家族愛 ◆7DOBbsTUNE
全ての始まりはそう…突然だった。
気が付いたら突然暗くて人がたくさんいる所に私はいた。
ずっと手を繋いでいたはずのお兄ちゃんが居なくなっていた。
その事に気付いて傷付いた…苦しんだ…悲しかった……辛かった。
お姉ちゃんに続いてお兄ちゃんも居なくなったんだから。
死にたくなった。
愛する者が居ない世界に……価値なんて無いから。
私がそんな事を考えていると突然、目の前のステージにライトが照らされた。
亀田と言う人物が話す。
これから殺し合いをしてもらうと。
丁度良かった。
殺し合いが始まったらすぐに死のう。
お兄ちゃんとお姉ちゃんに見捨てられた私には生きる必要なんて無いんだから。
変な格好をした人が歯向かって亀田の乗っているロボットに焼き殺されたのが見えたが別にどうでも良かった。
そうだ…いっその事あのロボットに殺してもらおう。
そうだ…いっその事あのロボットに殺してもらおう。
そう思い行動を起こそうとした時に亀田のある言葉が聞こえた。
「ああ、それから殺し合いの優勝に見合う賞品として、特別に願いを一つだけ叶えてあげるでやんすよ。
例え願いの内容が巨万の富でも、巨大な力でも、永遠の命でも、自分自身の国でも、何でも叶えてあげるでやんす」
例え願いの内容が巨万の富でも、巨大な力でも、永遠の命でも、自分自身の国でも、何でも叶えてあげるでやんす」
亀田のその言葉を聞いて私は理解した。
私は誤解していたんだ。
お兄ちゃんは私を捨てたんじゃない。
これはお兄ちゃんが課した試練だって。
だって私の願いなんて一つしか無いんだから。
お兄ちゃんはその事をわかってくれていたんだ!
お姉ちゃんが居なくなってから私は笑わなくなっていた。
きっとお兄ちゃんはその事に気付いていたんだ。
だからお兄ちゃんこの殺し合いに参加させたんだ。
私の願いは幸せな家族を取り戻す事。
お兄ちゃん…お姉ちゃん…そして私。
この三人で過ごす幸せな家庭。
私にそれ以上の喜びは無い。
その事をちゃんとわかっていたからお兄ちゃんは、この優勝すれば願いの叶う殺し合いに私を参加させたんだ。
私がこの殺し合いに優勝して家族を取り戻す!
それがお兄ちゃんが望んでいる事。
そして私の望みでもある。
私がお兄ちゃんの意図を理解したと同時に亀田の説明は終わった。
その間に一人子供が死んだけど別にどうでも良かった。
いや、殺す手間が省けて良かったのかもしれない。
気が付くと亀田が殺し合いの説明をしてくれた場所から別の場所にいた。
ここは…工場のようだ。
工場の中に何か殺し合いに有効な物が無いか調べたかったけど、まずは支給された物を確認する事にする。
デイパックの中には食料品、コンパス、地図、紙と鉛筆、時計、ランタンと黒い板が入っていた。
あと機関銃と何かの機械と予備弾セットと書かれた袋が出てきた。
機関銃が有れば有利に殺し合いが出来る。
機械にはアップテンポ電波と書かれた紙が貼ってあった。
ついていた説明書よると身体能力をあげる物だとらしい。
ついていた説明書よると身体能力をあげる物だとらしい。
予備弾セットと書かれた袋にはといろいろな種類の弾がたくさん入っていた。
私の機関銃に使える弾は百発ほど入っていた。
「あはははは!」
高坂茜は一人笑う。
だってこんな嬉しい事なんて無いから。
これだけ凄い武器が有れば優勝できる!
お兄ちゃんとお姉ちゃんと私と楽しく素晴らしい世界を!
家族の愛にみちあふれた光輝く世界を!
「あはははは!あはははははは!」
高坂茜に笑顔が戻った。
お姉ちゃんが居なくなってからこんなに笑うなんで久しぶりだ。
お姉ちゃんが居なくなってからこんなに笑うなんで久しぶりだ。
…あれ?
でもこの笑い方ってお兄ちゃんが食事に連れて行ってくれた時に、私が元気になるように笑ってくれた時のお兄ちゃんの笑い方だっけ?
あの時何を話したっけ?
でもこの笑い方ってお兄ちゃんが食事に連れて行ってくれた時に、私が元気になるように笑ってくれた時のお兄ちゃんの笑い方だっけ?
あの時何を話したっけ?
………思い出そうとしたら頭が痛くなった。
まあ無理に思い出す事も無いです。
まあ無理に思い出す事も無いです。
自分の笑い方も思い出せなかったけど…まあいいや。
私は幸せな家庭が作れればいいんだから。
「待っててね…
お兄ちゃんお姉ちゃん…
アカネが三人のずっとずっと続く素晴らしい家庭を世界を作り上げますから!」
お兄ちゃんお姉ちゃん…
アカネが三人のずっとずっと続く素晴らしい家庭を世界を作り上げますから!」
【B-7/工場/1日目/深夜】
【高坂 茜@パワプロクンポケット8】
[参戦時期]:壊れた世界後
[状態]:幸せ、早く殺したい
[装備]:機関銃
[道具]:支給品一式、アップテンポ電波、予備弾セット(各種弾薬百発ずつ)
[思考・状況]
基本:みんな殺して幸せな家庭を取り戻す。
1:工場に殺し合いに使える物を探す。
2:人を見付け次第殺す。
【高坂 茜@パワプロクンポケット8】
[参戦時期]:壊れた世界後
[状態]:幸せ、早く殺したい
[装備]:機関銃
[道具]:支給品一式、アップテンポ電波、予備弾セット(各種弾薬百発ずつ)
[思考・状況]
基本:みんな殺して幸せな家庭を取り戻す。
1:工場に殺し合いに使える物を探す。
2:人を見付け次第殺す。
【機関銃@パワプロクンポケット9裏】
連邦秘密警察隊員が使用している物。
高度な技術が使ってあり反動は少なめ。
連邦秘密警察隊員が使用している物。
高度な技術が使ってあり反動は少なめ。
【アップテンポ電波@パワプロクンポケット9裏】
これを使えば君のマッドサイエンティストだ!
使えば素早く動けるようになる。
アップテンポ電波の残両は%で表示。
一回使う度に10%ずつ消費。
効果は一時間程度。
予備電力が有ればもっと使えるかもしれない。
これを使えば君のマッドサイエンティストだ!
使えば素早く動けるようになる。
アップテンポ電波の残両は%で表示。
一回使う度に10%ずつ消費。
効果は一時間程度。
予備電力が有ればもっと使えるかもしれない。
【予備弾セット@現実?】
ロワ内の武器の弾薬がそれぞれ百発ずつ入っている
ロワ内の武器の弾薬がそれぞれ百発ずつ入っている
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