ressenrowa @ ウィキ
この強さについて行けない
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匿名ユーザー
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「絶対に…ぜ〜〜〜〜〜ったい!許さないぞお〜〜〜〜!!!」
激しく憤り、怒りの塊と化した2足歩行で首輪がついたカメレオンがH-3の橋の上にいる。
その名はカクレオン、とあるダンジョンで探検隊とお金のために
便利なアイテムを売っている道具屋のポケモンである。
激しく憤り、怒りの塊と化した2足歩行で首輪がついたカメレオンがH-3の橋の上にいる。
その名はカクレオン、とあるダンジョンで探検隊とお金のために
便利なアイテムを売っている道具屋のポケモンである。
彼の怒りのりゆうは商品を窃盗されたことだ。
ある客がたいりょうのまいぞうきんを道具屋の影響範囲を意味する
赤色のじゅうたんを埋めつくすほど置いて売ってきて
超高額のポケドルを手渡した次の瞬間
目にもとまらぬ早さで先ほど売ったまいぞうきんを
トレジャーバックに回収し、食べるとかいだんの直ぐ手前にワープする
せいなるたねを目のまえで食べてせっせと逃亡したのだ。
ある客がたいりょうのまいぞうきんを道具屋の影響範囲を意味する
赤色のじゅうたんを埋めつくすほど置いて売ってきて
超高額のポケドルを手渡した次の瞬間
目にもとまらぬ早さで先ほど売ったまいぞうきんを
トレジャーバックに回収し、食べるとかいだんの直ぐ手前にワープする
せいなるたねを目のまえで食べてせっせと逃亡したのだ。
店を経営しているカクレオンからすれば多額の経済的損失を被り
極めてなめられたまねを息をするかの如く行われてしまった。
極めてなめられたまねを息をするかの如く行われてしまった。
これほどの悪行を実行されて怒り狂わぬ者は思考回路が本当にくるったポケモンくらいだ。
そして完全に逃走を許してしまった直後に
あのサカキによってバトルロワイヤルの世界に召喚されてしまった。
どろぼうされた後にみしらぬ者により殺し合いを命じられたカクレオンは…
あのサカキによってバトルロワイヤルの世界に召喚されてしまった。
どろぼうされた後にみしらぬ者により殺し合いを命じられたカクレオンは…
「今の私がやっつけたいのはあの泥棒ですよ!あいつはここにいるんですか〜!!」
何の感情も見せず平然と商品をぬすむ外道も
呼ばれていることを期待してポケナビを操作して
名簿が表示されたがめんを閲覧したが…
呼ばれていることを期待してポケナビを操作して
名簿が表示されたがめんを閲覧したが…
「……え?」
いなかった、名簿に載っているかつカクレオンが知っているポケモンは
いくらか載っていたがあの泥棒ポケモンの種族名は無かった。
いくらか載っていたがあの泥棒ポケモンの種族名は無かった。
「えぇぇ〜〜〜〜!!!これじゃああいつを
とっちめることができないじゃないか……」
とっちめることができないじゃないか……」
たたきのめしてやろうと思った憎きどろぼうの名はなく
あまりのショックにポケナビが手からこぼれ落ち
口を大きく開きながら
ちょっとやそっとの力では動かせない大岩のように固まってしまった。
あまりのショックにポケナビが手からこぼれ落ち
口を大きく開きながら
ちょっとやそっとの力では動かせない大岩のように固まってしまった。
◆
(なんでこんなことになってしまったのやら。)
金髪のくせ毛のてっぺんに飛び散った血液をかぶったような風体、
左目に上弦、右目に弐の漢字が刻まれた人外の男が会場をさまよっていた。
名は童磨、今は亡き、人を喰らう鬼の首魁である鬼舞辻無惨が構成した十二鬼月の一人にして
並の者では一切歯が立たぬほどの力をもつ上弦の弐である。
左目に上弦、右目に弐の漢字が刻まれた人外の男が会場をさまよっていた。
