純白サンクチュアリィ ◆OGtDqHizUM
月明かりが照らす道路の下を私、岩崎みなみは歩いている。
とても大切で、とても大好きで、とても弱くて…
護ってあげたいと思っている私の親友を探して。
今はどこで怯えているのだろうか?
はやく会って安心させてあげたい。
はやく会って話をしたい。
はやく会って抱きしめてあげたい。
護ってあげたいと思っている私の親友を探して。
今はどこで怯えているのだろうか?
はやく会って安心させてあげたい。
はやく会って話をしたい。
はやく会って抱きしめてあげたい。
ゆたかを――
だから私はひたすら歩いている。
Dボゥイという男の人と一緒に。
ゆたかを探すという共通の目的で
私とDボゥイさんは一緒に歩いている。
私とDボゥイさんは一緒に歩いている。
◇ ◇ ◇
私とDボゥイさんはF-3あたりにある学園を目差していた。
やはりゆたかは学生だから学園を目差しているのではないかという考えの下だ。
初めにいた古寺から南下していくのが近いのでF-1まで南下してF-3へ向かうはずだった。
だが、南下している途中で向かう先から戦闘音が響いたのでそのまま進むと危険と判断。
すぐさま進路を変更。北上してトンネルの道から行こうと考えたのだ。
そして数時間歩いて初めにいた古寺も過ぎた。
現在位置からしてもう少しでトンネルが見えてくるころだろうか?
やはりゆたかは学生だから学園を目差しているのではないかという考えの下だ。
初めにいた古寺から南下していくのが近いのでF-1まで南下してF-3へ向かうはずだった。
だが、南下している途中で向かう先から戦闘音が響いたのでそのまま進むと危険と判断。
すぐさま進路を変更。北上してトンネルの道から行こうと考えたのだ。
そして数時間歩いて初めにいた古寺も過ぎた。
現在位置からしてもう少しでトンネルが見えてくるころだろうか?
「お前は、ゆたかと友達なのか?」
「ええ、そうです。」
「そうか…」
「ええ、そうです。」
「そうか…」
歩いている途中で、Dボゥイさんが私に話しかけてきた。
Dボゥイさんは口数があまり多くはない。
愛想もあまりよくなさそうな人という印象が強かった。
でもなんとなく悪い人ではないと感じていた。
やっぱり私と同じくゆたかを探していたからという理由だろうか。
Dボゥイさんは口数があまり多くはない。
愛想もあまりよくなさそうな人という印象が強かった。
でもなんとなく悪い人ではないと感じていた。
やっぱり私と同じくゆたかを探していたからという理由だろうか。
「Dボゥイさんは……ゆたかとはどういう知り合いなんですか?」
「ゆたかは…」
「ゆたかは…」
私がDボゥイさんに彼が私にした質問と似たような質問をぶつけてみた。
でもDボゥイさんは何か回答に詰まっている感じだった。
何か言いたくないような事情でもあるのだろうか?
私はDボゥイさんに言いたくないことがあるなら言わなくてもいいですよ。と言おうとした時、
でもDボゥイさんは何か回答に詰まっている感じだった。
何か言いたくないような事情でもあるのだろうか?
