◇
「なんだ、殺されるためにおまけまで連れてわざわざ戻ってきたのか。」
おまけと称された者はバランであった。
「問わせて貰おう、先ほど腹部に穴の開いた女性を見たのだが…
知っていることを全て話して貰っても良いかな?」
知っていることを全て話して貰っても良いかな?」
「くだらねぇ、いまから殺されるというのにそんなことを聞いてどうしたいんだ?」
(まだ幼いながらもなんという気迫だ。)
子供だが並の者では到底追いつけない存在だと一目で分かった。
常識には当てはめれない枠組みの遙か外に位置する力と凶悪さの持ち主。
バランは子供であるが底の見えない力を持つ存在を知っている。
実子のダイことディーノのことだ。
まだ幼いながらも極めて高い力と早い成長速度を持ち
竜の紋章を目覚めさせた。
そして同じ竜の騎士にして親であるバランと
互角以上に渡り合って見せた
いまや凄腕の傑物。
実子のダイことディーノのことだ。
まだ幼いながらも極めて高い力と早い成長速度を持ち
竜の紋章を目覚めさせた。
そして同じ竜の騎士にして親であるバランと
互角以上に渡り合って見せた
いまや凄腕の傑物。
末恐ろしいという言葉がバランの知る人物の中で最も似合う子だ。
そんな目の前の子供はダイにはないものを兼ね備えていた。
(どんな相手だろうと殲滅を厭わず滅ぼしてしまうこの冷徹さ…この少年はいったい!?)
年齢にはとても釣り合わない残虐性の持ち主。
相手が同じ子供だろうが女性だろうが容赦なく殺せてしまう限度の抜けた冷徹さ。
相手が同じ子供だろうが女性だろうが容赦なく殺せてしまう限度の抜けた冷徹さ。
ジョルノという少年に介抱されている女性が餌食になってしまったのもうなずける。
(この魔物は…よくぞ逃げおおせたな。)
こんな怪物を相手に逃げることができたザシアンもまた
規格外ということだ。
ここにいる3人は等しく、
常識で量ってはならない戦闘力を有している。
規格外ということだ。
ここにいる3人は等しく、
常識で量ってはならない戦闘力を有している。
「まるで相手にならないとでも言いたいのかな。」
「当然だ、犬っころとお前如きの二人でいったいなにができるというんだ?」
闘いが始まる前から結果はわかっていると言いたいらしい。
強さに対する自信は絶対のようだ。
強さに対する自信は絶対のようだ。
「では…質問を変えよう、竜の騎士を知ってはいるか?」
「全て知らん、あの女のようにみたいにそんなになりたいか。」
これほどの力の持ち主でありながら竜の騎士については何も知らないらしい。
これ以上の問答は必要ないと言わんばかりに
ベジータの一刺し指から早撃ちの如く、槍のような光線が迸る。
発光の瞬間、どんな者でも再現できないような速度で光線はザシアンを狙い一直線に進む。
ベジータの一刺し指から早撃ちの如く、槍のような光線が迸る。
発光の瞬間、どんな者でも再現できないような速度で光線はザシアンを狙い一直線に進む。
「なに!?」
ザシアンは剣を振るい弾き飛ばす。
今のは早い、並のポケモンではまず対応などできずそのまま直撃を受けていただろう。
今のは早い、並のポケモンではまず対応などできずそのまま直撃を受けていただろう。
「なんだ…!?今の速度は!?」
かろうじて反応はできた。
しかし体が着いていくことがまるでできなかった。
早すぎるスピードを前にして何もできなかった。
しかし体が着いていくことがまるでできなかった。
早すぎるスピードを前にして何もできなかった。
(はや、すぎる。ラーハルトすらもあのようなスピードで攻撃を放つことはできぬのだぞ!?)
配下の一人である陸戦騎ラーハルトの御技すら
超越していると称しても過言ではない異常な速度。
超越していると称しても過言ではない異常な速度。
対照的にザシアンは特に難もなく捌いていた。
これが意味することは一つ。
(…まさかこの場で最も力の劣るのは私だと言うのか!)
