ディッキー「ああ、ミッキーも入るのか?」
ミッキー「ああ、どうせあいつと一緒でいい」
Lowell,Massachusetts - 1993 マサチューセッツ州 ローウェル 1993年(翻訳字幕) |
変わって自宅のソファーにディッキーが座っていた。
ディッキー「俺と弟、両方撮るって聞いている。どう見るんだ?そっち?カメラ見て調べんの?」
撮影者「いや、自然にしてればいい」
ディッキー「カメラ見ない方がいいんだな」
撮影者「いい隙しないでいい」
ディッキー「しゃべるときは?」
変わって、ある子供の兄弟がボクシングの練習をしているビデオカメラが写る。
ディッキー「ボクシングを始めたのは12の時だ、18だって嘘ついて、上じゃない適当だった。大人になる前にずいぶんと戦った、100試合以上やっている」
撮影者「ミッキーさん隣に座って」
んーディッキーの弟・ミッキー・ウォードがやってきてソファーに座る。
ミッキー「あんた、何やってんだい?」
ディッキー「最初からやり直そうか?これが弟だ、ボクシングを仕込んだ」
再び幼少時代のディッキーとミッキーのボクシングの練習をするビデオカメラが写り、再びインタビューの場面になる。
ディッキー「今でも俺がトレーナーをしてる、お互いスタイルが違うけどな、ちょこちょこ動き回る超変則だ、シュガー・レイ以外、一番やりにくい相手だった。」
変わってミッキー・ウォードとシュガーレイ・レナード戦の試合映像が映る。
Dick Eklund vs. Sugar Ray Leonard Boston,Massachusetts July 18,1978 シュガーレイ・レナード戦 1978年7月18日(翻訳字幕) |
ディッキー「俺は正面からぶつかった、やつは手も出なかったぜ、俺はこう呼ばれたローベルの誇りだってな、地元じゃ今でも語り草だ、弟はずっと憧れてたがボクシングのスタイルは全然違う」
幼少時代のビデオカメラとなって再びインタビューとなる。
ディッキー「うちはヘビーシッターだ、こいつのパンチは超弩級、破壊力はすっげえんだ、特に左。相手の懐に入りこむスタイルだ、強打を食らっても食らいついて離れない。気が知らないね俺なら距離を置くよ。」
Based on a true story. この映画は実はに基づく(翻訳字幕) |
変わってもある街の場面となり、ミッキーがスコップでアスファルトの道路の舗装をする中、背後からパンチのフェイントがミッキーに向けられる。
ミッキー「やめろよ、ディッキー。やめろって!邪魔しないでって!」
ミッキーが叱責すると、ディッキーが試合実況のようにことばをいう。
ディッキー「もう蝶蜂に乗れません!」
ミッキー「いい加減にしろって!」
ディッキー「左が決まった!これ予想外の展開です!相手が読めなくなっている!」
ミッキー「相手にしてやるよ!」
道路舗装中のミッキーは仕方なくディッキーを相手にすると。
ディッキー「やりました!ミッキー・ウォード、ダウン!」
ミッキーはディッキーの拳でKOしたふりをし、わざと転がり倒れる。
そこではディッキーの映画の撮影の最中であった。
ディッキー「一行が俺の弟の映画を撮影中だぜ!試合は来週アトランティックシティ、相手はショール・マフィー、俺の誇りのカムバックだ!」
最終更新:2016年12月30日 20:38