カード能力解説 > ローザッテ・リャタフー

リャタフー BGCOLOR(yellow):CENTER:~ローザッテ

レア度 ☆6~7
カードタイプ 各自・単体
スキル能力 1ターンの間、n属性以上の同時攻撃時、味方全体の攻撃力強化。
Bスキル能力 なし
Lスキル能力 味方全体の攻撃・体力を強化し、通常攻撃を2連撃にする
コスト量 48,60

概要

ローザッテは2017年12月末の年末ぷよフェスで登場。
公式生放送での発表によれば、魔法使いシリーズの先生に当たる存在とのこと。
リャタフーは2018年8月のぷよフェスで登場。
こちらは聖獣拳士シリーズと関係があるキャラクターと思われる。

ローザッテは2019年12月4日に☆7が実装された。
リャタフーは2020年3月16日に☆7が実装された。

ステータス

☆6 Lv99 タイプ たいりょく こうげき かいふく
リャタフー こうげき 4189 2515 234
ローザッテ バランス 4208 2251 723
☆7 Lv120 タイプ たいりょく こうげき かいふく
リャタフー こうげき 6179 4024 287
ローザッテ バランス 6312 3264 976

スキル

1ターンの間、n属性以上の同時攻撃時、味方全体の攻撃力をm倍にする。
必要ぷよ消し数は40個。

ローザッテは3属性以上、☆6で4倍。☆7で5倍。
リャタフーは4属性以上、☆6で4.5倍。☆7で5.5倍。

攻撃力をアップする「エンハンス」スキルに効果の発動に必要な条件がついた、
通称「条件(付き)エンハンス」または「別枠エンハンス」と呼ばれている効果。
ローザッテは初の条件エンハンス持ちカードである。
きいろいサタンうるわしのルルー[[リーダースキル]]のように副属性を含めて規定色数以上が攻撃する状態のときのみ効果を発揮する。
もしデッキが規定色数未満の場合は、後述の属性変化スキル使用時を除き、まったく効果を及ぼさない。

すずらん+αシリーズくろいシグ系をはじめとした通常のエンハンスと同様に、条件エンハンス同士は重ねがけしても効果は重複しないが、
通常のエンハンスと条件エンハンスは別枠扱いであり、各1つずつ重ねがけ(効果の重複)が可能であることが最大のポイントとなる。
たとえば、☆7りすくませんぱいのエンハンス4.2倍と、☆7ローザッテの条件エンハンス5倍を重ねると、
単純にかけ算されて、4.2倍×5倍=21倍もの威力となる。
この重ねがけは、現在は高難度のテクニカルクエストや、ギルドイベントの高階層では必須の要素となっている。

条件エンハンスが適用されると、カードの左下に灰色の剣アイコンが表示される。
この状態ではダメージ数値は通常のままだが、規定属性以上の攻撃が確定すると剣アイコンが赤くなり、
攻撃寸前に倍率を適用したダメージ数値に変化する。(一定条件で追加の攻撃倍率がかかるリーダースキルと同じ挙動)

ちなみに、攻撃回復逆転ステージでは、ダメージ量の代わりに回復量に効果がかかるので、攻撃力を倍化できないので注意したい
ラビットダンサーのリーダースキルで再逆転すれば通常通り使うことができる)。

かわったエコロチャーミードラコのようなぷよ消しを伴わないスキルも、属性の条件さえ満たせば効果が乗る。
また、プリズムボール消し・チャンスぷよ全消し・全体ワイルド化スキル(レガムントなど)のいずれかと複合させると、確実に効果を発動できる。
通常のエンハンススキルと同様に、ターンを経過するまで有効なので、
スキルによる攻撃でターンが経過しなければ、攻撃のつど条件を満たせば何度もエンハンス効果をかけられる。

