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作品





(仮)落葉



化石は夜集まる
人知れず俺たちは地層をでっち上げ
信号の赤が点滅している頃にはそれを構築し
こと細か作業日報を書いては水を喰らい憤怒!

またしても恋人たちは桜の季節によって開花し
実を結び数々で飲み潤し与え奪い
さまよっては俺たちの根に向かって頭を垂れ
さんざんなれども輝きのたたずまい、この生命の仕草!



698 名前:(仮)落葉[] 投稿日:02/10/15 06:56 ID:K2RhHDa4


【コメント】

727 名前:激辛正当派[sage] 投稿日:02/10/17 22:56 ID:GSsJB/Mq
>>698(仮)落葉
前半部、化石の独白部分はリアルに幻視でき面白い。
そこから後半部へと有機的に繋がっているかといえば疑問を感じる。
化石→恋人たち→化石へと、循環する体系のように描写しても面白いのでは。

791 名前:構造 ◆/Cej999/v6 [sage] 投稿日:02/10/20 23:46 ID:8Pix6F+D
>>698
このたくらんでいるような膂力を感じさせる
たくましさはいいんだが
2連目、これ花見が背景なんだよね。春かよ!

61 名前:微熱くん ◆e3/504x/.Q [] 投稿日:02/10/26 09:50 ID:5nKk1vsh
698 :(仮)落葉>短いながらも凝縮されていて読み応えもある秀作かと。

543 名前:ピンクフラミンゴ ◆PINKvHEPP. [sage] 投稿日:02/10/15 19:11 ID:/kWq/4QG
 >>本スレ698 (仮)落葉
投稿した後で気付いたかも知れないケド、各連の最後の感嘆符が半角のままで良かったのかしら?
BBSに投稿されてブラウザ上で読まれる事を意識してたら、こういうトコもこだわるべきヨ。
それ以外の部分は、タイトルとの関係を考え込ませるコトを含めて面白いと思うワ。

599 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/10/20 19:27 ID:ZzLbjHE0
 >本スレ698
支離滅裂タイプの詩だと察せられるので3行目が2行目と重複しているように読めるのは
むしろより一層深刻な問題である気がする。





青春と落ち葉



嫌な秋だ。
嵐も吹雪もない、おれをまいてくれるものは何もない。
静かすぎる!
そんな時にこそおれの心は荒くれ立つ。

人が見える。
人の波と街とが溶け合った空が見えるぞ。
人でありながら人を否め、また人に舞い戻ってくるおれが!
あぁ、落ち葉よ。まだ何者でもないものよ。
お前が見上げたその先は天国なのか?
ならば地獄は下か。
人外の形相でおれにたった今踏みつけられ
沈み腐ってゆくその先か?
何がちがうというのだ。
どこもかしこも似たような臭いばかりだ!
金輪際おれはお前を見つける自信などないぞ、例えどこにいようとも!

あぁ、お前はいったいなんなのだ。
どこにいるのだ。
こたえてくれ。
心あるうちに・・・。
おれが人間になる前に!


700 名前:青春と落ち葉[] 投稿日:02/10/15 15:52 ID:1OyHg4rT


【コメント】

727 名前:激辛正当派[sage] 投稿日:02/10/17 22:56 ID:GSsJB/Mq
>>700 青春と落ち葉
素直に読めば、単に思春期の焦燥を表現したと思うが。。。
そうするとオーバーアクションな言葉の羅列もこけ脅しにしか見えない。
最終連の感傷過多なまとめも、詩全体をつまらなくする要因になっている。

792 名前:構造 ◆/Cej999/v6 [sage] 投稿日:02/10/20 23:47 ID:8Pix6F+D
>>700
二連目はなかなかのもの。表現もいい言葉を選んでる。
 >あぁ、落ち葉よ。まだ何者でもないものよ。

 >人外の形相でおれにたった今踏みつけられ
特にこれらの部分は最高
一連目、三連目で勢いが完全にそがれてる。
イメージを枠にはめて、額縁をつけて、はい、これは絵ですよ
といってるようなもの。題で救われてるけど。
個人的にはちっちゃくまとめようとする意図がみえてちょっと。

798 名前:マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 [sage] 投稿日:02/10/22 01:16 ID:rFiKevhl
>>700 :青春と落ち葉 :02/10/15 15:52 ID:1OyHg4rT

断定や問いを多用するなら、モチーフが明瞭でないと。
「おれの心は荒くれ立つ」とは何?
「嫌な秋だ」という導入のみ感心。

52 名前:(゚д゚) ◆UMAOQQwspE [sage] 投稿日:02/10/25 23:15 ID:mg5//4L5
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/700
>>700 青春と落ち葉
何でか、読んでいて気持ちのよい詩でした。
理解はできなかったのですが、勢いだけではない、面白さが、好きです。

61 名前:微熱くん ◆e3/504x/.Q [] 投稿日:02/10/26 09:50 ID:5nKk1vsh
700 :青春と落ち葉>勢いの良さと苛立ちが青春というタイトルに結びついてほろ苦さを感じた。

543 名前:ピンクフラミンゴ ◆PINKvHEPP. [sage] 投稿日:02/10/15 19:11 ID:/kWq/4QG
 >>本スレ700 青春と落ち葉
メタ詩として読めばイイのかしらネ?
それを前提にすると、良く出来てるのヨ。
馬鹿馬鹿しいホド大袈裟で大上段に構えた語群に大笑いさせられちゃったワ。
言葉の選び込みもセンスを感じるし、題材の切り口も面白いワ。
この詩に限っては“・・・。”もパロディとして機能しちゃってるのヨネ。
あえて言うなら、3連がパワー不足ってトコかしら?

