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ポップなアミティ

レアリティ ☆6~7
カードタイプ バランスタイプ・単体
スキル効果 色ぷよをn個チャンスぷよにし、さらに1ターンの間、だいれんさチャンスの全消しを含む攻撃で味方全体の攻撃力がm倍
Lスキル効果 味方全体の攻撃力と体力を強化し、2連鎖以上で味方全体に「かいふく」×4の回復
コスト 48,60

概要

2018年4月の5周年記念ガチャで登場。
デザインは「フィーバー」時代を意識したものか。
2020年4月13日に☆7が実装された。

ステータス

レアリティ たいりょく こうげき かいふく
☆6 Lv99 4348 2289 703
☆7 Lv120 6522 3319 949

バランスタイプとしてはたいりょくとこうげきがかなり高め。

スキル

色ぷよをn個チャンスぷよにし、
さらに1ターンの間、だいれんさチャンスの全消しを含む攻撃で味方全体の攻撃力がm倍になる。

☆6で3個・4倍、
☆7で24個・5.5倍。
必要ぷよ消し数は40。

ローザッテなどと同様の「条件エンハンス」(条件付きの攻撃力アップ)スキルだが、
その条件が「だいれんさチャンスの全消し」という変わったスキル。
だいれんさチャンス以外の全消し(プリズム砲など)をしても条件の対象外である。
リャタフーと同倍率の5.5倍という魅力的な倍率を叩き出すことができ、
その上リャタフーと異なって発動にデッキの属性縛りが無いが、
だいれんさチャンスを成功させないといけないため、プレイヤーの腕が試されるカードだと言えるだろう。
当然、だいれんさチャンスが発生しなかった場合、もしくは全消しに失敗した場合は攻撃力アップしない*1

条件付きエンハンスのため、すずらん+αシリーズをはじめとした通常の攻撃力強化のスキルと重複できる。
ちなみに、伝説聖獣シリーズや後に登場したむチューなシグなどの、スキルで直接発生するだいれんさチャンスもこの条件の対象になっている。

とくべつルールスキルはチャンスぷよを消滅させてしまううえ、
このスキルで出現する連鎖のタネはだいれんさチャンス扱いではなく、条件エンハも発生させられないので注意。
チャーミードラコスキル砲には乗せられず、発動後に生成される連鎖のタネだけに使うことはできるものの、あまり効果的ではない。

☆7で大量のチャンスぷよを生成するため、そのまま通常攻撃する場合チャンスぷよを巻き込みやすくなった。
しかし高確率で複数個のチャンスぷよを巻き込むため、その分だいれんさチャンスの全消しに必要な連鎖数が多くなり、高い確率で10連鎖問題が出現する。
さらに、エンハンスの条件が「3連鎖」であるシズナギが☆7になってチャンスぷよを生成できるようになり、
倍率はわずかにポップなアミティが勝るが、エンハンスの条件はシズナギの下位互換となってしまっている*2

以上のように、条件エンハのなかでは非常に扱いにくい部類だが、
赤で高倍率の条件エンハを獲得しようとすると、育成や入手が困難な蒸気ルルーキュアドリーム天下無双のエドガーくらいしかまともなものがいないというのが現状である。
リンとしたシズナギ演舞ホウジョウ蒸気キキーモラいたずらなゼノンもタイプが縛られてしまう)
そういうわけで、なんだかんだ倍率も高く、対象範囲が広いということもあり、赤単色では低資産の人にしぶしぶ使われるカードではないだろうか。
ちなみに、スキル砲ではあかきウィッチと合わせると、プリズム砲で全消しし損ねた場合でも保険がきく。
わだつみのレベッカとの相性も悪くないが、精神衛生上よくないので、できればキュアドリーム演舞ホウジョウに任せたいところである。

リーダースキル

味方全体の攻撃力と体力を強化し、2連鎖以上で味方全体に「かいふく」×4の回復。
☆6で攻撃力・体力3倍。
☆7で攻撃力4.2倍、体力3.5倍。

アルル&カーバンクルの類似スキル
アルル&カーバンクルは「かいふく」×5の回復で倍率こそ上回るが、
こうげきタイプなので☆6・Lv99でのかいふくは351(1,755の回復)に留まる。
バランスタイプのポップなアミティは☆6・Lv99で703(2,812の回復)となり、回復量はこちらが上回る。

☆7Lv120+プラスマ+全とっくん(選択なし)だと、アルル&カーバンクルはかいふく810(4,050の回復)、ポップなアミティはかいふく1,329(5,316の回復)になる。

コンビネーション

「魔導学校」「ガールズ」「ヒロイン」

デッキ考察


評価

このカードの魅力は、なんといっても、
  1. 40個発動で5.5倍は蒸気都市の初代☆7のフルパワーも超える屈指の威力で、デッキの属性も一切問わない点は優れている点
  2. 属性数にこだわる必要が無く、デッキを組むうえでは困らない点
だと言えよう。

同じく5.5倍を出せるキュアドリームリャタフーは4属性を要求するため、しばしばデッキが縛られる場合があるが、このカードではそのような事態は発生しない。

一方で、見過ごせない問題点は、ずばり
  1. 「チャンスぷよを消す必要がある」「全消しする必要がある」点
  2. だいれんさチャンスを挟むため、スキル砲デッキでは時間がかかる点
だと言えよう。

チャンスぷよを消すのは、シズナギなども同じだが、なにより全消し要求が悩ましいところである。
付随する問題として、だいれんさチャンスで全消しをしないといけないため、
大連鎖チャンスの盤面内で分離消しによる火力上昇ができないことや、
成功させないといけないというプレッシャーのため精神衛生上悪いことなどがあげられる。
スキル砲デッキで時間がかかるのは、リアルタイムを競うギルイベでは痛いデメリットである。

スキル砲で使う場合、あかつきのドラウド3世わだつみのレベッカあかきウィッチなどのぷよ変換系のスキル砲と相性が良い。

リーダースキルは属性を問わない強化で、アルル&カーバンクルを上回る回復量の連鎖回復もある順当なもので、
主にテクニカルなどで活躍できる、フェスカードとしては優秀な部類である。
赤単色だと、回復付きのリーダースキルとして喫茶店のアミティマトイという競合が存在する。

上述の通り、くせの強い条件エンハが問題ではあるが、赤属性の中では貴重な、高倍率条件エンハ役なので、蒸気ルルーキュアドリームをサポで借りられなかったりするプレイヤーは入手する価値はあるだろう。

余談

フィールドが色ぷよのみのとき、かがみのラフィソルラムなどのスキル(プリズムボール変換は行わない)で☆7のこのカードのスキルを連続で発動するとフィールドをチャンスぷよのみにできる。
見た目のインパクトはあるが、特に意味は無い。
一応ドッペルゲンガーアルル魔法使いシリーズスキルの威力をあげられるが、他の手段を利用した方がよっぽどダメージが大きいだろう。

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最終更新:2022年10月02日 05:14

*1 だいれんさチャンスを成功させるため、ギルイベではスマートフォンのタスク切り替え画面を使って時間を止めて考えたり、テクニカルでは待った(タスクキルによる時間戻し)をかけたりすると、万が一間違えても取り返しがつく。カッコ悪いのでできれば避けたい事態であるが...

*2 シズナギの3連鎖条件は通常盤面でも有効であり、だいれんさチャンスも普通に全消しする場合最低でも5連鎖以上確保可能。また、だいれんさチャンスに失敗、あるいは意図的に同時消しを狙った場合でも通常またはだいれんさチャンスいずれかの盤面で3連鎖していれば条件を満たすことができる