竜の騎士として生きてきたバランは敵味方とともに
弱き者として扱われることは今までなく、
最弱の立場に置かれるような事態など想定したことすらなかった。
弱き者として扱われることは今までなく、
最弱の立場に置かれるような事態など想定したことすらなかった。
闘いの際には強敵と戦うか弱者を蹴散らすかの二つしかない。
今回の先頭に置いてはかなり毛色が異なるらしい。
まさか自身が最弱の立場に追いやられるなどの思いもしなかった。
今回の先頭に置いてはかなり毛色が異なるらしい。
まさか自身が最弱の立場に追いやられるなどの思いもしなかった。
…この姿を捨てない場合に限るだろうが。
「おいなにをぼーっとしているんだ?まさか今ので
怖じ気づいたんじゃないだろうな。」
怖じ気づいたんじゃないだろうな。」
ベジータを貶しあざ笑う視線が狼狽えるバランに向けられる。
この場で最も力量が劣るのはバラン以外にいないと確信しているようだ。
この場で最も力量が劣るのはバラン以外にいないと確信しているようだ。
ザシアンは凌げたが
今の一撃がバランに向けられていたらタダでは済まなかったはずだ。
今の一撃がバランに向けられていたらタダでは済まなかったはずだ。
「この程度驚いているなら話にならないな、消えて良いぞ!」
目にもとまらない早さで目の前に接近し、拳を腹に目がけてたたき込む。
脈絡もなく距離を縮めてきたがまたしても反応ができなかった。
(いかん間に合うか!?)
命中の直前に竜闘気を全て解放することに成功。
蒼白く輝く闘気が全身を包み込みあらゆる衝撃からバランを守るが、
鳩尾にめり込む拳に殴り飛ばされていく。
鳩尾にめり込む拳に殴り飛ばされていく。
「うぅおおおおおお!!!!」
苦悶の咆哮が爆発したかのように漏れて流れ
遙か彼方へ、空高く果てしなく飛ばされていく。
遙か彼方へ、空高く果てしなく飛ばされていく。
吹き飛ばされた身は空を切り今までにない速度で地から遠ざかっていく。
全身を砕かんとするような容赦のない圧もバランに襲いかかってくる。
全身を砕かんとするような容赦のない圧もバランに襲いかかってくる。
(トベルーラが使えぬだと!!?)
飛行する呪文のトベルーラを発動しても後方に飛ばされ続けていく。
自在に天空を飛べずただ吹っ飛ばされていくだけ。
彼方に去り行く身体を御せず戦場から離れていく。
自在に天空を飛べずただ吹っ飛ばされていくだけ。
彼方に去り行く身体を御せず戦場から離れていく。
これでもマシな方だ、全身に重く苦痛が襲いくるが
竜闘気の発動が後少しでも遅れていたら
あの女性のように風穴を開けられていたのは間違いない。
竜闘気の発動が後少しでも遅れていたら
あの女性のように風穴を開けられていたのは間違いない。
「なんということだ…これほどの猛者がこの地にいようとは…」
まさか見知らぬ少年にここまで激しく戦慄し、死を覚悟させられるとは思いもしなかった。
(なぜだ…なぜこいつは今までどこにも現れず、私や魔王軍の前にも姿を見せなかったのだ!!?)
異常な力に止めどない冷徹さ、こんなにも印象に残りやすく
誰も彼も及ばないような実力者なら地上、または魔界でも噂になるはず。
外見からして一応人間ではあるらしいため恐らく地上の出身。
誰も彼も及ばないような実力者なら地上、または魔界でも噂になるはず。
外見からして一応人間ではあるらしいため恐らく地上の出身。
もし大魔王バーンがその存在を知れば戦力として軍団長の待遇を用意して迎え入れようとするはず。
この世の者とは思えないパワーに、年齢にあまりにも似合わない苛烈さ。
地上の制圧ために強気者を種族に関係なく求める魔王軍にうってつけの人物であった。
地上の制圧ために強気者を種族に関係なく求める魔王軍にうってつけの人物であった。
この少年は地上のどこにも姿を見せず噂されることもなかったのはなぜか?
今まではどこかに潜伏していて何らかの目的があり機を伺っていたのか?
今まではどこかに潜伏していて何らかの目的があり機を伺っていたのか?
もしくは自身を知る者を誰一人残さずこの世から消し去っていったのか?