599 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/10/20 19:27 ID:ZzLbjHE0
 >本スレ700
詩(=落ち葉)を借りて哲学をしているような感じがする。
”自己とは何か””他者とは何か””「何者でもないもの」とは何か”


【得点】 2点
  • 都立家政 ◆L7EROpoemk:1点
  • (゚д゚) ◆UMAOQQwspE:1点





涙する身体



カサカサと音をたてて
舞い落ちる葉の死体
虚ろな目は ただ それを追いかける
       心は いつ 死んだのだろう
       身体は 何故 生きてるのだろう
求めても求めても手に入らないのなら
この身体は豚にくれてやろう

始まりには終わりがあるはずなのに
終わりを見つけられない 認められない
その空白を埋めるように 一夜の恋に身を投げる
飢えた醜い豚どもに 餌をくれてやるように

もう 溢れることの無い涙
代わりに 涙溢れる身体
だけど 自分の上で鼻息荒く蠢く豚は何なのだろう

       何でもいい 貴方以外の生き物ならば 何でも

窓の外 カサカサと舞い落ちる葉の死体
やがて 私の中で蠢くそれが果てた時
      祈りのような涙が 溢れたような 気がした


701 名前:涙する身体[] 投稿日:02/10/16 00:02 ID:epcegnFZ


【コメント】

712 名前:マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 [sage] 投稿日:02/10/17 00:59 ID:mp1QVC7u
701 :涙する身体 :02/10/16 00:02 ID:epcegnFZ

落ち葉は死体かな? それは比喩か、実相ではないのだから。
豚は比喩になりえているか、それも実相ではないのだから。
豚に同情するなあ、それは絶対に実相ではないのだから。
「カサカサ」は不要。音を立て舞い落ちる葉、で充分。

727 名前:激辛正当派[sage] 投稿日:02/10/17 22:56 ID:GSsJB/Mq
>>701 涙する身体
豚なり枯葉なりを、素直な隠喩と取れば、あまり斬新さはない。
細かいところでちょっと気になるのは、「祈りのような涙」。
オチで祈りという言葉はしらける。万能な語すぎるのでむしろ忌避してほしい。

792 名前:構造 ◆/Cej999/v6 [sage] 投稿日:02/10/20 23:47 ID:8Pix6F+D
>>701
安易なネガティブさに陥っているような感覚があるなあ
最後の救い、もちょっと突然で安直。
もうすこし、経路をしめしていけばいいものになったと思う。

61 名前:微熱くん ◆e3/504x/.Q [] 投稿日:02/10/26 09:50 ID:5nKk1vsh
701 :涙する身体>落葉は従属物なだけな詩。表現も平坦でいまひとつ。

561 名前:ピンクフラミンゴ ◆PINKvHEPP. [sage] 投稿日:02/10/18 19:19 ID:14CWKt3o
 >>本スレ701 涙する身体
ココロの乾きと乾燥した落ち葉が重ねられてるってワケね。
ハンニバル観た後じゃあ“身体は豚にくれてやる”って書かれると、
もっとスプラッタな場面想像しちゃったワヨ。
不感症と落ち葉ってのは面白い組み合わせかなとは思うケド、
どっちかって言うと落ち葉が添えモノになっちゃってるのは残念ネ。





肩にすれ違う小さな落ち葉



肩を寄せてくる仕草を感じた穏やかな昼下がり
にび色の景色が足音から映し出される
すぐにわかりあえた声は秋風とともにふわふわと浮いたまま
れもんを絞る指と濡れ光るリングの眩しさを覚えている
違う小径を空ろに歩く 街路樹のささやく声に立ち止まる
うなずきながら枯葉を踏みしめる 時計の針が気になって
小さな影がすぐにでも現れそうな秋の夕暮れ
ささやかな日のあたり やわらかく吹き荒ぶ風
なめらかな木肌に映る何も変わらない光景
落日の憂いもなぜか今ではいとしくて
ちがって見える身体にそっと微笑んでいた
葉の舞踏を窓辺にもたれて眺める 映写機に写る朝


703 名前:肩にすれ違う小さな落ち葉[] 投稿日:02/10/16 16:37 ID:FiuZrlS0


【コメント】

712 名前:マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 [sage] 投稿日:02/10/17 00:59 ID:mp1QVC7u
703 :肩にすれ違う小さな落ち葉 :02/10/16 16:37 ID:FiuZrlS0

ラブラブの弛緩をもっと徹底させればおもしろかったけれど、マジなら
困るぜ。

728 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:02/10/17 22:59 ID:SsbTKiO+
>>703 肩にすれ違う小さな落ち葉
おだやかな幸福について書かれていると思うのだけど、
それにしては奇妙に「空ろに歩く」は浮いてみえる。
あと、やわらかく「吹き荒ぶ」風というのは変じゃないだろうか。細かいか?

