名探偵の呪縛 ◆7WJp/yel/Y
木が覆い茂った森の中を二つの影が蠢いている。
その速さから見るに、影は走っているようではない。
かと言って、歩いているようにも見えない。
二つの影は全力で走るほど速くはなく、歩くほど遅くもないというスピードで森の中を移動していく。
その速さから見るに、影は走っているようではない。
かと言って、歩いているようにも見えない。
二つの影は全力で走るほど速くはなく、歩くほど遅くもないというスピードで森の中を移動していく。
「親父、何か見えたか?」
「いーや、人っ子いないぜー」
「いーや、人っ子いないぜー」
その影の正体は、神出鬼没、頭脳明晰、容姿端麗、行動力抜群の名探偵こと七原 正大。
そして、自称世界的考古学者、七原正大の父の布具里である。
探偵と言うよりも冒険者の七原、現在進行形で火事場泥棒のように遺跡を漁っていく布具里。
その二人にとって森の中を素早く通り抜けることなんて目を瞑っていても出来るぐらい慣れたことだ。
何せ獣すら通らない道なき道を行かなければならないことだって数あるのだから。
どのようなスピードが最もエネルギー効率がいいのかも熟知している。
そして、自称世界的考古学者、七原正大の父の布具里である。
探偵と言うよりも冒険者の七原、現在進行形で火事場泥棒のように遺跡を漁っていく布具里。
その二人にとって森の中を素早く通り抜けることなんて目を瞑っていても出来るぐらい慣れたことだ。
何せ獣すら通らない道なき道を行かなければならないことだって数あるのだから。
どのようなスピードが最もエネルギー効率がいいのかも熟知している。
「やっぱり、森の中には居ないよな」
「で、どうするんだ息子よ。発電所やら研究所やらには行かなくてもいいのか?」
「で、どうするんだ息子よ。発電所やら研究所やらには行かなくてもいいのか?」
山の三合目ほどを横這いに移動してきた二人だが、それよりも上にある二つの施設には行っていなかった。
その理由はいくつかあるが、単純にそこまでの時間がない、というのが最も大きなものだ。
残り十二時間を切り、未だに仲間はおろか注意を促す必要がある危険人物にすら出会っていない。
山へと迂回しながら街を向い、丁寧に整備されているであろう道を使ってホテルに向かう。
それが七原のたてたとりあえずの予定。
だが、それでいいのか?という不安が渦巻いてきた。
その原因は先ほど聞こえてきた放送での死者発表に他ならない。
その理由はいくつかあるが、単純にそこまでの時間がない、というのが最も大きなものだ。
残り十二時間を切り、未だに仲間はおろか注意を促す必要がある危険人物にすら出会っていない。
山へと迂回しながら街を向い、丁寧に整備されているであろう道を使ってホテルに向かう。
それが七原のたてたとりあえずの予定。
だが、それでいいのか?という不安が渦巻いてきた。
その原因は先ほど聞こえてきた放送での死者発表に他ならない。
(青野さんや、鋼……それにタマちゃんまで死んでしまうなんて……!)
呼ばれた名前には冒険を共にした仲間の名前が呼ばれた。
それもどの仲間も一癖も二癖もある猛者。
それもどの仲間も一癖も二癖もある猛者。
(しかも、タマちゃんと鋼は死んでたはずだろ……?)
帝都で起こった大地震によって現れた化け物。
あの化け物の前に倒れ、死んでいったであろう七原と二人の仲間。
その二人の仲間も、出会う前に死んでいってしまった。
そして、帝都のその後を詳しく知っている可能性の高い青野さんもまた同様に死んでしまった。
ふと、隣に映る中年の姿を見て疑問が浮かぶ。
あの化け物の前に倒れ、死んでいったであろう七原と二人の仲間。
その二人の仲間も、出会う前に死んでいってしまった。
そして、帝都のその後を詳しく知っている可能性の高い青野さんもまた同様に死んでしまった。
ふと、隣に映る中年の姿を見て疑問が浮かぶ。
「……そう言えば、親父」
「なんだー?」
「なんだー?」
隣から聞こえてくるのんびりとした声に、少し苛立ちを覚える。
こちらは生き残ろうと必死だと言うのにどうしてもこうもマイペースなのだ、と。
なるべくその苛立ちが前に出てこないように、声を抑えて尋ねる。
こちらは生き残ろうと必死だと言うのにどうしてもこうもマイペースなのだ、と。
なるべくその苛立ちが前に出てこないように、声を抑えて尋ねる。
「親父は俺から300円借りに(貸さなかったけど)来たあとは何してたんだ?」
(※注! この時代の1円は今の5000円の価値があります。つまり150万円です。非常識極まりない)
(※注! この時代の1円は今の5000円の価値があります。つまり150万円です。非常識極まりない)
七原はひょっとすると布具里も我威亜党に何かちょっかいを出していたのではないか、という考えが浮かんだのだ。
それに、純粋な興味と言うのもあった。
七原や妻を放っておいてまで何をしていたのか、という興味が。
それに、純粋な興味と言うのもあった。
七原や妻を放っておいてまで何をしていたのか、という興味が。
「んー……いつも通りだな。遺跡に行って、そこで調べたことを大学のお偉いさんに教えて……」
「なんだ、また遺跡漁りか」
「おいおい……ちょっとはお父さんの仕事に興味を持とうと思わないのか、我が息子よ?