名は童磨、今は亡き、人を喰らう鬼の首魁である鬼舞辻無惨が構成した十二鬼月の一人にして
並の者では一切歯が立たぬほどの力をもつ上弦の弐である。
(あの白髪の男は紛れもなく無惨様だ、そこそこ長く仕えているからな、目を見てすぐにわかった。)
童磨には生まれつき感情が全くない。そのため常人ならば驚愕する
上司の前触れの無き死を目撃しても、
考察の巡りや疑問はあれど、怒りや悲しみ、恐怖すらも存在しない。
ひたすらに無、虚無こそ童磨の本質である。
上司の前触れの無き死を目撃しても、
考察の巡りや疑問はあれど、怒りや悲しみ、恐怖すらも存在しない。
ひたすらに無、虚無こそ童磨の本質である。
(無惨様を殺してしまうなんてあのサカキはなんと罪深いのだろう)
童磨は万世極楽教という宗教の教祖であり、
二十歳のころに鬼となってからは無惨を神として信仰する宗教となった、
このように無惨を崇拝対象とするほどの忠誠をちかっている。
だがサカキは、あの男は茶番の一環で無惨をころしてしまった。
サカキの暴虐を罪深いと“考えたのは”それが理由だ。
二十歳のころに鬼となってからは無惨を神として信仰する宗教となった、
このように無惨を崇拝対象とするほどの忠誠をちかっている。
だがサカキは、あの男は茶番の一環で無惨をころしてしまった。
サカキの暴虐を罪深いと“考えたのは”それが理由だ。
(生き返らせてあげたいからとりあえず
優勝してみよっかな、死人を生き返らせるのもお茶の子さいさいでしょ、)
優勝してみよっかな、死人を生き返らせるのもお茶の子さいさいでしょ、)
(俺が救ってあげたしのぶちゃんとやらもなぜかここにいるみたいだからね…)
胡蝶しのぶ、鬼狩りの最高幹部の蟲柱である。
会場に召喚される前に無限城にて童磨に敗北し、捕食され
童磨の一部になれるという身勝手な救済によって死を迎えたはずの女。
だが名簿をポケナビを操作して閲覧したらその名が確かに
記載されていたのだ。(それ以外に知る名は同僚といえる猗窩座の名があった。)
これは主催が死人を蘇らせる技術を支配している証明だ。
サカキには、レインボーロケット団には童磨の知らぬ
異次元の科学力や技術があるのかもしれない。
会場に召喚される前に無限城にて童磨に敗北し、捕食され
童磨の一部になれるという身勝手な救済によって死を迎えたはずの女。
だが名簿をポケナビを操作して閲覧したらその名が確かに
記載されていたのだ。(それ以外に知る名は同僚といえる猗窩座の名があった。)
これは主催が死人を蘇らせる技術を支配している証明だ。
サカキには、レインボーロケット団には童磨の知らぬ
異次元の科学力や技術があるのかもしれない。
今、目的が定まった。優勝して新幹部に就任し無惨を生き返らせることだ。
しかし童磨の上司である無惨が上弦の弐という立場を放置して
別組織の幹部として生きるなど許すはずが無い。
なので優勝した際の新幹部の座は破棄する。(どうしても破棄が許されぬ場合はサカキを殺すか交渉して掛け持ちの許可を下りさせるつもりだ。)
しかし童磨の上司である無惨が上弦の弐という立場を放置して
別組織の幹部として生きるなど許すはずが無い。
なので優勝した際の新幹部の座は破棄する。(どうしても破棄が許されぬ場合はサカキを殺すか交渉して掛け持ちの許可を下りさせるつもりだ。)
(まぁとりあえず争いは趣味でもないし楽しいわけでもじゃないけど…行きますか。)
悪鬼は主の蘇生のためだけに、元の世界でも
常備していた二つの扇をバックから取り出して装備し動き出した。
常備していた二つの扇をバックから取り出して装備し動き出した。
◆
数分歩き橋に到着すると視界に入ったのは黄緑色を基調とし、腹には赤のギザギザの模様が、
顔に黄色の線が入った謎の生物であった。
顔に黄色の線が入った謎の生物であった。
(この鬼も…無惨様がつくった鬼か?)