792 名前:構造 ◆/Cej999/v6 [sage] 投稿日:02/10/20 23:47 ID:8Pix6F+D
>>703
よいものだと思う。ぼんやりとしたノスタルジーと
古いフィルムと秋の空気がちょうどマッチしてるんですよね。
後半部でフィルムの中と現実界での自分の行動を改行で
パキっとわけておくと気持ちよかったかも。ちょっと
イメージを捉えるのに時間かかるけど、どうだろな
これは好みの問題かな。

798 名前:マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 [sage] 投稿日:02/10/22 01:16 ID:rFiKevhl
>>703 :肩にすれ違う小さな落ち葉 :02/10/16 16:37 ID:FiuZrlS0

ごめん、やり直します。スペースを改行にして読んでみると、弛緩ではない
ですね。「映写機」とあるから、タブロー入りの中景が狙いかもしれないが
、ソフトフォーカスだけでは物足りない。「やわらかく吹き荒ぶ風」は疑問。

61 名前:微熱くん ◆e3/504x/.Q [] 投稿日:02/10/26 09:50 ID:5nKk1vsh
703 :肩にすれ違う小さな落ち葉>なんか凡庸、というか背筋が無いというか。

549 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [sage] 投稿日:02/10/18 11:00 ID:6lMa42rH
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/703

視覚的に遊んだ詩ってこの板では結構見かけるけど、
このタイプは梁山泊スレでは、初めての投稿じゃないかな?
前々スレ初期の方はちゃんと読んでないのでチョトあやふやですが。

2chでは日常の風景であるこれに気付かずにマジレスして、
穴があったら入りたい思いをした人も中にはいると思います。
これを巧く利用した詩ってよく出てくるかと思ってたら、以外に少ないですよね。
まぁ、いつかは出てくるだろうとは思ってましたが(藁

内容の寸評は、俺より他の人のがずっと参考になるでしょうから、
あえて、感想だけで。

とりあえず、これが出た時の暗黙のお約束だけを。
グッジョブ!

561 名前:ピンクフラミンゴ ◆PINKvHEPP. [sage] 投稿日:02/10/18 19:19 ID:14CWKt3o
 >>本スレ703 肩にすれ違う小さな落ち葉
最後に映写機を持ち込んだ事でパラパラと移り変わってく場面が
映画のカット割りに似た効果生んでるように感じるワネ。
一応釣られとくと“れもん”だけはやっぱり違和感あるわネエ。





柿木の葉



柿木は 実を落とし
決したみたいに 葉は散らかさなかった

ラヴと散歩の 通り道
いつもあかるい土手に 立っている
誰のものでもない 自分で生まれてきたような
そんな柿木のお話です

秋の陽は
べっこう飴みたいに 深い光で
鞭で叩いては優しくほぐす 秋の風と一緒になって
ぷっくりカチカチ 実を育て
私たちが通るたんびに
たんころりん 草の上に実がまたひとつ
下草はもう おじいちゃんの白髪頭の色でした


葉っぱは キラキラ
秋の陽を乗せて 秋の風に揺れて
いつまでも いつまでも
そこにあるもののように見えました

通りかかるたび 立ち止まり
私はキョロキョロ 橙の実を鞄に詰めて
ラヴはわんわん 草に玩具を探すのでした

あのたくましそうな 緑の葉っぱが降ってきたら
いくらでも遊べるよ
悪いね 今はあたしだけ美味しい目
明日はきっと 一枚くらい散ってるよ

明くる朝 柿木はすべての葉を落とし
草の上には 一枚の落ち葉もなく
朝靄に隠された向こうの川面に
無数の影がありました


私は知らない明日に放り出されたように
ラヴの姿も見えなくなって
ただひとつ見知っているもののように
無数の影だけを見つめ

川面へひらり
私の心が落ちて行きました


704 名前:柿木の葉[] 投稿日:02/10/16 16:56 ID:mZrh5V3S
705 名前:柿木の葉[] 投稿日:02/10/16 16:57 ID:mZrh5V3S
706 名前:柿木の葉[] 投稿日:02/10/16 16:58 ID:mZrh5V3S


【コメント】

712 名前:マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 [sage] 投稿日:02/10/17 00:59 ID:mp1QVC7u
704 :柿木の葉 :02/10/16 16:57 ID:mZrh5V3S

「キラキラ」「キョロキョロ」「わんわん」「ひらり」
などを使わずにいてほしかった。「無数の影」がサスペンスフルで
いけます。「私は知らない明日に放り出されたように」「ただひとつ見知っている
もののように」の「ように」は不要。緩めて流すところと。締めたり急いだりして
息継ぎをさせないところを意識して書き分けてください。

