らき☆ロワ @ ウィキ

証明不可能(後編)

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
「Sp-エンジェル・バトンを発動する!」

Sp(スピード)スペル。
ライディングデュエルのみに使用できる特別な魔法カードであり、
それぞれスピードカウンターの数が発動条件となっている。
そして、スピードカウンターの数が多ければ多いほど、強力なSpスペルを使うことができる。
すなわち、スピードカウンターを制するものがライディングデュエルを制するといっても過言ではない。

「エンジェルバトンにより、私はデッキからカードを2枚ドローし、
先ほど持ってきた青眼の白龍を墓地に送る! そして・・・・・・」

(っ!?)

青眼の白龍を手札に持ってきて、そこから墓地に送る一連の流れを見て、
男に戦慄が走る。
そしてフィールドにセットされたカードを凝視した。

「その通りだよ蟹野郎。 私は手札から正統なる血統を発動させる!」


<正統なる血統>
永続罠
自分の墓地に存在する通常モンスター1体を選択し、攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターがフィールド上に存在しなくなった時、このカードを破壊する。


「対象はもちろん墓地の青眼の白龍だ! 来い! ブルーアイズ!」

                    ` 、'';;;;;,,,,,`'''――― 、
 ____               ` 、'''';;;;;;;;;;;;;;;:::,,,,,,,,...` 、
 ‐-、;;;;;;;;;;;;;;`,,,、               l ;;;;;;;;;;::''''''―-`、、 ヽ
   `''‐、;;;;;;;;;;;;;` 、             .l .;;;;;;;    ヽ ヽ :::::ヽ
  , -‐,, '''',=-,=‐―- 、          .ヽ ;;;;;;;.. ヽ;;  ヽ ;;ヽ'':::ヽ
  lィ‐vvv、` ´‐=‐-、 /            l..;;;; ;;i: .ヽ;;;  ヽ; ;;;;;ヽ ;ヽ   青眼の白龍
  ヽii、;;;;;;´Wv、 ヽ`‐'"´‐=、  ,、       〉  ;;i::  );;;;,, ヽ;;;;;;;;;ヽ .;ヽ  星8/光属性/ドラゴン族
   `'ii、,;;;;;;;;;;;´v>‐, ̄ニフフ  l ヽ      /; ;;;;;;;;i:: l''"ヽ;;i;;;; ト;;;;;;;;;ヽ ;l  攻3000/守2500
    ,,‐ナ、;;;,‐ナ`''‐-、‐=トニ=-ト''ヽヽ_, 、 ノ' ;;;;;/l;i::/   ヽ; ;. |ヽ;;;;;;;;;;;i ;l
    `''‐Til! / ト'  ;;lヽ、ヽl |‐‐, / / Yヽ;;;;/ レ    ヽ'' |  ヽ ;;;;;;i ;l
       Hi i:タ /‐、| ト-'l`ヽニフ ! l イ /l ノ/        ヽl   ヽ;;;;i ;l
       トli タ ∧;;;;lヽ;;ヽク、ニ=llll/.|./{ ./ | /l´              ヽ;i l
       ヽ_/ l;;;;| ヽ;ヽ‐クTl/ V .V レ トヽ               ヽ l
           ヽ;l  ` lウ`''Y ノ´ lヽノ トy'                ヽ |
                |};;l`ヽl/ / `v'                  l |
               /-l ト、 | / / ノY ヽ               !./
              ノ`)ノヽ `l  ./ ./ | i;;;ト               '
             /┐j´/ ヽヽ' / ./|´`l |
           /ソ/l |' .( /ヽヽ' .//lヽノ/
          ノ/'Y Yノ ヽl/ | ヽ‐''" /ヽノ)
         .|/l /.| /´    |,、r、| lミl/l |、,、,l
        ,、 l{|/t-l.ト    .lト |i |/lヽl,ノ l .l l |
       /,-‐'''''‐- 、`''‐、  ヽlヽl ヽノ  vvv
      レ"      ヽ/ ̄フ´l,,ノ‐''"
               `'''-‐''

「バトル! まずはヘルカイザードラゴンでスピード・ウォリアーを攻撃だ!」


     | ll              | ll        | ll           | ll
     |\     | ll     |\      |\       | ll     |\
              |\            、,       |\
                  ウオー    (X)
                       =<⌒>)=         ワー
             <⌒ヽ.__  / ̄ ̄∧)  /()―、/()       ヘルカイザードラゴン
        ウォー  <、〔_,]三三二ヽ二二l_/二lニ二():::::|二()       攻2400
             ー‐'′    |_r――|_〕 \()一'\()
     ワー              〔_||  〔_||         ウェーィ
                  ワー   /―/   |―|   ワー
       n n_   n _n      /_/.    |  |    n n_   n _n_
     n /. Υ ∧n / Υ ∧__//7// n   | 「l.|_ /. Υ ∧n /. Υ ∧n
   イ rヘ. ∧〈 イ rヘ. ∧// //7// イ.〉  | 「l.| | |ヽ ∧〈 イ rヘ. ∧〈 イ〈
   `リ  / ノ┘`リ  / / /__//7//  'リ  | 「l.|_|_|_// ノ┘ `リ / ,ノ┘ 〉′

