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ポーランド語の全体像
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ポーランド語の全体像
何はともあれ,「現在位置の把握」「どのようなところを通っていくのか」を知っておくのは重要なことだと思っております.
まずはWikipediaのポーランド語を参照ください.
Wikipediaの「ポーランド語」
よく聞くのは「難解な言語の一つに挙げられる」ことで,実際,難解です.
まずはWikipediaのポーランド語を参照ください.
Wikipediaの「ポーランド語」
よく聞くのは「難解な言語の一つに挙げられる」ことで,実際,難解です.
- 見たことのないアルファベットが出現する
- やたら(英語の)子音が連続していて,どんなふうに発音するのか分かりにくい.
- 発音ルールも英語と違う
- 名詞に男性名詞,中性名詞,女性名詞がある.(英語にはない.でもactor, actressは男性名詞,女性名詞っていうのか?)
- 名詞が格変化を起こす(英語なら高々複数形)
- その格変化の用法も,前置詞によって変わったり,動詞で変わったり,使い分けもあったりする.
- 動詞の人称変化も種類がある(英語ならほとんど s,es をつければ何とかなる)
- 前置詞も見慣れない
などなど,とにかく馴染めないものが多いです.この辺で,まず最初に学習意欲をそがれます.
ただ,そういった複雑さ,難解さは英語を先に知ってしまったから,そう思うだけと割り切りましょう.日本語と英語じゃ,語順は違うし,単語も違う.逆に英語をある程度勉強して分かる人(んー,中学英語くらい?)なら,単語に関してはある程度類推が利くようになっているだろうし,いいことです.
ちょっと勉強をした(まだ会話とかできてない)段階ですが,上記に対する回答をかくと,
- まだ,アラビア文字やタイ語なんかよりずっと見分けがつきます.点(ć,ń,ó,ś,ź,ł,ż)やヒゲ(ą,ę)もなんとなく意味がある気がしてきます.(中途半端ですねー).日本語なんて,ひらがな,カタカナに漢字なんて,ひどすぎます.
- 英語だって,わけわかんない発音が多いじゃないですか,今思えば.thとかghとか.hatとhateで発音違うし.生きる,と生たまごとかも覚えないといけません.
- 発音ルールは,例外を含めて覚える必要はありますが,結構しっかりしています.慣れてくると綴りで判別できます.
- 確かに面倒.でも,大学の時にスペイン語を(あくまで一般教養で)取っていたので,そういうものがあるのは知っていました.ドイツ語とかも,名詞の性があった気がします.
- これも厄介です,覚えるのが.でも,ある程度のルールはあります.そして,この格変化は,日本語の「てにをは」ってやつみたいなもんです.日本語が「太郎が花子にプレゼントをあげた」でも「花子にプレゼントを太郎があげた」でも同じになります.ポーランド語も格変化で表せるので,英語ほど語順に厳しくなりません.
- 覚えましょう.それなりに決まりはありますから.
- これも,英語以外の言語ではそれなりにあることです.
- 他の言葉だってそうでしょーよ.
つまり,どんな言葉やったって,難解なのは大差ないと思うのです.確かに日本語,英語をベースに考えると難しいところはあるのですが,これまでと毛色が違うことだけでやたら騒ぐのはおかしいでしょう.
ということで,自分を納得させてから,学習に入るのがよいかと思います.