キュートランスフォーマー さらなる人気者への道の第1話

第1話「新しいファン層獲得への道」

今日のキュートランスフォーマーは幕張新都心から物語を始めよう。

箱に自分達3人の玩具が入っていた。

オプティマス「どうだ!バンブルビーとロックダウンもいい出来だろ?」

バンブルビー「あっ!やっと出たんですね!嬉しいなあ!」

ロックダウン「あーっ、なんだよこれ?」

オプティマス「なんだよはないだろ、やっと我々をモチーフにしたデザインの玩具の販売が決定したというのに」

バンブルビー「今までのはリアルに超怖かったというのにですね」

ロックダウン「いや、今更かよ!ていうか、今までアニメと玩具でデザインが違ったんだよ!?」

オプティマス「う~ん…、それは大人の事情っていうやつだな」

ロックダウン「は~っ?」

オプティマス「ロックダウン!これは非常にデリケートな話なので察してくれ」

バンブルビー「権利問題が国を跨いじゃうから、なかなかややこしいんだよ」

ロックダウン「いや、そうじゃなくて、どうせアニメやることをわかってたんだったら、最初からアニメ版のデザインにしときゃいいんだろ」

バンブルビー「それは…なんでですかね、司令?」

オプティマス「まあ、そこは誰も、こんな5分のミニマニュアルの反則アニメがボチボチ評判になるなんて、思っていなかったって言うことだろうな」

ロックダウン「正直すぎか!」

バンブルビー「でも、アニメ版の玩具を作ってもらえたっていうのは、それだけこのキュートランスフォーマーのアニメが評価されたって事ですね」

オプティマス「そういうことだ、なんとトランスフォーマーシリーズとしては異例な事に、玩具の購入者割合で女性が4割超えたそうだぞ」

オプティマスは購入者のグラフを紹介する。

バンブルビー「すごいじゃないですか、司令!ちゃんと新規ファンの開拓に成功したって事ですね!」

ロックダウン「って、いや。ってことはまた損なげな人にデザインの玩具を買わせて、不幸にしたって事じゃないか!」

オプティマス「おいおい、ロックダウン、積荷とネガティブじゃないか!」

ロックダウン「はぁー?」

バンブルビー「そのおかげでこうして玩具が販売されることになったから、結果オーライでしょ!」

オプティマス「そうこれは必要な犠牲…」

ロックダウン「だったのだじゃねーよ!」

ロックダウンは怒る。

ロックダウン「お前らがポジティブ、下げんだろ!勝手に遠い目で犠牲とか言ってくれてんじゃねえー!」

バンブルビー「しかも、またキュートランスフォーマーシリーズがいくつか発売されることになったんですよね」

バンブルビーは他の3体のトランスフォーマー*1を紹介する。

オプティマス「そうなんだ!そこでまた新規開拓の業績を評価されたわれわれのPR活動が必要になったというわけだ」

オプティマスは今までの出来事を回想する。

バンブルビー「予算は殻抜けになっちゃったたみたいですけどね」

バンブルビーはそれぞれの作品の売り上げをグラフを紹介する。

ロックダウン「たいして評価されてねえじゃねえか!って、何やればいいんだよ、またコンボイの謎談義か?」

オプティマス「いやロックダウン、あんなクソゲーの事は忘れてくれ!」

ロックダウン「はぁぁぁぁっ!?」

バンブルビー「やっぱり僕らに求められているのは、この勢いに乗って更に新しいファン層を獲得する事ですからね」

オプティマス「その通りだ。あんなものは所詮、謎ボイのコンだ」

ロックダウン「すっげえ、開きっ直りっぽいだな。」

オプティマス「というわけ、今回は更に新しいファン層を獲得する方法について、考えてみようじゃないか」

バンブルビー「司令ないですか?」

オプティマス「ん…ん、そうだな…、う~ん…、水戸黄門にすんだ。」

バンブルビー、ロックダウン「うーん」「ふん」

オプティマス「あのマイスターがトランスフォーマーのロボットアニメ界の水戸黄門と言っていただろ」