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 ヘ';,';,';,'∨   /{   ,.  '´    /|! /(彡'´─- 、 `ヽ.:::::::/';,'> 、z - ─ '゙" ヘ  -X ,`
  勹';,';,'ヘ _7 《 '゙´        ∨ 1__{: .:. ,ィ´ヽ:    ::.7';,';,イ- !,_  ̄ ̄≫ 、,. ∨   '
   ムイ;'Ⅴ `y'    __ ,.. '´i::::::. :. /´ ノ:, z-   /';,へ    1 `   、小    ヘ,z≦´
     ヘ';,'/  _人   l : : ..::./.:: ::::!:..:: :.l:.:'゙´:.:.:- 一 /,.{...: ....   V  /   >ヘ、 \_,
      V /';ヘ    \ , ': :: .: :|: ::  ::. ::::::: -=≦::´:: :: : : :: . .   ∨   / 7' ..::1   了
      ,/ ヘ';,';,';,'\    , 7::::.::.:. ..  .           /_:: : ..::::  ___/ / 7 ..::》   ´
     /´  》';,';,';,';,∨ / \r─一ュ、::.       イ.. .::: ::   / r ─ z-、X';,/..  :`y'⌒゙ 、
      ___,7 、';,';,';ヘノ   `⌒`んヘ,.:::.     ノ::: :: :  _r/ r'´ ̄`ヽ /','/!:::::::.: .:: ::. :.:: スピード・ウォリアー
       ̄ ̄ ⌒1';,';V'゙´ '    !::1.:::   -='──.'::::::/::::...ノ :::::::::::::::)1//::::::::::::::::::::::::: 攻900
/!           ≪';,';,∨     _,.j::::!.::       : ::: :::: ::::::{_::__::7,;≪/:::::::::::::::::::::::::::
/             /:;,∧__7 -─ '/:::::|.::       .:: :::: ::r- 、___,. 彳 ' 小::::::::::::::::::::::::::::_z
       _,. ≫z- '´ ̄ ̄  ___/_,、/.:       .: :: :::..::|::::: .:::: ::/::/ /:::::ト、__,. -,.≧';;
,.z=一y'⌒`     ___ ,、ト';_fキ─ '´  1      ..:_:: _:::::_::! __:::::,._/ -彳⌒,.ヘ.:::≧';,';,';,了
        ,. y'⌒7` ̄='ヾ ヘ_;.   ..  /}   .: ̄::::::::::::::::,イ   :/  . :::,.斗 ' _z≪';';'》て _
   ,z≦ ̄ ̄ /      て;!::::::!: :   /  .:.::: ::.: _,> '´ :::|  / ..  ´: ,-="';';';≪゙__ ::
z//ヾ'     /i!     /:.: : :{   ,! ...::::_,.  '´     .::::./ /. :_, z 1/:::: :. ̄ ̄ ̄ :::
         》;'l|     /    ` 、/  ̄ r─ - 、   .:/ /::::::::::::: ::::/:::::::::::::::::: : : :::: :: :..
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       7';/            z≪/:::::::::::::: :::/';';';';/  /::::.:::::: ::: :::::/:::::::::::::::::: :::::::::::: :: ::...
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スピードウォリアー撃破! 男 LP4000-1500→2500


「続けてブルーアイズ! ダイレクトアタックだ!」
(やばい!)

                    ` 、'';;;;;,,,,,`'''――― 、
 ____               ` 、'''';;;;;;;;;;;;;;;:::,,,,,,,,...` 、
 ‐-、;;;;;;;;;;;;;;`,,,、               l ;;;;;;;;;;::''''''―-`、、 ヽ
   `''‐、;;;;;;;;;;;;;` 、             .l .;;;;;;;    ヽ ヽ :::::ヽ
  , -‐,, '''',=-,=‐―- 、          .ヽ ;;;;;;;.. ヽ;;  ヽ ;;ヽ'':::ヽ
  lィ‐vvv、` ´‐=‐-、 /            l..;;;; ;;i: .ヽ;;;  ヽ; ;;;;;ヽ ;ヽ   青眼の白龍
  ヽii、;;;;;;´Wv、 ヽ`‐'"´‐=、  ,、       〉  ;;i::  );;;;,, ヽ;;;;;;;;;ヽ .;ヽ  
   `'ii、,;;;;;;;;;;;´v>‐, ̄ニフフ  l ヽ      /; ;;;;;;;;i:: l''"ヽ;;i;;;; ト;;;;;;;;;ヽ ;l  攻3000
    ,,‐ナ、;;;,‐ナ`''‐-、‐=トニ=-ト''ヽヽ_, 、 ノ' ;;;;;/l;i::/   ヽ; ;. |ヽ;;;;;;;;;;;i ;l
    `''‐Til! / ト'  ;;lヽ、ヽl |‐‐, / / Yヽ;;;;/ レ    ヽ'' |  ヽ ;;;;;;i ;l
       Hi i:タ /‐、| ト-'l`ヽニフ ! l イ /l ノ/        ヽl   ヽ;;;;i ;l
       トli タ ∧;;;;lヽ;;ヽク、ニ=llll/.|./{ ./ | /l´              ヽ;i l
       ヽ_/ l;;;;| ヽ;ヽ‐クTl/ V .V レ トヽ               ヽ l
           ヽ;l  ` lウ`''Y ノ´ lヽノ トy'                ヽ |
                |};;l`ヽl/ / `v'                  l |
               /-l ト、 | / / ノY ヽ               !./
              ノ`)ノヽ `l  ./ ./ | i;;;ト               '

