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  • 深愛の四重奏

オリロワVRC @ ウィキ

深愛の四重奏

最終更新:2024年01月16日 05:50

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深愛の四重奏


ぼくは私で、私はぼくで。
VRCは誰でも理想の自分になれる、最高の世界。
だからぼくは――言葉にこそ出さないけど、お姉ちゃんの前では内心、私になって。
そして私は――お姉ちゃんやグループメンバーのためなら迷いなく剣を抜ける。
普段は臆病で、怖い物が苦手。ホラーワールドなんて大嫌いだけど……それでも愛するお姉ちゃんのためなら。

×

デスゲーム。
そんなことを急に言われても――というのが正直な感想だった。
このゲームが遊びじゃないことは……納得は出来ないけど、理解は出来る。目の前で人が死んだから……あんなものを見せられて理解出来ないほど鈍感にもなれない。
モニターに映された死体が、なによりの証拠で――やっぱりなんていうか、正直怖かった。

でもだからといって止まれない理由が、ぼくにはある。
このワールドには『ぼっちの集い』の人達とやってきた。――もちろんそこには大好きなお姉ちゃんも含んでる。
そしてこのワールドに足を踏み入れたということは、デスゲームに巻き込まれたということ。つまりお姉ちゃんや『ぼっちの集い』の人達がぼくと同じように巻き込まれてる可能性が限りなく高い。
あとはもみじさんも来ると言ってたはず。……まあもみじさんなら大丈夫そうという安心感もあるけど。

とにかくぼくは、このデスゲームに立ち向かうしかない。GMに勝つことは困難を極めるだろうけど――お姉ちゃん達のために、やるしかない。

すぅ――――。
大きく、深呼吸。
まだまだ緊張するし怖いけど、ぼくには進むしか道がないから。

「――勝つよ、轟雷宿りし影の剣(ドンナーシュヴェルト・シャッテン)」

自分の想いから創造された剣に語り掛ける。
当然、返事はないけど――こうして持ってるだけで勇気が出てくる気がした。

「――じゃあ勝つために強くならないとな」

いや、返事はあった。
轟雷宿りし影の剣じゃないけど――たしかに返事はあった。
それは暫く聞けないと思ってた、聞き覚えのある声で。思わずテンションが上がってしまう。

「もみじさん……!」
「久しぶり――という程でもないか。とりあえずいのりは大丈夫そうで、なによりだっ!」

ぽふ、ぽふ。
もみじさんがぼくの頭に手を置いて、わしゃわしゃと撫でてくれた。
普段のVRCよりリアルに掌の感触が伝わる。そういえば今のぼくはこのアバターこそが『本物の肉体』になってるんだった。

ぼくはお姉ちゃんと長年触れ合ってきたことでVRCでも『撫でられたような感覚』を多少なら味わえるけど、それでもここまでリアルじゃない。――今の自分が置かれてる状況を再認識する。

「そんな複雑そうな表情してどうした?」
「いや、なんていうか……本当に巻き込まれちゃったんだなって。このリアルな感触で改めて再認識してしまいました……」
「そうかー……そうだよなぁ。普通はまあ、そういう反応にもなるか」

そうやって返事をするもみじさんは、意外にもいつもと変わらない態度で平然としていた。
もみじさんはやたらとすごい。だからぼくも『もみじさんなら大丈夫』という安心感はあったけど、それにしてもここまで落ち着いてるのは予想外だった。

「もみじさんは怖くないんですか?」
「んー……怖いというより、私の大切な日常を壊された苛立ちならあるかな。恐怖という感情は今のところ微塵もない」
「それは、どうして……」
「戦場には慣れてるからな。ま――久々だから勘が鈍ってる可能性はあるが、恐怖に足が竦んだら何も出来ないことくらいは理解してるつもりだ」

恐怖に足が竦んだら、何も出来ない。
それはたしかにその通りで、だからぼくも自分なりに勇気を振り絞って進もうとした。
でも――だからといってここまで落ち着いて冷静に物事を考えられるもみじさんにはやっぱり違和感がある。
前々からすごい人だとは思ってたし、過去に特殊な訓練してたという話は聞いてたけど――まるでそれが本当かのような。
VRCをしているだけでは信じられなかった……というよりも冗談だと思っていたことが、急に真実味を帯びてくる。