次々に浮かぶ疑問は一つも解消されることはなくただ飛んでいくだけであった。
「なにかしたらしいが…もう関係ないか。」
ベジータもまた竜闘気の展開には気づけていた。
拳が激突する瞬間に奴の肉体が光を放ち
強いエネルギーが爆発するのを感じ取れた。
あれで耐久力を高めたらしいがもう関係ないだろう。
殴り飛ばして戦場から除外させたのだから。
拳が激突する瞬間に奴の肉体が光を放ち
強いエネルギーが爆発するのを感じ取れた。
あれで耐久力を高めたらしいがもう関係ないだろう。
殴り飛ばして戦場から除外させたのだから。
剣を加えた蒼き狼ことザシアンがベジータを狙い飛びかかっていく。
「だが念には念を押すとするか。」
剣による一振りの一撃を容易く回避、
そのまま距離をおいて
狙いを定めエネルギー弾を連続で飛ばす。
そのまま距離をおいて
狙いを定めエネルギー弾を連続で飛ばす。
連発された光弾をザシアンは跳ねて避けるが
狙いは攻撃ではなく飛び去る隙を作ることにあった。
狙いは攻撃ではなく飛び去る隙を作ることにあった。
回避のために跳躍せざるを得ないザシアンが足を地から離した瞬間に
ベジータも跳躍し、バランが飛びいった方角に飛び出す。
仮に生きていた場合確実なるとどめを刺すためだ。
ベジータも跳躍し、バランが飛びいった方角に飛び出す。
仮に生きていた場合確実なるとどめを刺すためだ。
「口惜しいが…この姿のままでは私はお前たちよりも遙かに弱いらしい。」
多数の疑問について頭を回すのはせめて後にして、
今は生きるか死にかの激戦に集中力を注がねば。
今は生きるか死にかの激戦に集中力を注がねば。
この姿のままでは太刀打ちなど夢のまた夢だ。
竜魔人とならねば最低限の土台にすら足をつけられない。
竜魔人とならねば最低限の土台にすら足をつけられない。
今度の戦いはヴェルザー、
ディーノとの激戦すら取るに足らない遊びになるほどの死闘と化すだろう。
ディーノとの激戦すら取るに足らない遊びになるほどの死闘と化すだろう。
何せ今回の相手は竜魔人の力を全て振るわないと勝ち筋がまず開けないほどの化け物なのだから。
左目に装着した竜の牙を取り出し天に掲げる。
「ほう?」
あの小道具で何をする気なのか?
疑問に思ったのとほぼ同時にバランの肉体に稲妻が落ちていく。
疑問に思ったのとほぼ同時にバランの肉体に稲妻が落ちていく。
「おおおぉおお!!」
降り注ぐ雷鳴がバランを包み
人にはないはずのものにバランの肉体は覆われていく。
龍のような鱗と翼が発現し、
魔人のような厳かなる威圧と殺意を併せ持つ戦闘に全てを割いた究極の姿、
世に並ぶものはいない竜魔人の姿となった。
人にはないはずのものにバランの肉体は覆われていく。
龍のような鱗と翼が発現し、
魔人のような厳かなる威圧と殺意を併せ持つ戦闘に全てを割いた究極の姿、
世に並ぶものはいない竜魔人の姿となった。
「貴様を相手に加減など必要なかろう……地獄に堕ちろぉ!!!」
追撃にかかるベジータに飛び向かっていく。
飛ばされていたが桁違いの膂力により、力任せに体勢を治し急接近していく。
飛ばされていたが桁違いの膂力により、力任せに体勢を治し急接近していく。
「ほう…どれくらい変われたのか試してやろうか」
戦闘力は当然として、何より殺意と戦意が段違いとなった。
爆発したかの如く、解き放たれた闘志は相まみえているベジータに向けられた。
爆発したかの如く、解き放たれた闘志は相まみえているベジータに向けられた。
わかる、わかるぞ。格段に膨れ上がった強さに限度無く高まった殺意が。
そうこなくては何も楽しくはない。
サイヤ人に根付いた闘争本能が吹き荒れていく。