がら空きとなった男のフィールドに、青眼の白龍がブレスを放とうとしている。
このまま直接攻撃(ダイレクトアタック)を喰らってしまえば、男のLPは0となり、デュエルに敗北してしまう。
だが男も決闘者の一人。 この光景を予見できないほど愚かではなかった。

「罠カード発動! くず鉄のかかし!」


<くず鉄のかかし>
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
相手モンスター1体の攻撃を無効にする。
発動後このカードは墓地に送らず、そのままセットする。。

       .                                :;:.,':;":..,,,
               ヾ>                 /\
          _____ ヾ_,ゝ __,,:::=====:::,,  ./^\/  /   _  " ';:. :,;':.:
       ;" /___   ./     .  ` ´ ´、ゝ'' \    /  /,/
     : ;        /  /  ..‐´   ゙        /   \    _  ; :.:,;'
       .;,..::,:'"    /    \              ./  /\ \ /_,/      
    ::,;'' ,.,..;     /  /\/^            /  /  / `.    "';:; :.:,
           ; ./  / ,;                  \/  /  / ;.     ;:; :.:,
          / /  /                    /  /   キ  i^\
         ;゙ ^--'                    ^--'   ゙;  \, \
  ';:.:,;'      .;                               ;.  /丶, .ヽ
  ; :.:,;'    i;            、,.          ;i       .i ̄ /--;"´
: . :;:;     /i|lli; i . .;, 、      ,       ,        `   ,i|;iil ̄
;:;: .:,     /゙||lii|li||,;,.il|i;,|il .:."          .;,, .i|i,..,.i|||l´i,.il|lヽ ,   ;:..,;::.''"
. .,.,;           `;; ":':....:... .:.           ,,:: ..:.::.:..;,.. .从  ::.,  ;:;..,
      " ';:. :,;':.:        '   ". ..:       . ..:;"     ..,.,;;: .:':.,,"'"
            // ̄ \ (⌒7 /: :> お前ら人間じゃ(ry
           / //    l 二 イ  ̄
         ∠ - /      \
         /         |

「そしてその後、くず鉄のかかしは破壊する代わりに再びセットする!」
「なんとか持ちこたえたようだな・・・・・・だがそんな逃げの戦法では私は倒せんぞ。
カードを一枚伏せて、ターンを終了する」

手札:3枚
魔法・罠:1枚



<2ターン目 男 LP2500 手札3枚 SP3>

「俺のターン、ドロー! ジャンク・シンクロンを召喚!」

           ゞ         ゞノソr
         ヾ             ゞ      揺 と
        ヾ    ミヾ ゞヽヾ丶  ,.,.,.彳     れ き   ジャンク・シンクロン
        ミ   ミヾ      ゞ'ソ  个        る め   星3/闇属性/戦士族
        ミソヘ ゞ ::::::::        |       な く   戦士族/攻1300/守 500
        │5 丶 r===≧  __ /       俺 な
        ゝヘ__  ( ::::ー-- ソ=√二 ア        の 俺  <チューナー(効果モンスター)>
        彳八  丶--ー :: トー--/          心 の  このカードが召喚に成功した時、
        人  ヽ :::::::  ::_ 」  ノ           心  自分の墓地に存在するレベル2以下のモンスター1体を
      _イ  `ヽ 丶:::::::ー─ /                表側守備表示で特殊召喚する事ができる。
-ー' ¨ ´  ゝ    `丶ヽ___∠_      λ          この効果で特殊召喚した効果モンスターの効果は無効化される。
彡彡ノ    ヽ      Υ ノ   ̄ゞミミ 〆/}    
彡        `丶_  / 丿       ヾ ┤   
            ヽ┴ ´           トヽ
            │ ●         ││

「ジャンク・シンクロンの効果で、スピード・ウォリアーを墓地から特殊召喚する!」

::::::::::::::::::::::::::::::::::_,;;:‐''" /::::::::::::::::::::::::::::::::.:.: ``'''''ー‐-,- 、.,``ヽ、
:::::::彡''"_,,. -''"´ 、_`ヽ、/_:::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/     ̄`゙`ヽ、
-‐‐-<、.,_  ,,.彡ヾ、;;=''ヽ、::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./
    ,. -'"/  _,.、‐'"´   \ \、_:::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
,.r''"::::::::く ,,.‐''´\\     \ \`''ー--、.:.:.:.:.:.:.:.:/
:::::::::::::::/     \\_,,.、-一''''"´   /:.:.:.:.:.:.:.:/
::::::::/ __,, -‐''ヾ,´ ̄        r'' (.:.:.:.:.:.:.:.:/
==ニヾ、::::::::::::::::::\  ',      ,,.‐ニア.:.:.:.:.:.:./  スピード・ウォリアー
/r‐ヲ ヾ、ー-- 、::;;\ ',   __,ノ‐'´ヾ|!.:.:.:.:.:./   星2/風属性/戦士族
  l し、         ``ヽ l   `''ー-‐'´`ヽ、 /    攻 900/守 400
、 ヽ-‐‐ヽ          J       ´  `''ー- 、,
:::`''ー‐-、_                        )
:::::::::::::::/  l                ,,. -‐' ,,.‐'´
‐''''''''''''ー‐‐-'、.,,_        _,,. -‐'''"´  ,,.-''´
           `'''ー--<´   ,r一''"/
‐-、               `ヽ、./ヽ.:::::::/
ヽ::::\                ヽ、 ',:::/
 l:::::::::ヽ、                 l/::/