「……もみじさんはいったい、何者なんですか?」
「それは以前から言ってるだろ?私は世の中のゴミ掃除をしてるだけの、ちょっと変わったニートだっ!」
「よくわからないゴミ掃除をしてる時点でニートとは言わないと思いますが……」

「そういう細かいところは気にするな。まあなんていうかさ――過去に色々とあったんだよ、色々とな。いのりはそういうの好きだろ?」

「たしかに中二病のぼくにはグサグサと刺さりますが、そんな人が現実にいるなんて思えません」
「ここにいるんだから仕方ないだろ、受け入れろ」

受け入れろって、そんなむちゃくちゃな……。
まあでもこんなよくわからないデスゲームに巻き込まれた時点で、常識で色々と考えるのは負けな気もする。
もみじさんの場合は以前からずっと仲良くしてくれてるから、嘘をついてるとも思えない。なによりあの常軌を逸したアクションの数々は『普通の人』にしては色々とおかしいと思ってたし……。

「――で。そこのあんたはいつまでそこで隠れてるつもりなんだ」
「……?」

もみじさんが誰かに問い掛けてる。発言の内容からして、きっと相手はぼくじゃない。

「ご、ごめんなさい……」

そしてもみじさんの声に答えて物陰から姿を現したのは――ピンク髪のケモノアバの人だった。
VRCでは散々見てきたケモノアバだけど、こうしてアバがリアルの肉体となった今見ると――色々と不思議というか。まるで異世界転生でもしたかのような気分になる。

ケモノアバ特有のフワフワな毛は、よりリアルにもふもふで。

……これもしかして巨乳アバの人はVRCより更に肉感的な巨乳になってるのでは?
ぼくはロリアバでぺったんこだから、わからないけど。巨乳アバの人はVRCによくいる人種だから、きっといずれ出会うに違いない――!
あ、でも浮気する予定は一切ないです。私はお姉ちゃんに一筋ですよ、お姉ちゃんっ!

「……いのり、お前なに一人で勝手に悶えてるんだ?」
「いえ。な、なんていうかその――もふもふが刺激強かったです……」
「えっ、お前ケモナーなの?」
「ケモ耳までなら守備範囲ですがケモナーじゃないです。ぼくをケモナー扱いしたら本物のケモナーにぶっ飛ばされますよ?」

「じゃあもふもふの刺激ってなんのことだ?」
「それはなんていうか――もふもふがここまでリアルならきっと巨乳の人はさぞリアルなんだろうなと思っただけです、はい」
「大丈夫か?病院行くか?頭の」
「その対応は酷くないですかっ!?」

「気持ち悪い変態……。VRCにこんなレズが居たなんて……」

へ、変態?HENTAI!?
このケモノの人、初対面のぼくをいきなり変態呼ばわりした!?

「いや待て、ケモナーのあんたも世間的には変態だぞ!」

もみじさん、それはそうだけどぼくに対する変態発言は擁護してくれないんですね……。あんた『は』じゃなくてあんた『も』なんですね、悲しいなぁ。

「私は別にそういう趣味じゃないから……。そこの変態レズと同じにしないで」

やれやれ――。
これはどうやら、わからせる必要があるようで。

「ぼくは言うほど変態でもレズでもないです。あ、でもお姉ちゃんとお砂糖してるので日頃から百合イチャイチャしてますしそういう意味ではレズですが、でも果たして男の娘とお姉ちゃんをレズと言うのでしょうか?
たしかにぼくはロリアバですし、精神的にもアバに引っ張られてロリ化しつつありますが――お姉ちゃんの前ではメスであることは否定出来ませんが、でも中身は男ですよ?
そもそもですね、ぼくはロリアバだから巨乳のお姉さんに甘えてもそれ即ちおねロリで、変態なんかじゃないと思うのですが――むぐ、むぐぐぐ」

