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憂鬱アンドロイド

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憂鬱アンドロイド ◆BOMB.pP2l.



黎明の薄い藍色で統一された静かな朝の風景。
静かで、しかしそれは安らぎを意味するものではなく、死に近い沈黙を意味するそこに髑髏の面を被った男が一人立っていた。

漆黒のライダースーツに髑髏が描かれたヘルメット。
一見すれば死神の様にも見えるその男は、戦闘と破壊の爪痕が大きく残るその光景にただ驚いていた。
衝撃に薙ぎ倒された草。真っ二つに割れた岩。黒く焦げ大きく穿たれた地面。明らかな激闘があったであろう光景。
そして、その場所に倒れている三人……ではなく、二人と一匹。

「ふぅ……、辛うじてだけどみんな息はあるようだ。けど、どうしたものか」

髑髏の男――静かなる~Chain-情~はそこに残された状況に溜息をつく。
何が起きたのかを想像するのは難しくない。
ここで何らかの激闘が発生し、結果ここに残った3人が気絶した――と考えられる。問題なのは――

「この場合、誰がマーダーなんだ? それとも誤解による痛みわけだったんだろうか……?」

――そこだった。
ここで、介抱しようとしました→実はそれがマーダーでした→ズガンされました……というのは御免こうむりたい。
バトロワの道理を知る書き手としては少し慎重に動きたい場面だ。

「こっちに倒れているおっさんぽいのは……多分、川田だな。あっちに転がってるのはポケモンってのかな?」

とりあえずChain-情は気を失っている三人を吟味してゆく。
とても中学生には見えない老け顔の学ランはまず間違いなく川田章吾だろう。クレバーな性格のツンデレ対主催だ。
その向こうに転がっているピンク色のぬいぐるみの様なものは多分ポケモンやデジモンの一種なのだろう。
最初は意志持ち支給品の一種かと思ったが、額の巻き毛に嵌っている首輪(?)を見る限り参加者の一員らしい。
そして彼の足元で眠っている小学生ぐらいだと思われる少女も害があるようには見えない。

「とりあえず、全員どこかに運ばないといけないな……、このままだと死んでしまうかもしれないし」

考えてはみたものの、結局Chain-情は全員を助けることを選択した。何よりもお人よしなのが彼の性分なのである。
そのせいで痛い目にあったこともないではないが、彼はそれを曲げるつもりはない。悪いことばかりでもなかったのだ。

「けど、……どうやって二人+αを運んでいけばいいんだ? 起こしても歩けるようには見えないしなぁ……」

やることは決まったものの、それを実行する術が彼には存在しなかった。
ケロンパスの様な回復アイテムは持っていないし、都合のいい乗り物も支給品の中には存在しない。

「誰かを呼んでくる……駄目だな。お約束的に悲劇が起こるとしか考えられない……うーん、どうしよう?」

髑髏の頭をかしげて悩むChain-情。
しばらくして、根性で二人と一匹を背負っていくかと彼が考え出した頃、そこに新しい人物が現れた。
――ズン。――ズン。と、それは足音を響かせて近づいてくる。

「(た、確かに……”ライダー”は”ライダー”だけど……そういうのもありなのだろうか……?)」

音に気づいて振り返った彼の前に現れたのは象ほどの大きさがある黒馬に乗った仮面ライダーの姿であった。


 ☆ ☆ ☆


髑髏の裏側で驚愕の表情を浮かべるChain-情の前に現れたのは、彼と同じく騒動に気づいてやって来た長門有希だった。
仮面ライダーイクサの姿のままの長門は、黒王号の上から辺りを見回して状況を把握すると、トンと足音を立てて地面へと降りる。
そして警戒するChain-情にすとすとと近づくと、これまでと同じく「殺し合いには乗ってない」と抑揚の無い声でそれを伝えた。

「あの、僕は静かなる~Chain-情~って言うんですけど、あなたは?」

目の前の小さな仮面ライダーにChain-情は名前を尋ねた。
背格好から恐らくは小柄な女性だと推測したが、だとすれば仮面ライダー本人であるわけがなく支給品で変身したのだろうと判る。
その中身――正体は誰なのか? 少しの間の後、帰ってきた答えは彼の満足するものではなかった。

