使い方とかマニュアル訳とかするOpenMusicの支援ページ。
OpenMusicとは
IRCAM(イルカム、フランス国立音響音楽研究所)が作ったプログラミング作曲用のフリーソフト。
略は「OM」。MacOSX、Windows対応。Linuxも試験的に利用可能らしい。
参照:OpenMusic公式サイト
略は「OM」。MacOSX、Windows対応。Linuxも試験的に利用可能らしい。
参照:OpenMusic公式サイト
2chスレッド:現代音楽板 IRCAMソフトウェアスレ
ダウンロード
公式DLページより各自のOS用のインストーラをダウンロード。
2017/09/23現在、OM 6.12が最新。
2017/09/23現在、OM 6.12が最新。
インストール

Windows

- ダウンロードしたzipファイルを解凍、できたインストーラを実行して画面に従いインストール。
もしOM実行時に「MSVCRライブラリがない」というエラーが出た場合はMicrosoft Visual C++ Redistributable Packageをダウンロードしてインストールする。

Mac OSX

- インストーラを実行して画面に従いインストール。
・ver. 6.10の場合、インストーラを立ち上げても「アプリケーションフォルダにコピーせよ」と出るだけなので、フォントが自動インストールされない可能性がある。下記参照。 さらにMidiShareを個別でインストールする。(2016年2月 ver. 6.10 現在非推奨、下記詳細)
・MacOSX 10.7 (Lion): MidiShare 1.92を使う
・MacOSX 10.6 以前 : MidiShare 1.93を使う
もし正しくMIDIがインストールされなかった場合(例:MIDIライブラリエラーが出る)再インストールしてみよ(必要があればver.1.93 and 1.92の両方で)。- 音楽フォントが文字化けする場合、フォントを手動でインストールする必要がある。 OM 6.10/resources/fonts/mac/ にあるフォントを全て、 /library/fonts/ に手動でコピーする。
(2024年3月以降)
Fluidsynth をインストールする。やり方は以下をご覧下さい。OpenMusic 7.4 以降に対応します。微分音を含めたMIDI音声が鳴ります。
https://openmusic-project.github.io/openmusic/doc/fluid
Fluidsynth をインストールする。やり方は以下をご覧下さい。OpenMusic 7.4 以降に対応します。微分音を含めたMIDI音声が鳴ります。
https://openmusic-project.github.io/openmusic/doc/fluid
以下は2022年以前の古い記事です。以下記載のソフトウェアのインストールの必要はありません。
{Micro Player(微分音再生用MIDIプレーヤー)とMulti Player(マルチトラックAudio再生プレーヤー)を必ずインストールする。これはダウンロードのリンクがとてもわかりにくい場所にあるのだが、過去版ダウンロードページの一番下の Version : 6 - All versions に、MicroPlayer 2.0 と MultiPlayer 1.0 のダウンロードのリンクがある。両方ともダウンロードし、インストールする(パッケージを開いてアプリケーションフォルダにコピーする)。なおMicroPlayerはMax/MSPのスタンドアロンとしてビルドされたアプリケーションだが、タイトルはbm-microtonと表示される。
- OM 6.10>preferences>Externals> に表示されるMicroPlayerとMultiPlayerのそれぞれの緑色のフォルダアイコンをクリックし、アプリケーションフォルダのmicroplayer/bm-microton および multiplayer を選択する。
- OM 6.10>preferences>MIDI>Default Scoreplayer で MicroPlayer を選択すR。
- どうしてこのような処理が必要かというと、Mac OSX 10.6以降はQuickTimeでMIDIプレーヤーがサポートされなくなったからである。と同時に、今まで(約10年前のOM ver. 5あたりの時代まで)はOpenMusicからMIDI信号を出力し、しかもそれを4チャンネルに分けて8分音にチューニングさせて微分音を鳴らすということが行われており、ver. 4時代に書かれた公式チュートリアルでもそのようなやり方を推奨していた。しかしこれでは最低25 centsしか分離できず、また6分音(自然倍音の第7倍音に相当し、スペクトル楽派の作風を踏襲しようとすると頻出する)などの中間的な微分音が出せなかった。MicroPlayer(bm-microton)は1 cents単位100分割による微分音が再生可能であり、チャンネルを4分割するなどということは考えなくても良い。合理的に微分音をサポートした、よりOpenMusicに親和性のあるMIDI再生プレーヤーであると言える。
- 従来のMIDI出力の必要がある場合は、Symple Synthを使えば、とりあえずOSX 10.5以前のQuickTimeの代わりとしてMIDIを鳴らすことはでき、公式サイトでもそのように説明している。しかしMicroPlayerの方を推奨する。
- 2022.7.12現在、MicroPlayerはIRCAM Forumから消えていてダウンロードできない。FacebookのOpenMusicグループでは、代替品として以下の2つを推奨されている。しかし筆者の環境(Intel, Mac OS 12.4)ではどちらも起動できない。
- R-UDP-Player http://rubensverregjertsen.com/researchsoftware.html
- OSC-MIDI Player http://www.peterswinnen.be/}
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Linux

公式OM-Linux page を参照