大正時代の日本にカメレオンを飼う文化は存在せず
一般的にカメレオンはほとんど知られていない
その例に漏れず童磨も知らぬため目の前の生き物を鬼と認識する。
一般的にカメレオンはほとんど知られていない
その例に漏れず童磨も知らぬため目の前の生き物を鬼と認識する。
「…」
「やぁ、お互い災難だね、何にも悪事なんて
やっていないのにこんな催しに巻き込まれちゃってさぁ」
やっていないのにこんな催しに巻き込まれちゃってさぁ」
鬼と判断した生物になれなれしく話しかける。
「…」
「わかるよー怖くて黙りこくっちゃう気持ちはね、
そりゃあ君のように名も知られていない弱い鬼なんざ、
瞬殺されちゃうに決まっているからね怖いんだろう、うんうん。」
そりゃあ君のように名も知られていない弱い鬼なんざ、
瞬殺されちゃうに決まっているからね怖いんだろう、うんうん。」
どんな視点から見ても挑発にしか聞こえない慰めの言葉を言い終えた瞬間
先までぴくりとも動かなかった鬼が静かに震え始めた。
先までぴくりとも動かなかった鬼が静かに震え始めた。
「怖い…?」
「んー?」
「びびって黙っていたんじゃ無いんですよ…」
「じゃあどうして黙っていたのかな?何か
つらいことでもあったのかい?どーれ言ってごらん。」
つらいことでもあったのかい?どーれ言ってごらん。」
「私は!!!盗まれたんですよ!!!私に対して売られた売り物をぉぉ〜!!」
たまりにたまった激情を一気に吐き出された。
「売り物…?」
鬼が売り物を盗まれ怒るとはどういうことだ、
鬼が入手して喜ぶのは殆どの場合、
喰らうことでさらなる高みへのぼれる人肉のみ。
目の前の鬼はまさか同族を相手に人の血肉を売りつけていたというのか
いや、ありえないそんなことをして得は無い。
人間相手に行う商売の内容が人肉を多く持ってきた者に大量の金をわたす――
もし商売とやらが、そういった取引であるのなら納得だが。
鬼が入手して喜ぶのは殆どの場合、
喰らうことでさらなる高みへのぼれる人肉のみ。
目の前の鬼はまさか同族を相手に人の血肉を売りつけていたというのか
いや、ありえないそんなことをして得は無い。
人間相手に行う商売の内容が人肉を多く持ってきた者に大量の金をわたす――
もし商売とやらが、そういった取引であるのなら納得だが。
「なぁんだそういうことだったのか!
そりゃあ君が落ち込むのごもっともだよ!
実力があんまり無いから強くなろうと工夫したのに…台無しにされたんだからね!」
そりゃあ君が落ち込むのごもっともだよ!
実力があんまり無いから強くなろうと工夫したのに…台無しにされたんだからね!」
けらけらと笑いながら慰めに見せかけた侮辱をする。
童磨にとってはこれでも正しく慰めているつもりだ。
童磨にとってはこれでも正しく慰めているつもりだ。
「…さっきからなんなんですか…あなたのような無礼で
鬱陶しいポケモンはあの泥棒から数えて二人目ですよ…」
鬱陶しいポケモンはあの泥棒から数えて二人目ですよ…」
見知らぬポケモンに一方的に侮辱され再び堪忍袋の緒が切れそうになる。
(ポケモン…?聞いたことがない言葉だ、
どこか別の地域だと鬼はポケモンと呼ばれているのか?)
どこか別の地域だと鬼はポケモンと呼ばれているのか?)
一方童磨はポケモンという未知の言葉について考察する。
そんな言葉や、種族名は聞いたことが一度も無い。
見知らぬ地域で用いられている鬼の別称と今は判断した。
そんな言葉や、種族名は聞いたことが一度も無い。
見知らぬ地域で用いられている鬼の別称と今は判断した。
「今の私には近づかない方が賢明ですよ…
すご〜〜くいらいらしていますからね〜
なんかしでかしてもおかしくないですよ…」
すご〜〜くいらいらしていますからね〜
なんかしでかしてもおかしくないですよ…」
青筋をたてゆっくり歩いて近づきながら忠告をするカクレオン。
怒りのあまり、理性というダムは崩壊寸前になっていた。
怒りのあまり、理性というダムは崩壊寸前になっていた。
「大丈夫だよ、心配してくれるなんて優しいねぇ、
けど君のような上弦どころか下弦ですらない
弱い子は何もできないから心配ご無用さ。」
けど君のような上弦どころか下弦ですらない
弱い子は何もできないから心配ご無用さ。」
そのとき、崩れ落ちる音を立てながら決壊した。
カクレオンの中に存在している理性をつかさどるダムが。
カクレオンの中に存在している理性をつかさどるダムが。
「言わせておけば〜〜〜!!!」
両腕を駄々っ子のように縦に振りまくり、歯ぎしりをしつつ怒りの目でじっとにらむ。
「おいおい、せっかく励ましてやったお相手に
何をする気なんだい?まさか危害を加えちゃうんじゃないだ……ろ……は?」
何をする気なんだい?まさか危害を加えちゃうんじゃないだ……ろ……は?」
次の瞬間、対の扇が砕け散り童磨の右腕と肩から下が道具の入ったバックもろとも消し飛び散っていた。
(何がおこっ…た…?)
