その頃――
「むー」
「どうしたんですかお、ミレイア様?」
「おやおや、最近すっかり忘れられていて気に入らないというような顔をしていますね」
「きー! うるさいジョルジュ!!」
「……図星のようですな」
「まったく、お子ちゃまだぜ」
まだまだ南国ムードの漂うトコナで、不機嫌オーラを発散させているのは、誰であろう世界を征服しようとたくらむ魔王ミレイアである。
べ、別に忘れてたわけじゃないんだからね!
「バカンスもいいけど、いい加減出番がほしいのよ! すっかり忘れられてるじゃないの、アタシたち!」
「おっおっ、それはある意味、禁句だお」
お冠状態のミレイアの見も蓋もないセリフに、冷や汗をたらしながら突っ込むブン。
「ところで、最近なんかルネーニのほうが騒がしいと思ったら、お祭りやってるそうじゃないの」
「……はぁ、確かに行ってるようですな。ルネ祭りとやらが」
ため息交じりにうなずくベア。
出番がほしいなら、少女Qのことを思い出せばいいのに、とか内心で思っているが上司に口答えはしない中間管理職な男だった。
「むー。たかだか一国の主の魔法使いのくせに、偉そうよ!」
「まったく、その通りですね。どうせなら、おっぱい祭りのほうが血沸き肉踊り、そしておっきします」
むっはーと腕をぶんぶん上下に振るジョルジュ。
「そんな低俗な祭りなんかいらないわよ!」
「じゃあ、『ウホッ!男だらけのふんどし祭り、ポロリもあるよ』なんてどうだい?」
「ホモの意見も聞いちゃいないわよ! だいたい、何がポロリすんのよ!」
「そりゃあ……」
「答えは聞いてない!」
アーヴェの想像通りのセリフも、ぴしゃりと切り捨てるミレイア。
「……ミレイア様はいったい、何がおっしゃりたいのですか?」
痺れを切らしたように、そして悪い想像が当たらないようにと願いを込めて切り出すベア。
「んっふっふ。それはもちろん」
「もちろん?」
「ミレイア祭りをやるわよ!! 魔族総出で!!」
バァァァ~~ン!!と背後で書き文字が踊る中、高らかに宣言するミレイア。
ブンとジョルジュは「おおー」などといいながらそれに賛同し、アーヴェはやれやれとばかりに肩をすくめ、
「………ハァ」
ベアは予想通りの展開に、でっかいため息をつくのであった。
「派手に盛大に3日ぶっ続けのお祭りよ! そして、そうね……このミレイア様の偉大なカリスマ性を見せ付けるために特別ゲストだって呼んじゃうわ!」
「……して、その特別ゲストとは?」
「それはねぇー……」
「どうしたんですかお、ミレイア様?」
「おやおや、最近すっかり忘れられていて気に入らないというような顔をしていますね」
「きー! うるさいジョルジュ!!」
「……図星のようですな」
「まったく、お子ちゃまだぜ」
まだまだ南国ムードの漂うトコナで、不機嫌オーラを発散させているのは、誰であろう世界を征服しようとたくらむ魔王ミレイアである。
べ、別に忘れてたわけじゃないんだからね!
「バカンスもいいけど、いい加減出番がほしいのよ! すっかり忘れられてるじゃないの、アタシたち!」
「おっおっ、それはある意味、禁句だお」
お冠状態のミレイアの見も蓋もないセリフに、冷や汗をたらしながら突っ込むブン。
「ところで、最近なんかルネーニのほうが騒がしいと思ったら、お祭りやってるそうじゃないの」
「……はぁ、確かに行ってるようですな。ルネ祭りとやらが」
ため息交じりにうなずくベア。
出番がほしいなら、少女Qのことを思い出せばいいのに、とか内心で思っているが上司に口答えはしない中間管理職な男だった。
「むー。たかだか一国の主の魔法使いのくせに、偉そうよ!」
「まったく、その通りですね。どうせなら、おっぱい祭りのほうが血沸き肉踊り、そしておっきします」
むっはーと腕をぶんぶん上下に振るジョルジュ。
「そんな低俗な祭りなんかいらないわよ!」
「じゃあ、『ウホッ!男だらけのふんどし祭り、ポロリもあるよ』なんてどうだい?」
「ホモの意見も聞いちゃいないわよ! だいたい、何がポロリすんのよ!」
「そりゃあ……」
「答えは聞いてない!」
アーヴェの想像通りのセリフも、ぴしゃりと切り捨てるミレイア。
「……ミレイア様はいったい、何がおっしゃりたいのですか?」
痺れを切らしたように、そして悪い想像が当たらないようにと願いを込めて切り出すベア。
「んっふっふ。それはもちろん」
「もちろん?」
「ミレイア祭りをやるわよ!! 魔族総出で!!」
バァァァ~~ン!!と背後で書き文字が踊る中、高らかに宣言するミレイア。
ブンとジョルジュは「おおー」などといいながらそれに賛同し、アーヴェはやれやれとばかりに肩をすくめ、
「………ハァ」
ベアは予想通りの展開に、でっかいため息をつくのであった。
「派手に盛大に3日ぶっ続けのお祭りよ! そして、そうね……このミレイア様の偉大なカリスマ性を見せ付けるために特別ゲストだって呼んじゃうわ!」
「……して、その特別ゲストとは?」
「それはねぇー……」