ハーモニー読後メモ
伊藤計劃著
ハーモニーを読んだのでメモ。
ハーモニーを読んだのでメモ。
- さらっと物語として楽しく読んだ。
- 特別深い考察などはしていない。
- ネタバレではないと思うが、これから読む人は読んでから見た方がいいかもよ。
と言う前提で気になったとこメモ
- 登場人物の名前(ケルト神話の登場人物名が使われている)
- トァン→ケルト神話の語り手。神話時代から5回の生まれ変わりを経てトァンとしての生でケルト神話の語り手となる。
- ヌァザ→ヌァザ(銀腕のヌァザ)はダナンの王。勇猛な戦士。戦いで腕を失い、医療の神ディアンケヒト作の銀の義手をつけたため、「銀腕」と呼ばれる。五体満足でなくなったため、王の資格を失い、その座を追われる。後にディアンケヒトの息子ミァハにより腕を再生され、王の座に返り咲く。
- ミァハ→医療の神ディアンケヒトの息子で天才医。戦いで切り落とされたヌァザの腕を復元する。その力量を恐れた父・医療の神ディアンケヒトにより殺される。
- キアン→医療の神ディアンケヒトの息子であり、自身も医療の神。フォモール(海の彼方の部族)王バロールの娘エスリンとの間に光の神ルーをもうける。
トァンが語り部で、ミァハは天才ゆえに父に忌み嫌われる医者、キアンはミァハの兄弟であり医療の神であり、子世代の主神の親。
とまあこの辺の配置はなるほどね。
という感じなのだが、トァンの父が「医療の神ディアンケヒト」ではなく、「勇猛果敢な戦う王ヌァザ」であることは気になる。
とまあこの辺の配置はなるほどね。
という感じなのだが、トァンの父が「医療の神ディアンケヒト」ではなく、「勇猛果敢な戦う王ヌァザ」であることは気になる。
- 社会の枠組みについて
- 新しい社会の枠組みが生まれるときは、古い社会へのアンチテーゼとして生まれるのでフラットにはならず、極端な何かをシステム内に織り込みがちだと言うのは歴史上の事実だし、多分これからもそうだよね。という意味でこういう社会もなきにしもあらずと言うか、社会描写としては割と現実感持って読めたな。