私はDボゥイさんに言いたくないことがあるなら言わなくてもいいですよ。と言おうとした時、
「あのDボゥイさん…」
「静かにしろ…誰かが来る。」
「静かにしろ…誰かが来る。」
Dボゥイさんが私の言葉を遮った。
気付くと私達はトンネルの入り口付近まで歩いてきていた。
耳を澄ますと確かに聞こえてくる。
トンネルの中を歩いてくる足音が。
気付くと私達はトンネルの入り口付近まで歩いてきていた。
耳を澄ますと確かに聞こえてくる。
トンネルの中を歩いてくる足音が。
「みなみ…下がってろ。」
Dボゥイさんが支給品の日本刀を構えて私の前に出る。
私も自分に支給されていたデイバッグの中のスペツナズナイフに手を伸ばす。
しばらくするとトンネルの中から人影が姿を現した。
私も自分に支給されていたデイバッグの中のスペツナズナイフに手を伸ばす。
しばらくするとトンネルの中から人影が姿を現した。
中から現れたのは私と同じくらいの歳の女子高生だった。
私と同じく髪をショートカットで纏めており、
冷たいというよりはまるでお人形みたいな無表情の女の子。
私と同じく髪をショートカットで纏めており、
冷たいというよりはまるでお人形みたいな無表情の女の子。
その少女は私達の存在を確認したらしく私達に向かって近づいてきた。
そして少女は両手を上に上げ――
「大丈夫。
私は乗ってない。」
と、淡々とした口調で話しかけてきた。
◇ ◇ ◇
「長門有希。」
彼女はそう名乗った。
改めて名簿を見ていると確かにその名前がある。
「真・」がついているのが気になった。
改めて名簿を見ていると確かにその名前がある。
「真・」がついているのが気になった。
「何、気にすることはない。」
目の前の女の子、長門さんは私が考えていたことを見透かしたかのように話しかけてきた。
私とDボゥイさんも長門さんに軽く自己紹介をする。
私とDボゥイさんも長門さんに軽く自己紹介をする。
「貴方達の武器は?」
自己紹介の後私達は互いに支給されている武器を見せ合う。
Dボゥイさんは日本刀のようなもの。
私はスペツナズナイフ。
長門さんにはチェーンソーが支給されているようだ。
Dボゥイさんは日本刀のようなもの。
私はスペツナズナイフ。
長門さんにはチェーンソーが支給されているようだ。
「Dボゥイ。」
「何だ?」
「この殺し合いには明らかに人間にはカテゴライズされない存在も参加している。
その様な武器ではとても心細いと私は思う。」
「まあな…」
「だから。」
「何だ?」
「この殺し合いには明らかに人間にはカテゴライズされない存在も参加している。
その様な武器ではとても心細いと私は思う。」
「まあな…」
「だから。」
長門さんは自分のデイバッグをガサゴソと漁り始める。
そして小さい金属の塊のようなものを取り出した。
それと紙切れを取り出すとそれをDボゥイさんに渡す。
Dボゥイさんは紙に書いてある説明文を読んでいる。
私も説明文を読んだが、呼んでみるとかなり強力なアイテムだと思う。
そして小さい金属の塊のようなものを取り出した。
それと紙切れを取り出すとそれをDボゥイさんに渡す。
Dボゥイさんは紙に書いてある説明文を読んでいる。
私も説明文を読んだが、呼んでみるとかなり強力なアイテムだと思う。
「武装錬金…ブレイズオブグローリー?」
「あげる。」
「あげる。」
そして長門さんは金属の塊をDボゥイさんに差し出した。
「いらん、お前が持ってろ。」
「いいから。」
「いいから。」
Dボゥイさんは長門さんのことを察してかアイテムを受け取るのを断っている。
しばらくの間上みたいな言葉の掛け合いを2人はしていたが、
しばらくの間上みたいな言葉の掛け合いを2人はしていたが、
「長門、俺みたいな奴にこんなもの渡して…自分は大丈夫なのか?」
「何、気にすることはない。」