「あなたが信用できるまで正体を明かすことはできない」

ごもっともですと、Chain-情は内心で思い。仮面ライダーの言い分に納得した。
向こうから見れば、自分は所謂”現場”に居合わせた第一容疑者である。
そもそも髑髏のライダースーツは知らない者から見れば怪しいこと極まりないだろう。

「彼らをどこか安全で休める場所に運びたいんですけど――」

そう言って、Chain-情はライダーの後ろに控えている巨大な馬を見上げ、
並のトラックよりかは積載量がありそうなこの馬なら二人と一匹を運ぶのは容易だろうと、協力を要請した。
対するライダーはこの島に安全な場所などは無いと言いつつも快くそれを了解してくれる。

そして、ライダーが気絶していた少女を抱きかかえ上げた時、それは起こった。


 ☆ ☆ ☆


空を劈くような獣の鳴き声に、それまで朦朧としていた川田は意識を覚醒させた。
何事かと首だけを動かしてそちらを見てみると、どうやら暴れ馬がやってきたらしい。
象か恐竜かと思えるような巨大な馬がそのまた巨大な蹄で岩を砕くのを見て、川田は自分がここで死ぬんだなと確信した。

「(殺すなら、何も起こさなくたっていいじゃねぇか……。まぁ、これが罰なのかもしれないけどよ)」

先程の死闘により全身には激痛と痺れが走りまともに動くことすらままならない。
どれだけ寝ていたかはわからなかったが、一度解いた変身が再びできるようになっている程とも思えない。
いや、そもそも変身にはポーズが必要だったなと、川田は苦笑する。

「(迎えに来てくれたのか? それとも……馬鹿な俺を制裁しに来たのか……?)」

迫り来る暴れ馬の向こう側に、髑髏のライダースーツと白い仮面ライダーの姿が見えた。
ライダースーツには見覚えがある。白い仮面ライダーは知らなかったが、似たようなものなら知り合いの仲間なのだろうと考える。
朧な視界の先にいるそいつらが幻なのか本物なのか川田には判らなかったし、もうどうでもよかった。

「(何を焦ってたんだかな……。またやりなおしっていうなら、考え直すチャンスはあったんじゃないのか?)」

既知の姿を見て、今頃名簿すら確認していなかったことを川田は思い出す。
自分の無様さに呆れ、そして泣きたくなり、また滑稽だと笑いたくもなり、申し訳ないと謝りたくもなった。
こんなはずでも、こんなつもりでもなかったはずだ。どこかで何かを間違えてしまっていた。

「(クソったれなゲームの中にいる内に、俺もいつの間にかにクソったれな野郎になっていたんだ……)」

一度、二度、三度、四度と最悪のゲームを繰り返される。
しかも、それは重ねる度に常識外れで悪趣味なもへと変わっていっていた。
ただ必死にその中を生き延びて、時に正義を信じ、ある時はその正義を諦め、切り捨てた。
古い友を失い。新しい仲間を見つけまた失い。愛する人を失い。見つけ――そして、また失った。

「(いくら俺でもよ……こころが擦り切れるってもんだぜ……なぁ――……)」

地響きが眼前へと迫る。
死ぬことへの恐怖はなかった。未練や執着を考える気力さえもうどこかに置き忘れていた。
ただ、もうこの次が無ければいいなと、そう思うだけだった。


逝った先に、友は、かつての仲間はいるだろうか? そして、”彼女”はそこにいるのだろうか?


轟音が全てを断絶し、川田章吾の四回目のバトルロワイアルは終了した。
彼がこの後どこに辿りつくのか、次のバトルロワイアルがあるのか、それともこれが本当の終わりなのか?
それは誰にもわからない――……




【川田章吾@漫画ロワ 死亡】


 ☆ ☆ ☆


「――どうしてこんなことになるんだ!」

毒づきながら、Chain-情は必死に森の中を走っていた。
その腕の中には気絶した桃色のポケモン――ピッピが抱かれており、その後ろからは轟音を立てて黒王号が追っている。
どうしていきなり黒王号が暴れ馬と化したのか。考える余裕もなく、今はただ必死に走り続ける。