「更に、ジャンク・シンクロンにスピード・ウォリアーをチューニング!」

 r┬┐
 ト┼┤                   r个i
 二匚                  } i |
  丿_ノ                  _ノ! i ト{
                         _う i! i|
 十 ,エ、          ,rへ、__ノ=ー、} i! |   ※シンクロ召喚とは
 [|] |三|          .,.. <     ̄`ヽ}r1 |   チューナーモンスターに1体以上のモンスターを合わせて
 个 ,ハ        / /         __二ヽ_j〉   墓地に送ることで、そのレベルの合計に対応した
          /  /        r< ニ=/||    シンクロモンスターを特殊召喚することである
  ┐      /   /        |七二 / |!
  iナメ.    /  /    / Ll  ,-‐{  |
       /  /     _∠-‐j  /| ノ
  .l!l!l!  ./  /      {    | <|
.  ・・・ ,/  /      /|.    |   |
    人__ /     -‐_「|     |   |
   厶-──==ニニヱ{ : : |    |  ,ノ}
   |  了     ̄二\_|    ト  〈|
   |  |          `ヽ、 |   |             _Q_
   人ー 乂ー             `ヽ_|  _|           ∠′ i〉>>ジャンク・シンクロン
    ゝ┬ゝく二__         └<`ー-┐ー- __    〈   }   ___ -‐
    | :| | |厂l ̄二ニ‐- _      ̄∀      ̄ /.r-、 {  ̄
    ├‐|├ー|!.| | |        ̄     /    二 ニ└{ _ゝ` ニ 二
     |  | | ||∀ノ _             /     ー - -   - - ‐
     ∟」_ト、   〉 ̄    ̄`¬─---─′  ‐-  _ _ _   -‐
           ̄
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「集いし星が新たな力を呼び起こす、光差す道となれ!シンクロ召喚!」
                              ∧
                 ヘ            / ∧            /!
                   {∧       ..-=''.::.::.  ` ー.. .     //!
                  V∧   .x'´: . . .:.:..:| : .   `ヽ、  / ! i
               ∨∧/し'ヘ::.:. : : : ::..' | : : . . .ノ ノ しイ{ /|/ .x‐==ニニ三三ミメ、_______        ジャンク・ウォリアー
                  _.」ハ:.:.ヽ. rヘ: : 、.:.::j | L.> ィ.::rv、ノ;!/ノ/ . : :/: : :,; -==- .`ヽィ=ニ三ニ`ヽ      星5/闇属性/戦士族
                  ヘ`>ハ .:ゝ.'ー `ヽ:.:.`ヽ| / //r‐' ノ;';'ノ/.:::::} ///レ'.:::>''´ ̄`ヾ`ヽr‐=ニミメ、`ヽ    攻2300/守1300
                  Y ∧ .:.:.:.ーrノー〉ヽ..」/ー〈ー'ri{彡'〃{{/.>‐‐{ {〃´. : : : ..、  V}}::::ゝ--...`ヽメ、:`ヽ
                八 :.ヽ. :.:.:.:.>.//.イト..`ヽ>ーミr〃{.〃´: .  ){{! 〈r,、: : : : : . .}}}}r‐… 、:::`ヽ}厂`ヽ}
    _,r‐x_r==...、     .{:.:.i.:.:(:(ヘ:.Y´ `ヽ::.::.{ .ィ´   ノj.:レ'.::. : :x‐‐彡'{{. : : : ー--‐彡イ. . .、  ヽ::::}}L..___ 》、
   {人::.、{`ヽ:;:'`ヽ__    人::`トミ7;人____ノフ水. ゝ.-=イ::〃ii::ノ.::::.:.:.:.:ノ彡ヘ. : : : . : :〃/: : : : . .  }}〃三ミメ}‐x
   {..ノ!:.`ゞイ{{⌒ヾffヘー===ヘ{{ ノ>{`ヾY´  Y   j77ノ{{.:ノ:{:::彡く⌒ヾ/ /` =ニ三彡イ{ : : : . 、 ノ/´  `ヽノ  `ヽ
    {..;人:.`Y:八: :.:.ノノ:. Y'´⌒ヽヘ{/___>、:.ヘ.   !  〃''⌒ゞrr''=ニミヾv/.:/   ` ̄)::人ゝ: : : . : :.:./(      .Y⌒ヾ{
    {.:ノー''Y´. :rox'〃へし'⌒)ノヘト、::.(:...、`ミト-==彡''ノ .:.r〃.:.:/ `ヾ:::/.:/     .:.:./.::::>-=ニ彡イ⌒): . . :.:.:! }'´⌒ヾ、
   `ヾ三7三`ヽ彡'.:`ヽ く⌒ヽ::.:.ヾト、{`ヽトr'='=r'__r‐く.:.ノ.:::.:;′   j{ ::ゝ--...、 . :./.::/` ー=x))::乂(. : : :.:,ノ/   .:::ハ
        ̄`ヽ厂`ヽ:::.:.:.ヽ::.:.).:::人 ヽ .:}.:i:.:}.:.:.::}.:.:.!:::::}/.r‐=ニニミ、/ハー‐=ニミヘノ/.::/     .//´7;へ.ー=彡イ: . . ノ.::}}}}
                 `ー=ニ二彡ヘ`ヽヘ{`ヽr‐r‐r‐=ニ>{{ニ≠‐‐ミ{.:i八三三ミY/.::::ゝ-..、 //:.:/ ′ ヽ}}:::人..::::.:.:.刈リ
                       \}ー‐ト-'-{L..し==〃´::.:く   { :ヽ `二ニ彡'ト、三ニメ、.:!.!.:::{     〃/ゝ-=ニ彡''′
                        `ト'ト、::i::{L..{::::.:.人_ :::::.:.:.、___ヽ.::::.:.:.::. .イ{{ヽミー=ニミメノ三ミメ、 ,jj/: : `ヽーく
                        八 j `ヽr=x=ニ彡`ヽ.:.:〃⌒ヽ`¨:丁´乂ゝ=ニニ=彡イミメ、`ヽイイ: :   ノ.::,′
                         `ヽト、_j}}}{´ ̄   ノ`ヽ: : . .ノ__ノノ 人ゝ-=ニニ彡イゝミメ>イ::jしヘ /:/
                             `Y⌒ヾ==ニニ二彡' ゝ彡'' / .::.::厂 ̄`Y´:::.ゝミー=彡;ノ<⌒ヾ}}/
                              人___ノ::.、     ノ77⌒)___.:::;ノ、    ゝ、ー=ニ二:/ヾー=ニミ厂
                                `トー=ミメ三三彡''⌒ヾ〃´ ノハ        ̄ ̄`ゝ=ニ三彡′
                                 ヘ.  }}し'´ ̄   . :::}{   〃、,`ヽ
                                >、ノハゞ===ニ三彡イ{   {{.:..ヘ.::.;
                        ..-='´〃⌒Y⌒Y´ ̄ ̄`ヾ{、..:.ゝ==.イ___
                           〃´{´ ̄{{: :.、人.::;ノ    ).::)ゝ..:.:.:.:.:ノ`ヽ`ヽ
<シンクロ・効果モンスター>
「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、このカードの攻撃力は自分フィールド上に表側表示で存在する
レベル2以下のモンスターの攻撃力の合計分アップする。