瞬時に起きた信じられぬ出来事に理解が追いつかない。
神速や光を思わせるほどの速さで
攻撃されたのはかろうじてわかる。
だが、やつの攻撃内容が一切不明だ。
神速や光を思わせるほどの速さで
攻撃されたのはかろうじてわかる。
だが、やつの攻撃内容が一切不明だ。
「で、誰が…弱いですって?」
カクレオンは反応できぬほどの圧倒的な
素早さを持って童磨の腹を水平にしたでなめたのだ。
単なる一舐めでも、パワーが完全まで高まっているカクレオンのしたでなめるは
どんな大技にも勝る猛撃と化す、それに加えて一定の確率でまひさせる効力もある。
童磨の血と肉片は地べたに散らばり凶器となった舌にも血肉がべっとりとついている。
素早さを持って童磨の腹を水平にしたでなめたのだ。
単なる一舐めでも、パワーが完全まで高まっているカクレオンのしたでなめるは
どんな大技にも勝る猛撃と化す、それに加えて一定の確率でまひさせる効力もある。
童磨の血と肉片は地べたに散らばり凶器となった舌にも血肉がべっとりとついている。
「もう一度言いますけど…誰が弱いですって?」
(……俺、死ぬのかな?)
体が大きく欠損した上にしびれて痙攣し何も行動ができず
あまりの実力差によって死の予感に思考が支配された。
鬼は直射日光か日輪刀というかたなで頸をはねられるか
藤の花の毒を多量摂取したばあいにしか死なない。
あまりの実力差によって死の予感に思考が支配された。
鬼は直射日光か日輪刀というかたなで頸をはねられるか
藤の花の毒を多量摂取したばあいにしか死なない。
にもかかわらず死のよかんで頭の中が埋め尽くされる。
目の前の鬼…いやポケモンとやらが、
太陽に関係する力を持っていようがいまいが自分は死ぬ、
そんな凄みやいあつかんがこの化け物からはとき放たれている。
目の前の鬼…いやポケモンとやらが、
太陽に関係する力を持っていようがいまいが自分は死ぬ、
そんな凄みやいあつかんがこの化け物からはとき放たれている。
「それでは…とどめを刺させてもらいますよ〜あなたは本当に不愉快ですっ。」
憤怒の表情を浮かべつつ童磨の首を乱暴につかんだ。
(やっぱり…死ぬんだな、本当ならとてつもなく怖いことなんだろうけど…)
(…何も感じないや)
童磨が死の世界へ沈もうとした次の刹那に
突如光弾がカクレオンめがけて放たれ
直撃した光弾はダイナマイトのような爆発を巻き起こした。
カクレオンの体勢を大きく崩し、掴まれていた童磨はどこかあらぬ方向へ飛んでいってしまった。
突如光弾がカクレオンめがけて放たれ
直撃した光弾はダイナマイトのような爆発を巻き起こした。
カクレオンの体勢を大きく崩し、掴まれていた童磨はどこかあらぬ方向へ飛んでいってしまった。
「うお〜!!今度は何ですか〜!!」
光弾が飛んできた方向に振り向くと
下手人は紫色の肌に大きな帽子をかぶり、
RRの文字が記された紅色の蝶ネクタイを着けた極めて小柄な体格の者であった。
ニヒルな笑みを浮かべ徒歩で徐々にカクレオンの元へ近づいてくる。
下手人は紫色の肌に大きな帽子をかぶり、
RRの文字が記された紅色の蝶ネクタイを着けた極めて小柄な体格の者であった。
ニヒルな笑みを浮かべ徒歩で徐々にカクレオンの元へ近づいてくる。
その名は人造人間15号、Dr.ゲロが死してなお
最強の人造人間を作り出すために起動し続けていたコンピューターが
完成度は高かったが何らかの理由で没になったはずの13から15までの
人造人間を再開発した。その内の15号がこの男である。
最強の人造人間を作り出すために起動し続けていたコンピューターが
完成度は高かったが何らかの理由で没になったはずの13から15までの
人造人間を再開発した。その内の15号がこの男である。
「今日は本当に厄日ですよ…何でこんなことばかり起きるんだ〜〜!!」
自分起きた不幸を呪う叫びと共に全力のダッシュをしつつ
両手の爪でずたずたに引き裂こうとする。
両手の爪でずたずたに引き裂こうとする。
それに対し15号も低空飛行でとてつもない早さで近づく。
あまりの早さで風圧が発生し、周囲に多量の砂埃が吹き荒れる。
あまりの早さで風圧が発生し、周囲に多量の砂埃が吹き荒れる。