たまには、お父さんすごーい!僕も将来はお父さんみたいになる!、とか言ってた頃を思い出せよ」
「言ってないから! そんなこと言ってないから!」
「なんだ、また遺跡漁りか」
「おいおい……ちょっとはお父さんの仕事に興味を持とうと思わないのか、我が息子よ?
たまには、お父さんすごーい!僕も将来はお父さんみたいになる!、とか言ってた頃を思い出せよ」
「言ってないから! そんなこと言ってないから!」
昔から家族をおざなりにして遺跡を巡っていた父。
そんな駄目父に憧れることはない。
……奇しくも父と同じく冒険者、そして(父の借金が原因とはいえ)膨大な借金を抱えることになったが。
そんな駄目父に憧れることはない。
……奇しくも父と同じく冒険者、そして(父の借金が原因とはいえ)膨大な借金を抱えることになったが。
「ったく、親父は相変わらずだな……」
「相変わらずってなんだ、息子」
「相変わらずってなんだ、息子」
無駄口をたたき合いながらも足を止めずに前へと進んでいく。
いつかこんな父を尊敬する日が来るだろうか、なんて話を考えて馬鹿らしく笑えてくる。
少なくとも、借金がある限り父を尊敬する日など来ないだろう。
いつかこんな父を尊敬する日が来るだろうか、なんて話を考えて馬鹿らしく笑えてくる。
少なくとも、借金がある限り父を尊敬する日など来ないだろう。
「っと、神社が見えたな」
「普通だねぇ、特に歴史的価値はなさそうだ」
「……無理するなよ親父。息子の前でカッコつけたいのは分かるけど」
「普通だねぇ、特に歴史的価値はなさそうだ」
「……無理するなよ親父。息子の前でカッコつけたいのは分かるけど」
無駄口を止めることなく進んでいく。
七原は銃を懐に備え、布具里も何かをしようとするものの息子に銃を巻き上げられて何もない無手で進んでいく。
そしてかなりの距離まで近づき、とりあえず門をくぐって中に入ろうと正面に回った時だった。
七原は銃を懐に備え、布具里も何かをしようとするものの息子に銃を巻き上げられて何もない無手で進んでいく。
そしてかなりの距離まで近づき、とりあえず門をくぐって中に入ろうと正面に回った時だった。
「おっと! そこを動くなよ!」
「……そう来るよなぁ、普通は」
「あらら……」
「……そう来るよなぁ、普通は」
「あらら……」
目の前には猟銃を構えた一人のボロを着た男。
七原と布具里が放送の前に出会った九条という男とよく似ている。
こちらをじっくりと観察するかのような眼をして、直ぐに障害物へと体を滑らせれる位置に居る。
猟銃はボルトアクション、つまり再装填に時間がかかるため最初の一撃を避ければ危険度は格段に減る。
だが、七原の見る限りだと向こうは予想以上に落ち着いている。
焦らなければいい関係が気付ける、と思いたい。
七原と布具里が放送の前に出会った九条という男とよく似ている。
こちらをじっくりと観察するかのような眼をして、直ぐに障害物へと体を滑らせれる位置に居る。
猟銃はボルトアクション、つまり再装填に時間がかかるため最初の一撃を避ければ危険度は格段に減る。
だが、七原の見る限りだと向こうは予想以上に落ち着いている。
焦らなければいい関係が気付ける、と思いたい。
「よし、手をあげな。変な動きするんじゃねーぞ」
「はいはい……」
「はいはい……」
銃は懐にしまい、手を上げて向こうの出方をうかがう。
布具里が何かをしないかと七原は内心ひやりとしていたが、幸い手を上げている。
布具里が何かをしないかと七原は内心ひやりとしていたが、幸い手を上げている。
「んじゃあ、単刀直入に聞く。お前らは殺し合いに乗っているのか?」
「乗っていない」
「乗っていない」
男の台詞に間髪をいれず答える。
敵意はない、それを分からせるのはひどく難しい。
何故なら人は嘘をつけるし、それが常識だから。
敵意はない、それを分からせるのはひどく難しい。
何故なら人は嘘をつけるし、それが常識だから。
「……そうか、だが動くなよ? 悪いが簡単に信じるわけにはいかないんでな」
「分かった。こっちも撃たれちゃ堪らないからな」
「分かった。こっちも撃たれちゃ堪らないからな」
そう言いながらも、男は猟銃を放そうとはしない。
「少し話があるんだけど……ここからの話をするってこと良いかな?」
「構わないぜ」
「手を組まないか?」
「構わないぜ」
「手を組まないか?」
顔を見ずに猟銃と腕だけを観察する、怪しい動きを見せればすぐに避けれるように。
男に撃つ気配はないとは言え、油断はできない。
考える素振りは見せているのに隙は見せない。
少なくとも修羅場や危険にはなれているようだ。