戦いという何事にも変えられない娯楽はこれだから面白い。
戦いという何事にも変えられない娯楽はこれだから面白い。
あの姿はサイヤ人の大猿のような強化された形態らしい。
本気を残さず叩き出したのだろう。
ならばお望み通りに迎え撃つことにしよう。
俺をがっかりさせるんじゃないぞ。
本気を残さず叩き出したのだろう。
ならばお望み通りに迎え撃つことにしよう。
俺をがっかりさせるんじゃないぞ。
「ぬぅん!!!」
荒れ狂う殺意が常識はずれの破壊力を生み出す。
凡人では視認できないほどの速度で近づき
ベジータを狙いバランは拳の一発を放つ。
ベジータを狙いバランは拳の一発を放つ。
先ほど意趣返しのような一撃を受けてベジータは地に飛ばされていく。
天高く上昇したはずの身が吸い込まれるように引き寄せられ、みるみる地に近づいていく。
そのまま無慈悲にも大地に身を叩きつけられる。
大地に衝撃が走り回りに亀裂が陸に嵐の如く、巻き起こっていく。
大地に衝撃が走り回りに亀裂が陸に嵐の如く、巻き起こっていく。
しかしサイヤ人の王子として戦闘においての才能に恵まれたエリートが
この程度でわずかな傷すらも負うはずがなかった。
この程度でわずかな傷すらも負うはずがなかった。
「やるほどパワーとスピードもだいぶマシになっていると言ってやろう。」
最強の龍魔人の鉄拳が直撃したにも関わらず、
余裕は失せるどころかむしろ愉悦感を覚えている.。
余裕は失せるどころかむしろ愉悦感を覚えている.。
いいぞこれでこのベジータ様の戦う相手として相応しいと断言できる。
もっとお前の持つ実力を惜しまず見せてみろ。
さらに楽しませてくれなければ直ちに殺す。
もっとお前の持つ実力を惜しまず見せてみろ。
さらに楽しませてくれなければ直ちに殺す。
「まさしく真の化け物か…!!
少年の強さはヴェルザーやバーンすらも超えているかもしれん。」
少年の強さはヴェルザーやバーンすらも超えているかもしれん。」
バランもたかが一発拳を入れたからと言って決着つくとは考えなかった。
けれども本気の力を含めて打撃をたたき込んだが
わずかなダメージすら蓄積されていないように見える。
けれども本気の力を含めて打撃をたたき込んだが
わずかなダメージすら蓄積されていないように見える。
かつて激闘の末に辛くも倒した冥竜王ヴェルザーにすら
遠く及ばないほどの強さがこの少年にはあると改めて断言できる。
遠く及ばないほどの強さがこの少年にはあると改めて断言できる。
手を一切抜いていない拳撃ですら余裕を持って耐えた上に
驚愕するどころかますます戦意を滾らせているのだ。
驚愕するどころかますます戦意を滾らせているのだ。
こんな存在の情報など戦いの遺伝子にすら内包されていない。
いま戦っている相手は未知数にして
ありとあらゆる者を超越した神ですら追いつかぬ絶対の強者。
ありとあらゆる者を超越した神ですら追いつかぬ絶対の強者。
全てを出し尽くさねばすぐに殺される。
この戦いはもし、一対一ならばまず勝てはしない。
しかしベジータが相手をするのは竜魔人だけではない。
空中で殴り合っている間にザシアンは
自身の攻撃力を上昇させる剣の舞を踊っていた。
しかしベジータが相手をするのは竜魔人だけではない。
空中で殴り合っている間にザシアンは
自身の攻撃力を上昇させる剣の舞を踊っていた。
四肢に膂力を込めて華麗ながらも大胆で気高い舞いを披露し、
パワーがますます高まっていく。
パワーがますます高まっていく。
とくせいのふとうのけんと合わせてこうげきりょくが5段階も強化されていたのだ。
元の肉体より遙かに巨体となった存在をも切り伏せる一太刀がベジータに向けられる。
