バギーの捨て身により、鬼岩城は噴火に飲み込まれてしまった。
首相「勇敢なる6人の少年たち! および、実を捨てて救ってくれたバギーの功績を我々は永久に語り継ぎ、讃え続けようではありませんか!」
しずか「ねぇバギーちゃん。聞こえる? みんなあなたに感謝してるのが……」
のび太「どうしたの? しずかちゃん……」
しずか「ああ、これ? 私の宝物よ。バギーちゃん…… 私、一生忘れないわ……」
のび太「僕だって……」
しずか「ありがとうバギーちゃん、プレゼントよ。素敵!」 バギー「僕、バギーであることが悲しい……」 しずか「あら、涙?」 バギー「違います。オイル漏れです……」 |
夕暮れ。
ドラえもんたちとエルの別れが来たのだ。
ドラえもん「さようなら。エル……」
エル「さようなら。ドラえもん…… 君たちのような立派な陸上人と会えてよかった……」
ドラえもん「色々とありがとう……」
エル「じゃあみんな!」
のび太「 さようなら。エル」
一同「さようなら!!」
ドラえもん「さようならみんな! また会おうね!」
エルの乗った潜水艦は海に潜って行った。
のび太「行っちゃった……」
ドラえもん「きっとまた、いつか会えるよ。海底人と陸上人が仲良く手を取り合える日がくる……」
ジャイアン「そうなるといいな」
スネ夫「そうしなくちゃいけないんだよ。みんながもっと海を大切にすれば、きっと海底人だって……」
のび太「さようなら。その日まで」
ドラえもん「どう? 海底冒険面白かった!?」
一同「もちろん!!」
ドラえもん「じゃあ、うちに帰ろう……」
一同「わーい!!」
ドラえもん「また会おうね。エル……」
ドラえもんたちは『どこでもドア』をくぐって家に帰還した。
最終更新:2015年08月30日 15:55