マジンガーZの第91話

~次回予告~
『あの憎きDrヘルを倒せば必ず平和が蘇る!』
『そう信じたマジンガーZは地獄城に向かう』
『それをチャンスとばかりに迎え撃つDrヘルと機械獣!』
『遂に最後の戦闘の幕が切って落とされた!』
『次回、マジンガーZ「ラストチャンス!!Drヘル死の決戦!!」にご期待下さい!』

弓「さて、地獄城の上陸地点はここだ。
第一破壊目標はこの中にある心臓部の原子力発電装置だ、続いてレーダー装置、ミサイル発射装置だ。これらをよく記憶しておいてくれたまえ。
地獄島さえ吹き飛ばせば必ず平和がやって来る。
それでは、マジンガーZ,ダイアナンA、ボスボロットの健闘を祈って乾杯しよう。
みんな必ず元気で帰ってくれたまえ」
甲児・さやか「「はい!」」
ボス・シロー「「うん!」」
弓「それでは乾杯だ」
甲児達「「「乾杯!」」」

ボス「いいか、ムチャ!ヌケ!今度ばかりはいつもと違うんだ、もたもたするなよ!」
ヌケ「わかってるよ」
ボス「おい、行くぞ、さやか!」
さやか「ええ、いいわ!それではお父様、行ってきますわ」
弓「うむ、頼んだよ。それでは気をつけてな」
シロー「さやかさーん、ボスー!おみやげ忘れないでくれよー」
ボス「ちぇっ!おおっ、遊びに行くんじゃないだぜ、全く。
それじゃよ!」
ダイアナンAとボスボロットが出発していった。

甲児「それでは先生、僕も出撃準備に入ります」
弓「うむ。甲児くん、頼む」
甲児「必ず叩き潰しますから安心して待っていて下さい!」
甲児と弓が握手を交わす。


ラストチャンス!!Drヘル死の決戦!!


ボスボロットとダイアナンAは森の中を進む。
甲児はジェッドパイルダーに乗り込む。
甲児「さぁ行くぞ!ジェッドバイルダーGO!」

海岸に来たボスボロットとダイアナンAはヘリコプターで運ばれる。
ボス「さあ、行くわよ!」
2体は、船の上に降ろされ、そこから船で運ばれていく。
弓「よし、甲児くん。ボスボロットとダイアナンAが今出発した。幸運を祈る!」
甲児「はい、わかりました。出撃します!」

マジンガーZが出撃する。
甲児「ジェットスクランダー!」
ジェットスクランダーが射出される。
マジンガーZは助走をつけてから飛び上がる。
甲児「スクランダークロス!」
マジンガーZとジェットスクランダーが一体になり、空を飛ぶ。

さやかとボス達は一旦、艦板に降りていた。
さやか「ボス、気分はどう?もうすぐ敵の攻撃圏内に入るわよ」
ボス「任せておけよ、さやか、みんな!」
ヌケ「でも、ボス。さっきから足が震えてるぜ」
ボス「バ、バカやろう!これは武者震いって言うんだよ!」
マジンガーZが、さやか達の上空へ来た。
さやか「マジンガーZが来たわ」
ボス「おーい、甲児!しっかりガードを頼むぜ!」

マジンガーZ達が接近するのは、地獄城でも確認されていた。
ヘル「ブロッケン伯爵、マジンガーZが出て来たぞ。
ゴーゴン大公はどうしたんじゃ?」
ブロッケン「はっ、それがまだ連絡が取れてません。いくら呼びかけても応答がありません」
ヘル「ええい、わしを裏切るつもりか、ゴーゴン大公!構わん、ミサイルじゃ!ミサイルを撃て!決戦じゃ!決戦の狼煙じゃ!」
ブロッケン「ハッ!」
地獄城から次々にミサイルが発射されていく。

甲児「ミサイルだ!さやかさん、ボス!急いで警戒態勢に入れ!
ミサイルの攻撃だ!」
ボス「なぬ!」
さやか「行くわよ、ボス!」
ボス「はいさー!」
さやかのスカーレッドモビルがダイアナンAの頭部にドッキングする。