「くっ! ……ハァハァ……くそっ! 森の中に入ったのは失敗だ……っ!」

あれほどの巨体ならば木が密集する森の中に入れば追ってこれないだろうと彼は考えたが、それは過ちだった。
想像した通り、その巨体は木々の間をすり抜けることはできなかった――が、黒王号に多少の障害などは意味をなさなかった。
メキメキと木々の悲鳴を伴い轟音が迫り来る。追いつかれればその悲鳴の中に自分のものも混ざることだろう。

「意志持ち支給品の暴走で全滅とか……色んな意味で僕はいやだぞ――っ!」

止める間もなく、気絶していた川田は踏み潰された。
そして、少女を抱いていたあの小柄なライダーは暴れ馬を回避した際にそのまま河へと転落してしまった。
川落ちは大抵生存フラグ。そうは思っても楽観はできない。

「……っ! …………や、やばい! ………………このままじゃ……体力が」

少しでも追いつかれまいと、Chain-情は枝を潜り、茂みを越え、坂を飛び降りて走り続ける。
それらが効果があげていることはまだ生きていることが証明となったが、アクロバティックな動作は体力を奪っていた。
数十倍もの体格差がある中で数分と逃げることができているのはさすがと言えたが、もうそれも限界が来ている。

「ハァハァ……って、気づいたのか?」

腕の中でモゾモゾと動き出したピッピに気付きChain-情は声をかける。
この窮地を逃れるための能力や支給品を持っていることを期待して、ピッピの弱々しい声に耳をすました。
しかし、けど……聞こえてくるのは「ピ」という鳴声ばかりである。

「お前参加者なのに喋れないのかよ――っ!
 って、うわああああああぁぁぁあああああぁぁああぁあぁあぁぁあああああああああああ――…………」

明け始めた緑の森に絶叫が木霊し、次にそれを掻き消す轟音。そして、真っ赤な血が緑色を塗り替えた。



最初の一踏みで胴体がへしゃげ、千切れた腕が血で放物線を描いて茂みの向こうへと飛んでいった。
続けて振り落とされた後ろ足の一撃で頭が粉々になって、血に混ざった桃色の脳漿が地面へとぶちまけられる。
通り過ぎた暴れ馬は引き返してくるとご丁寧に残った部分を踏み砕いてゆく。


足がもげ、そして砕かれ、内臓が噴出して、そして磨り潰され、肉も、骨も、全てが血に混ざりただの赤色になった。


 ☆ ☆ ☆


重い扉を押し開け、真っ赤なビロードが敷かれたエントランスホールの中へと白いライダーが入ってくる。
そして手近な部屋に入り、抱えてきた少女――南千秋の身体をソファの上に下ろすと長門有希はその変身を解いた。

「……………………」

長門は無言のままで、ずぶ濡れの千秋から手早く衣服を脱がしてゆく。
そして、一枚のシーツを取って水気を拭うと、もう一枚シーツを取りそれで包んで彼女をベッドへと運んだ。
気を失う原因であった頭部の傷が深刻なものでないと確認すると、そこで一息吐き少しだけ感情をあらわにする。

そのままで千秋の静かな寝息を聞き、そしてまた表情を消すと長門は南向きの窓辺まで足を運んだ。
窓の外。河を挟んだ向こう側で彼女が仕組んだ暴れ馬というトラブル。
そこで不必要な足手まといが計画通りに死んでいるかどうか、目が届かないまでも彼女はじっとそちら見続ける。



最初に立ちすくむ髑髏の男と気絶した二人と一匹を見た時、彼女はそこで全員殺害してもいいと思った。
開始早々に気絶。しかも、重症を追っているとなればそれは排除すべき足手まといでしかなかったからだ。
しかしすぐに彼女は気絶している二人の片方が仲間であった南千秋であると気付く。

幸いなことに千秋は気絶しているだけで目を覚ませば問題はなさそうだった。
問題は残った重傷の男とポケモンである。どちらともに排除したい。だが、髑髏の男は彼らを助けようとしていた。
そんなことに無駄な時間を使っている暇はなかったが、千秋だけを預かってゆくというのも都合が悪かった。

事情を話せば正体がばれる。ばれた場合、仲間しか助けなかったことを吹聴されるのは困る。
かといって千秋を浚うような形にすれば、後でそれが誤解を生み出すことになるだろう。
ならば、髑髏の男を殺すか――と、そこで彼女は彼に備わる特殊な力に気がついた。