728 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:02/10/17 22:59 ID:SsbTKiO+
>>704-706 柿木の葉
こういう詩は僕の好きな感じです。
けしてよく練られた詩ではないけれど、しっかりと視点を定めて言葉を載せている。
擬音語にみられるような、やや過剰な装飾は、もう少し抑制してもいいと思う。

794 名前:構造 ◆/Cej999/v6 [sage] 投稿日:02/10/21 16:06 ID:uCO7o3G9
>>704-706
ほのぼのした空気がいいですね。
日常生活のなかの秋の寂寥感がよく出てます。
いわゆる非凡なる平凡という感じかな。
最後から二番目の連がちょっと蛇足かも

54 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:02/10/26 00:24 ID:2YT/qnJT
前スレ704-706『柿木の葉』 1点
主人公が魅入られていく後半に力がある。全体にもっと積み重ねてもよかった。薄味。

61 名前:微熱くん ◆e3/504x/.Q [] 投稿日:02/10/26 09:50 ID:5nKk1vsh
704-706 :柿木の葉>淡々とした枯葉との情景。ほのぼのしました。

68 名前:構造 ◆/Cej999/v6 [sage] 投稿日:02/10/26 19:39 ID:SyASl7X0
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/704-706
柿木の葉 1点
平凡の平凡に徹した視点に

561 名前:ピンクフラミンゴ ◆PINKvHEPP. [sage] 投稿日:02/10/18 19:19 ID:14CWKt3o
 >>本スレ704-706 柿木の葉
6連が犬視点の文体になってるのは理解出来るとして、
なんで1連が“なかった”と丁寧語になってないのかは疑問だわネエ。
それはともかく擬音・擬態語が頻出してリズムを作ってたり、
秋の日差しの感じは良く出てるんじゃないかしら。

774 名前:しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o [sage] 投稿日:02/10/27 22:31 ID:upvRPDHZ
「柿木の葉」でした。
3つも使っちゃってごめんなさいでした(うっ)
あかるい感じ出したくてキラキラとか使いまくったけど
逆効果だったみたいですね。
あたしは甘いので審査員とかムリなのでダメです。
今回の自分勝手に審査してみたら3点が5作、2点が12作、
1点が16作もありました。

批評お疲れさま。点数入れてくれた人、ありがとうございました。
(お辞儀)


【得点】 4点
  • 都立家政 ◆L7EROpoemk:1点
  • マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2:1点
  • 激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q:1点
  • 構造 ◆/Cej999/v6:1点





染まり行く秋 ひとりの帰り道



最近 彼氏はボサノヴァ
毎日 頭の上から南国が降ってくる
私の 初めて聴くヒット曲たち
最近 私の一部となりはじめた

ジョアン・ジルベルト ワン・ノート・サンバ
なんとか・ジー ソ・ダン・サンバ?
知ったかぶりして 外を歩く
あなたの側では 迷惑顔
「またボサぁ?」

この間までレゲエばっかり聴かせたくせに
でも好き

そろそろ銀杏 道路に舞い散りはじめた
アスファルトの下の 地面に還りたがりはじめた
踏みたくないけど 踏んであげる
銀杏の葉と 私のボサノヴァ


713 名前:染まり行く秋 ひとりの帰り道[] 投稿日:02/10/17 10:55 ID:aRiCL8ow


【コメント】

728 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:02/10/17 22:59 ID:SsbTKiO+
>>713 染まり行く秋 ひとりの帰り道
最後2行は素敵だ。
にしても、そこまでにいたる部分は薄いと思う。
落ち葉とボサノヴァをバランスよくかき混ぜないと、味が分離してしまうような。

755 名前:都立家政 ◆MD76fFko5o [sage] 投稿日:02/10/19 03:35 ID:3zVJ6HSz
>>713
ニ連目冒頭の「なんとか」というのが馬鹿っぽい女のリアリティーを表していて美しい。
「そろそろ銀杏」という強引な展開も好感が持てる。

779 名前:マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 [sage] 投稿日:02/10/20 08:44 ID:eLZr5NeK
>>713 :染まり行く秋 ひとりの帰り道 :02/10/17 10:55 ID:aRiCL8ow

たわいないのはいい、たわいなく言葉を使うのは困る。
「行く」は「ゆく」、「ヒット曲たち」もないだろ。
「踏んであげる 私のボサノヴァ」。これを落ちにするのではなく導入に
すれば、彼氏と私についてもっと先まで語ることができるはず。

794 名前:構造 ◆/Cej999/v6 [sage] 投稿日:02/10/21 16:06 ID:uCO7o3G9
>>713
ボッサと秋、だけでとりあえず普段着で無印良品とかの
ボーダー着てそうな郊外っぽいオシャレ脳エキスが
ドッピュドッピュほとばしってますな
とりあえずこぎれいな喫茶店辺りでコーヒーとケーキを
頼んでマターリするには最適というかなんというか。

61 名前:微熱くん ◆e3/504x/.Q [] 投稿日:02/10/26 09:50 ID:5nKk1vsh
713 :染まり行く秋 ひとりの帰り道>ボサノバに詳しくない私にはちょっとつまらなかった。