もみじさんに手で口を抑えられてしまった。

「――とまあ、見ての通りこいつは変態のいのりだっ!こんなんでも私の妹分だけどな」
「もぐもぐ、むぐぐっ!(こんなんって、なんですかっ!)」

「それであんたはどうして私達の様子を観察してたんだ?こんな馬鹿みたいなやり取り中に攻撃しないってところから、殺り合うつもりはないんだろうけど」

たしかに――!
敵意があるなら、こんなやり取りは無視して攻撃を仕掛けた方が手っ取り早い。
もみじさん、そんなところまで気にしながら話してたんだ……流石……。

「……うん。私は別にあなた達と争うつもりはない」
「だろうな。あんたの視線は――初対面だった時のどこぞのコミュ障とちょっと似てた」

わしゃわしゃ。
何故かもみじさんが頭を撫でてくれた。

「なあ――やっぱりあんたも人間が怖いのか?」
「……そうね。人間も怖いし、自分も大嫌い」

おどおどした表情で視線をキョロキョロさせながら、ケモノの人――ネームプレートを見るにユーザーネーム『しみうさ』さんは返事をする。
人間が怖くて自分も嫌いって……まるでぼくみたい。
今はお姉ちゃんやもみじさんや、ぼっちの集いのおかげで多少マシになったけど――。
そんなぼくだから、気付いたことがある。

「人間が苦手で、自分が嫌い。……でも心の奥底ではまだ完全に人間を否定出来ていないような――そんな感じですか?」

人間を完全に嫌悪出来ていないから、こうして話し掛けたら返事をする。
本当に心から嫌っていたら無視してもいいのに、コミュニケーションを取るというのは――ぼくの経験談的に、そういうことで……。

「……どうしてわかったの?そういうスキル?」

しみうささんが警戒態勢に入る。
ぼく達はデスゲームに巻き込まれた時点で創造武具かスキル――どちらか好きな方を与えられてるわけで、精神系スキルの一種だと誤解されるのも仕方ない。
そしてそれを解決するには――おそらく自分の能力を明かすのが一番手っ取り早い。

「違いますよ。ぼくの武器はこの剣――《轟雷宿りし影の剣》です」
「私のスキルは『モラトリアム・クラスタ』。見ての通り、刀を召喚するスキルだな」

ぼくの意図を汲んでもみじさんもスキルを開示してくれた。
一振りの刀を召喚して軽く動かすと、すぐに再び消し去る。実にシンプルなスキルだ。

「それで――どうしてわかったのかというと、単純にしみうささんが昔のぼくに似てたからです」
「私があなたみたいな変態に……?それは有り得ない」
「それが有り得るかも――っていう発想は、難しいですか?世の中、意外と不思議なことに満ちてますよ」

「……馬鹿にしてるの?」
「してないです。ぼくもその、なんていうか――元々ほんとに人間不信で自己嫌悪が極まったぼっちでした」
「なにそれ。不幸だった自分も今は恵まれてます自慢?」

そういうわけじゃないけど――しみうささん、めちゃくちゃ怒ってる……。
どうしよう、どうしよう、どうしよう……。
お姉ちゃんならきっともっと上手にしみうささんの心をなんとか出来るだろうけど、やっぱりぼくなんかじゃ――

「――いい加減にしろ」

もみじさんが話した瞬間、空気が揺らいだ。
一瞬そういうスキルを誰かが使ったのかと思ったけど――違う。
もみじさんの雰囲気がそう錯覚させるほどに――怒っている。

「手を差し伸べられてもそれを跳ね除けて、挙句の果てにいつまでも文句を垂れ流して。あんたはそんな生き方が楽しいのか?」
「……ッ!誰も楽しいなんて言ってない!」

しみうささんが、顔を顰める。
これは――ヤバい。一触即発の雰囲気……。

「じゃあそもそもあんたはなんでVRCをやってるんだ?楽しみたいからじゃないのか?」
「そうよ。私はVRCだと生きた心地がするから、VRCにinしてるの!」

「それなら手を差し伸べてくれたいのりに、そこまで噛み付くなよ。それにあんたもVRCを続けてるってことは、多少周りに人がいるんじゃないか?」
「それは……!」

しみうささんが一瞬、言葉を詰まらせる。
もみじさんの言うことはほんとにその通りで、VRCをプレイしてるという人は仲良い人が居る可能性が高い。
もちろん一人で黙々とワールド探索をしてる人も居るだろうけど、そういう人は少数派でかなり珍しい。
VRCはユーザー同士の交流がメインのゲームだから。必然的にしみうささんが誰かと交流してる可能性は限りなく高い。