甲児「行くぞ!ロケットパンチ!」
マジンガーZのロケットパンチがミサイルを破壊していく、
甲児「なんだなんだい!へなちょこミサイル、ブレストファイヤーでもお見舞いするか!」
「ブレストファイヤー!」
ブレストファイヤーが次々にミサイルを破壊していく。

ヘル「むうぅ、こしゃくな真似を!ブロッケン伯爵、機械獣ハリビューンV6を送り出せ!送り出すんじゃぁ!」
ブロッケン「ハッ!」
「行け、ハリビューンV6!行って、マジンガーZをやっつけろ!」
機械獣ハリビューンV6が地獄城から出撃していった。

甲児「ミサイルはどうやら切れた様だな。あっ、機械獣!」
ハリビューンV6がマジンガーZに向かいっていき、
頭部から2発の小型ミサイルを撃った。
甲児「光子力ビーム!」
マジンガーZは光子力ビームを撃つも、
小型ミサイルは自在に動き、光子力ビームをかわす。
甲児「あっ、しまった!」
1発の小型ミサイルがマジンガーZに迫る。
甲児「あぶない!光子力ビーム!」
マジンガーZは小型ミサイルを着弾間際で撃ち落としたが、爆風で吹き飛ばされる。
甲児「うわぁ!」

小型ミサイルの流れ弾が、ボス達の船に近づいてくる。
ボス「あら?いけねい!逃げろぃ!!」
小型ミサイルがボロットに迫る。
ボス「ヒラリと!」
ボロットは何とかミサイルをかわした。
さやか「ボス~」

甲児「ちきしょう、もう許さねえぞ。サザンクロスナイフ!」
ジェットスクランダーの翼から射出されたサザンクロスナイフは、
ハリビューンV6のミサイルに撃ち落とされる。
甲児「くそう、生意気なことを。ルストハリケーン!」
マジンガーZの口からルストハリケーンが放たれるが、
ハリビューンV6は頭部を回転させて、ルストハリケーンを跳ね返し、
マジンガーZを吹き飛ばす。

甲児「ちきしょう。さやかさん、ボス!機械獣は引き受けた。地獄島へ上陸するんだ、早く!」
さやか「了解!でも、大丈夫?」
甲児「あぁ、なんとかなるさ!」

ハリビューンV6が上昇しだした。
甲児「逃げる気か!逃がしてたまるかい!」
マジンガーZはハリビューンV6を追う。
ある程度上昇すると、ハリビューンV6は両手両足を反転させ、
そこからモリを射出し、マジンガーZの両手両足に突き刺した。
マジンガーZはモリに付いた鎖で動きを封じられた。
甲児「しまった!これでは手も足も出ねぇや!」
ハリビューンV6はマジンガーZと共に降下していく。

シロー「お兄ちゃん!」
せわし「いかん!いくら強化しとっても海底に持って行かれたら能力をフルに発揮できんぞ!」
のっそり「たいいち、マジンガーZが海底でもたもたしとったら、地獄城の殲滅が挫折するばかりか、ダイアナンA・ボスボロットも危なくなるぞ!」
シロー「先生・・・」
弓「甲児くん!甲児くん!」

マジンガーZとハリビューンV6は海中に降りた。
そこからマジンガーZはハリビューンV6に振り回される。
甲児「うわぁ!目が、目が回る!」
ハリビューンV6は、モリを外し、マジンガーZを岩盤に叩きつける。
その衝撃で甲児は気絶する。
ハリビューンV6がモリを回転させながら、マジンガーZに迫る。
弓「甲児くん、しっかりしろ!甲児くん!」
甲児「あっ、危ない!アイアンカッター!」
ハリビューンV6のモリがマジンガーZの胸に穴を開けるも、
アイアンカッターがハリビューンV6の右手のモリを切り飛ばし、
続いて右脚も破壊する。