561 名前:ピンクフラミンゴ ◆PINKvHEPP. [sage] 投稿日:02/10/18 19:19 ID:14CWKt3o
 >>本スレ713 染まり行く秋 ひとりの帰り道
銀杏の葉に持っていくのが強引過ぎて、逆に面白いわネ。
アタシは夏中クレール・シュバリエだったワ。





色鮮やかに 衣替えをする 山々
踏みいれば 夏とは違い落ち着いた老人がたたずむ
妖艶な葉はきらびやかに 呼応し 大きく揺れ動く
ざわめく音は 優しい雑踏の音 
見間違えるほど実った葉は 完熟となり妖艶さおまとい
古き黒き大地に 落ちていく 




717 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/17 16:05 ID:l1Yhtgcf


【コメント】

728 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:02/10/17 22:59 ID:SsbTKiO+
>>717 (無題)
なんか、秋のイメージを、なるたけ大仰な語彙で語ってみましたって感じだな。
何が言いたいかって言えば、「秋だ」ってことだけがいいたい、というような。
。。。想像せよ、秋の何たるかを。

794 名前:構造 ◆/Cej999/v6 [sage] 投稿日:02/10/21 16:06 ID:uCO7o3G9
>>717
表現は悪くないし見事なんすけど、展開が無い分どう対処していいか
わからない部分があるかな。入るとっかかりがないというか。

798 名前:マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 [sage] 投稿日:02/10/22 01:16 ID:rFiKevhl
>>717 :名前はいらない :02/10/17 16:05 ID:l1Yhtgcf

首をひねるところが多くてタイトルを付け難い。「落ち着いた老人」から
「妖艶」という流れ。6行に2回も「妖艶」が続く。アスファルトでないなら
「古き黒き大地」と大時代なのも。

61 名前:微熱くん ◆e3/504x/.Q [] 投稿日:02/10/26 09:50 ID:5nKk1vsh
717 :名前はいらない>妖艶さおまとい、が意図したものか単なる誤字なのか。

62 名前:ほぉるて♪彡D&W団No.005 ◆78455.Memo [@ノ'' ] 投稿日:02/10/26 10:06 ID:0MqODpeH
 1点
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/717 :名前はいらない
   キレイにまとまってる。それだけなのがサミシイ。ドキドキ

561 名前:ピンクフラミンゴ ◆PINKvHEPP. [sage] 投稿日:02/10/18 19:19 ID:14CWKt3o
 >>本スレ717
落ち葉を総体として捉えて描写してるのはいいんだけど、
もう少しボリュームがあると良かったんじゃ無いかしら?
ちょっと中途半端な短さで、食い足りなさを感じたワ。


【得点】 1点
  • ほぉるて♪彡D&W団No.005 ◆78455.Memo:1点





四十歳



一室でわたしが会社を経営しているビル
近くの並木にイチョウがある
ギンナンの香り 葉の落ちる声 車の音
さしこむ風のつめたさと排気ガス
どうしようもないけむたさに息をとめた

ああ どうして風は
さびしく体を燃やすのか
わたしのなかの炭カスがうずいた

初めて詩をかき読んだのが
いつだったかと問われたことがある
そういえばいつだったろう
ジャズを聴き、すこしやつれて
フーテンを気取ってたあの時代か

同じ部屋に住んでた長髪の友人がいた
どこから手に入れたのか大麻を吸い
アメリカンニューシネマ、そして
コルトレーンにジミ・ヘンドリクスと
頭をぼやかしながら概念を煙らせ
そうして夜通しかたるのだった

ストーンズがこねえのは、やつら恐れてるんだよ
ドラッグのせいなんかじゃあないんだ
俺たちの潜在能力がキースのギターで目覚めるのを
やつらは恐れてるんだ
と彼は語っていた

おまえの詩にはその能力があるぜとラリった目で
つぶやく彼にまんざらでもなかった私は
そのときから書き始めた
内容はつまらないもの
父のことだ
戦前日本の悪の象徴 元特攻隊員
そして戦後のわたしにとって灰になった
ただの老人の記録

一年くらいたった秋の日に
彼は突然いなくなった
私の財布から1000円がなくなっていた
書き置きはなかった。

一ヵ月後に三島が死んだ
街頭のテレビにくりかえし映し出される
その映像に彼を思った
諸君のなかに俺についてくるやつはいないのか
いないのか、いないんだな、よしわかった
当時のわたしの悪の象徴のような自衛隊に対し
無能と堕落ぶりを発露させるために
挑発し決起をうながす三島の輝かしさ
わたしにとって能あるドンキホーテだった
そうして父の若いころだった。

二十年たった
父はとうに死んでしまった
彼の消息を知り合いに尋ねたところ
10年前は市民運動のリーダーだったという
あれだけ待ち望んだストーンズがやってきたとき
金に汚れた姿だったのを彼はどのように見たのか
いまでもギンナンの匂いを嗅ぐと
彼のあの甘く臭い煙の匂いをおもいだすのだった
酸いた匂いとしておもいだすのだった


721 名前:四十歳[sage] 投稿日:02/10/17 16:46 ID:azXhIto6
http://siban.s2.xrea.com/bbs/test/read.cgi?bbs=yourpoem&key=1034327834&st=3&to=3&nofirst=true


【コメント】

562 名前:ピンクフラミンゴ ◆PINKvHEPP. [sage] 投稿日:02/10/18 19:23 ID:14CWKt3o
 >>本スレ721 四十歳
長いのよ! とにかく長すぎて、だから何? としか言いようが無いワネ。
16行とは言わないケド、無駄は省いて欲しいワネ!