実際ぼくもお姉ちゃんやもみじさんに拾われたわけで――どんなコミュ障でも仲良い人は居ると思ってる。

「たしかに私にも仲良い人が居たわよ。この優しい世界を教えてくれて、どんな時も支えてくれた大切な人が……!」

良かった……。
やっぱりしみうささんにも、大切な人が――。

「でも彼は――ななしさんは殺された。いきなり理不尽に、命を奪われたの……」

ななしさん。
最初に殺された、勇敢なVRCプレイヤー。
その勇姿は今も忘れて居ないけど――ななしさんは立派な人だと思ったけど……。
ななしさんにも、大切な人が居て。そして遺された人には――絶望が襲う。
そんな当たり前の道理に今更気付いて、ハッとなった。

「あなた達は恵まれてる。何も失ってない時点で私なんかよりずっと恵まれてる……」

デスゲームの被害者だと判明した後のしみうささんの言葉は、すごく重くて。悲しくて。

「ななしさんを殺された時、私はやっぱり人間なんて醜いと思った。このワールド製作者も間違いなく人間だろうから――すごく憎い」

もみじさんも怒るのをやめて、しみうささんの言葉に耳を傾けてる。
……少しだけ複雑そうな表情だった。

「身も心も汚れきった、こんな駄作みたいな私を受け入れてくれた優しい人が殺されて――それなのに私は何も出来なかった」

身も心も汚れきった駄作――その言葉がズキズキと突き刺さる。
やっぱりこの人は、以前のぼくによく似てる。
変態という言葉を連発してぼくに罵声を浴びせたのも――きっと『そういうこと』が嫌いだから。そして金と性欲に塗れた人種をよく知ってるから……。

そんなしみうささんにとってななしさんはきっと、ぼくにとってのお姉ちゃんみたいな存在で。
目の前で大切な人が惨殺されたのに何も出来なかった無力感は――凄まじいものだと思う。

「そして今も私は何も出来ない。ゲームに勝ち残ればななしさんを蘇生することも出来るのに――あなた達二人を殺そうとすら思えない……ッ!」

しみうささんの表情は、怒りと悲しみでぐちゃぐちゃになっていた。
優勝者はどんな願いも叶えられる。そのルールは、こうして大切な人を奪われた人を殺人鬼に仕立て上げるためにあるのかもしれない。

それでも踏みとどまれたしみうささんは、きっとほんとはすごく優しい人だと思う。
そんなしみうささんの心を少しでも助けてあげたいけど――何も言葉が思い浮かばない。こんな辛い目にあってる人に、どんな言葉を掛ければいいのかわからない。


「――あーあ、情けない。そんなだからななしちゃんも殺されたんだよ?」


???
この声は、いったい――。

「――お前ら、伏せろ!」

もみじさんの焦るような言葉。
ぼくは瞬時に伏せて――いつの間にか刀を召喚していたもみじさんと、見知らぬ少女の紅の刃が交差する。
大きな衝撃音が一瞬にして何発も鳴り響く。――もみじさんに日頃から訓練されてなければ、その衝撃音の正体が刃の打ち合いだとは気付けなかったかもしれない。

「私の剣についてこれるって、何者だよオマエ!」
「私はひなた。可憐で華麗な吸血少女だよっ!」
「ほう、まさかの吸血鬼か。まったくVRCはなんでもありだな!」

そして――何度目かの打ち合いの最中、もみじさんが急に二刀流になった。
片方の刀で紅の刃を受け止めて――更にもう片方で、吸血鬼を袈裟斬り――って!