男に撃つ気配はないとは言え、油断はできない。
考える素振りは見せているのに隙は見せない。
少なくとも修羅場や危険にはなれているようだ。
「……ちょっと待ってろ。仲間を呼ぶ、詳しい話を聞くのはそれからだ」
◆ ◆ ◆
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
本堂の中に居るのは三人の男女の若者。
その誰もが口を開くことはなく、俯いたまま目を合わせようとしない。
その理由は先ほどの放送だ。
十八人、十八人もの人間が死んだのだから当然とも言えよう。
最初の二人は亀田と言う元凶に殺されたとしても、残りの十六人はこの島に居る人間が殺したのだ。
それが一人なのか、それとも十六人なのか、それとも人を殺した人間も全員死んでしまったのか。
いずれにしろ落ち着かない。
しかも、天本玲泉は知り合いである島岡武雄を失くしているのだ。
穏やかでいれるわけがない。
その誰もが口を開くことはなく、俯いたまま目を合わせようとしない。
その理由は先ほどの放送だ。
十八人、十八人もの人間が死んだのだから当然とも言えよう。
最初の二人は亀田と言う元凶に殺されたとしても、残りの十六人はこの島に居る人間が殺したのだ。
それが一人なのか、それとも十六人なのか、それとも人を殺した人間も全員死んでしまったのか。
いずれにしろ落ち着かない。
しかも、天本玲泉は知り合いである島岡武雄を失くしているのだ。
穏やかでいれるわけがない。
「……天本さん、春香ちゃん。俺、ちょっと椿さんのところに行ってくるから」
「え……?」
「椿さんばかりに見張りを任せてるのもまずいからね」
「え……?」
「椿さんばかりに見張りを任せてるのもまずいからね」
そう言うと足早に七味東雅は二人から離れていった。
ここに居づらくなった、と言うよりも居ても立っても居られない、と言った風だ。
だが、残された彼女と倉見春香には沈黙が続いていく。
先ほど出会ったばかりなのだ。
話す共通の話題もないし、話す気力もない。
ここに居づらくなった、と言うよりも居ても立っても居られない、と言った風だ。
だが、残された彼女と倉見春香には沈黙が続いていく。
先ほど出会ったばかりなのだ。
話す共通の話題もないし、話す気力もない。
「先輩……」
春香がぽつりと漏らした一言。
玲泉も少し居心地が悪かったのだろう、その言葉を拾うことにしたようだ。
玲泉も少し居心地が悪かったのだろう、その言葉を拾うことにしたようだ。
「倉見さんは七味さんと仲が良いんですね」
「え? え、ええ、そうですよ! 先輩と私は恋人ですからね!」
「恋人……そうですか、道理で倉見さんは七味さんを信頼するわけですね」
「えへへ……あ、でも、先輩が少し変なです」
「変……ですか?」
「え? え、ええ、そうですよ! 先輩と私は恋人ですからね!」
「恋人……そうですか、道理で倉見さんは七味さんを信頼するわけですね」
「えへへ……あ、でも、先輩が少し変なです」
「変……ですか?」
玲泉が思い出す限り七味に妙なところはなかった。
むしろ何とかして殺し合いから脱出しようと必死になっていることから頼りになるぐらいだ。
それとも日常では情けない、と言うより穏やかな性質なのだろうか。
そこまで思って玲泉の頭に一人の男が思い浮かぶ。
知っている限り、最もあり得ないことを実現させた人間。
そして玲泉のいま最も大切な人間。
島岡が死ぬのにショックを受けたと同時に、彼が居ないことを大きく安堵した。
むしろ何とかして殺し合いから脱出しようと必死になっていることから頼りになるぐらいだ。
それとも日常では情けない、と言うより穏やかな性質なのだろうか。
そこまで思って玲泉の頭に一人の男が思い浮かぶ。
知っている限り、最もあり得ないことを実現させた人間。
そして玲泉のいま最も大切な人間。
島岡が死ぬのにショックを受けたと同時に、彼が居ないことを大きく安堵した。
「先輩、私のこと知らないって言ったんです」
「え?」
「……私とここに来てから会ったとき、私のことを知らないって言ったんです」
「どういう、ことですか?」
「え?」
「……私とここに来てから会ったとき、私のことを知らないって言ったんです」
「どういう、ことですか?」
いまいち理解が出来ない、と言う風な表情で問いかける。
倉見も困ったような表情で語り始める。
愚痴を零し始める、と言い換えてもいいかも知れない
倉見も困ったような表情で語り始める。
愚痴を零し始める、と言い換えてもいいかも知れない
「先輩……全部忘れちゃったんです。私とデートしたことも、初めて会った時のことも……」
