政府の秘密機関工作員であるニキータは共に任務を遂行した相棒のヴィクトルと共にソ連大使館から機密情報を奪取する任務の中、数多くの手違いで失敗して逃亡の末に共に相棒のヴィクトルは亡くなる。
その後、ニキータが自宅のシャワーを浴び続けながら、任務失敗を悔やみ続け不安な顔になり、シャワーを浴び終えると、ベットに寝そべっていた恋人・マルコのもとへ行く。
ニキータ「入れて」
ニキータはベットに入る。
マルコ「こっちを向いて」
ニキータはマルコの言うとおりに顔をマルコに向ける。
マルコ「かわいそうに…利用されて…こんなに辛い仕事をさせるなんて…なんで小さな手だ…この手を持ってみたい、カサカサにするな…手遅れになる前に仕事を辞めるんだ」
ニキータ「なぜそんなことを?」
マルコ「すべて知ってる、看護婦マリークレマーは存在しない、どこにも、他にも知ってる。張り込み、備考、ビデオカセット」
ニキータ「なぜ構ってたの…?」
マルコ「君を愛しているからだ」
マルコの一言にニキータは涙を流しながらマルコの体を強く抱きつける。
ニキータ「ありがとう…嬉しいわ…ありがとう…」
ニキータはマルコにキスをする。
ニキータ「私のマルコ…この世で私が一番大切に思ってる…あなたはあたしを救ってくれたわ…」
マルコ「出ていくのか?僕も一緒にけないのかな…?」
ニキータ「巻き込みたくないの…」
ニキータとマルコは再びキスをする。
ニキータ「愛してるわ…」
その後、早朝になって、ニキータは服を着てタバコを持ちながら今までの不安を思い出し考える。
変わって市街地の交差点。
そこにパトカーがやってきて乗ってきた政府の秘密警察官・ボブを筆頭とする4人組の男が車を降りる。
ボブ「マーチ、私が行く、誰も呼ぶな」
ボブの言うとおりにマーチら3人組は待機する。
するとマルコの自宅にボブが訪ねてくると、マルコは笑う。
マルコ「殺しの訪問ですか?」
ボブ「違う」
変わってマルコとボブはテーブルでニキータのついての話をする。
マルコ「十分に罪を償ったと思いませんか?、彼女にも普通の生活をする権利がある、むごすぎる…」
ボブ「わかってる、だが彼女は数年前に人を殺してる、警官だ、奴には重過ぎる罪だ」
マルコ「あなたのために何人殺したと思います?自分に都合の悪いことを数えないんですか?」
ボブ「分かったマルコ、事情を知ってるようだな、では聞こう、私にどうしろと?」
マルコ「彼女を守ってほしい」
ボブ「やってみよう、だが、彼女の立場は危険だ、機密情報を持って逃げたんだ」
マルコ「それなら、ご心配なく。フィルムは僕が持ってます」
マルコは紙袋に入ったものをテーブルに置いて、ボブに受け渡すと、ボブは中身を確認する。
マルコ「あなた宛の手紙があったが、破りました」
ボブ「何で書いてあった?」
マルコはボブの質問の前にたばこを吸う。
ボブ「お互いに寂しくなるな」
マルコ「ええ」
à JEAN BOUISE... et à FREDO... ジャン・ブイーズとフレドに捧ぐ(翻訳字幕)
スタッフロール。
(終) |
最終更新:2016年12月30日 20:22