「そこまで言うなら…」
「何、気にすることはない。」
「そこまで言うなら…」
結局Dボゥイさんが折れてそのブレイズオブグローリーというのを受け取った。
「長門さん。」
「何。」
「何。」
私は長門さんに話しかける。
長門さんの視線が私に向けられる。
吸い込まれそうなほど底なしの闇色の瞳をしていた。
長門さんの視線が私に向けられる。
吸い込まれそうなほど底なしの闇色の瞳をしていた。
「殺し合いに乗ってないなら…長門さんも私達と一緒に来る?」
殺し合いに乗ってないなら乗っていないもの同士、組んだほうがいい。
それに長門さんもゆたかほどとは言えないが、か弱そうな雰囲気だったから。
何だか護ってあげたいと思ったというのもある。
Dボゥイさんは特に異論はないらしく、黙っている。
それに長門さんもゆたかほどとは言えないが、か弱そうな雰囲気だったから。
何だか護ってあげたいと思ったというのもある。
Dボゥイさんは特に異論はないらしく、黙っている。
「いや、私はやらなければならないことがある。」
「だったらそれに私達が付き合うというのは…」
「1人のほうが好都合。」
「でも長門さん。貴方1人で大丈夫なの?」
「だったらそれに私達が付き合うというのは…」
「1人のほうが好都合。」
「でも長門さん。貴方1人で大丈夫なの?」
「何、気にすることはない。」
私は1人で行動しようとする長門さんを引き止めるが、
ついに私が折れてしまった。
長門さんは見た目以上に頑固なところがあるようだ。
ついに私が折れてしまった。
長門さんは見た目以上に頑固なところがあるようだ。
私は長門さんに小早川ゆたかの特徴を話した。
背丈がとても小さいことや、病弱なこととかいろいろ。
背丈がとても小さいことや、病弱なこととかいろいろ。
「分かった、見つけたら保護する。」
「…お願いします。」
「…お願いします。」
そして長門さんは暗闇の中へと歩いていった。
「行きましょうか、Dボゥイさん。」
「あぁ…そうだな。」
「あぁ…そうだな。」
長門さんを見送った後、私とDボゥイさんはトンネルの中へ入っていく。
トンネル内はライトがついており意外と明るい。
しばらくは懐中電灯の必要もなさそうだ。
トンネル内はライトがついており意外と明るい。
しばらくは懐中電灯の必要もなさそうだ。
ゆたか……待ってて。
今私達が…探しに行くから。
でも、長門さんも1人で大丈夫かな。
【C-2 トンネル入り口/一日目 黎明】
【岩崎みなみ@らき☆すた(原作)】
【状態】:健康
【装備】:スペツナズナイフ@現実
【所持品】:支給品一式、不明支給品(0~2)
【思考・行動】
基本方針:殺し合いに乗らずゆたかを見つけ出し護る
0:Dボゥイと行動する。
1:ゆたかを見つける。
2:トンネルを抜けて学園へ向かう。
3:長門有希が少し気がかり。
【岩崎みなみ@らき☆すた(原作)】
【状態】:健康
【装備】:スペツナズナイフ@現実
【所持品】:支給品一式、不明支給品(0~2)
【思考・行動】
基本方針:殺し合いに乗らずゆたかを見つけ出し護る
0:Dボゥイと行動する。
1:ゆたかを見つける。
2:トンネルを抜けて学園へ向かう。
3:長門有希が少し気がかり。
【Dボゥイ@アニメキャラ・バトルロワイアル2nd (アニ2)】
【状態】:健康
【装備】:日本刀@現実、核金「ブレイズオブグローリー」@書き手ロワ2
【所持品】:支給品一式、不明支給品(0~2)
【思考・行動】
基本方針:殺し合いに乗らず、ゆたかを保護、シンヤとの決着をつける。
0:みなみと行動する。
1:ゆたかを保護する。
2:トンネルを抜けて学園へ向かう。
【状態】:健康
【装備】:日本刀@現実、核金「ブレイズオブグローリー」@書き手ロワ2
【所持品】:支給品一式、不明支給品(0~2)
【思考・行動】