桁違いの巨体すらも両断するきょじゅうざんが襲いかかってくる。
「上等だ!」
気づきながらも避ける気は微塵も起きず
なんと片腕一つでその刃を受け止めた。
なんと片腕一つでその刃を受け止めた。
「はああああああああ!!!!」
振るわれる理外の力の前に、さすがのベジータもタダでは済まない。
さきほどの拳すら超える膂力を秘めたザシアンのきょじゅうざんはあまりに重い。
出鱈目のような破壊力が腕を蝕み、筋肉と骨に衝撃を走らせていく。
さきほどの拳すら超える膂力を秘めたザシアンのきょじゅうざんはあまりに重い。
出鱈目のような破壊力が腕を蝕み、筋肉と骨に衝撃を走らせていく。
「おお…パワーだけはなかなかのものだ!」
あまりの力に思わず称賛の声が浮き上がるが
尋常ではない破壊力だけでサイヤ人の王子を屠れると踏んだのなら大間違いである。
確かに絶大なパワーだがこの程度ならば押し返せなくもない。
尋常ではない破壊力だけでサイヤ人の王子を屠れると踏んだのなら大間違いである。
確かに絶大なパワーだがこの程度ならば押し返せなくもない。
「貴様の相手はここにもおるわ!!ギガテイン!!」
いつの間にか装備していた真魔剛竜剣にギガデインの雷を吸収させる用意をする。
天空から墜ちる雷鳴が剣に宿り魔法力が集められていく。
バランの使える技の中でも屈指の威力を持つ至高の剣技。
天空から墜ちる雷鳴が剣に宿り魔法力が集められていく。
バランの使える技の中でも屈指の威力を持つ至高の剣技。
ギガブレイクが発動しようとしていた。
「では地獄に落ちて貰おう…私の前に現れたことを存分に悔いよ!!」
これで確実に打ち払ってくれる。
どんなに規格外の怪物でも竜魔人のギガブレイクを受ければ逃げられない死が待ち構えているのだ。
どんなに規格外の怪物でも竜魔人のギガブレイクを受ければ逃げられない死が待ち構えているのだ。
「竜の騎士の本懐を知れ!!ギガブレイク!!」
稲妻の刃が悪童の身体を両断するべく振るわれ
その桁違いの破壊力はベジータも内心では認めていた。
その桁違いの破壊力はベジータも内心では認めていた。
「まあ悪くはないと褒めてやろうか。」
「ほざけえええええええ!!!」
ギガブレイクを受ける直前でも狼狽えることはなくまだまだ余裕は揺らがない。
もう片方の腕で防ごうとする。
「な、なにぃ…!?」
「中々のパワーだが…それでも俺を殺せはできないらしいな!」
理不尽にも限度というものがあるだろう。
最強の竜魔人が放つギガブレイクすらも致命の一撃には至らないとは。
最強の竜魔人が放つギガブレイクすらも致命の一撃には至らないとは。
とどめを刺すどころか片腕で凌がれてしまう。
それもザシアンのきょじゅうざんとの同時攻撃なのにだ。
それもザシアンのきょじゅうざんとの同時攻撃なのにだ。
力や速度のほかに防御力も何者も寄せ付けない域に達しているわけだ。
(ありえん!!)
この世の調和と理を保つために究極の力を有する竜の騎士。
その竜の騎士の本気でかかってもまるで勝負にならないのだ。
その竜の騎士の本気でかかってもまるで勝負にならないのだ。
神はなにゆえ竜の騎士を凌ぐ生命をこの世に送り出したのか。
もうなにがどうなっているかバランの理解はまるで追いつかなかった。
さらにこれほどの猛者を簡単に呼び込めるレインボーロケット団とはなんなのだ?
そのトップであるサカキは人間なのか?正体は神に近い高位の化身だと言うのか?
もうなにがどうなっているかバランの理解はまるで追いつかなかった。
さらにこれほどの猛者を簡単に呼び込めるレインボーロケット団とはなんなのだ?
そのトップであるサカキは人間なのか?正体は神に近い高位の化身だと言うのか?