「……では、これから作っていくというのはどうですか?」
「え?」
「これから、作っていけばいいんですよ。
忘れたものを思い出すことに時間をかけるよりもよっぽど有意義ですよ」
「これから……」
「ええ、これから楽しいことをして、これからもう一度恋人になればいいんですよ」
「……では、これから作っていくというのはどうですか?」
「え?」
「これから、作っていけばいいんですよ。
忘れたものを思い出すことに時間をかけるよりもよっぽど有意義ですよ」
「これから……」
「ええ、これから楽しいことをして、これからもう一度恋人になればいいんですよ」
積木が崩れれば積み直せばいい。
砂の城が波で壊されたらまた作り直せばいい。
それは簡単なことだ。
何故積木が崩れたか、とか、何故波がここまで届いたか、などを考えるに比べれば、とても簡単なことだ。
出来る筈だと玲泉は漠然と思う。
あの人が自分を忘れてしまう。
それはとても悲しいことだろう。
だけど、そこでめそめそ泣いているようなことはしないだろう。
砂の城が波で壊されたらまた作り直せばいい。
それは簡単なことだ。
何故積木が崩れたか、とか、何故波がここまで届いたか、などを考えるに比べれば、とても簡単なことだ。
出来る筈だと玲泉は漠然と思う。
あの人が自分を忘れてしまう。
それはとても悲しいことだろう。
だけど、そこでめそめそ泣いているようなことはしないだろう。
「泣いていてくるような幸せはいりません。そんな幸せはこちらから願い下げですよ」
「……凄いですね、天本さん」
「……凄いですね、天本さん」
玲泉の言葉に心の底から感心したように春香は呟く。
その様子をどう思ったのか、玲泉は相変わらず笑みを絶やさずに言葉を紡ぐ。
その様子をどう思ったのか、玲泉は相変わらず笑みを絶やさずに言葉を紡ぐ。
「そうですか? 私は倉見さんの明るさが凄いと思いますよ。心から笑う、というのは難しいですから」
「それだけが私の取り柄ですから!」
「ふふふ」
「えへへ!」
「それだけが私の取り柄ですから!」
「ふふふ」
「えへへ!」
先ほどまでの沈黙は何処かへと行ってしまった。
二人は笑いながら、ここを脱出しようと心に誓う。
二人は笑いながら、ここを脱出しようと心に誓う。
「東先輩も居ますからね! みんなで脱出してまた先輩と一からスタートします!」
「私も、あの人の居る島に帰りたいですからね……」
「え、あの人って?」
「私の、そう、大事な人ですよ」
「え、そうなん」
「おーい、二人とも―!」
「私も、あの人の居る島に帰りたいですからね……」
「え、あの人って?」
「私の、そう、大事な人ですよ」
「え、そうなん」
「おーい、二人とも―!」
春香の言葉を遮る形で七味の声が聞こえてくる。
その声に春香は嬉しそうな表情を浮かべ、玲泉はそれを見てクスリと笑う。
ひどく和やかな雰囲気だ。
出ていくまでの雰囲気しか知らない七味は少し不思議そうに首をひねる。
その声に春香は嬉しそうな表情を浮かべ、玲泉はそれを見てクスリと笑う。
ひどく和やかな雰囲気だ。
出ていくまでの雰囲気しか知らない七味は少し不思議そうに首をひねる。
「人が来てる。椿さんが言うには殺し合いには乗ってないらしい。
それでその人たちをどうするかで俺たちの意見が聞きたいってそうだ」
「人が……東先輩じゃ、ないんですよね?」
「ああ、知らない人たちだ。とにかく来てくれ」
それでその人たちをどうするかで俺たちの意見が聞きたいってそうだ」
「人が……東先輩じゃ、ないんですよね?」
「ああ、知らない人たちだ。とにかく来てくれ」
その言葉に少し緊張しながら七味の後ろへ着いていく二人。
どんな人間が居るのか、その人は本当に殺し合いに乗っていないのか。
いろんな疑問が頭に渦巻きながら、椿の傍へと来た。
どんな人間が居るのか、その人は本当に殺し合いに乗っていないのか。
いろんな疑問が頭に渦巻きながら、椿の傍へと来た。
「よう、お嬢ちゃんたち。早速で悪いが、少し話し合いと行くぜ。
こればっかりは俺が一人で決めるわけにはいかないから」
こればっかりは俺が一人で決めるわけにはいかないから」
椿の言葉に何も言わずにただ頷く。
そして横目でその殺し合いに乗っていないらしい二人を見る。
一人はハンチング帽が特徴的な男。
もう一人は真っ白な服とあり得ない顔の骨格が目を引く男。
見ただけではどんな人間かは分からない。
そして横目でその殺し合いに乗っていないらしい二人を見る。
一人はハンチング帽が特徴的な男。
もう一人は真っ白な服とあり得ない顔の骨格が目を引く男。