基本方針:殺し合いに乗らず、ゆたかを保護、シンヤとの決着をつける。
0:みなみと行動する。
1:ゆたかを保護する。
2:トンネルを抜けて学園へ向かう。
【備考】
※アニロワ2nd 173話「REASON」の後より参加。
※アニロワ2nd 173話「REASON」の後より参加。
◇ ◇ ◇
私は先ほど出会った二人の人物について考察する。
まずはDボゥイこと相羽タカヤ。
正直名簿で彼の名前が載っていたときは少し驚いた。
私、『長門有希』の記憶は知っている、Dボゥイという人物を。
前の殺し合いで一時的とはいえ一緒に戦った。
正直名簿で彼の名前が載っていたときは少し驚いた。
私、『長門有希』の記憶は知っている、Dボゥイという人物を。
前の殺し合いで一時的とはいえ一緒に戦った。
でも、テッカマンオメガとの戦いで私(とその仲間)を逃がし、
オメガを倒したものの廃人となってしまった。
後に渚カヲルという人間に操作され、
殺された。
私自身に。
オメガを倒したものの廃人となってしまった。
後に渚カヲルという人間に操作され、
殺された。
私自身に。
だから再び会った時、幽霊を見たような感覚を私は感じた。
でも、私のことは知らないらしい
あれは私が知っているDボゥイではないのか。
恐らく別の平行世界のDボゥイだと思われる。
あれは私が知っているDボゥイではないのか。
恐らく別の平行世界のDボゥイだと思われる。
なにがともあれ、
Dボゥイの実力は知っている。
Dボゥイの実力は知っている。
彼もまた優秀。
主催を倒すのには、必要だ。
でも、いくら優秀といってもロクな武器がなければ
打倒主催は難しい。
でも、いくら優秀といってもロクな武器がなければ
打倒主催は難しい。
だから、私はあのアイテムを渡した。
それに私はお礼がしたかった。
私は世界が違うとはいえ彼に迷惑をかけただろう。
そしてその結果が悲惨なことになってしまった。
あの時、私の力がもう少しあれば彼も生還できたかもしれない。
私は世界が違うとはいえ彼に迷惑をかけただろう。
そしてその結果が悲惨なことになってしまった。
あの時、私の力がもう少しあれば彼も生還できたかもしれない。
核金『ブレイズオブグローリー』。
Dボゥイに渡したあれは元々私が持っていたものではない。
私がトンネルの中で始末した女、高良みゆきの支給品。
中を見てみたら「当たり」と言えるものがいくつか支給されていた。
他に何が支給されていたのかは後の話。
Dボゥイに渡したあれは元々私が持っていたものではない。
私がトンネルの中で始末した女、高良みゆきの支給品。
中を見てみたら「当たり」と言えるものがいくつか支給されていた。
他に何が支給されていたのかは後の話。
次にDボゥイと一緒にいた少女、
岩崎みなみについて私は考察する。
岩崎みなみについて私は考察する。
さっそく結論付けさせてもらうと
彼女は無能にカテゴライズされると私は判断する。
彼女は無能にカテゴライズされると私は判断する。
私が始末した女と違い支給品を確認し、
少なくとも場所の移動はしたようだ。
だが、私と遭遇した時彼女はDボゥイの後に隠れていた。
少なくとも場所の移動はしたようだ。
だが、私と遭遇した時彼女はDボゥイの後に隠れていた。
他にも私が立ち去る時、
一緒に行動しようとしつこく付きまとってきた。
一緒に行動しようとしつこく付きまとってきた。
つまり、彼女は他人あてにしていると私は判断する。
他人あてにしている奴は間違いなく足を引っ張ること間違いなし。
多分、Dボゥイは戦いになった時必死でみなみのことを護るだろう。
そして何れ彼に破滅の時が来ると思われる。
世界が違うとはいえ、Dボゥイをかつての仲間をそんな目に遭わせたくはない
そして何れ彼に破滅の時が来ると思われる。
世界が違うとはいえ、Dボゥイをかつての仲間をそんな目に遭わせたくはない