オプティマスの吹き出しからマイスターが水戸黄門の事を解説した事が浮かび上がる。

オプティマス「だから、本当に水戸黄門にしてしまうとか、君たちはバンさんとロクさん」

時代劇の衣装を着てるバンブルビーとロックダウンが浮かび上がる。

バンブルビーとロックダウンは笑う。

バンブルビー「ロクさん、バンさん、バンさん、ロクさんそれっぽいですね」

オプティマス「いそうだろ?いそうだろ?。私の名前を考えてもらえないか?私はなんだろ?」

バンブルビー「水戸黄門」

水戸黄門の衣装を着たオプティマスが浮かび上がるとバンブルビーは笑うとロックダウンは咄嗟に名前を思い付く。

ロックダウン「ミトコン様」

バンブルビー「ミトコン様」

オプティマス「ミトコン様、いいな。」

バンブルビー「越後 ちりめん問屋、ミトコン様」

オプティマス「いいな」

ロックダウン「うん」

オプティマス「あ、女忍者、入浴シーンもある、今までの我々にないお色気シーンを加え・れば」

アーシーの入浴シーンが浮かび上がる。

ロックダウン「それだ!」

バンブルビー「きた!」

オプティマス「ちょろいな、これ、ちょろいな!」

(続く)


※おまけ:ここから本編においてカットされたアドリブ部分(台詞)です。

バンブルビー「後、僕考えたんですけど、も~司令、オイル凄いじゃないですか」

オプティマス「うん」

バンブルビー「ちょっと、それはね僕らはね。何なんですか司令もそのオイルもそうだけど、行ってるけれども。でも時代はスポーツじゃね?」

ロックダウン「スポーツ」

バンブルビー「もういま、スポーツ凄いでしょ、人気」

オプティマス、ロックダウン「ああ~っ」

バンブルビー「そこで僕は司令に聞きたい」

ロックダウン「はい」

オプティマス「なんだ」

バンブルビー「司令、なんか、スポーツ凄いじゃないですか」

ロックダウン「あ~ん、はいはいはい」

バンブルビー「バスケから始まって野球やったり、バレーボールやったり、テニスやったり、それらしいじゃないですか」

オプティマス「バンブルビー、私はオプティマスプライムだ」

ロックダウン「オプティマスプライムの知り合いの話はすごいらしい」

バンブルビー「すごいらしいんですよ、だかれこれ、なにやったらいいですかね、僕ら。だって、結構やられちゃってるじゃないですか」

ロックダウン「そうだね」

バンブルビー「渡るやつは、自転車とか。自転車はね、でも誰もがなかなか予想出来なかったやつだと思います」

ロックダウン「はいはいはい」

バンブルビー「あれそういうの、狙ってこ」

オプティマス「う~ん」

バンブルビー「一番で出てるからこん中で」

オプティマス「スポーツ、アニメと絡むと言うことな」

バンブルビー「違う、僕らがスポーツするんです」

ロックダウン「そうそうそう」

オプティマス「あ、成程」

ロックダウン「そういう、青春の所を見せて、オイル流して」

オプティマス「成程、成程」

ロックダウン「何をやればいい」

オプティマス「あ、あ、あれだな!、トライアスロンだ」

バンブルビー「ああ!」

オプティマス「いや、やっぱり、速いというものは、何が入るかわからないわけだ」

バンブルビー「あーああ、で」

オプティマス「折角のセカンドシーズン」

バンブルビー「うん」

オプティマス「ありふれたものにしたくない。でも一個、これで行くといって、外れてしまった場合、やはり本作のアニメは不利だと思うんだ。だから、トライアスロンにして、いろんなスポーツを試し、一番食いつきがいいところで一本に絞ったらどうだ…?」

ロックダウン「時間かかんねえ?」

オプティマス「うん、そうだな」

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最終更新:2021年07月11日 18:19

*1 ドリフト、スキッズ、クリフジャンパー