天樹錬
【登場作品】 ウィザーズ・ブレイン (三枝 零一 / 電撃文庫)
【出典時期】 4下終了後
【本名】天樹 錬
【異名】 元型なる悪魔使い
【年齢/性別】 14歳(実年齢9歳) / ♂
【立場】 世界で二人しかいない相手の能力をコピーできる魔法士で、便利屋。
【人称】
一人称: 僕
二人称: 名前呼び捨て、~さん、君、あなた
三人称: あの人
【身体的な特徴】 1巻を参照。
東洋系。黒髪黒目の最近身長が気になる少年。
【精神的な特徴】
前向きで人がいい。
フィアという少女と、家族の月夜と真昼のことを大事に思っている。
【技術/特殊能力】
悪魔使い: 他の魔法士の能力を学習し、コピーすることが可能な悪魔使いと呼ばれる魔法士
(コピー出来ない能力もある)。使用できる能力等、詳細は後述。
【出典時期】 4下終了後
【本名】
【異名】 元型なる悪魔使い
【年齢/性別】 14歳(実年齢9歳) / ♂
【立場】 世界で二人しかいない相手の能力をコピーできる魔法士で、便利屋。
【人称】
一人称: 僕
二人称: 名前呼び捨て、~さん、君、あなた
三人称: あの人
【身体的な特徴】 1巻を参照。
東洋系。黒髪黒目の最近身長が気になる少年。
【精神的な特徴】
前向きで人がいい。
フィアという少女と、家族の月夜と真昼のことを大事に思っている。
【技術/特殊能力】
悪魔使い: 他の魔法士の能力を学習し、コピーすることが可能な悪魔使いと呼ばれる魔法士
(コピー出来ない能力もある)。使用できる能力等、詳細は後述。
情報制御理論創始者の一人天樹健三が最後に生み出した魔法士で、他の魔法士の能力を学習し、コピーできる珍しいI-ブレインを持つ少年。
錬が起動する前に健三が死亡したために、長期間培養槽の中で過ごすことになり、その身を狙って訪れた人々を自衛のために殺害したことがある。
【関連用語】
【『情報の海』】
電脳世界の現象一切が、突き詰めれば0と1の羅列であるように、世界は人々が認識している現実世界の物理的な側面と、情報で構成された側面を持っており、その情報の集合体を『情報の海』と呼ぶ。
【情報制御理論】
現実世界の物質が変われば『情報の海』の物質の情報も改変され、またその逆に『情報の海』の物質の情報を改変すれば現実世界の物質も変わるという理論。
魔法士は、世界が情報を書き換えるよりも速く正確に情報を改竄することで一時的に物理現象を自在に操ることができる。
【魔法士】
I-ブレインを脳に埋め込まれた、情報の書き換えが可能な人間の総称。
後天的な魔法士と先天的な魔法士が存在し、後天的な魔法士は埋め込み手術を受け、先天的な魔法士は全て培養槽生まれである。
大戦では後天的な魔法士ばかりであったが、終戦以降は先天的な魔法士が主流となっている。
【I-ブレイン】
人工的に大脳新皮質に埋め込まれた、生体演算装置の総称。生きたパソコン。
外見は異常に皺の多い5センチほどの脳組織。
生体細胞を使わない普通のコンピュータよりも遥かに演算速度が速い。
このI-ブレインに焼き付けられたソフトウェアの種類によって扱える魔法が変わり、焼き付けられていないソフト(魔法)は普通の魔法士には使えない。
時を経るにつれて演算速度が劣化して落ちていくことはあるが、上がることはない。
正確な体内時計が搭載されている。
錬はこのソフトウェア自体を操作することができる。
【論理回路】
超高密度情報量を持つ情報回路。(魔方陣のようなもの)
通常は固形物に刻んで使い、強度を高めたり速度を高められる。
分子単位の精度で作られているので確りとした設備が整っていなければ描けない。
【情報解体】
情報解体とは、物理側からではなく情報側から対象を破壊する攻撃の名称。
石や壁などは簡単に解体出来るが、人間やコンピュータなどの思考する物体には情報的な強度が高く、解体することは不可能だと言われている。
ウィザーズ・ブレインの世界では、物理的に硬度の高い物質に論理回路を刻み、情報強度を補強したものが武器としてよく使われる。
【悪魔使い】
I-ブレインの基礎プログラムを持たないが、
I-ブレインの本来書き換え不可能な基礎領域を書き換えて他の魔法士の能力を学習し、
コピーすることが可能な悪魔使いと呼ばれる魔法士。(コピー出来ない能力もある)
その性質からI-ブレインを使った魔法以外はコピーできないと思われるが、音声魔術や咒式はできるかもしれない。
コピーした能力は本来の魔法士の劣化版だが、単純な力のぶつかり合いだけではない魔法士戦にとって、手数の多さは重要なものである。
一部の能力を除き、二つ同時に能力を並列して使用することもできる。
能力をフルに使えるのが『常駐』。
常駐に比べ能力が制限されるが容量不足などでも使用できるのが『簡易常駐』。