爪と拳がそれぞれじわれのような轟音を起こしながら激突した。
力と力のぶつかり合いにカクレオンは地面に足を力強く踏み込み粘るが…
力と力のぶつかり合いにカクレオンは地面に足を力強く踏み込み粘るが…
結局競り負けて殴り飛ばされてしまった。
15号、いや、少なくとも13以降の人造人間は
かつてとある地球を支配し、絶望と恐怖の奈落にたたき落とし
ミサイルや機関銃すらも無力なピッコロ大魔王はもちろん
惑星を一切の苦も無く、当たり前の如く完全破壊ができる宇宙の帝王フリーザすらも
比較にならないほど超越している異常と表現できる莫大な戦闘力を持つ、
(19号と20号は例外かもしれないが。)
15号、いや、少なくとも13以降の人造人間は
かつてとある地球を支配し、絶望と恐怖の奈落にたたき落とし
ミサイルや機関銃すらも無力なピッコロ大魔王はもちろん
惑星を一切の苦も無く、当たり前の如く完全破壊ができる宇宙の帝王フリーザすらも
比較にならないほど超越している異常と表現できる莫大な戦闘力を持つ、
(19号と20号は例外かもしれないが。)
このバトルロワイヤルの世界では首輪によってせいげんが発生し
本来の実力とは天と地の差どころか、マントルとうちゅうの果てほどの差がある。
しかしそれでも雑輩には、いっさいの苦戦をしない程度の実力は保たれている。
本来の実力とは天と地の差どころか、マントルとうちゅうの果てほどの差がある。
しかしそれでも雑輩には、いっさいの苦戦をしない程度の実力は保たれている。
とはいっても今戦っているカクレオンは元にいた世界では、
あまりにも突出した最強にして究極の戦闘者であり、断じて雑輩には当てはまらないが。
あまりにも突出した最強にして究極の戦闘者であり、断じて雑輩には当てはまらないが。
「くっそう…あんなパワーで攻撃されたのは初めてだ!」
カクレオンは飛ばされながら地面に数回バウンドした後、摩擦で背をこすられつつも
大きく崩れた体制を元通りにしたが…
15号もまた、競り勝ったが衝撃にたえきれず体勢をくずしてしまい、とっさに整え
りょうてを広げカクレオンにむけて交互につき出し光弾を連続で撃ちはなった。
大きく崩れた体制を元通りにしたが…
15号もまた、競り勝ったが衝撃にたえきれず体勢をくずしてしまい、とっさに整え
りょうてを広げカクレオンにむけて交互につき出し光弾を連続で撃ちはなった。
「まずい!」
無数の光弾に気づき、超能力を口にこめ、リング状の遠距離攻撃であるサイケこうせんを吐き出した。
弾に直撃し、相殺さればくはつが休むこと無く叩き起こり、爆風と煙幕が連続で舞い上がる。
「押し負けたから単純なパワーではあちらに
分があるのは疑う余地もありません…ならば!」
分があるのは疑う余地もありません…ならば!」
煙幕に紛れて生まれた隙を利用して
神速のスピードでバックの中にある支給品の一つ、もうげきのたねを食べた。
この煙幕がなければカクレオンの素早さを持ってしても
たねを食する暇など無い、あのポケモンがそんな悠長な時間を与えることはおそらくない。
食べた結果、全身に力がみなぎり、素の攻撃力と特攻が大幅に上昇した。
神速のスピードでバックの中にある支給品の一つ、もうげきのたねを食べた。
この煙幕がなければカクレオンの素早さを持ってしても
たねを食する暇など無い、あのポケモンがそんな悠長な時間を与えることはおそらくない。
食べた結果、全身に力がみなぎり、素の攻撃力と特攻が大幅に上昇した。
「これで逆転まちがいなし〜!!さぁどこにいますか〜!!」
煙幕が徐々に晴れて、再び殴りかからんとする奴の姿がカクレオンの目に映った。
「そこかっ!!」
15号目がけて地面を蹴り猛ダッシュですぐに距離を縮め
みだれひっかきで顔をひっかこうとしたが
腕をとっさのタイミングで縦に構えられてガードされた。
みだれひっかきで顔をひっかこうとしたが
腕をとっさのタイミングで縦に構えられてガードされた。
「今度はひと味どころか十味くらいちがいますよ〜!」
しかしこうげきりょくが上昇している事実を知らなかった15号は
ひっかき跡を付けられたのみならず、
全ての攻撃を防ぎきれず構えを崩され、