見ただけではどんな人間かは分からない。
「よし、話し合いだ。言っとくがそこから動くなよ」
「分かってる、そしてこっちは一つだけ聞きたいことがあるんだ。まずはそれから聞いて見ていいかい?」
「……良いぜ、言ってみな」
「分かってる、そしてこっちは一つだけ聞きたいことがあるんだ。まずはそれから聞いて見ていいかい?」
「……良いぜ、言ってみな」
話は椿とハンチング帽の男が中心で進むようだ。
恐らくその話を聞いて私たちが決めろということなのだろう。
三人は一言も聞き逃さないように沈黙する。
恐らくその話を聞いて私たちが決めろということなのだろう。
三人は一言も聞き逃さないように沈黙する。
「……今が何年の何月何日か、わかるかい?」
「…………あん?」
「馬鹿らしく聞こえるかもしれないかもしれないが、大事な質問だ。
もう一度言うぞ、今日が何年の何月何日か、わかるか?」
「…………あん?」
「馬鹿らしく聞こえるかもしれないかもしれないが、大事な質問だ。
もう一度言うぞ、今日が何年の何月何日か、わかるか?」
椿はすばやくこちらに目をやる。
あの椿が戸惑っている、と言うのは少し意外だった。
あの椿が戸惑っている、と言うのは少し意外だった。
「そんなの××年の大晦日、いやもう正月か三が日にはなってるか? とにかくいきなりなんだ」
「え?」
「……椿さん」
「あんだ?」
「……いや、話が早くて助かるよ。そっちも時間が違うのなら、ね」
「え?」
「……椿さん」
「あんだ?」
「……いや、話が早くて助かるよ。そっちも時間が違うのなら、ね」
ハンチング帽の男が少し肩の力を抜いて笑ったように見えた。
玲泉たちは四人は訳が分からない。全員が狐に包まれたかのような顔をしている。
玲泉たちは四人は訳が分からない。全員が狐に包まれたかのような顔をしている。
「後ろの三人は不思議に思ってる筈だ。良いかい、俺たちは『違う時間』から集まれたんだ!」
「……あん?」
「…………」
「…………」
「…………」
「息子よ、それはいきなりすぎるぞ」
「こう言うのは最初に核心をついていた方が楽なんだよ。
そっちで話し合ってみな。間違いなく最後に覚えている日が見事に違うはずだからな。
誘拐されたから、なんて言葉が不自然に思えるぐらいの違いがね」
「……あん?」
「…………」
「…………」
「…………」
「息子よ、それはいきなりすぎるぞ」
「こう言うのは最初に核心をついていた方が楽なんだよ。
そっちで話し合ってみな。間違いなく最後に覚えている日が見事に違うはずだからな。
誘拐されたから、なんて言葉が不自然に思えるぐらいの違いがね」
男は自信満々に言い放つ。
さすがに疑問を覚えたのか椿はこちらに向き直り、「今日は何日だ」と尋ねてくる。
結果は男が言ったとおり、皆が皆、見事に違った日は言った。
さすがに疑問を覚えたのか椿はこちらに向き直り、「今日は何日だ」と尋ねてくる。
結果は男が言ったとおり、皆が皆、見事に違った日は言った。
「せ、先輩はもう20歳なんですか」
「そうか……春香ちゃんは俺のいっこ下なんだ」
「そうか……春香ちゃんは俺のいっこ下なんだ」
わずかな誤差。
ひょっとすると七味が春香を忘れているのも何か訳があるのかも、と関係ないことを玲泉は思った。
そんな中、椿は苛立ったような表情のまま二人の男へと体を向ける。
ひょっとすると七味が春香を忘れているのも何か訳があるのかも、と関係ないことを玲泉は思った。
そんな中、椿は苛立ったような表情のまま二人の男へと体を向ける。
「……おい、話を聞かせろ。どうせまだとっておきが残ってんだろ?」
「俺たちは大正から連れてこられた」
「……はあ?」
「俺たちは大正から連れてこられた」
「……はあ?」
椿が何度目かになる間の抜けた声を出す。
それも仕方がないだろう、いきなり大正時代の人間だ、なんて言われたら。
玲泉だって訳が分からなかった。
だが、その言葉以上に、次の言葉が玲泉の胸を捉えた。
それも仕方がないだろう、いきなり大正時代の人間だ、なんて言われたら。
玲泉だって訳が分からなかった。
だが、その言葉以上に、次の言葉が玲泉の胸を捉えた。
「そして、俺は一度死に、そして生き返った……死んでいた仲間も、生き返った。
恐らく亀田の仕業だ。あいつはこちらの理解の外の技術を持っている」
恐らく亀田の仕業だ。あいつはこちらの理解の外の技術を持っている」
「…………………………え?」
天本玲泉はあまりの出来事に呆気を取られてしまった。
『自分は死んだ』と目の前の探偵と名乗った男は語った。
『仲間も死んでしまったがこの殺し合いに巻き込まれて、もう一度死んでしまった』とも言った。