髑髏の男の体内で螺旋を描く未知の因子。
ぶつかり合えば、こちらが手傷を負う。また場合によっては致命傷を受ける可能性すらもあると彼女は推定する。
なので、彼を殺害するという案はそこで消える。

残されたのは、事故を装うということ。

千秋を抱き上げたところで、予め情報操作で用意しておいたトゲを黒王号に刺し――暴走させた。
その後は適当にやられた振りをして千秋と共に河へと飛び込んだ。
黒王号を失うのは惜しかったし、川田の死は確認したが、残された参加者達が死ぬかどうかは不確定であった。
だがしかし、千秋の確保と正体の露見を避けることを優先して長門はこの策を選んだのだ。

その後、すぐに対岸へと渡った長門は千秋を抱いて山を登り洋館まで移動し、現在に至ると言う訳である。
これもひとえに仮面ライダーイクサのもたらす運動性のおかげであった。



「(螺旋……螺旋の力)」

Chain-情と名乗った男が生きているのかどうかは不確定であったが、長門は生き残るだろうと予測している。
いや、予測というよりも願望と言ったほうが近いかもしれない。
幾度と無く繰り返されてきたカオスロワの中にいる住人からも見たことの無い何かを彼女は彼から感じ取っていた。

それが、もしかしたらこの未知のロワの中では力になるのではないかと――


――予感を胸に彼女は窓の外を見つめ続ける。





 【B-4/洋館・室内/1日目-早朝】

 【真・長門有希@カオスロワ】
 [状態]:健康
 [装備]:イクサベルト@カオスロワ
 [持物]:デイパック、基本支給品一式、チェーンソー@現実
 [方針/行動]
  基本方針:仲間と生還するため、無能とマーダーを排除し、最終的に主催を打倒する。
  1:千秋が回復するまで世話をする。
  2:拠点となる場所を見つけるか、他の仲間を見つけて千秋を預け、また単独で行動する。
  3:岩崎みなみ小早川ゆたかは排除する対象。

 [備考]
  ※カオスロワ5期エピローグ後からの参戦です。
  ※『仲間』とは一緒にカオスロワで対主催をしていた8人の事を指します。
  ※また彼らのいる前では外道な行動はとりません。
  ※イクサの制限は変身時間無制限。変身解除後は1時間変身不能です。(なのはロワのホッパー準拠)


 【南千秋@テラカオスバトルロワイアル】
 [状態]:気絶、頭部に打撲、全裸
 [装備]:シルバースキン@不明、イングラムM10サブマシンガン@現実
 [持物]:デイパック、支給品一式、ハルコンネン@漫画ロワ、濡れた衣服
 [方針/目的]
  基本方針:主催者を制裁する。 殺し合い?乗るかそんなもん
  0:…………。
  1:ピッピと行動を共にする
  2:春香姉さまを探す。ついでにアカギ達も探す
  3:湖側から百貨店へ行ってみる
 [備考]
  ※カオスロワ6期直後からの参戦です。
  ※制限により光龍(ブルーアイズ・シャイニングドラゴン)にはなれません。
  ※シルバースキンが漫画ロワ仕様かニコロワ仕様なのかは後の書き手に任せます。


 ☆ ☆ ☆


仮面ライダーと仮面ライダー。同じ仮面ライダー同士が死闘を演じたもう草原とは呼べぬ荒地。
そこに先程まで暴走していた黒王号と、その背中にまたがるChain-情が帰ってきていた。

支給品を上手に使うことに定評のある彼は、その定評の通りに先程の危機を支給品で脱していたのであった。
一つは「“人の形をしていなかった”モノ」と呼ばれる不完全な形で練成された人間モドキ。
普通なら使い道など思いつかないようなこれを黒王号への囮として彼はあの致命的な一撃を避けたのである。

「おー、どぅどぅ……もう暴れてくれるなよ」

そして、今彼が握っている手綱こそが彼の命を真に助けることとなった。
囮と言っても所詮その場しのぎ。黒王号さえも手懐ける騎英の手綱(ベルレフォーン)こそが逆転の一品だったのである。
これは彼が持っていた物ではない。最初から持っていたならばすぐに使っていたはずだ。

「ありがとう。誰だか知らないけれど、お前のおかげで助かったよ」

それは彼の胸の中で冷たくなっているピッピの持っていた最後の支給品だった。
死に囚われる今際にピッピはChain-情に伝えたのだ。自分が逆転の切り札を持っていることを。
鳴声もジェスチャーでも伝わらなかった。しかし、繋いだ手が、交わした視線がそこに思いを伝えた。