「現れよ! ジャンク・ウォリアー!」
「そしてバトル!」
「ほう、だがそのモンスターの攻撃力は、ブルーアイズは愚か、ヘルカイザーにすら及ばないぞ」
「構わん! 行け! ジャンク・ウォリアー、青眼の白龍に攻撃!」

____
二二二二ヽ,
 ̄ ̄ ̄ ̄ヾ
::....:....::::::::.....::::\\       , 1
::   ┌┐.......:::::::\ヽv1   / /
::::┌┘└―,:::::....... 〉∨i/  ./
::::└┐ l二_:::::::/ l:::く.   /
:: 〈 ;|___l|::....∨:::::::ヾ. /    ジャンク・ウォリアー
::/r  ̄ ̄ ̄ヽ/::::::..   Y     攻2300
::l:|:ll      /∧:::::::::....... |
:八lヽ__ ノ/(ヽ):::::::::::::
:: ...::::::: ̄7 ̄ .ゝ、::::::::::/  当方に迎撃の用意あり!
::: :.....:::::::/::::://\/  
::: ::::::::::/::::::l l     \
:::.  /:::::::/ l      \        //
::=≦ ̄7二二l ̄ ̄ ̄ ̄  __   / /
::三三∧:::::::人i 二}_  /::::.....:...∨  /
:: ̄ ̄ ̄´`,"  ゛/::::::: ̄{i`Y ⌒ ヽl  /
::,.::,'``'´`" , '`/::::::::: //:::::l.   ∧/\
::      , '/:::::::::::::://:::::::::∨ ̄ ヽ::::::::..〈
::;.:、、; '`´/:::::::::::::::::::i |::::::::::::::l__ノ:::::....丿