「もみじさん、そんなことしたらその人が死んじゃいますよ!?」
「よく聞け、いのり。ここは戦場だ。――相手が殺る気ならこっちも殺しに掛からなきよ死ぬぞ」

もみじさんは吸血鬼を容赦なく袈裟に斬る。
それはぼく達が生きるために必要な行動であり、覚悟だった。
きっとこの時、もみじさんが手を抜いていたら――ぼく達は殺されていたから。

「それにこいつはこの程度では殺せない。吸血鬼は弱点突かなきゃ攻略出来ないって、よくあるお決まりだろ?」

吸血鬼の弱点――銀の武器や炎や日光や十字架。
それらはどれも吸血鬼にとってかなり厄介な代物ではあるけど、その代わり吸血鬼は凄まじい不死性を誇る。
もみじさんが言ってるのはそういうことだろうけど……このデスゲームでもその通りだとすると恐ろしい存在になる。
そもそも不死性ってバトロワゲーでそんなスキルは卑怯なんじゃ……。

「うん、その通りっ!それにしてもまさかいきなりこんな化け物に当たるとは思わなかったけど……」
「お前が言うなよ、吸血鬼(モンスター)」
「こんな美少女をモンスター呼ばわりなんて酷くない!?」

「そうか?身体能力(スペック)だけ高くて技術がまるでないお前にはお似合いだぞ」
「うーん、私もまだ本気を出してないのにレッテル張りが酷いなぁ」

吸血鬼は胴体から溢れ出てる血をペロリと舐めて、余裕綽々の態度で笑う。

その様子があまりにも不気味で少しだけ怖いけど――ここで逃げ出したくないから、ぼくは轟雷宿りし影の剣を握り締めた。

相手は吸血鬼かもしれないけど――ぼくだって今は『変身』出来る。
それに剣の師匠とも言えるもみじさんだって居る。
だから――がんばって戦うしかない。

「へえ。そこのロリっ子も戦えるんだ?」
「はい。ぼ――ぼくだって戦えますっ!」

どくん、どくん、どくん――。
心臓の鼓動が早くなるのを、感じる。
はっきり言って怖い。でも――この場を逃げたらお姉ちゃんを助けるなんて、とてもじゃないけど出来ない。
それになにより――ぼくはお姉ちゃんが誇れる妹で在りたいから。

「へ、へん――」
「じゃあまた今度やろっか。今の私じゃそこの化け物含めて二対一なんて出来ないし……」

吸血鬼の姿が消えたかと思うと、いつの間にかぼくの横を通り過ぎていた。

その直後――銃声が聞こえて、吸血鬼の腕から血が飛び散る。もみじさんの精密な射撃だった。
それでも吸血鬼は痛みに一瞬だけ顔を歪めながら走って――。

「バイバイ、いのり。――仔猫は私のものだよ?」

最後にそう呟いた。

「大丈夫か?いのり」
「は、はい。大丈夫でひゅ……」

×

「――ふぅ。やられ役をやるのって疲れる!」

戦場から撤退したひなたは、一息ついた。
当初の予定ではちょっと怪我するくらいを想定していたが、そう上手くもいかないらしい。

ぼっちの集いのメンバーは全員把握済みだが、その交流関係までは流石に認知出来ていなかった。まさかあそこまで戦場に慣れている者が存在するなんて――予想外にも程がある。

「まあでも収穫はあったから、いいかな」

もみじという一般人とは思えない規格外の存在がこのデスゲームに参加してると知れたのは、大きな収穫だ。創造武具を利用したスペック頼りではどうにもならないということが、よくわかった。
そしておそらく自分はまだ全然創造武具を使いこなせていないであろうことも。