右の頬にもひっかいた跡を力強く付けられてしまった。
ひっかき跡を付けられたのみならず、
全ての攻撃を防ぎきれず構えを崩され、
右の頬にもひっかいた跡を力強く付けられてしまった。
これには内心驚愕し目を見張る。
少し視界から消えた短時間に一体何をしたのか、
まさか孫悟空の界王拳のように
見た目の変化は特にないが一時的なパワーアップを遂げたというのか。
少し視界から消えた短時間に一体何をしたのか、
まさか孫悟空の界王拳のように
見た目の変化は特にないが一時的なパワーアップを遂げたというのか。
もしそうだとしたら、あのカメレオンは自分一人で相手をするのには
無理がある可能性がある、通常時ならともかく
おそらくこの首輪の効力により弱体化している今はかなり怪しい。
闘いの中で15号は光弾の威力や身体能力に対して制限に気づいたのだ。
無理がある可能性がある、通常時ならともかく
おそらくこの首輪の効力により弱体化している今はかなり怪しい。
闘いの中で15号は光弾の威力や身体能力に対して制限に気づいたのだ。
だが実際にはもうげきのたねを食べてぱわーあっぷしたのであり、
このカクレオンには自己強化能力は持たない、15号の推論は外れてしまった。
このカクレオンには自己強化能力は持たない、15号の推論は外れてしまった。
こいつを確実に始末するには13号と14号とともに戦った方が確実、
そう考えた15号は戦線を離脱しようとしたが…
そう考えた15号は戦線を離脱しようとしたが…
突如近くの海が一点のみに泡ぶくが起きた直後、
100mは軽くある巨大な水しぶきをたて、その先端が紅の光を放って輝くと
光線が放たれ、中から背びれや手足、頭部や全身が
精密機械で構成されたような屈強で深紅の眼光を持つ怪獣が出現したのだ。
100mは軽くある巨大な水しぶきをたて、その先端が紅の光を放って輝くと
光線が放たれ、中から背びれや手足、頭部や全身が
精密機械で構成されたような屈強で深紅の眼光を持つ怪獣が出現したのだ。
「ええ!?あれは何〜!?」
「!?」
二人は海から出現した巨大な乱入者に目を奪われる。
怪獣の名はMECHAGODZILLA(以下メカゴジラと記す)
地球の支配権を怪獣から取り戻すべく
宇宙怪獣ギドラの中枢神経を用いた生体スーパーコンピューターが搭載された
使用し作られた戦闘兵器である。目的はとにかく思うがままに暴れ尽くすだけだ。
怪獣の名はMECHAGODZILLA(以下メカゴジラと記す)
地球の支配権を怪獣から取り戻すべく
宇宙怪獣ギドラの中枢神経を用いた生体スーパーコンピューターが搭載された
使用し作られた戦闘兵器である。目的はとにかく思うがままに暴れ尽くすだけだ。
そしてこのメカゴジラこそランダム支給品は当然、
ポケナビや食料などの基本支給品を一切与えられなかった例外の参加者のである。
唯一与えられたのは生殺与奪を握られた首輪だけだ。
ポケナビや食料などの基本支給品を一切与えられなかった例外の参加者のである。
唯一与えられたのは生殺与奪を握られた首輪だけだ。
山のように巨大なメカゴジラは挨拶代わりのように、
二人をにらみつつ接近しながら無数のミサイルを首の根元にある発射口から飛ばしてきた。
二人をにらみつつ接近しながら無数のミサイルを首の根元にある発射口から飛ばしてきた。
「またなんかでてきましたよ〜〜!!
こぉんなでかいポケモンは初めてですね〜〜!!ホエルオーよりもずっとでかい!!」
こぉんなでかいポケモンは初めてですね〜〜!!ホエルオーよりもずっとでかい!!」
巨大怪獣への驚きの言葉と共にカクレオンと15号は
ミサイルを四方八方に素早く動き回り回避する。
よけている最中に光弾やサイケこうせんを乱発し、
いくらか命中したがほんの少しひるむ程度で致命傷には遠く至らないようだ。
ミサイルを四方八方に素早く動き回り回避する。
よけている最中に光弾やサイケこうせんを乱発し、
いくらか命中したがほんの少しひるむ程度で致命傷には遠く至らないようだ。
乱入者の鬱陶しさのあまりに表情を怪訝に歪めながら15号は
その場から疾走し、逃走を試みた。
その場から疾走し、逃走を試みた。
「あ!ちょっとあなたどこにいくんですか!?