                    ` 、'';;;;;,,,,,`'''――― 、
 ____               ` 、'''';;;;;;;;;;;;;;;:::,,,,,,,,...` 、
 ‐-、;;;;;;;;;;;;;;`,,,、               l ;;;;;;;;;;::''''''―-`、、 ヽ
   `''‐、;;;;;;;;;;;;;` 、             .l .;;;;;;;    ヽ ヽ :::::ヽ
  , -‐,, '''',=-,=‐―- 、          .ヽ ;;;;;;;.. ヽ;;  ヽ ;;ヽ'':::ヽ
  lィ‐vvv、` ´‐=‐-、 /            l..;;;; ;;i: .ヽ;;;  ヽ; ;;;;;ヽ ;ヽ   青眼の白龍
  ヽii、;;;;;;´Wv、 ヽ`‐'"´‐=、  ,、       〉  ;;i::  );;;;,, ヽ;;;;;;;;;ヽ .;ヽ  
   `'ii、,;;;;;;;;;;;´v>‐, ̄ニフフ  l ヽ      /; ;;;;;;;;i:: l''"ヽ;;i;;;; ト;;;;;;;;;ヽ ;l  攻3000
    ,,‐ナ、;;;,‐ナ`''‐-、‐=トニ=-ト''ヽヽ_, 、 ノ' ;;;;;/l;i::/   ヽ; ;. |ヽ;;;;;;;;;;;i ;l
    `''‐Til! / ト'  ;;lヽ、ヽl |‐‐, / / Yヽ;;;;/ レ    ヽ'' |  ヽ ;;;;;;i ;l
       Hi i:タ /‐、| ト-'l`ヽニフ ! l イ /l ノ/        ヽl   ヽ;;;;i ;l
       トli タ ∧;;;;lヽ;;ヽク、ニ=llll/.|./{ ./ | /l´              ヽ;i l
       ヽ_/ l;;;;| ヽ;ヽ‐クTl/ V .V レ トヽ               ヽ l
           ヽ;l  ` lウ`''Y ノ´ lヽノ トy'                ヽ |
                |};;l`ヽl/ / `v'                  l |
               /-l ト、 | / / ノY ヽ               !./
              ノ`)ノヽ `l  ./ ./ | i;;;ト               '


「・・・・・・そうくるか、リバースカードオープン」

攻撃力が下回っているのにも関わらず、自ら青眼の白龍に攻撃宣言を行ったのだ。
3流決闘者なら、血迷ったと鼻で笑って見過ごす場面だろう。
しかし彼女は違う。 態々犬死してLPを減らすバカ野郎がいるわけがないのだ。
だから先ほど伏せた罠を発動させる。

「亜空間物質転送装置を発動させる。 対象はもちろん青眼の白龍だ」


ー‐-、    .∥            /l ,!,!   !、
. ___,,,,`ヽ -※-       __,.  / ,! ,!,! 、    \
{  `” }} ∥   ___,.-‐''"" _,. // / //  |ヽ\  /
`ー、,,,,,ノ ,.;',.-彡''"-‐'''"_,.-''"'ノノ ノ/ /  { ハ  /  
//  /,,.====-,,,, -==≡≡フ''ノ ,/,// ,,,,,{ |、}  .j
,//-<{ { ` ,,,,,,,,,,;;;;;;;;;__ ///,,,,,,〃"7}}j } /  <亜空間物質転送装置>
{{ノ | | ( ,ス_ヽニ.ノ''フー`//k-=ラ'''7'/'' |.|/ ,.イ   通常罠
ヽヽ ノ| |ヽヽ  '`ー‐'''"   {{. |` ー‐'"lj ノ /,/   自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、
/\` `|ミ、`-        {{ |    // /×    発動ターンのエンドフェイズ時までゲームから除外する。 
//l.\ |ヽミ_           ヽ  / / / ヽ
| |、从|~ | `ー          〃  /{/ |  | \
| |从| ト、\     ー、..__,..   /_{,..!--- 、_ヽ `、  人間ワープだ!
.| |∧{ヽ `ヽ \   ヽ`ー一’j  / jー,!二ニ、ヽ`ヽ、\
ヽ|j'ヽヽ,     \    ̄ ̄  /くノ ノ メ、-、ヽヽ } ゝ\
、`j`-、ヽヽCヽ___  \    / | / / {ヽヽン 冫} ,!}、  \
|ヽ、  ̄`ー'',ニ、 `ヽ___`ー一1  ト{ヽ<`=='// j { ヽ  {
ヽヽ    {    }""''''''"/`ー、__}\`ー--'-'"/'" |  }
 ヽヽ、   ヽ___.ノ  / /,/;;;; ; ; 、=`ーヽ..ヽ,.-‐" |  |  |


「なんだと!?」

青眼の白龍が突如発生した装置により、この空間から消え去ってしまった。
己の計算から外れた女の行動に男は動揺する。

「さて、攻撃対象がいなくなった今、ジャンク・ウォリアーは攻撃対象を選択し直すことができる。
どうする?」
「ならばヘルカイザードラゴンに攻撃だ!」


        /.:::/ ┌┐   \_
       /..:::::く ::l二 二l:: :    7}]]、
      / .へ,、∧__L二l ...  ..../`ヽ.ヽ}
      |/..:::::/   )i...::::∧./  .:: ∨   ジャンク・ウォリアー
      r-、/|   / / /爿}   ....:::::::.. |   攻2300
      │.ノ::::`ー'ヾ/::.; ⌒ヾ;::.::::::    │
      |: ::: :: / ::::li.:....::: j....:::::::::......./ 
      ∧ ::   |....::::八_ノ:::::::::::::::/
       | ヽ.:__/::::::::::......:::ー―一く
      ゝヽ    ̄ ̄7、'´`'´``´´ ; └===、
     ノ   ヽ, "/    ," `、'/.::......::::.\