Buuuuurn!!



山は落ち葉で出来ている
落ち葉の下にも落ち葉があって
掘っても掘っても落ち葉の匂い
たまに死体の匂いがしたりもした

落ち葉の上で煙草をふかすことが、どれだけ危ないことかなんて
あの頃の僕は知らなかった。かっこいいと思っていたわけじゃな
く、ただ本当に煙草がうまかった。特にその場所では。カエデ、
ニシキギ、ヌルデ、ドウダンツツジ、そしてイチョウ。そんな落
ち葉たちに囲まれてふかす煙草がどれだけうまかったか、きっと
同級生どもにはわからなかったろ。
                 落ち葉たちは、落ち葉だった。
虫食いや、末枯れに彩られた葉は、木にしがみついている奴まで
落ち葉だった。下に落ちている奴は、腐葉土からゾンビ葉、虫の
棲家、液体落ち葉、人間好みの落ち葉まで、どいつもが美しく、
触れたくないほど汚いものだった。僕は、人間には考えもつかな
いほどの意外なかたちを探しながら、煙草をふかすのだった。

親父は煙草を吸わない人で、時間に決められた生活をしていた。
夕飯までに帰らないと殴られるので、鴉が鳴く前に僕は鞄を持つ。
どうして親父に従わないといけないんだろ。僕は下山した。
                            下界
に降りて、気がついたことは。人の目がある世界って無色だ。す
べての色は、すべての目によって色を奪われてしまう。すべての
手によって作り替えられてしまう。たとえばルージュの広告。そ
れはビルの最上部に貼られて目線を待っている。誰の目にも気に
入られるように、無色の赤で作り替えられている。

山の紅葉はどんなに赤かったか。振り返って思い出そうとした。
今、降りて来た山を振り返った。すると山が燃えているじゃないか。
ちょうど僕が煙草をふかしていた辺りから、どくどくと黒い血を
噴き上げているじゃないか。僕が気づいた途端、炎は紅葉の山か
ら立ち上がり、僕の瞳を焦がして燃え移った。
                      通りの向こうから
親父が僕を捕まえに来て、「ヒデヒロ、食事だぞ」と犬が唸るよ
うに言う。魚屋の政さんが、「いらっしゃい、いらっしゃい」。
呉服問屋の若旦那が庄屋さんと立ち話、「本日はいい天気でござ
いますねぇ」。時計屋の主人は無愛想な顔でスーパーマーケット
の袋を持って通り過ぎて行った。
                僕は、「火事だ! 山火事だよ!」
と、西のおっぱい山を指さす。大人たちは声を揃えて、「紅葉だ。
紅葉だ」「紅葉すれば、ドライブインが儲かる」「燃え上がるよ
うな紅葉だ」「ああ今年はいい紅葉だ」。まるでミュージカルの
合唱みたいに。ダウン症の徳ちゃんだけが、僕と一緒になって怯
えていた。犬のようにキャンキャンと叫んで、連れのお母さんは
「よしよし、ドウドウ」と、徳ちゃんを連れ戻した。

その頃には、西のおっぱい山は完全燃焼。きっとあちこちに埋葬
されていた殺人死体もお蔵入り。夕焼けの終わろうとしていた空
をもう一度赤く染めた。落ち葉は無数の火の玉に化けて、一枚一
枚、空へと駆け上がって行った。

山は落ち葉で出来ていて
燃え上がったならすべてが燃えて
落ち葉の底まで燃え尽きて
跡形もなく消えてしまって


729 名前:Buuuuurn!![] 投稿日:02/10/18 00:40 ID:l22vmYsw
730 名前:Buuuuurn!!(続き)[] 投稿日:02/10/18 00:41 ID:l22vmYsw
738 名前:729-730[sage] 投稿日:02/10/18 09:14 ID:VYbwdEZ+


【コメント】

754 名前:都立家政 ◆MD76fFko5o [sage] 投稿日:02/10/19 03:17 ID:3zVJ6HSz
>>729-730
まずパッと見て改行や語句点のつけどころがダイナミックだと思った。
よく読んでそれを美しいと思った。(俺はここで煙草に火をつける)
「紅葉すれば、ドライブインが儲かる」から徳ちゃんを連れ戻すくだりがまったく完璧で
手のつけようか無い。天才的。(俺から見たら、だからね)
評価は分かれると思うが、一般的に言えば荒いとされる部分、
また「落葉」との関連性の低さを踏まえても
新しい詩の世界を提示してくれたこの作品の作者を俺は支持する。

