービーどもよいでよ!そんじゃお先に!」
オクトローは隙間を通じて冥界へと戻る。
アラクニターが巨大化した中、スピットファンクとムーガーも現れる。
レッド「よし!スーパーメガモードだ!メガモードパワー!」
レッドはライオンフォールディングメガゾードに登場する。
レッド「このバトルスーツいい感じだ!こいつは楽しみだ!」
4人「ドラゴンフォールディングゾード!」「ベアフォールディングゾード!」「エイプフォールディングゾード!」「タートルフォールディングゾード!」
続いて4人もメガゾードを召喚し搭乗する。
SR5人「「「「「メガモードパワー!ゾード合体!サムライメガゾード!合体完了!」」」」」
他の4人もメガゾード内へ搭乗する。
SR一同「見ろよ!スーツもパワーアップだ!」「素敵!」「ほんと!それ強そうだ!」
レッド「ありがとう!」
ゴールド「さて仲間をそろそろ呼んでやらないとな…クローゾード!来い!メガモードパワー!」
ゴールドもクローゾードを召喚し、搭乗する。
ゴールド「OK!クローゾード!暴れまくるぞ!ゴールドパワー!クローゾード変形!クローバトルゾードイースト!」
クローゾードはバトルモード・イーストへ変形する。
ゴールド「おい!ジェイデン!そこでそのブラックボックスを使ってみろよ!」
レッド「やってみよう!」
レッドはサムライメガブレイドにブラックボックスを装着後、ディスクを装填する。
レッド「スーパーサムライコンビネーション!」
サムライメガソードとクローゾード(バトルモード)が合体してクローアーマー・メガゾードになる。
サムライレンジャー一同「「「「「「クローアーマーメガゾード合体完了!」」」」」」
「ファンタスティック!メンターの言っていた通り全てのパワーを合体できるんだ!すごすぎ!だよな!」
「お前のおかげだよ」「来るわよ!」「行くぞ!」
クローアーマー・メガゾードはムーガーの集団と戦う。
レッド「ダブルカタナストライク!」
ダブルカタナストライクでムーガーの集団を一掃し倒した中、スピットファング2体の攻撃を受ける。
サムライレンジャー一同「なあ、次くらったらちょっとまずいんじゃないの?」「じゃあ手を借りようか!何本もあるぞ!こいつにはね!オクトゾード来い!」
「よし!オクトゾードと合体だ!」
ゴールドはサムライモーファーを取り出しオクトゾードを召喚し、レッド、ブルー、グリーンはビートル、ソードフィッシュ、タイガーのゾード3体を召喚する。
3人「タイガーソード!」「ビートルゾード!」「ソードフィッシュゾード!」
サムライレンジャー一同「「「「「「ゾード合体!」」」」」」
ビートル、ソードフィッシュ、タイガー、オクトのゾード4体が合体してサムライバトルキャノンになる。
サムライレンジャー一同「スーパーサムライ砲完成!」「すごい大きさね!」「ああ、だけどこの後は?」
「俺を信じろ!てか、自分たちを信じろって!」「シンボルパワーを消費する。一発しか打てないぞ!」「一発か…」
「それで十分よ!」「合図を出す力を合わせるんだ!」
クローアーマー・メガゾードは必殺技を放つ体勢に入る。
レッド「ターゲット!ロックオン!。よし今だ!ゾード発射!」
クローアーマー・メガゾードを通じてサムライバトルキャノンから放たれた必殺技でアラクニターとスピットファング2体を倒す。
サムライレンジャー一同「倒した!」「ブラックボックスのおかげだ!」「ああ、サムライレンジャー勝利は我らの手に!」
戦いに巻き込まれたのか、バルクとスパイクは瓦礫から出てくる。
バルク「もしかしてレンジャーたちにひっついて戦いを録画バカな考えだったのかな…」
スパイク「なんて?」
バルク「だからレンジャーたちの戦いを録画しようと…」
バルクがデジカメを取り出すと、戦いの影響かそのデジカメは壊れ、その様子にスパイクは笑う。
エミリー「シンボルパワー・ロック!」
エミリーはロックのシンボルパワーで三途の川が深くなってる場所を封じ込める。
サムライレンジャー一同「さすがね」「バッチリ!」「ありがとう!もうパワー残ってないかもと思ったけど…」
「全部塞いだな」「とりあえずだ…」「なんだよ勝ったんだから喜ぼうぜ!」「そうね…でもエアロックは次の手を打ってくるわ」
「こっちだって…もっと強くなれる。アントニオもいるし…」「そうだよな。絶対ザンドレッドを倒そう!」
アントニオとマイクはグータッチする。
ジェイデン「パワーアップし続けなければ。全員が…スーパーサムライだ!」
ジェイデンがそう言った後、全員が手を重ねる。
サムライレンジャー一同「「「「「「パワー集結!サムライフォーエバー!」」」」」」
最終更新:2024年08月17日 17:11