          〈ヽ           /7
          ヽヽ           //
           ヽヽ  __    //
            >ヽ´ !   !`ヽ//
           /,、ヾヽ.l   l::://ヽ
          /:::/:: : :ヾヽi  !//:: ヾヽ   ヘルカイザードラゴン
         i:::::!::: : : : :ヾヽo,//: :  :!i   攻2400
         |::::|::: :    :ヾ、.,/::   ::l:|
         |::: !::: : :   :::| |::     ::!i
         i::::::!::: : : : : :,/,_ヽ::   :;/
         ヾ::::ヽ:: : : ://: :ヾヽ: : :,イ  なにかな?
         <\:`ー'//___,ンヾ';/
          ヾ、ヾ、_/、ー―‐ァ、,〉
           l::::::>、ヾヾ_/ヾ/ンイ
         ,__,|::::::! |`ー――'i´!::l
         /ヽ`ーくヽ_::::::::::::::::! |::|-、
     ,--―く、 `ー- ,,, ヽ::::::::::::j..!:ノノ.ヽー-、

「このままでは返り討ちだな」
「どうかな? ここで罠カード発動、シンクロ・ストライク!」


<シンクロ・ストライク>
通常罠
シンクロ召喚したモンスター1体の攻撃力はエンドフェイズ時まで、
シンクロ素材にしたモンスターの数×500ポイントアップする。


「ジャンク・ウォリアーのシンクロ素材は2体、よってジャンクウォリアーの攻撃力はこのターン、1000ポイントアップするぞ!」


   _⊥__             .∧
  ノ      l          _/ \__                 __ツ__
   ニニニ          /     / \__              l   l
   ノ L_        /      /    |\_            目  
              <._     ∧     |ノ  ノ           ノL
         __ ___/_\生_││_七ノ  /             
        ∠,,, ヘ ( _○コ)) _< ..>___  ノl l 
     (X)/    (_ ○コ)   \/ ヾ │/ノノ 
     (    (X )(_ ○コ) ヽ_ノ /ヽ_ノ ク ___   /l        ジャンク・ウォリアー
     │      (_ ○コ)ヽ   ∪  /    ∥   \/ │       攻2300→3300
      \(X )_/      \_│_/丿ノ   》 ( )八_ノ ___
           (  )        ─      ∥      ((_))
            ( )           ((⌒)) \   ( )    \
             (  )  □=┌┐=□ ___∥____へ \ (X )
              \       _   (_   _      ヽ \  \
  __             □=○ヽ─ ヽヽつ\ (X)     \\  (X)
     フ         (_ __ く/○ヽ─ ヽ  │    __(X)_)___丿
     l          (_ __( く/○ヽ─ │ (_/⌒  
     l          (_ __ ( く/○ _ノ\/           | 五
     J               ( く/_ ノ               ノ|ヽ 
                     ( ノ                   | ロ


     ∧_∧      ∧_∧
    _(   X )     (´∀` )
  三(⌒),    ノ⊃    ( 覚悟 )
     ̄/ /)  )      | |  |
    . 〈_)\_)      (__(___)

         ∧_∧  ∧_∧
         (   X) (´∀` )
       ≡≡三 三ニ⌒)覚悟 .)  
        /  /)  )  ̄.| |  |
        〈__)__)  (__(___)


       ∧_∧  ∧_∧
      (; X (⊂(´∀` )   因果!
       \ ⊃ ⊃ ヽ覚悟と)
         \つ_つ< <\ \
              (__)(__)

ヘルカイザードラゴン撃破! 女 LP3600→2700
「俺はカードを一枚伏せてターンを終了する!」
「だがこれで、亜空間物質転送装置にて除外されていた青眼が戻ってきたというわけだ」

ー‐-、    .∥            /l ,!,!   !、
. ___,,,,`ヽ -※-       __,.  / ,! ,!,! 、    \
{  `” }} ∥   ___,.-‐''"" _,. // / //  |ヽ\  /
`ー、,,,,,ノ ,.;',.-彡''"-‐'''"_,.-''"'ノノ ノ/ /  { ハ  /  
//  /,,.====-,,,, -==≡≡フ''ノ ,/,// ,,,,,{ |、}  .j
,//-<{ { ` ,,,,,,,,,,;;;;;;;;;__ ///,,,,,,〃"7}}j } /  
{{ノ | | ( ,ス_ヽニ.ノ''フー`//k-=ラ'''7'/'' |.|/ ,.イ  
ヽヽ ノ| |ヽヽ  '`ー‐'''"   {{. |` ー‐'"lj ノ /,/   ただいま
/\` `|ミ、`-        {{ |    // /×     
//l.\ |ヽミ_           ヽ  / / / ヽ
| |、从|~ | `ー          〃  /{/ |  | \
| |从| ト、\     ー、..__,..   /_{,..!--- 、_ヽ `、  
.| |∧{ヽ `ヽ \   ヽ`ー一’j  / jー,!二ニ、ヽ`ヽ、\
ヽ|j'ヽヽ,     \    ̄ ̄  /くノ ノ メ、-、ヽヽ } ゝ\
、`j`-、ヽヽCヽ___  \    / | / / {ヽヽン 冫} ,!}、  \
|ヽ、  ̄`ー'',ニ、 `ヽ___`ー一1  ト{ヽ<`=='// j { ヽ  {
ヽヽ    {    }""''''''"/`ー、__}\`ー--'-'"/'" |  }
 ヽヽ、   ヽ___.ノ  / /,/;;;; ; ; 、=`ーヽ..ヽ,.-‐" |  |  |