【ラプラス】
短期未来予測デーモン。
唯一のオリジナル能力。
ニュートン力学によって3秒先のまでの未来を可能性の高い順として予測できる。
コピーではないが、かなり劣化されたヘイズの未来予測と考えるとわかりやすい。
【ラグランジュ】
運動係数制御デーモン。
騎士と呼ばれる魔法士の能力「身体運動制御」の劣化コピー。
自身の運動速度や知覚速度を上昇させ、その無理な運動による身体への負荷を打ち消す能力。
錬の場合通常は運動速度5倍、知覚速度20倍にまで上げる。
これが錬の負荷を打ち消す演算の限界で、必要に迫られると腕だけを15倍に上げる。
【チューリング】
仮想性身体制御デーモン。
人形使いと呼ばれる魔法士の能力「ゴーストハック」の劣化コピー。
物質の『情報の海』側に進入し、物質を一時的に生物化させる能力。
腕を作り出し相手を襲ったり、拘束するのが主な使用方法だが、
床を軟化させ落下の衝撃を和らげたり、自壊しろという戦闘目的以外の命令も可能。
ただし思考させ続けなければ十秒足らずで生物化した物質が崩壊してしまうので、
それ以上持続させたい場合は、兵器の制御コンピュータを使い維持させる。
主にイメージしやすいという理由で腕などの生物と同じような形状を取る。
最強の人形使いであるエドワード・ザインは螺子を千ほど生み出せるが、錬には数個が限度。
【マクスウェル】
分子運動制御デーモン。
炎使いと呼ばれる魔法士の能力「分子運動制御」の劣化コピー。
分子の運動を制御して窒素結晶で盾を生み出し防御したり、運動量を付加して槍や銃弾の形にして相手を攻撃、鎖にして相手を拘束する、
それまでに奪った熱を使い炎を生み出すことが可能な能力。
高位の炎使いでは空間一体を凍結させる、真空を生み出すことも可能らしい。
その名の通り氷の結晶を生み出し攻撃や防御を行う「氷槍」と「氷盾」、
奪った熱量で対象を燃え上がらせ、氷と組み合わせることで水蒸気爆発も可能な「炎神」、
相手の全方位に「氷槍」を生み出す「氷槍檻」などがある。
オリジナルに比べどれほど劣っているのかは不明。
【ファインマン】
論理回路生成デーモン。
ヘイズの「破砕の領域 」の劣化コピー。
オリジナルであるヘイズの場合錬の3000倍の演算能力で空気分子の流れを完璧に予測し、
音を出すことによって空気分子で論理回路を描き領域内の物質を原子レベルにまで破壊するものだが、
錬にはそのまま空気分子で論理回路を描けるほどの演算速度を持っていないので、
マクスウェルを併用して空気分子の数を制限しなければならない。
情報解体能力はオリジナルと変わらない。
論理回路の大きさは20センチほど。流石に「虚無の領域 」までは使えない。
【アインシュタイン】
空間曲率変換デーモン。
光使いと呼ばれる魔法士の能力「時空構造制御」の劣化コピー。
時空を捻じ曲げ相手の攻撃をそらす「Shield」や、粒子を加速させ擬似荷電粒子砲を放つ「Lance」が存在し、重力方向を操作することで飛行もできる。
錬には荷電粒子砲は放てないが相手の攻撃をかわしたり飛行もすることは可能。
「次元回路」という、無限の深さを持つ穴に相手を30分間だけ閉じ込める技もある。
他の能力との並列はできないが、簡易常駐ならばできる。
【サイバーグ】
世界面変換デーモン。
騎士の能力「自己領域」の劣化コピー。
光速度定数、重力定数、プランク定数を改変し、自分の周囲に「自分にとって都合のいい物理法則の空間」を作り出し、亜光速で動く、重力に縛られなくなるなどが可能になる。
あくまでも自分の周囲に空間を作り出しているため、相手と接近しすぎると相手もその恩恵を受けてしまう。
そのため相手に接近したら自己領域を解除し身体制御に切り替え攻撃する必要があり、
そのタイムラグが魔法士戦最強といわれる騎士の唯一の弱点である。
騎士専用デバイス騎士剣がなければ使用できない。
また、騎士剣の性能によって速度が大きく左右される。
錬のサイバーグの場合通常の自己領域と同じように騎士剣は必須で、
姉の月夜特製サバイバルナイフによって三分間のみ発動でき、一度使うと壊れる。
トップクラスの性能を持つ紅蓮使用でも錬は光速の70%が限界。(同じ紅蓮使用で作中最強騎士の黒沢祐一は99%)
他の能力との並列は不可。
【登場キャラとの関係】
【ヘイズ】 ヘイズ
一時は立場や誤解から敵対していたが和解した。
←011:ヘイズ ↑【参加者名簿】 013:フリウ→
以降ラノベ・ロワイアル本編のネタバレ注意
【追跡】 計1話
No. | 題名 |
057 | Dead Man |
【現在状況】
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