我々とは異なる常識や行動原理を持つ存在。
『フェアリー』『シーリー・コート』とも呼ばれる。
一般的には
手のひらサイズの羽の生えた少年少女といった姿がイメージされる。
だが実際には人間と殆ど変わらない姿の者や動物型、小指程の大きさから山の如き巨体のモノまで姿形や大きさは様々。
大雑把に言えば、ある程度以上に知性を持った不可思議なモノを纏めて『妖精』と呼んでいるに過ぎないというのが実情。
性格も種類同様、千差万別。
傾向としては自分の欲望、或いは使命に非常に忠実。
『そういう定めだからそう生きている』とか『こうしたいからこうする』等と言った考えのモノが多い。
人間との関わりに関しても
勇者候補を導く者も居れば、迷惑を考えず気ままに動き回るモノ、更には人間に危害を加えて面白がる者も居る。
勿論、元から人間と関わらない者も少なくない。
一部の妖精達と話をしていると、時折『
妖精の国』と言う単語が聞こえて来る。
この『妖精の国』と言う物の詳細は不明。
妖精達に“それ”は何処にあるのかを尋ねると木の洞や兎の巣穴、ベッドの下なんかを指さしたりする。
しかし実際にそこから妖精の国に行けたという者は居ない。
揶揄われているだけなのかもしれない。
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最終更新:2023年07月30日 11:43