椿や七味に倉見、それどころか連れの男すら信じていないようだが、彼女には思い当たる節があった。
そして、まだ話が続いているようだが一向に耳に入ってこない。
『自分は死んだ』と目の前の探偵と名乗った男は語った。
『仲間も死んでしまったがこの殺し合いに巻き込まれて、もう一度死んでしまった』とも言った。
椿や七味に倉見、それどころか連れの男すら信じていないようだが、彼女には思い当たる節があった。
そして、まだ話が続いているようだが一向に耳に入ってこない。
(呪……神隠し……そして、お婆様)
彼女が今行っている思考はあまりにも飛躍した考えなのかもしれない。
実際に彼女の祖母である天本セツが起こした呪いは『人をこの世から、記憶から消す』というもの。
『人を生き返らせる』というものとは見事なまでに逆のベクトルを持った呪いだ。
しかし、しかしだ。
実際に彼女の祖母である天本セツが起こした呪いは『人をこの世から、記憶から消す』というもの。
『人を生き返らせる』というものとは見事なまでに逆のベクトルを持った呪いだ。
しかし、しかしだ。
(人を消すことが出来るのなら……蘇らせることだって出来る……?)
願望だ、あまりにも自分にとってだけ都合のいい願望。
そう、祖母のセツを蘇らせることができる、なんて願いは。
だが、祖母一人の命だけで、執念だけで一時的にとは言え人を二人も消したのだ。
そして、恐らく。野球部が甲子園に行けなければ野球部全員を消していただろう。
ならば49人の命を使えば、人を生き返らせることもできるのでは?
彼女の思考はどんどんと一人歩きをしていく。
そう、祖母のセツを蘇らせることができる、なんて願いは。
だが、祖母一人の命だけで、執念だけで一時的にとは言え人を二人も消したのだ。
そして、恐らく。野球部が甲子園に行けなければ野球部全員を消していただろう。
ならば49人の命を使えば、人を生き返らせることもできるのでは?
彼女の思考はどんどんと一人歩きをしていく。
(私に一度も優しくしてくれなかったお婆様。
あれだけ思ってくれた優しいお爺様を放って、若いころのロマンスばかり夢を見ていたお婆様。
いい年をして、あの人に昔の恋人を投影していたお婆様。
結局、一人で満足して勝手に死んでいったお婆様)
あれだけ思ってくれた優しいお爺様を放って、若いころのロマンスばかり夢を見ていたお婆様。
いい年をして、あの人に昔の恋人を投影していたお婆様。
結局、一人で満足して勝手に死んでいったお婆様)
頭によぎる顔は、しかめっ面でも怒気を孕んだ顔でもない。
あの人を初めて見た時の驚きを浮かべた顔と、苦しそうながらも幸せそうな笑みを浮かべている顔だけだ。
あの人を初めて見た時の驚きを浮かべた顔と、苦しそうながらも幸せそうな笑みを浮かべている顔だけだ。
(……私は、お婆様なんて嫌いだ)
良い思い出などない。
どんなに思い出しても彼女の記憶にはセツに優しくされた覚えはない。
母のことを悪く言われたこともあった。
色々とこきを使われたこともあった。
いつも愚痴を言っていた。
悪いことばかりを思い出す。
それはひょっとすると彼女自身のブレーキなのかもしれない。
彼女も悟っているのだ。ここで決意してはいけない、と。
それはしてはいけないこと。
理性をもって、打算のままに行動して、それをすることは人としてしてはいけないことだ。
必死でそう思考が流れないようにする。
そして、まっ先に思い出すのは『あの人』のこと。
彼女を受け止めてくれた『あの人』。
今も彼女と一緒に居てくれる『あの人』。
その人のためにもそれをするわけにはいかないと、必死に『あの人』のことを思い出す。
そして、あの人の動きを、言葉を、全てを思い出す。
白球へと向かって走っていくユニフォーム姿の人。
甲子園まで行き、優勝をしたあの人。
秋の日、私が全てを告白し、それでも受け入れてくれたあの人。
その時の言葉は、今でも――――今、でも―――――
どんなに思い出しても彼女の記憶にはセツに優しくされた覚えはない。
母のことを悪く言われたこともあった。
色々とこきを使われたこともあった。
いつも愚痴を言っていた。
悪いことばかりを思い出す。
それはひょっとすると彼女自身のブレーキなのかもしれない。
彼女も悟っているのだ。ここで決意してはいけない、と。
それはしてはいけないこと。
理性をもって、打算のままに行動して、それをすることは人としてしてはいけないことだ。
必死でそう思考が流れないようにする。
そして、まっ先に思い出すのは『あの人』のこと。
彼女を受け止めてくれた『あの人』。