次は殺す、必ず殺す。
そして岩崎みなみが探してほしいと言っていた
小早川ゆたか。
小早川ゆたか。
あれは岩崎みなみから特徴を聞いた時無能と判断。
聞いた性格から考えると、彼女もみゆきと同じく
殺し合いも知らず、あたふたしているに違いない。
そして他人をすぐにあてにすると思われる。
殺し合いも知らず、あたふたしているに違いない。
そして他人をすぐにあてにすると思われる。
極め付けに病弱、まさに決定的。
岩崎みなみには見つけたら保護すると言っておいたが…
発見し次第殺しておくことにする。
彼女がそれまで生きていられるか疑問だが。
発見し次第殺しておくことにする。
彼女がそれまで生きていられるか疑問だが。
それはおいといて、
私がみゆきを始末した後に手に入れた支給品。
一つはDボゥイにあげたブレイズオブグローリー。
もう一つは私にとってとても『当たり』と言えるアイテムだった。
一つはDボゥイにあげたブレイズオブグローリー。
もう一つは私にとってとても『当たり』と言えるアイテムだった。
私はもう一つの支給品を取り出すためにデイバッグに手を入れる。
私は中から腰に巻くようなベルトを取り出す。
回収して初めてみた時はどんな道具かは分からなかったが、
説明書にはとある単語が書いてあった。
説明書にはとある単語が書いてあった。
「仮面ライダー」
仮面ライダーと言えば、
殺し合いを生還した後ファンガイアとやらと戦い続けているアナゴさんの姿が思い浮かぶ。
生身の身体の上に鎧をつけ戦う戦士。
それが仮面ライダー。
今、私が手にしているのはそれに変身するための道具、イクサベルト。
殺し合いを生還した後ファンガイアとやらと戦い続けているアナゴさんの姿が思い浮かぶ。
生身の身体の上に鎧をつけ戦う戦士。
それが仮面ライダー。
今、私が手にしているのはそれに変身するための道具、イクサベルト。
さっき言ったと思うが、私にとってこの支給品はとても都合がいいものである。
仮面ライダーの性能というのもあるが…私が目をつけたのはそこではない。
仮面ライダーの性能というのもあるが…私が目をつけたのはそこではない。
『正体を隠して戦える。』これがいい。
正体を隠せて行動できるというのはいいメリットだと私は判断する。
状況に応じて私の姿と仮面ライダーの姿を使い分ける必要がありそうだ。
正体を隠せて行動できるというのはいいメリットだと私は判断する。
状況に応じて私の姿と仮面ライダーの姿を使い分ける必要がありそうだ。
そして私は説明どおりにベルト型ツール、イクサベルトを持ち、腰に巻く。
次にジェネレーター発動キー、イクサナックルを装着。
次にジェネレーター発動キー、イクサナックルを装着。
『レ・デ・ィ』
電子音声が鳴る。
そして私は変身するためのあの言葉を口にする。
そして私は変身するためのあの言葉を口にする。
「…変身。」
『フィ・ス・ト・オ・ン』
『フィ・ス・ト・オ・ン』
◇ ◇ ◇
電子音声が響く。
そこには長門有希の姿はなく、
白いパワードスーツを身に纏った戦士。
仮面ライダーイクサだった。
そこには長門有希の姿はなく、
白いパワードスーツを身に纏った戦士。
仮面ライダーイクサだった。
◇ ◇ ◇
仮面ライダーに変身してからというものの、
私は自分の身体能力の上昇を感じずにはいられなかった。
なるほど、これが仮面ライダーの力か。なかなかのものだ。
変身したばかりの現在の形態はセーブモードというらしい。
その上にバーストモードやライジングイクサがあるが、
あれは30分しか維持できないと説明書に書いてあった。
だが、ただの人間相手ならセーブモードで充分。
(それ以前に生身の私でも倒せるとは思う。チェーンソーあるし。)
強者相手にのみバーストモードを使用するとしよう。
