木星の大気の中で
グランゼーラの軍事拠点攻略のため本隊に合流すべく艦隊を進めていた。
我々は、敵に見つからないように合流地点に接近するべく、木星の大気の中を移動することにした。
大赤班に差しかかろうとしたところ、多数のバイド反応を検知した!
今でも太陽系内でバイドが発見されることはある。
宇宙要塞の残骸などに棲息するバイドの目撃情報を読んだこともある。
事実私自身、地球上で遭遇している。
それにしても木星の大気の中にバイドが棲息しており、
しかもこんなに大量のバイドの群れが、我々が行き来している場所のそばにいるとは…
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ただただ驚きだ |
ただただ驚きだ。
バイドの生態は私の想像の範囲を遥かに超えている。
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恐怖を感じる |
恐怖を感じる。
私個人だけでなく、人類の存続を脅かす恐怖だ。
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不気味で忌まわしい |
不気味で忌まわしい。
彼らを攻撃することに何のためらいも感じない。
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なぜか侘しさすら感じる |
なぜか侘しさすら感じる。
彼らはどこから来て、何をしようとしているのか…?
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私はただちに戦闘態勢をとるよう命じた。
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木星での対バイド戦に敗北
木星の大気内で遭遇したバイドの群れとの戦いで敗北を喫した。
一時後退し、再度態勢を立て直す。
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木星のバイドの群れを撃破
木星の大気内で遭遇したバイドの群れを撃破した。
次はいよいよグランゼーラの最大の拠点ゲイルロズ攻略である。
私は、木星の大気から脱出して、先行している本隊との合流ポイントに向かうように指示を出した。
その時だった。
マッケラン中尉から報告があったのは。
マッケラン中尉からの報告では、保安チームのハヤシダ隊員のミスで
貯水ブロックが故障し、水が切れている、とのこと。
中尉は、この近くで水を入手するには木星の衛星エウロパに立ち寄り、補給するしかない、という。
報告を聞いて私はこうつぶやいた。
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ちぇっ、今からいいところなのに |
ちぇっ、今からいいところなのに。
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ちぇっ、なんてどん臭い奴なんだ |
ちぇっ、なんてどん臭い奴なんだ。
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まあ、いろんなことがあるさ |
まあ、いろんなことがあるさ。
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しかし、水が切れるということは…
水が切れると言うことは乗組員全員の命が危険にさらされることを意味する。
ミスをしたハヤシダ隊員への処罰について副官にこう指示した。
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不問とする(罪に問わない) |
不問とし、罪を問わないこととする。
私のこの対応に納得いかないものも少数だがいるようだった。
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始末書を提出させる |
繰り返さぬよう始末書を提出させることにした。
私の対応には、皆納得している様子だった。
当のハヤシダ隊員も十分反省しているようだった。
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6ヶ月間2割の減給処分とする |
6ヶ月間2割の減給処分とした。
これには、半数近くの者が厳しすぎると感じたようだった。
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降格させる |
降格させることにした。
これには、ほとんどの者が厳しすぎると感じたようだった。
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追放する |
軍から追放することにした。
副官は、追放処分は艦隊司令官の裁量権を逸脱していると陳言してきたが、構わずに放擲した。
ああ、すっきりした。
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私は、艦隊を水と氷の衛星エウロパに向け発進させた。
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最終更新:2010年07月25日 14:42