今も彼女と一緒に居てくれる『あの人』。
その人のためにもそれをするわけにはいかないと、必死に『あの人』のことを思い出す。
そして、あの人の動きを、言葉を、全てを思い出す。
白球へと向かって走っていくユニフォーム姿の人。
甲子園まで行き、優勝をしたあの人。
秋の日、私が全てを告白し、それでも受け入れてくれたあの人。
その時の言葉は、今でも――――今、でも―――――
『……天本さんは、結局お婆ちゃんのことが好きだったんだよ』
「あ……」
『本当は、全部お婆ちゃんのためにやったんだろう?』
「あ……ああ…………!」
その際に思い出した言葉で、もう駄目だった。
口で祖母のことが嫌いと言おうと、頭で祖母の嫌なところを思い出そうとしても。
彼の言葉と、唯一の自分の居場所だったことを思い出してしまったら駄目だった。
想像するのは彼女自身と、あの人と、そして祖母が一緒に並んでいる。
口で祖母のことが嫌いと言おうと、頭で祖母の嫌なところを思い出そうとしても。
彼の言葉と、唯一の自分の居場所だったことを思い出してしまったら駄目だった。
想像するのは彼女自身と、あの人と、そして祖母が一緒に並んでいる。
(……私は……)
変わりはない、高校時代にやっていたこと何の変わりはないはずなのだ。
そう、彼女は燃えるゴミの日に燃えるごみを出すぐらいの自然さでそれを行えばいい。
焚き火をするぐらいの気軽さで火をつけた時のように。
自然な動作でお弁当に痺れ薬を混ぜたように。
気まぐれのように祖母の最後を看取った時のように。
そして、祖母を蘇らせてあの人と暮らせばいい。
そう、彼女は燃えるゴミの日に燃えるごみを出すぐらいの自然さでそれを行えばいい。
焚き火をするぐらいの気軽さで火をつけた時のように。
自然な動作でお弁当に痺れ薬を混ぜたように。
気まぐれのように祖母の最後を看取った時のように。
そして、祖母を蘇らせてあの人と暮らせばいい。
一緒だ。
あの時と同じように、彼女は結果的に人を殺すように動ければいいだけだ。
彼女の心に静かな、けれども熱い炎のようなものが浮かび始める。
先ほどまで倉見 春香と一緒に話していたころの穏やかな気持ちはない。
真っ赤ですらない、それはガスコンロで作られたかのような安っぽい高温の青い炎。
先ほどまで倉見 春香と一緒に話していたころの穏やかな気持ちはない。
真っ赤ですらない、それはガスコンロで作られたかのような安っぽい高温の青い炎。
それに、椿の首輪の外すという言葉だって確実ではない。
願いを叶えるという言葉が嘘だとしても、全員を殺すというのは元に戻る方法の一つでもある。
願いを叶えるという言葉が嘘だとしても、全員を殺すというのは元に戻る方法の一つでもある。
気づいたときには、七原という男との会話は終わっていた。
どうやら、一先ず行動を共にすることになったようだ。
椿が良いと言った以上、何かしらの策があるのだろう。
要注意人物であるが、頼れる人物でもある。
彼女は今までとは違った目で椿を観察していく。
だが、あまりにもジロジロと見ていると要らぬ疑いを受ける。
彼女は振り返り、二人の男へと声をかけた。
どうやら、一先ず行動を共にすることになったようだ。
椿が良いと言った以上、何かしらの策があるのだろう。
要注意人物であるが、頼れる人物でもある。
彼女は今までとは違った目で椿を観察していく。
だが、あまりにもジロジロと見ていると要らぬ疑いを受ける。
彼女は振り返り、二人の男へと声をかけた。
「では、これからよろしくお願いしますね。七原さん、布具里さん」
彼女は自然と、全てを吐露したあの秋の日以来となる類の笑顔を浮かべていた。
【C-2/神社/1日目/朝】
【倉見春香@パワプロクンポケット7表】
[状態]:健康
[装備]:麻酔銃@現実(一発消費)
[道具]:なし(七味が持っている)
[思考]
1:休んで七味の足手まといにならないようにする。
2:あわよくば七味の記憶を取り戻す。
【倉見春香@パワプロクンポケット7表】
[状態]:健康
[装備]:麻酔銃@現実(一発消費)
[道具]:なし(七味が持っている)
[思考]
1:休んで七味の足手まといにならないようにする。
2:あわよくば七味の記憶を取り戻す。
【七味東雅@パワプロクンポケット7表】
[状態]:健康
[装備]:セイラーマンサーベル、支給品一式×3、ランダム支給品2~6個
[道具]:なし
[思考]
1:春香ちゃんを守る。
2:ゲームに乗らない人物を守る、そして一緒に協力する。
3:ヒーローがいるなら合流する。
[備考]
※七味東雅の高校時代は彼女とも付き合わずまじめに野球一筋でした。