まだ決着がついていないでしょう待ちなさ〜い!!」
まだ決着がついていないでしょう待ちなさ〜い!!」
カクレオンは逃走する15号を追いかけるが
メカゴジラは背に搭載された無数のジェットを噴射させ
あっという間に15号の目の前に回り込みつつ
全身を紅色に発光させエネルギーをためながら
回り込み終わった瞬間に充満し
赤色の光線のプロトンスクリームキャノンを口から発射した。
メカゴジラは背に搭載された無数のジェットを噴射させ
あっという間に15号の目の前に回り込みつつ
全身を紅色に発光させエネルギーをためながら
回り込み終わった瞬間に充満し
赤色の光線のプロトンスクリームキャノンを口から発射した。
回り込まれた15号は回避があまりの速度で不可能と判断したのか
とっさにドーム状のバリアを張り巡らせた。
バリアの範囲がひろいため意図に関係なくカクレオンもカバーされた。
とっさにドーム状のバリアを張り巡らせた。
バリアの範囲がひろいため意図に関係なくカクレオンもカバーされた。
「なんという光線…!!絶対にやばい威力ですよ!!」
光線のあまりのすさまじさに驚愕するカクレオンを尻目に
歯を食いしばり初めのうちは持ち堪えられたが
徐々にバリアごと押されていき
最後には耐えきることができず地平の遠い向こうに
あまりにも強い光線の衝撃によってバリアもろとも吹き飛ばされてしまった。
歯を食いしばり初めのうちは持ち堪えられたが
徐々にバリアごと押されていき
最後には耐えきることができず地平の遠い向こうに
あまりにも強い光線の衝撃によってバリアもろとも吹き飛ばされてしまった。
「おわっーーーーー!!」
二人は台風の日の看板のように遠くへ吹き飛ばされてしまった。
敵が二匹、視界から失せたメカゴジラは勝利宣言をするかのように天に向かって叫びをあげた。
【カクレオン@ポケモン不思議のダンジョン 時・闇・空の探検隊】
[状態]:健康、ダメージ(小)激怒
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2、もうげきのたね(食済み)
[思考・状況]基本行動方針:殺し合いから脱出。
1:吹っ飛んで、あ〜れ〜!!
2:なんですかあのでかいポケモン(メカゴジラ)は!?
3:でかいのを(メカゴジラ)倒すには強力な支給品や仲間の協力がいりますかね…
4:ほんとはやっつけたいけど、この紫(15号)と協力することも必要ですかね〜。
[備考]
制限はありません。
どこのダンジョンの出身については後続の書き手様にお任せします。
[状態]:健康、ダメージ(小)激怒
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2、もうげきのたね(食済み)
[思考・状況]基本行動方針:殺し合いから脱出。
1:吹っ飛んで、あ〜れ〜!!
2:なんですかあのでかいポケモン(メカゴジラ)は!?
3:でかいのを(メカゴジラ)倒すには強力な支給品や仲間の協力がいりますかね…
4:ほんとはやっつけたいけど、この紫(15号)と協力することも必要ですかね〜。
[備考]
制限はありません。
どこのダンジョンの出身については後続の書き手様にお任せします。
【支給品解説】
もうげきのたね@ポケモン不思議のダンジョン 時・闇・空の探検隊
たべると攻撃と特攻がおおはばに上昇する種。
これさえあればめいそうやビルドアップなどの自己強化技なしでも
パワーアップができる。
もうげきのたね@ポケモン不思議のダンジョン 時・闇・空の探検隊
たべると攻撃と特攻がおおはばに上昇する種。
これさえあればめいそうやビルドアップなどの自己強化技なしでも
パワーアップができる。
【人造人間15号@ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人】
[状態]:両腕と右頬にひっかきの傷。
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3、(確認済み)
[思考・状況]基本行動方針:殺し合いから脱出して元の世界に居る孫悟空を殺すために優勝する。優勝以外かつ効率の良い脱出方法があればそちらを優先する。
1:吹っ飛ばされている。
2:あの怪獣(メカゴジラ)を撃破しないと優勝できないので倒したい。
3:他に効率の良い脱出方法があればそちらを優先する。
[備考]
制限によって超弱体化しています。飛行は短時間しかできません。
参戦時期は目覚めた直後です。
[状態]:両腕と右頬にひっかきの傷。
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3、(確認済み)
[思考・状況]基本行動方針:殺し合いから脱出して元の世界に居る孫悟空を殺すために優勝する。優勝以外かつ効率の良い脱出方法があればそちらを優先する。
1:吹っ飛ばされている。
2:あの怪獣(メカゴジラ)を撃破しないと優勝できないので倒したい。