ダメージを増加するスキルのため、冒険家シリーズりんご ver.木之本桜のような「こうげき」以外を参照するスキルも、属性の条件さえ満たせば効果が乗る。

ちなみに南国鳥人シリーズ夏祭りケルビィなどの属性変化スキルで変化した場合、変化前後のすべての属性がカウントされる。
たとえば、ローザッテのスキルと夏祭りケルビィ(全体の攻撃を紫属性化)を同時に発動したターンで
青と黄のぷよを消した場合、青と黄の攻撃が発生したのち、これらがすべて紫属性に変化するが、
この場合青・黄・紫の3属性の攻撃が発生したとみなされ、エンハンスの条件が満たされる。
ただし後述の通り、リーダースキルの2回攻撃と属性変化スキルの効果は重複しないことに注意。

ローザッテ
三属性揃えればよいということで条件が緩く、デッキが色に縛られずに使いやすいのが魅力。
蒸気ウィッチの40ぷよ消しで4倍と比べても、
現状(2021年10月時点)最強のスキル砲であるひやくのウィッチとの相性は抜群である。
しかしローザッテの条件エンハは1ターンしか続かないので、
複数ターン殴る場合は蒸気ウィッチチヅルに出番を任せた方がいい場合があるので、
使い分けするのが良いだろう。

リャタフー
四属性揃えなければならず条件がやや面倒だが、5.5倍という高倍率*1を叩き出せるのは魅力である。
きらぼしのレムレスなどのスキル砲との相性が抜群なのはもちろんのこと、
緑にはあんどうりんごという特別ルーラーがいることもあり、通常攻撃でも活躍できる。
また、5.5倍を出せるキャラはなかなかいないので、蒸気すずらんなどと合わせて他色に出張しても活躍できる。

リーダースキル

味方全体の攻撃と体力を強化し、通常攻撃を2連続攻撃にする。

☆6で攻撃力2倍、体力3倍
☆7で攻撃力2.5倍、体力3.5倍
通常攻撃であれば、☆6時は攻撃力は常時2倍×2連続攻撃で実質4倍、☆7時は実質5倍となる。

連続攻撃にするリーダースキルはぷよクエ史上初めて。
適用中は、カードの右下に常に2本のサーベル(二刀流)のアイコンが表示される。

通常攻撃が実質5倍になり強力だが、スキルを使った攻撃はすべて2.5倍(2倍)の威力にとどまるので注意。
童話シリーズなどの同時消し係数アップスキルと組み合わせることがメインとなるだろう。
あんどうりんごと組み合わせるのも有効。
ただし連続攻撃化スキルと併用すると100%の威力は出ないことには注意。
連続攻撃化スキルを使う場合は、他のカードをリーダーにしたほうが威力が出るだろう。
また、リーダー・サポートの両方が連続攻撃化の場合、リーダーのほうが優先され、サポートの連続攻撃化は発動しない。
たとえば双方が本カードの場合は、2連続攻撃のままで、4連続攻撃にはならない。

スキルに頼ることがまずありえない状況、たとえば収集イベントでのチャンスボスや、マルチクエストなどでは、単純に高い攻撃倍率のカードとして扱える。
属性を問わないのも、特効カードを詰め込んだデッキが通用するため都合がいい。
ただし連続攻撃適用中は、攻撃の終了後に毎回0.5秒程度の「間」が発生する。30秒のチャンスボスではこれが3回目のなぞり可否を左右することがあるだろう。

「2回連続攻撃」は「攻撃力2倍」と同等に見えるが、独自のメリットは多くなく、どちらかというと制約のほうが多い。
メリットとしては、クエストにおいて自デッキ1キャラあたり最大2体の敵(副属性付きの場合は4体)に攻撃でき、単純に攻撃の手数が多くなるという点。
特にマルチの場合手数が少なくなりがちで、常時攻撃回数が増えるというのは心強い場面が多い。
一定確率でクリティカルになるにゃんこシリーズのダメージのぶれを少なくし、期待値に近づけることもできる。
一方でデメリットとして、まず連続攻撃2回で敵のカウンターに突っ込んでしまった場合、お返しの攻撃も2回返ってくる点。
また、連続攻撃が発動するのは「クエスト用のデッキ」と「マルチクエスト」のみ。
つまり、バトルでは連続攻撃にならず攻撃力2.5倍(2倍)にとどまるので注意。
連続攻撃スキルと同様、ほかの連続攻撃化・全体攻撃化・爆裂攻撃化・タフネス貫通化・属性変化スキルとは重複できず、後に発動したものが優先される。
ただし、くろいポポイフィーバーどうぶつシリーズが持つ通常全体攻撃とは重複できる。