「そろそろ終いにしてやるか…。」
ベジータの肉体に静かでありながらも確実に滅びを招くとてつもない力が集まっていく。
地も大気静かに、怯えているように震えていく。
地も大気静かに、怯えているように震えていく。
「この力は…!?」
「!!」
いま起きようとしてることが取り返しのつかない死を呼び込むと否応なしに理解できた。
「はあああああああああ!!!!」
全身から圧倒敵なエネルギーがオーラとともに吹き荒れる。
つばぜりあいに力を割いていたザシアンとバランは
放たれた衝撃にあらがえず飛ばされていく。
激しく飛んでいく身には重すぎる力がたたき込まれていた。
つばぜりあいに力を割いていたザシアンとバランは
放たれた衝撃にあらがえず飛ばされていく。
激しく飛んでいく身には重すぎる力がたたき込まれていた。
「ぐふ…!!」
「……。」
苦痛を受けたのはザシアンとて同じ。
今の衝撃波はまるで一部のポケモンが体力の全てを賭して放つだいばくはつのようだ。
唐突に発生した衝撃の奔流にはあらがえず身を圧倒されつつ飛ばされてしまった。
今の衝撃波はまるで一部のポケモンが体力の全てを賭して放つだいばくはつのようだ。
唐突に発生した衝撃の奔流にはあらがえず身を圧倒されつつ飛ばされてしまった。
両者は即死は避けれたが地に伏せざるを得ないほどの苦痛が生じた。
「どうしたんだ?本懐とやらを見せるんじゃなかったのか!」
元の世界では頂点に近い戦闘力を誇る二人ですら宇宙一の強戦士族には届かない。
(ならばドルオーラで…)
竜魔人の殺意は絶体絶命に追いやられても萎むことはできない。
目の前に立つ敵をこの世から消滅させるまで猛る殺意は終わらないのだ。
目の前に立つ敵をこの世から消滅させるまで猛る殺意は終わらないのだ。
出力が100%の紋章閃やドルオーラなどまだ試していない技はある。
実力が違いすぎるのはもう認めるほか無いがまだ勝ちへの活路を探る意義はあった。
実力が違いすぎるのはもう認めるほか無いがまだ勝ちへの活路を探る意義はあった。
逃げようとも諦念が芽生えもしないのはザシアンも同様。
このバランと連携をとればまだ望みはある。
このバランと連携をとればまだ望みはある。
追い詰められようともまだ戦いの続行を望む2人にさらなる衝撃が襲いかかることとなる。
「なんだ…あれは…!?」
ベジータの背後に牛の魔物がこちらに向けて走ってきた。
この戦いに乱入しに来たのか?
それは明らかに違うとわかる。
ベジータの背後に牛の魔物がこちらに向けて走ってきた。
この戦いに乱入しに来たのか?
それは明らかに違うとわかる。
なぜなら信じられないくらいの巨体である。
鋼に覆われた巨大モンスターが牛の後を追っていたからだ。
鋼に覆われた巨大モンスターが牛の後を追っていたからだ。
■
無駄なことに気を向ける暇があるならとにかく走るしかないのだ。
それこそ生存に繋がるたった一つの方法だ。
避けては走る避けては走る。
あとどれくらい走れば済むのか?
そんなことすらも考えずただ足に力を入れて動かしまくり走る走る走る。
■
「なんだ!!?コイツは!?」
余裕を保ち続けたベジータの表情から初めて驚愕の2文字が宿る。
知らない牛が急接近したと思えばあまりにも大きすぎる怪獣を連れてきたのだ。
知らない牛が急接近したと思えばあまりにも大きすぎる怪獣を連れてきたのだ。
あらゆる参加者の中でも上澄み位置する傑物たちにさらなる試練が降りかかる。
バランとザシアンにとっても、優位に立っていたベジータにとっても
逃れられない地獄がまさに始まろうとしていた。
逃れられない地獄がまさに始まろうとしていた。
ケンタロスの逃走劇は逃げ切るどころか無関係の参加者たちを巻き込んでしまう結果になってしまった。
【D-1/未明/一日目】
【バラン@DRAGON QUEST -ダイの大冒険-】
[状態]:大ダメージ、竜魔人
[装備]:真魔剛竜剣@DRAGON QUEST -ダイの大冒険-
竜の牙@DRAGON QUEST -ダイの大冒険-
ホワイトスネイクのDISC@ジョジョの奇妙な冒険
[道具]:基本支給品。
[思考・状況]基本行動方針:バトルロワイヤルを打破して脱出する。
1:なにが現れたというのだ!?
[備考]
キルバーンに大魔王バーンの真の目的を教えられ
潜伏していた洞窟を出発した直後からの参戦です。
キルバーンは一度死んで蘇生させられたと思っています。
【バラン@DRAGON QUEST -ダイの大冒険-】
[状態]:大ダメージ、竜魔人
[装備]:真魔剛竜剣@DRAGON QUEST -ダイの大冒険-
竜の牙@DRAGON QUEST -ダイの大冒険-
ホワイトスネイクのDISC@ジョジョの奇妙な冒険
[道具]:基本支給品。
[思考・状況]基本行動方針:バトルロワイヤルを打破して脱出する。
1:なにが現れたというのだ!?