「お前の想い。この”Chain-情”がつなげてやるから、今は……静かに、な」

静かなる~Chain-情~と呼ばれる男の持つ何よりの力。それは想いを繋げると言うこと。
繋がっていれば、次の誰かがいればいつか想いはどこかに届く――普遍で、そして一番大切なこと。



Chain-情は、これまでも、これから先も想いを繋ぎ続ける。書き手として、一人の男として――……





【ピッピ@ニコロワ 死亡】


 【C-3/荒地/1日目-早朝】

 【静かなる~Chain-情~@書き手ロワ2nd】
 [状態]:健康、螺旋力覚醒
 [装備]:滝のライダースーツ@漫画ロワ、騎英の手綱(ベルレフォーン)@カオスロワ+黒王号@漫画ロワ
 [持物]:デイパックx3、支給品一式x3、ゼクトバックル(ホッパー)@なのはロワ、サバイブ(烈火)@書き手ロワ2nd
     :カセットアーム(マシンガンアーム)@書き手ロワ2nd、不明支給品x1
 [方針/行動]
  基本方針:バトルロワイアルに反逆する。
  1:川田とピッピの遺体を埋葬する。(黒王号に手伝ってもらって)  
  2:河に流されたイクサ(長門)と少女(千秋)を探す。
  3:フラグビルドを見つけ、今度こそ守り抜く。

 [備考]
 ※死亡後からの参戦です。


 ☆ ☆ ☆


そして、そんなChain-情の姿をはるか上空から見つめる影が一つ。

「長門こえー……」

物音を聞き……行こうかどうか迷ってちょっと、というかかなり遅れて空飛ぶフラップラーで駆けつけた男はそう呟いた。
黒王号に乗った長門が最初の殺人を犯した際、その目撃者だったランキング作成人である。

事の経緯を知らない彼からすれば黒王号に乗っている人=長門であるわけで、
そしてその足元に見える川田の死体も彼女の仕業だとしか思えない。いや、これは間違いではないが。

ともかくとして、彼の中では長門=凶マーダー=超怖い(→欝だ死のう)なのである。
なので――


「三十六計逃げるに如かず! ということで、転進~~~~…………」


――ランキング作成人はその場から逃げ出した。





 【C-3/上空/1日目-早朝】

 【ランキング作成人@オールロワ】
 [状態]:健康
 [装備]:クロスミラージュ@ニコロワ、フラップラー@アニ2
 [持物]:デイパック、基本支給品一式、不明支給品x1
 [方針/行動]
  基本方針:誰にも死んでほしくない。自分も死にたくない。
  0:逃げる!
  1:黒井ななこ、6/氏と言った知り合いを探し出し合流する。
  2:ロワ破壊のための仲間を集める(こなたを仲間にしたいが、「会えればラッキー」程度の優先度)。
  4:黒王号に乗った長門を警戒。
  3:クロミラがウザい。




【“人の形をしていなかった”モノ@アニ2】
まだ幼かった頃のエドとアルが練成に失敗した人間モドキ。
生きてはいるが人としての形は保たれておらず、そのグロテクスさにエドとアルもドン引きでした。

【フラップター@アニ2]
天空の城ラピュタで空賊が乗っていた、虫のような羽で飛ぶ少人数用の乗り物。
その気になればかなりスピードが出るが、逆にゆっくり滞空することも可能で、高空も飛べる。

【騎英の手綱(ベルレフォーン)@カオスロワ】
Fateに登場するライダーのサーヴァントが扱っていた手綱。
これがあれば幻獣であろうがなんであろうが、動物であるかぎりは言うことを聞かせられる。


061:神は神と出会い、神の武器を持つ 投下順 063:プレデター
060:誰かが死ぬのが怖いのか? 時系列順 063:プレデター
042:純白サンクチュアリィ 真・長門有希 071:集結するカオス
058:男の戦い 南千秋
ピッピ
川田章吾
021:反逆者は動き、冒険家は静観する 静かなる~Chain-情~ 086:想い紡ぐ者
043:作成人のパーフェクト?メタ考察教室 ランキング作成人 094:ピエロのままで



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