ギルドイベントにおいては、連撃と併用しない限り、童話系のスキルやレガムントなどのワイルド化と組み合わせての大ダメージが期待できる。
通常攻撃無効ステージでは連続攻撃化を活かすことができず、攻撃回復逆転ステージでは、攻撃2倍は逆転して回復2倍になり、2連続攻撃は逆転せず通常攻撃2倍として機能する。

コンビネーション

ローザッテは「ボーイズ」
リャタフーは「ガールズ」「つの」「ナゾ多き」

デッキ考察

ローザッテの場合、とにかく火力を引き出したいなら、リーダーをローザッテ、サポートをレガムント(もしくはリダサポが逆)にする。
この2キャラで「3属性」のスキル条件を満たすうえ、レガムントのスキルは通常攻撃が対象+ワイルド化(ぷよを消せば3属性攻撃の条件を100%満たせる)と、本カードとの相性が非常に良い。
しかも同じ黄属性のため、黄単色デッキにしてスキルを回転しやすいデッキにできる。

ローザッテ・シオりすくませんぱいマイアアレックスレガムント
シオのスキルで全員のスキルをため、たまったらシオ以外全員のスキルを発動。なぞり消し増加でなるべく多くの分離消しを作って3連鎖させると、億単位、分離消し次第では10億以上のダメージが期待できる。シオをアージスに置き換えると、全色盾に吸収デッキに匹敵するか、それを超えるダメージを与えることができる。なお、スキル発動の速さを優先するならサポートは☆7安室に変え、サブはアレックスを外してレガムントを入れると同様の運用法が可能となる。

評価

リーダースキルは一見かなりのぶっ壊れに見えるが、制約があるため、壊れというほどではない。
現在では、☆7のフェスカードで4.8倍や5倍を超える倍率のカードも登場しているので、さほどの強みではなくなっている。
カード属性を問わないが、デッキにある程度工夫が要求され、カード資産が少ないと能力を十分に引き出すのが難しい。
しかし、その制約内において火力を発揮するデッキを構成し、有効な場面を理解してうまく使いこなせば安定した強力さとなる。
ほかの「全属性を強化するリーダースキル」を持ったカードとは趣が異なり、ある程度上級者向けといえる。

本カードの強みは、やはり条件エンハンススキル。これは非常に強力で、これによって本カードは一時期非常に猛威を振るっていた。
近年は、条件があってないようなものである蒸気都市の初代ぷよシリーズの登場で影に隠れつつある感は否めないが、
本カードは、属性数の条件さえ満たせば、40個のぷよ消し数で蒸気都市のフルパワースキルに匹敵するか超える
倍率をたたき出すことができ、デッキ次第ではこちらのほうがすばやく高火力を発揮することが可能。
また、多色デッキでも通用するため、たとえばプワープチャレンジでやるき30に特化したデッキも非常に組みやすい。
リャタフーは4属性必須となるため、3属性以下が要求される蒸気都市の魔導学校シリーズとの相性が悪いのは悩みどころではあるが、
ローザッテ、リャタフーともに、持っていれば非常に心強い味方となってくれるだろう。

カード詳細

リャタフー

ローザッテ

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最終更新:2022年10月01日 04:34

*1 登場当時は最高倍率。2022年現在でもワイルドさん(50)の対象キャラクターとしては最高。