出来る限り仔猫を取り巻く人々――つまりぼっちの集いを壊滅させてやりたかったが、現段階だと正攻法では難しそうだ。

そしてなにより――しみうさの失踪。
いのりやもみじは眼前の敵に集中しているがゆえに気付けなかったようだが――あの時、しみうさはそそくさと逃げ出している。

これもひなたの個人的な趣味として、収穫だ。

『そして今も私は何も出来ない。ゲームに勝ち残ればななしさんを蘇生することも出来るのに――あなた達二人を殺そうとすら思えない……ッ!』

しみうさの言葉が偶然、そのエリアに居たひなたの耳に届いた瞬間――彼女は邪悪な笑みを浮かべた。
ななしの蘇生。彼女はそれを望んでいるようだが、良心が邪魔をしてなかなか行動に踏み出せないらしい。
そしてあのままだと、不自由そうに見えたから――あの二人から解き放って自由にしてあげた。

誰も殺す覚悟すらない半端者が戦場から逃げ出す――というのはあまりにも陳腐なシナリオではあるが、思った以上に上手くいってそこは満足だ。

この後、しみうさがどんな行動を取るのか。そこまでは流石に予想出来ていないが、だからこそ面白いとひなたは考えている。
もしかしたらこのままずっと逃げ続けて、いつの間にか脱落――という可能性もあるがその時はその時だ。ぼっちの集いに余分な戦力が付かなかっただけマシだと思おう。

とりあえずこれを機にぼっちの集いを潰し、仔猫を我が物にする。
いや――ぼっちの集いだけじゃない。主催者も他のプレイヤーも全員排除する。最終的に自分と仔猫さえ残れば、それでいい。
他のプレイヤーを徹底的に潰す理由は、少しでも不安を取り除くため。吊り橋効果でいい感じにでもなられたら、ひなた的にたまったものじゃない。

「それにしても――今夜は月が綺麗だねっ」

――この暗闇に満ちたセカイの中、月の光だけはボクを照らしてくれる。
ねえ、仔猫?
どうしてキミはボクのもとから居なくなったのかな。
いつの間にかこんなセカイに――VRCに引きこもって、ぼっちの集いなんてよくわからないグループに所属しちゃってさ。

そんなにこのセカイが好きなら、ボクが全部壊してあげる。
仔猫、これは全部キミが悪いんだよ?わかるよね?

だから、ねえ。仔猫。
ボクは出来る限り暴れてキミにアピールするから――いつか、ボクのことをまた照らしてね。
それまでどんな痛みも、苦しみも――キミのためだと思って受け入れるから。

【D-4/一日目/深夜】
【ひなた】
[状態]:疲労(小)、袈裟斬りを受けたことによる出血、右腕負傷、吸血魔法少女に変身中、回復中
[装備]:前を見たい、月よ照らして(Bloody Moon)@創造武具
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:仔猫を手に入れる
1:『ぼっちの集い』を最優先に仔猫以外の参加者と主催者は皆殺し
2:しみうさの今後が楽しみ!
3:創造武具をもっと使いこなせるようにならなきゃねっ
[備考]

×

「なに、あれ……!」

しみうさは必死に走っていた。
戦場から一目散に逃げ、帰るつもりなど毛頭ない。
戦場に置き去りにした二人に対して罪悪感はあるが、あの場に残ってもしみうさに出来ることなんて何も無い。なにせ彼女はか弱いうさぎで、狩られることはあれど誰かを狩るほどの覚悟なんてないのだから。

それにもみじがひなたを袈裟斬りした瞬間――溢れ出す血を見て、心の底から恐怖した。更に脳内にはななしの最期がフラッシュバックして、すぐに離れたくなった。

弱者を見過ごす社会に苛立っているしみうさだが――今回、彼女が見過ごしたのは明らかに強者だ。戦う覚悟まで固めていた。

だから自分は悪くない――と思いたいが、そんなことは彼女自身の良心が許さない。

「ななしさん、私はどうしたらいいの……!?」

しみうさは誰にも危害を加えない。
ただただ逃げ続けながら、死んでしまった大切な人に縋る。

【D-3/一日目/深夜】
【しみうさ】
[状態]:精神的疲労(大)、恐怖心、絶望感
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:???
1:ななしさん……私はどうしたらいいの……
[備考]

×

「しみうささん、どこかに行っちゃいましたね……」
「ん。まあいのりがそう気に病むことでもないだろ」

悲しそうな表情をするいのりの頭を、わしゃわしゃと撫でてやる。
そうしたら多少は落ち着いてきたのか、ちょっとずつ様子が戻ってきた。……ほんと、なんていうか意外とわかりやすいやつだ。