私は自分の身体能力の上昇を感じずにはいられなかった。
なるほど、これが仮面ライダーの力か。なかなかのものだ。
変身したばかりの現在の形態はセーブモードというらしい。
その上にバーストモードやライジングイクサがあるが、
あれは30分しか維持できないと説明書に書いてあった。
だが、ただの人間相手ならセーブモードで充分。
(それ以前に生身の私でも倒せるとは思う。チェーンソーあるし。)
強者相手にのみバーストモードを使用するとしよう。
そして私はデイバッグの中から黒王号を出し、飛び乗る。
やはり仮面ライダーの力は凄い。
まえのように黒王号に背中を下げてもらう必要もないのだ。
そして深夜の闇の中を駆け抜けるべく
黒王号を走らせる。
やはり仮面ライダーの力は凄い。
まえのように黒王号に背中を下げてもらう必要もないのだ。
そして深夜の闇の中を駆け抜けるべく
黒王号を走らせる。
殺し合いに乗る者、そして無能なる者――
その命――
神に返しなさい。
◇ ◇ ◇
分かっている
私は許されないことをしていると分かっている。
正体を隠し他人を殺す。なんとも汚れた行為だろう。
だけど、元の生活に戻るには仕方のないこと。
最初から許されようだなんて思っていない。
6/、柊かがみ、アナゴさん、南姉妹、赤木しげる、武藤遊戯、
涼子………
全てが終わったら謝ろう。許されても、許されなかったとしても…
私はそれでいい。
【B-2/1日目 黎明】
【真・長門有希@カオスロワ】
[状態]:健康、仮面ライダーイクサ(セーブモード)に変身中
[装備]:チェーンソー@現実 黒王号@漫画ロワ
[持物]:基本支給品一式、イクサベルト@カオスロワ
[方針/行動]
基本方針:無能と殺し合いに乗るものを殺害する。主催の打倒。外道対主催。
1:無能と殺し合いに乗るものを探し出し殺す。
2:よってしばらくは一人で行動する。
3:主催を倒し元の世界にみんなで戻る。
4:岩崎みなみは次会ったら殺す。
5:小早川ゆたかは見つけたら殺す。勝手にのたれ死ぬとは思うが…
【真・長門有希@カオスロワ】
[状態]:健康、仮面ライダーイクサ(セーブモード)に変身中
[装備]:チェーンソー@現実 黒王号@漫画ロワ
[持物]:基本支給品一式、イクサベルト@カオスロワ
[方針/行動]
基本方針:無能と殺し合いに乗るものを殺害する。主催の打倒。外道対主催。
1:無能と殺し合いに乗るものを探し出し殺す。
2:よってしばらくは一人で行動する。
3:主催を倒し元の世界にみんなで戻る。
4:岩崎みなみは次会ったら殺す。
5:小早川ゆたかは見つけたら殺す。勝手にのたれ死ぬとは思うが…
[備考]
※カオスロワ5期エピローグ後からの参戦です。
※『皆』とはテラカオスを倒した八人の事を主に指します。
※また彼らと一緒にいる人物は殺しません。
※イクサの制限は変身時間無制限、変身解除後は1時間変身不能です。(なのはロワのホッパー準拠)
※ブレイズオブグローリー@書き手ロワ2、イクサベルト@カオスロワは高良みゆきからルート。
※カオスロワ5期エピローグ後からの参戦です。
※『皆』とはテラカオスを倒した八人の事を主に指します。
※また彼らと一緒にいる人物は殺しません。
※イクサの制限は変身時間無制限、変身解除後は1時間変身不能です。(なのはロワのホッパー準拠)
※ブレイズオブグローリー@書き手ロワ2、イクサベルト@カオスロワは高良みゆきからルート。
041:人間賛歌 | 投下順に読む | 043:作成人のパーフェクト?メタ考察教室 |
041:人間賛歌 | 時系列順に読む | 043:作成人のパーフェクト?メタ考察教室 |
016:knights | 岩崎みなみ | 049:リバーワールド |
Dボゥイ | ||
017:愛ゆえに | 真・長門有希 | 062:憂鬱アンドロイド |