3:他に効率の良い脱出方法があればそちらを優先する。
[備考]
制限によって超弱体化しています。飛行は短時間しかできません。
参戦時期は目覚めた直後です。
【MECHAGODZILLA@ゴジラVSコング】
[状態]:健康。
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考・状況]基本行動方針:思うがままに暴れ回る。
1:暴れ回る。
[備考]
制限はありません。
[状態]:健康。
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考・状況]基本行動方針:思うがままに暴れ回る。
1:暴れ回る。
[備考]
制限はありません。
◆◆◆
(これはどうすればいいんだろうね)
吹き飛んだ先、H-4の海面にて、カクレオン、15号、メカゴジラの暴れぶりや
想像を絶する屈強さを遠くからみせつけられた童磨は単純にぶつかっていくだけでは優勝は不可能であると悟っていた。
想像を絶する屈強さを遠くからみせつけられた童磨は単純にぶつかっていくだけでは優勝は不可能であると悟っていた。
あのポケモンとかいう本物の化け物によってずたぼろにされ、その後に謎の紫肌男や
でかすぎて光線などの飛び道具をばらまく機械の猛獣。
でかすぎて光線などの飛び道具をばらまく機械の猛獣。
どいつもこいつも異次元の実力者だ。
童磨は男より栄養のある女を長年に渡って無数に喰らい続けたため
鬼として実力はすさまじく、本気をださなくとも柱ですら殺害できる
おぞましい実力者だがあの三体にはどうあがいても及ばない。
上司である最強の鬼の無惨がもしも立ち向かっても勝てぬ可能性の方が非常に高い。
カクレオンのような屈指の実力を持つ怪物を
滅ぼすには壺魚の神の手のような防御力を無視する攻撃や
どんな敵でも討ち滅ぼせるほどの力を秘めた支給品が必須になる。
童磨は男より栄養のある女を長年に渡って無数に喰らい続けたため
鬼として実力はすさまじく、本気をださなくとも柱ですら殺害できる
おぞましい実力者だがあの三体にはどうあがいても及ばない。
上司である最強の鬼の無惨がもしも立ち向かっても勝てぬ可能性の方が非常に高い。
カクレオンのような屈指の実力を持つ怪物を
滅ぼすには壺魚の神の手のような防御力を無視する攻撃や
どんな敵でも討ち滅ぼせるほどの力を秘めた支給品が必須になる。
童磨の行動方針は優勝のために邪魔な実力者の排除を目指すために
優れた支給品をかき集めること、そして今は弱まっている再生力を少しでも強めるために
人間をくらうことだが…
優れた支給品をかき集めること、そして今は弱まっている再生力を少しでも強めるために
人間をくらうことだが…
(今は再生しているけど…再生し終える前に狙われたらどうしようもないな)
現在の童磨は羽どころか足すらももぎ取られた小鳥も同然、
こんな状態では、バトルロワイヤルへ召喚される前には余裕で殺せた胡蝶しのぶのような格下でも瞬殺されて当たり前の状況。
こんな状態では、バトルロワイヤルへ召喚される前には余裕で殺せた胡蝶しのぶのような格下でも瞬殺されて当たり前の状況。
(それにしても本当にまずい状態だ…しびれもとれない…再生するまでどれくらいかかるのかな…)
不運な上弦の弐は再生が終わるまで海に浮かびながら静かにただ待ち続けるのであった。
【童磨@鬼滅の刃】
[状態]:特大ダメージ(再生中)、左腕と肩から下の欠損(再生中)
[装備]:なし
[道具]:全て損失。
[思考・状況]基本行動方針:優勝して無惨を蘇らせる。
1:今はただ再生を待つ。
2:あいつら(カクレオン、15号、メカゴジラ)はなんだろうね。
3:格上を始末するには強力な支給品が必須だね。
[備考]
参戦時期は胡蝶しのぶの名前をカナヲの口から知った後です。
制限によって再生力が低下し、日輪刀でなくても頸が胴体から離れたら死亡します。
[状態]:特大ダメージ(再生中)、左腕と肩から下の欠損(再生中)
[装備]:なし
[道具]:全て損失。
[思考・状況]基本行動方針:優勝して無惨を蘇らせる。
1:今はただ再生を待つ。
2:あいつら(カクレオン、15号、メカゴジラ)はなんだろうね。
3:格上を始末するには強力な支給品が必須だね。
[備考]
参戦時期は胡蝶しのぶの名前をカナヲの口から知った後です。
制限によって再生力が低下し、日輪刀でなくても頸が胴体から離れたら死亡します。
【支給品解説】
童磨の扇@鬼滅の刃×2
童磨が使用する扇、ただの扇ではなく
人体をたやすく切れるほどの切断力を持つ。
なおカクレオンのしたでなめるで粉々に砕け散って失われた。
童磨が使用する扇、ただの扇ではなく
人体をたやすく切れるほどの切断力を持つ。
なおカクレオンのしたでなめるで粉々に砕け散って失われた。
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