「そもそもいきなり戦闘が起きたから逃げ出すっていうのは、当たり前の行為ではあるからな」
「でもずっと戦闘を避け続けるなんて難しいと思いますが……」
「そうだなぁ。まあそこら辺はしみうさもいつか実感するだろ」

交戦は避けて通れず、いずれ必ず自分の手で引き金を引かなきゃならない時がある。
戦場に駆り出されたら、否が応でも実感することだ。

『ななしさんを殺された時、私はやっぱり人間なんて醜いと思った。このワールド製作者も間違いなく人間だろうから――すごく憎い』

しみうさの言葉が脳裏に蘇る。
大切な人を殺されたから人間が醜い。憎い、か……。
当たり前だけど、やっぱりそういう輩は怨まれるものなんだよな。

「もみじさん、どうかしましたか?」
「いや、ちょっと考え事さ」

いのりが心配そうにしてるから、片手でわしゃわしゃと頭を撫でて平気アピール。
こいつ一応、私より年上らしいけど何故か妹って感じがするんだよな。不思議だ。

まあいのりには真白がいるから、いのりが私のことをどう思ってるかなんてわからないけど……それでも私は勝手にこいつのことを妹分だと思ってる。

まあ――私は真白みたいに母性があるわけでもないし、どちらかと言えばガサツとか言われるタイプだろうからなぁ。真白の方が姉って感じはするな、うん!

でもだからといって姉の座を真白だけに独占させる気もない。私は私なりのやり方でいのりを守るつもりだ。

だから――殺人鬼は容赦なく殺す。
殺らなければ殺られる。それなら私は、殺人鬼を殺ってやる。
元から汚れ仕事は慣れてるっていうか――昔はそういう場所で訓練受けてたからな。実戦投入されたことだって何度もあるし、慣れっこだ。

そんなやつがVRCで日常を謳歌したい――なんてほんとに自分勝手で、犠牲になった人達からしたらふざけるなって思うかもしれないけど。

それでも私は――いのりや真白と過ごすVRCの日常が大好きなんだ。

×

じーっ。
もみじさんの目を無言で見つめる。

「そんなジト目をしてどうしたんだっ!?」
「いや……なんていうかもみじさん、何か隠し事してるなぁと思いまして」
「私が隠し事してるように見えるのか?」
「はい」

「いや、こう言われたら『いいえ』って返すのがお約束だと思うぞ?」
「シリアスな場面でお約束が通じると思いますか?」
「いやそんなジト目でシリアスな場面とか言われてもなぁ……」

そんなジト目って言われても、ミラーがないからわからないけど……そんなヤバいジト目なのかな?
我ながら見たい……!パーソナルミラー機能がないことが惜しいっ!

「急にニヤけるなよ気持ち悪い」
「なっ!今のぼくは美少女でロリなのにニヤケたら気持ち悪いんですか!?」

「それは当たり前だろ、お前美少女やロリをなんだと思ってるんだ?」
「うーん……ロリ無罪的なアレはないんですか?ぼくならお姉さんがニヤケても許しますよ?」
「当たり前だろバカ。後半のソレはただのお前の性癖だろ、変態!」

ぐぬぬ。そう言われたら何も否定出来ない。

「それはともかく、もみじさん絶対に何か隠してますよね?」
「なんでそう思うんだ?」

「顔にそう書いてあります」
「いのりの顔にも『肉』って書いてやろうか?」
「シリアス場面でボケ禁止です~!」

ぽかぽかぽか。
ひたすら話を逸らそうとするもみじさんに、正義のぽかぽかあたっく!