[備考]
キルバーンに大魔王バーンの真の目的を教えられ
潜伏していた洞窟を出発した直後からの参戦です。
キルバーンは一度死んで蘇生させられたと思っています。
【ザシアン@ポケットモンスターソード】
[状態]:ダメージ(中)、けんのおう、こうげき(5段階上昇)
[装備]:くちたけん。
[道具]:基本支給品。ランダム支給品0~2(少なくとも回復道具はありません)
[思考・状況]基本行動方針:守るべき者たちを守り殺し合いから生還する。
1:MECHAGODZILLAが乱入してきたこの状況を切り抜ける。
[備考]
主人公のトレーナーの手持ちになってからの参戦です。
覚えている技はみがわり、きょじゅうざん、つるぎのまいです。
残りの技は後続の書き手様にお任せします。
[状態]:ダメージ(中)、けんのおう、こうげき(5段階上昇)
[装備]:くちたけん。
[道具]:基本支給品。ランダム支給品0~2(少なくとも回復道具はありません)
[思考・状況]基本行動方針:守るべき者たちを守り殺し合いから生還する。
1:MECHAGODZILLAが乱入してきたこの状況を切り抜ける。
[備考]
主人公のトレーナーの手持ちになってからの参戦です。
覚えている技はみがわり、きょじゅうざん、つるぎのまいです。
残りの技は後続の書き手様にお任せします。
【ベジータ@ドラゴンボール超 ブロリー】
[状態]:健康、
[装備]: リット星人用の戦闘ジャケット。
[道具]:基本支給品。ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本行動方針:優勝して、いずれ王になるために惑星ベジータを復活させる。
1:参加者は見つけ次第殺す。
2:こいつはいったい!?
3:首輪を外せるほどの技術を持つ奴は生かしておいてやる。用が済んだら殺すけどな。
4:名簿にラディッツの親父の名前があったが関係ない、願いを叶えるためにも殺す。
[状態]:健康、
[装備]: リット星人用の戦闘ジャケット。
[道具]:基本支給品。ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本行動方針:優勝して、いずれ王になるために惑星ベジータを復活させる。
1:参加者は見つけ次第殺す。
2:こいつはいったい!?
3:首輪を外せるほどの技術を持つ奴は生かしておいてやる。用が済んだら殺すけどな。
4:名簿にラディッツの親父の名前があったが関係ない、願いを叶えるためにも殺す。
[備考]
惑星ベジータの消滅を知った直後から参戦です。
制限によって超弱体化しています。飛行は短時間しかできません。
惑星ベジータの消滅を知った直後から参戦です。
制限によって超弱体化しています。飛行は短時間しかできません。
【MECHAGODZILLA@ゴジラVSコング】
[状態]:健康。
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考・状況]基本行動方針:思うがままに暴れ回る。
1:暴れ回る。
[備考]
制限はありません。
[状態]:健康。
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考・状況]基本行動方針:思うがままに暴れ回る。
1:暴れ回る。
[備考]
制限はありません。
【ケンタロス@ポケットモンスター赤緑】
[状態]:ダメージ(大)回避率(5段階上昇)、やけど。
[装備]:とくになし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~3
[思考・状況]
基本方針:最強であることを証明するため他のポケモンを打ち負かす。人間は回復道具使用ために協力してほしい。
1:とにかくMECHAGODZILLAから逃げる。
[状態]:ダメージ(大)回避率(5段階上昇)、やけど。
[装備]:とくになし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~3
[思考・状況]
基本方針:最強であることを証明するため他のポケモンを打ち負かす。人間は回復道具使用ために協力してほしい。
1:とにかくMECHAGODZILLAから逃げる。
[施設紹介]
トキワのもり@ポケットモンスター赤緑
トキワシティとニビシティを繋いでいる森。
低確率でピカチュウが出現することもある。
本ロワにおいてはMECHAGODZILLAによって蹂躙されて見る影もなくなってし
トキワシティとニビシティを繋いでいる森。
低確率でピカチュウが出現することもある。
本ロワにおいてはMECHAGODZILLAによって蹂躙されて見る影もなくなってし
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