※七味東雅は記憶喪失ではありません。
2年前のことなので春香の事を覚えていないだけです。(生徒会くらいのときしか面識がないため)
[状態]:健康
[装備]:セイラーマンサーベル、支給品一式×3、ランダム支給品2~6個
[道具]:なし
[思考]
1:春香ちゃんを守る。
2:ゲームに乗らない人物を守る、そして一緒に協力する。
3:ヒーローがいるなら合流する。
[備考]
※七味東雅の高校時代は彼女とも付き合わずまじめに野球一筋でした。
※七味東雅は記憶喪失ではありません。
2年前のことなので春香の事を覚えていないだけです。(生徒会くらいのときしか面識がないため)
【椿@パワプロクンポケット9表】
[状態]健康
[装備]鉈、ムラタ銃
[道具]支給品一式×2(不明支給品1~4)
[思考]
基本:生き残るのに手段は選ばない。
1:とりあえず七味、春香、天本、七原、布具里と行動する。
2:天本を利用してゲームを有利に進める。
[状態]健康
[装備]鉈、ムラタ銃
[道具]支給品一式×2(不明支給品1~4)
[思考]
基本:生き残るのに手段は選ばない。
1:とりあえず七味、春香、天本、七原、布具里と行動する。
2:天本を利用してゲームを有利に進める。
【ムラタ銃@パワプロクンポケット7裏】
猟師に広く普及されている猟銃。
ボルトアクション、つまり一発ごとに弾を再装填にしないといけない作りになっている。
猟師に広く普及されている猟銃。
ボルトアクション、つまり一発ごとに弾を再装填にしないといけない作りになっている。
【天本玲泉@パワプロクンポケット4表】
[状態]健康
[装備]なし
[道具]支給品一式(不明支給品1~3)
[思考]
基本:日の出島に帰る。
1:人を結果的に殺す。
2:このチームを利用する。
[状態]健康
[装備]なし
[道具]支給品一式(不明支給品1~3)
[思考]
基本:日の出島に帰る。
1:人を結果的に殺す。
2:このチームを利用する。
【七原正大(ななはら まさひろ)@パワプロクンポケット7裏】
[状態]:健康
[装備]:地味な色のベスト、ニューナンブM60(6/6)
[道具]:支給品一式、Pカード、九条と凡田の知り合いの名前の書かれたメモ、予備弾(12/12)
[思考]
基本:亀田を倒す。
1:仲間を集めるために動き回る。
2:ほるひすに警戒心。
3:第三放送前にホテルPAWAへと向かう。
[備考]
※大正編のどの人物とどの程度面識があるか、メモに誰の名前が書かれたかは後の書き手に任せます。
[状態]:健康
[装備]:地味な色のベスト、ニューナンブM60(6/6)
[道具]:支給品一式、Pカード、九条と凡田の知り合いの名前の書かれたメモ、予備弾(12/12)
[思考]
基本:亀田を倒す。
1:仲間を集めるために動き回る。
2:ほるひすに警戒心。
3:第三放送前にホテルPAWAへと向かう。
[備考]
※大正編のどの人物とどの程度面識があるか、メモに誰の名前が書かれたかは後の書き手に任せます。
【布具里@パワプロクンポケット7裏】
[状態]:健康
[装備]:亀田幻妖斎の服
[道具]:支給品一式、ランダム支給品残り0~1個(本人確認済み)、亀田幻妖斎の仮面
[思考]
基本:正大に寄生して生きる。
1:仲間を集める。
2:第三放送前にホテルPAWAへと向かう。
3:死んでたのか……息子よ。
[備考]
※確認済みの支給品の中に、衣服になるものは入っていません。
[状態]:健康
[装備]:亀田幻妖斎の服
[道具]:支給品一式、ランダム支給品残り0~1個(本人確認済み)、亀田幻妖斎の仮面
[思考]
基本:正大に寄生して生きる。
1:仲間を集める。
2:第三放送前にホテルPAWAへと向かう。
3:死んでたのか……息子よ。
[備考]
※確認済みの支給品の中に、衣服になるものは入っていません。
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| 051:正義の味方と縁のある男たち | 天本玲泉 | 079:赤、情報、神社にて。 |
| 051:正義の味方と縁のある男たち | 倉見春香 | 079:赤、情報、神社にて。 |
| 051:正義の味方と縁のある男たち | 七味東雅 | 079:赤、情報、神社にて。 |
| 051:正義の味方と縁のある男たち | 椿 | 079:赤、情報、神社にて。 |
| 041:時間移動か洗脳か | 七原正大 | 079:赤、情報、神社にて。 |
| 041:時間移動か洗脳か | 布具里 | 079:赤、情報、神社にて。 |