                    ` 、'';;;;;,,,,,`'''――― 、
 ____               ` 、'''';;;;;;;;;;;;;;;:::,,,,,,,,...` 、
 ‐-、;;;;;;;;;;;;;;`,,,、               l ;;;;;;;;;;::''''''―-`、、 ヽ
   `''‐、;;;;;;;;;;;;;` 、             .l .;;;;;;;    ヽ ヽ :::::ヽ
  , -‐,, '''',=-,=‐―- 、          .ヽ ;;;;;;;.. ヽ;;  ヽ ;;ヽ'':::ヽ
  lィ‐vvv、` ´‐=‐-、 /            l..;;;; ;;i: .ヽ;;;  ヽ; ;;;;;ヽ ;ヽ   青眼の白龍
  ヽii、;;;;;;´Wv、 ヽ`‐'"´‐=、  ,、       〉  ;;i::  );;;;,, ヽ;;;;;;;;;ヽ .;ヽ  
   `'ii、,;;;;;;;;;;;´v>‐, ̄ニフフ  l ヽ      /; ;;;;;;;;i:: l''"ヽ;;i;;;; ト;;;;;;;;;ヽ ;l  攻3000
    ,,‐ナ、;;;,‐ナ`''‐-、‐=トニ=-ト''ヽヽ_, 、 ノ' ;;;;;/l;i::/   ヽ; ;. |ヽ;;;;;;;;;;;i ;l
    `''‐Til! / ト'  ;;lヽ、ヽl |‐‐, / / Yヽ;;;;/ レ    ヽ'' |  ヽ ;;;;;;i ;l
       Hi i:タ /‐、| ト-'l`ヽニフ ! l イ /l ノ/        ヽl   ヽ;;;;i ;l
       トli タ ∧;;;;lヽ;;ヽク、ニ=llll/.|./{ ./ | /l´              ヽ;i l
       ヽ_/ l;;;;| ヽ;ヽ‐クTl/ V .V レ トヽ               ヽ l
           ヽ;l  ` lウ`''Y ノ´ lヽノ トy'                ヽ |
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              ノ`)ノヽ `l  ./ ./ | i;;;ト               '
手札:2枚
魔法・罠:1枚





「く・・・・・・」

一番倒したかった攻撃力3000の竜が女の頭上を飛び回っているのだ。
バトルフェイズにてバトルに入った場合は、ダメージ計算ステップに突入して、
最終的にモンスターを撃破して戦闘ダメージを与える処理に突入する。
そして、バトルフェイズからダメージ計算フェイズに移行してしまったら、
パラメータを変動させる効果等の一部のカードしか発動することができない。
それを予見した彼女は、あの場面で亜空間物質転送装置を発動させて青眼の白龍を守ったのだ。

「中々やるなお前。 だがこんなもんじゃないんだろう?
もっと全力でかかって来い!」
「ああ!」
「いいだろう、じゃあこのターン耐えてみせろ、蟹野郎」

二台のバイクは月明かりに照らされて、ライディングデュエルはまだまだ続いていく。
吼えるのは純白の竜。
構えるのは黒金の闘士。
彼らは各々の主とともに、夜のハイウェイを駆け巡っている。
長い決闘になりそうだ。


☆ ☆ ☆

(どうやら時間軸を間違えたみたいだな)

ジェネラルシャドウはブラウザを閉じ、中継を強制的に終了させた。
彼が見た南千秋は、テラカオスバトルロワイアル終了時から明らかに年を重ねすぎているのだ。

(中々面白いものであったが、これではあまり意味があるものではない)

テラカオスバトルロワイアルが5期でそのまま完結した世界からは、南千秋は連れてこられてはいない。
だから、例えその世界の南千秋の映像を見せられたところで彼の望む証明はできないのだ。

(もう一度要求してみるか? いや・・・・・・)

彼の目にPCの右下にある時計が映る。
時刻は12時の数分前。 第二放送の時間である。
次は彼が放送を担当することになっているので、別の動画を見ている余裕など無い。

(あいつもいなくなっているな)

先ほど会話していた下っ端は既に『取り込み中』になってしまっている。
放送に当たっての確認でもしているのだろう。
運営業務を止めてまで私用に巻き込むわけにはいかなかった。

(では暇つぶしはまた今度にでもするか)

ジェネラルシャドウは席を立ち、自室を出て、放送室に向けて歩き始めた。


【???/主催本拠地/1日目-昼】
 【ジェネラルシャドウ@漫画キャラバトルロワイアル】
 [状態]:健康
 [装備]:???
 [持物]:???
 [方針/目的]
  基本方針:主催を運営する
  0:第2放送を行う
  1:暇さえあれば、観測の続きを行う

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