上陸したボロットに、3人の鉄仮面が近づいてきた。
鉄仮面「おい、ここらで一休みしようぜ」 「ああ」
ボス「ちっ、厄介なことになっちまたわね。こりゃ」
さやか「ボス、どうしたの?」
鉄仮面「うわぁ!」
ボロットに気づいた鉄仮面達が慌てて、逃げ出していく。
ボス「ボスハリケーン!」
ボロットの口からの(扇風機による)強風が鉄仮面を吹き飛ばした。
ボス「ニヒヒヒ」
さやか「マジンガーZはどうしたのかしら?」
弓「さやか、マジンガーZが苦戦している。しばらく、作戦開始を遅らせるんだ」
ボス「な、何だって!」
弓「焦るな、ボス。力を分散しては危ないぞ」
ボス「ええい、くそう。ここまで来て・・もう・・・」
さやか「分かったわ、お父様。ボス!」
ボス「ええぃ、兜はなにしてんだよ!」



ハリビューンV6は胸から大型ミサイルを発射し、
それを受けたマジンガーZは吹き飛ぶ。
甲児「うわぁ!」
甲児は衝撃で再度気絶する。
ハリビューンV6は、這うようにしてマジンガーZに近づいてくる。
弓「甲児くん、甲児くん!聞こえるか、甲児くん!甲児くん!」

気絶した甲児に祖父、十蔵の声が聞こえてくる。
十蔵「甲児、どうした」
甲児「おじいちゃん・・・」
十蔵「甲児、マジンガーZは不滅じゃ、不死身のロボットなんだぞ。
これくらいの事でまいってしまうことはない、がんばれ、甲児!」
甲児「しかし、おじいちゃん・・・」
さらに両親の声も聞こえてくる。
剣造「甲児、しっかりしなさい!今お前が倒れてしまったら、私達が人類の平和にかけた願いが消えてしまうのだぞ。頑張るんだ、甲児!」
甲児の母「甲児・・・そのマジンガーZは光子力を守るばかりではありません。
世界の平和を約束する使者なのです。それがおじいちゃんの願いなのですよ、甲児!」
剣造「甲児!甲児!」

弓「甲児くん!甲児くん!甲児くん!甲児くん!
甲児くん、しっかりしたまえ、甲児くん!ハリビューンV6が海底を這う様にして接近してくるぞ!」
「甲児くん!甲児くん!しっかりしてくれ、甲児くん!」
甲児「・・・先生」
甲児が目覚めた。
ハリビューンV6が残った2つのモリを射出する。
甲児「あっ、危ない!」
マジンガーZは、ハリビューンV6の左手のモリをかわすも、
左足のモリが右腕に突き刺さる。
甲児「しまった!」

ヘル「そこじゃ!ハリビューンV6、止めを刺してしまうのじゃ!」
鉄仮面「ブロッケン伯爵!島の後ろに何か上陸した模様ですが?」
ブロッケン「なに?どうせあのガラクタロボットだろ。よし!わしが魂まで入れ込んだ最後の切り札、機械獣サイガO3に始末させてしまう!」


ボス「ええい、遅いじゃないかよ、兜。いらいらいら・・・」
さやか「変ねえ」
ボス「ええい!もう我慢できねえや!」
ムチャ「ボス!もう俺達だけでやっちゃおうぜ!」
ヌケ「そうだ、もうじっとしていられねぇぞ」
ボス「よし、行くぞ!」
さやか「あっ、ボス!」

ボス「やあやあ、遠からん者は音にも聞け!近くば寄って目に物見よ!」
ヌケ・ムチャ「「ボスボロット再び見参!!」」
ボス「ジャンジャ~ン!」

ボスボロットが地面に飛び降りる。
それと同時に爆発と共に、機械獣サイガO3が地中から飛び出してきた。

ボス「むっ、出てきたな、機械獣!」
ヌケ「ボス、やつは空手使うようですぜ、ボス」
ボス「そっちがそうなら、こっちはこれで行くわよ!とりゃぁ!」

サイガO3とボスボロットが戦う。
ボスボロットは、少しは互角に打ち合うも、
殴り飛ばされ、尻餅を付いた所を飛び蹴りで蹴り飛ばされる。
ボス「逃げろ!」
さやか「ボスー、しっかり!」
ダイアナンAが飛び降り、サイガO3に向かう。
ボス「ようし、そりゃあ!」
ボスボロットはサイガO3に飛びかかるも、
サイガO3の右脚で蹴り返され、
右手のヌンチャクで頭を叩かれ、左手のナイフで左手を切り落とされる。
さやか「ボス!」
ボス「あら、やだ!」
さやか「ボス、ちょっとそこをどいてちょうだい!」
ボス「なぬー!」
サイガO3はダイアナンAに向かい、ヌンチャクを振り回しだした。
ボス「よし、今だ!そりゃあ!」
ボスボロットは背中からサイガO3に飛びかかっていくも、
サイガO3は飛んでかわし、ヌンチャクを伸ばしボスボロットの頭を貫く。
ヌンチャクの先端はボス達の間近まで迫っていた。
ボロットが倒れる。
さやか「ボス~!」