775 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:02/10/19 23:45 ID:RnZK2dVT
>>729
あーなんだっけ。黒澤明の「夢」って映画の「赤富士」を思い出した。
すごく面白い語り口なんだけど、それが最後になって割と落ち着いてしまうのが物足りん。
でも今のところチャンプ候補かもしらん。

779 名前:マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 [sage] 投稿日:02/10/20 08:44 ID:eLZr5NeK
>>729 :Buuuuurn!! :02/10/18 00:40 ID:l22vmYsw

長いのはいい。饒舌に語るのはいい。稚拙なようで不思議に連関を失わない。
一気に吐き出したい思いがあるからだろう。僕とその他大勢にせずに、一人
ひとり2行程度で書き分けてほしい。

794 名前:構造 ◆/Cej999/v6 [sage] 投稿日:02/10/21 16:06 ID:uCO7o3G9
>>729-730
燃え上がるような紅葉、のイメージを
破滅的に拡大していった感覚はなかなかすごい。あと
紅葉の汚さ、これ書いたのは特筆に価するなと思います。ほんと紅葉の時期は
葉の裏にムカデとか貼ってて汚いの何の。それと死体の匂い、とか
リアリティが段違いですね。リアルさじゃなくてリアリティが。
本当に山の中は結構廃棄物とかがちょこちょこ捨てられてて死体があっても
ぜんぜんおかしくはない。
人間関係の非リアルさと相まって奇妙な感覚を出してます。

48 名前:マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 [sage] 投稿日:02/10/25 22:42 ID:yddGihP5
>>729 :Buuuuurn!! :02/10/18 00:40 ID:l22vmYsw 2点
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/729-730
勢いがあって読ませます。ありがとう。しかし、「燃える紅葉」「山火事」
は技巧が見え過ぎる連想ではないか。「地中の死体」によってさらに狂気
じみて転がせることができれば、もっと凄い作品になったろう。

53 名前:霧都 ◆bKLWQf3H.k [] 投稿日:02/10/26 00:07 ID:pYogwnJz
729-730 :Buuuuurn!! 2点
上手い。読み手に与える、狙ったような、居心地の悪さ。それはとても効いてい
る。もっと時間をかけたら、もっと良いものが出来たのではないか?とも思う。

54 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:02/10/26 00:24 ID:2YT/qnJT
前スレ729-730『Buuuuurn!!』 2点
こなれてない、と思う部分も多い。詩的であるよりは小説的な書き方。
あと、最後の連をつけず、幻想的に終わらせた方が印象は強くなったはず。
しかし、巧妙な人物の書き方と、燃え上がる山を幻視させた力量は確かなものがある。

55 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:02/10/26 01:24 ID:YU7NoCAp
729-730 :Buuuuurn!! いろいろと素材を詰め込んだのは成功。
   ただ、「西のおっぱい山」が前半で出てこないなど、粗さも目立ちます。

61 名前:微熱くん ◆e3/504x/.Q [] 投稿日:02/10/26 09:50 ID:5nKk1vsh
729-730 :Buuuuurn!!>面白い。けど、短編小説的なもので、詩というとまた違うような気が。

64 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [sage] 投稿日:02/10/26 14:56 ID:bgVzaIMU
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/729-730 Buuuuurn!!
2点。
詩というよりチョトした読み物という感じがしますたが、楽しく読めますた。

65 名前:うたた寝死人 ◆WvShSU0mOg [sage] 投稿日:02/10/26 16:43 ID:sRhFLMQr
2点 729-730 『Buuuuurn!!』
   730に入ってからの、パニック映画と平穏な田舎の日常との同時映写がとても面白いです。
  周囲の人の描写の、その区切り方と羅列が、うろたえる主人公視点の画のスピードを感じられていいなぁと。
  「徳ちゃん」などのリアルを感じられる存在や余韻を残す最終連、729の山や落ち葉の説明に味がありました。

68 名前:構造 ◆/Cej999/v6 [sage] 投稿日:02/10/26 19:39 ID:SyASl7X0
チャンプ候補はBuuuuurn!!
これがとにかく飛びぬけてたと思うです。

http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/729-730
Buuuuurn!! 3点。
あえて感動性を廃した構図が、イメージそのものを引き立たせてる
と思う。紅葉の汚さを書いたことが僕的には一番の理由。

73 名前:撫子さん ◆ikeEr7LE3I [sage] 投稿日:02/10/27 03:27 ID:7nYMQhG6
ありがと~☆
って、同じIDで失礼します。チャンプ頂いた「Buuuuurn!」の
作者で亀妹の撫子っす☆
正直、失敗した!と思った作品だったので、意外な授賞に
驚いています。あれって、頭の中で作ったプロットを、
一区切りずつ、ウイスキーをストレートでぐいぐい飲みながら、
お酒の力で意図をブッ壊して行こうと試みた作品だったんです
ケド、実は最後のほうで不覚にも「限度を越えてしまった」ん
ですね☆ 実は最後の2連あたりは「寝る!もう寝る~!」と
ひたすら叫びながら書いてまちた★ もぉ泥酔状態だったんで、
分割するとこ間違えてるし★
ちなみにその夜は、お布団の中でゲロ吐きまちた★