「子供かよっ!」
「ロリですが?」
「おっそうだな」
「そうですよ(便乗)。わかったら正直に教えてください!」
「わかった、わかった。教えるからまずはそのぽかぽかやめろっ!」
「わかりました。では、どうぞ……!」
「なんだそのテレビ番組にありそうなノリ」

もみじさんは軽くツッコミを入れて。

「……コホン。さっきの戦闘を見て、私が常軌を逸してるのは、いのりもわかったと思う」
「はい。たしかに色々とぶっ飛んでると思いました……」

もみじさんは吸血鬼と互角に戦って、しかも勝ってる。
お互いまだ本気を出してない感じではあったけど、それにしても――いや、だからこそあの戦闘は異常だった。
なによりあの状況であんなに冷静に対処して、しかも相手を倒す覚悟まで決めてるなんて……常軌を逸してるとしか言いようがない。

「正直、どう思った?」
「ビックリしました。でも、もみじさんが居なければ――きっとぼくは死んでたと思います」

「そうだろうな。あいつは明確に殺意を持ってた。殺意を持つ相手には、殺意を持って迎撃するしかない。――それが戦場だ」

さっきまでのもみじさんとは全然違う、真剣な眼差しをぼくに向けてきた。
――戦場。その言葉をもみじさんが口にすると、重みすら感じる。

「ほんとはいのりに戦場なんて見せたくなかったんだけどな。ずっとVRCで他愛のない普通の日常を――それが私の夢だったんだ」
「日常ですか」
「ああ。さっきみたいにくだらないやり取りしたり、三人で楽しく遊んだりさ。そんな日常が私は大好きなんだよ」

わしゃわしゃ。
もみじさんはぼくの頭を撫でると、優しく微笑んだ。

「いのり。お前と真白は私が守ってやるっ!」

その言葉は嬉しくて、思わず妹心がきゅんきゅんなるけど。
でも――もみじさんに甘えきりになるつもりはない。

「ありがとうございます。……じゃあもみじさんとお姉ちゃんはぼくが守りますねっ」
「真白はともかく、私を守るってどういうことだ?そんな小さい体で無理するなよ」

「無理しようとしてるのは、もみじさんじゃないですか。一人で背負わずに――ぼくにも分けてください。三姉妹の名が泣きますよ」
「三姉妹、か……」
「どうしました?」
「うーん。いやさ、なんていうか――いのりは私のこと、姉妹だと思ってくれてるのか?」

そ、それは――。
恥ずかしいけど……言わなきゃなんだか、ダメな気がするっ!

「あ、当たり前です。ぼく達は仲良し三姉妹じゃないですかっ!」
「ふふ、そっか。それなら良かった!」

もみじさんは満面の笑みを浮かべると、ぎゅっとぼくに抱き着いてきた。
リアル世界では年齢差もあるし、ぼくは男だけど――この世界では紛れもなく、もみじさんやお姉ちゃんの妹なんだ……。

「このデスゲーム、きっと過酷なものになると思いますが――頑張りましょうね、もみじさん」
「ふっ。足を引っ張るなよ?いのり」
「もみじさんの方こそっ!」

こうしてぼく達は歩き始める。
しみうささんには悪いけど……ぼくはもみじさんも、お姉ちゃんも――絶対に失わない。
三姉妹でこの事件を解決するんだ……!

それにしても――あの吸血鬼はどうして仔猫さんのことを知ってたんだろう?

【D-3/一日目/深夜】
【いのり】
[状態]:健康
[装備]:轟雷宿りし影の剣(ドンナーシュヴェルト・シャッテン)@創造武具
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:三姉妹で事件を解決する
1:お姉ちゃんともみじさんはぼくが守る
2:しみうささん……大丈夫かな……?
3:どうして吸血鬼が仔猫さんのことを……?
[備考]

【もみじ】
[状態]:疲労(小)
[装備]:拳銃
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:三姉妹で事件を解決する
1:いのりと真白は私が守る
2:殺人鬼は容赦なく殺す
3:吸血鬼対策のアイテムでも集めるか?
[備考]

『支給品紹介』
【拳銃】
一般的な拳銃。VRなので弾切れすることがなく、扱いやすい


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GAME START いのり 抱きしめるから、恐れないで
GAME START もみじ 抱きしめるから、恐れないで
GAME START しみうさ YOU,YOU,I need YOU
GAME START ひなた Lunatic delusion -それでも罪人は愛を唄う-


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