ハリビューンV6のモリと小型ミサイルをマジンガーZはかわす。
甲児「おおっと!それ!大車輪ロケットパンチ!」
ハリビューンV6は大車輪ロケットパンチで殴り飛ばされ、
モリがマジンガーZの右手から外れる。
甲児「あばよ!」
ヘル「ハリビューンV6、追え!補助ロケットを使え!」
マジンガーZとハリビューンV6が空中に飛び出す。
甲児「来たな、機械獣。空中に出れば、もうこっちのものだい!それ、光子力ビーム!」
光子力ビームはハリビューンV6の胴体に直撃し、回転させる。
甲児「ブレストファイヤー!」
ブレストファイヤーを受け、ハリビューンV6は大爆発した。

シロー「やったぁ!ふぅお兄ちゃん、しっかりしてよ。こっちの心臓まで破裂しそうになっちゃうよ」
弓「急いでくれ、甲児くん。ボスとさやかが心配なんだ」
甲児「わかりました、先生」
のっそり「しかし、あの傷で大丈夫じゃろうか?」


ヘル「くそう、マジンガーZめ。来よったか!ブロッケン伯爵!早くダイアナンAを叩き潰してしまうんじゃ!サイガO3に指示を与えろ!
ブロッケン「はっ!」

逃げるダイアナンAをサイガO3が追う。
さやか「スカーレッドビーム!」
ダイアナンAは振り向いてスカーレッドビームを撃つも、
サイガO3は飛んでかわした。
さやか「はっ!」
サイガO3はダイアナンAの後頭部を蹴り付け、
そこから顔を殴り飛ばし、ヌンチャクで腹に穴を開け、
ナイフで左手を切り飛ばす。
さやか「甲児くん、早く来て!!ミサイル発射!それい!」
ダイアナンAのミサイルをサイガO3は飛んでかわす。
さやか「はっ、来るわ!」
サイガO3のヌンチャクがダイアナンAの背中に突き刺さる。
さやか「ああーっ!」
ここで、マジンガーZが駆けつけた。
甲児「さやかさん、ボス!よくもやったな!ドリルミサイル!」
ドリルミサイルの連射をサイガO3は両腕でガードする。

ヘル「ブロッケン伯爵!サイガO3を援護しろ!やつは我々の切り札なんだ!」
ブロッケン「はっ、分かりました。鉄十字軍団、並びに鉄仮面軍団、出撃しろ!」
鉄仮面「はっ、出撃します!」
鉄仮面と鉄十字の戦車隊が出撃し、マジンガーZを攻撃する。

甲児「このやろう!邪魔するない!ロケットパンチ!」
ロケットパンチが戦車を破壊するも、その隙にサイガO3が接近し、マジンガーZを殴りつける。
甲児「うわぁ!ぎゃぁ!」
さやか「上下の動きを使わないと危ないわ!」
甲児「ありがとう、さやかさん!」
マジンガーZはサイガO3の攻撃を防ぎだし、
戻ってきたロケットパンチがサイガO3を殴り飛ばす。

甲児「それ、ジャンプ!アイアンカッター!」
マジンガーZは上空に飛び、アイアンカッターを撃つも
アイアンカッターはヌンチャクで止められる。
そこから、マジンガーZは飛び蹴りをしかけるも、サイガO3の飛び蹴りで弾かれ、地面に叩きつけられる。