でもそうやって作者の意図から離れたのが、かえってよかった
のかも?☆
みなさん、本当にありがと~!☆

ゲロ吐くほど頑張って飲んだ甲斐がありまちた☆

562 名前:ピンクフラミンゴ ◆PINKvHEPP. [sage] 投稿日:02/10/18 19:23 ID:14CWKt3o
 >>本スレ729-731 Buuuuurn!!
1連と最終連に挟まれたパニック映画的なお話しが、違和感ありまくりで面白いワネ。
前の行の句点の位置までずらされた行頭とか凝ってはいるんだけど、
投稿してみて分かったとは思うけど、BBSではズレちゃうのヨネ。
そこら辺まで考えておかないと効果的では無いわネ。

784 名前:たけ ◆g09RQuKuak [sage] 投稿日:02/10/28 03:42 ID:+ZW0GMDu
あと,今更なのですが。「Buuuuurn!!」
子供の保育園の友達を見てきた経験から言わせてもらうと,
徳ちゃんは自閉症のほうが合うかなと思いました。違うかもしれないけど。

806 名前:都立家政 ◆MD76fFko5o [sage] 投稿日:02/10/29 12:09 ID:7cQq47FJ
【3点】729-730の「Buuuuurn!!」
俺は「作品」というよりも作品から「作者」を取り出してそこに値をつけたいタイプだ。
美しいものだけが美しいわけじゃないだろう。
この作者がみている世界は明らかに他の作品の作者より頭一つ飛びぬけていたと俺は思った。故の三点。


【得点】 19点
  • 都立家政 ◆L7EROpoemk:3点
  • マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2:2点
  • 碧谷 ◆m0T5I/FREE:2点
  • 霧都 ◆bKLWQf3H.k:2点
  • 激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q:2点
  • Canopus ◆DYj1h.j3e.:1点
  • むこうの317 ◆317..n/Ke6:2点
  • うたた寝死人 ◆WvShSU0mOg:2点
  • 構造 ◆/Cej999/v6:3点





落葉



乾いた風が色を落とすように
街を抜けてく、美しく舞わせる
瞼の裏でくすぶるように
手を振る君の面影が消えない

まだ体になじまない季節に
言いかけた言葉、思い出せない言葉
消えゆく声を集めるように
歩き出してはまた少し立ち止まる

空はまた昨日とは違う
顔で僕に語りかける

街の灯がともる。夜が青を飲み込む
空っぽの心に戸惑いながら
もう君のいない家路で
踏みしめた落葉
消えてゆく落陽


735 名前:デジタル乳首[sage] 投稿日:02/10/18 01:30 ID:ge7DIC/D


【コメント】

755 名前:都立家政 ◆MD76fFko5o [sage] 投稿日:02/10/19 03:35 ID:3zVJ6HSz
>>735
例えば「空っぽの心」っていう言葉って結構、普段まわりで使われていたりするけれど
「空っぽの心」ってどんな状態かな?
言葉の意味について、定義について考えたりしてるかな?


「心」

「空」










なんだよね?
ホントに空っぽかな?何一つ無い状態?
戸惑っているんだから空っぽではないし、んー
そんな細かい事はどうでもいいんだよね、
ボクが言いたいのは「言葉を大切にしてほしいな」って思うよ。
ボクは貴方の「上手な詩」でなく、貴方の「素直な詩」が読みたい。

775 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:02/10/19 23:45 ID:RnZK2dVT
>>735
めちゃおもろそうなタイトル!と思たらHNなのか。。。
詩は淡々としすぎ。丁寧といえばそうなんかとも思うが、それだけかもしらん。
まとまりすぎて面白くないというのは、俺自身の作品にも言えるんやが。

779 名前:マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 [sage] 投稿日:02/10/20 08:44 ID:eLZr5NeK
>>735 :デジタル乳首 :02/10/18 01:30 ID:ge7DIC/D
「落葉」

たとえば、
「まだ体になじまない季節に」

「言いかけた言葉、思い出せない言葉」
の間に、行間はあるだろうか、ない。
身体性から言葉に、ただ飛んでいる。
「まだ体になじまない季節に」のみいい。

794 名前:構造 ◆/Cej999/v6 [sage] 投稿日:02/10/21 16:06 ID:uCO7o3G9
>>735
イメージのぼんやり感はちょっとアレですね
何も残らないし、流れもしない。

61 名前:微熱くん ◆e3/504x/.Q [] 投稿日:02/10/26 09:50 ID:5nKk1vsh
735 :「落葉」>多かった中の一つ。平均値の中央、という感じもする、その2。

562 名前:ピンクフラミンゴ ◆PINKvHEPP. [sage] 投稿日:02/10/18 19:23 ID:14CWKt3o
 >>本スレ735 落葉
これはタイトルこっちよね? 凄いハンドルだけど今度からは規定読んでネ(w
最後、落葉と落陽を重ねてあるんだけど、言葉だけじゃなくもっとイメージも重なってると、
もっと美しくまとまったと思うワ。



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最終更新:2006年11月21日 00:37