ヘル「今だ、ミサイルを発射しろ!」
ブロッケン「はっ!」
地獄城からミサイルがマジンガーZ目掛けて発射される。
甲児「はっ、ブレストフィアヤー!」
ブレストファイヤーが一発のミサイルを撃ち落とすも、
残りのミサイルがマジンガーZの近くに着弾する。
ヘル「サイガO3、マジンガーZに止めを刺せ!」
さやか「甲児く、あっ!」
ダイアナンAが背後からサイガO3に近づくも、肘打ちで殴り飛ばされる。
しかし、その隙にマジンガーZが飛び出し、サイガO3を跳ね飛ばす。

甲児「あれしきのことでやられるマジンガーZではないぜ!それ、ルストハリケーン!」
ルルトハリケーンがサイガO3の動きを止める。
甲児「大車輪ロケットパンチ!」
大車輪ロケットパンチがサイガO3を殴り飛ばし、岩盤に叩きつける。
甲児「貴様の最期は地獄の炎でバーベキューだい!それ!ブレストファイヤー!!」
止めのブレストファイヤーを受け、サイガO3が大爆発した。

ヘル「おおぅ、サイガO3・・・!」
ブロッケン「Drヘル!」
ヘル「ゴーゴン大公・・・ゴーゴン大公はどうした!どうしたのじゃぁ!」
ブロッケン「脱出しましょう。このままでは命が危ない!」
ヘル「おのれ、ゴーゴン大公・・・」

ゴーゴン「何とでもほざけ、Drヘル。とうとう貴様の運命の炎が燃え尽きる時が来たのだ!」

地獄城に警報が響き、
鉄仮面と鉄十字軍団が飛行要塞グールに乗り込む。
ヘルとブロッケンもグールに向かう。
ヘル「ブロッケン伯爵、島を爆破しろ!」
ブロッケン「はっ!」
ヘル「マジンガーZとその仲間も一緒に吹き飛ばしてしまうのだ!早くやれ!」

甲児「ボス、しっかりしろ」
ボス「う~ん、俺は死んだんだ・・・」
甲児「馬鹿な事を言うな!死んだ奴が口を利くかい!」
ボス「・・・生きてたんだ!皆さん、ご心配かけました」
甲児「大丈夫か、さやかさ、うわ!」
地獄城が爆発を始め、飛行要塞グールが脱出していった。
甲児「逃げるつもりだな、Drヘル」
さやか「甲児くん、早く行って。私たちは何とか船で脱出するわ」
甲児「ようし、頑張れよ!」


マジンガーZが飛び立ち、体当たりでグールの左翼を突き破る。
ブロッケン「くそう!マジンガーZのやつ!」
ヘル「決戦じゃ!もう、我々には帰る所もない、どうせ死ぬなら奴と一緒だ!
グールを旋回させて、マジンガーZと対決しろ!」
グールの多弾頭ミサイルをマジンガーZはかわす。
甲児「アイアンカッター!」
アイアンカッターがグールの口に入り、中にいた鉄十字兵を両断する。
マジンガーZはグールの中へ入り、内部から攻撃する。
風防が破れ、ヘルとブロッケンが突風にさらされる。
マジンガーZは更に2度、グールを体当たりで突き破る。

地獄城が大爆発。ダイアナンAとボロットは既に脱出していた。

ヘル「ええい、勝利の女神はわしをに背を向けおった、無念じゃ・・・ブロッケン伯爵!」
ブロッケン「くそぅ、マジンガーZめ・・・」
甲児「止めはオイルタンクだい!」
マジンガーZがもう一度、グールを体当たりで突き破る。
グールはヘルとブロッケンと共に大爆発した。

こうして、Drヘルの一味は壊滅した。
だが・・・



ゴーゴン「ご苦労だったな、Drヘル。貴様の最期はしかと見届けたぞ。
いよいよミケーネ闇の帝王が、光子力研究所を倒し、世界制覇をする時が来たのだ!」



マジンガーZは、辛うじてDrヘルの野望を挫くことに成功した。しかし、すでに新しい悪魔達が爪を研いで攻略のチャンスを待っているのだ!


ゴーゴン「ミケーネ、闇の帝王!ミケーネ、闇の帝王!!」

+ タグ編集
  • タグ:
  • マジンガーシリーズ
  • スーパーロボット大戦シリーズの参戦作品
最終更新:2020年01月08日 21:23