フォゴットンワールドの攻略ページ
機種 |
PCエンジン(CD-ROM) |
開発 |
A Wave |
販売 |
NECアベニュー |
発売日 |
1992年3月27日 |
価格 |
7,980円(税別) |
ジャンル |
シューティング |
プレイ人数 |
1~2人 |
カプコンのアーケードゲーム『ロストワールド』の移植作品。同じ原作から
メガドライブにも『
フォゴットンワールズ』というタイトルで1989年に移植されている。
PCエンジン標準のコントローラーは方向キー、RUNボタン、SELECTボタン、Iボタン、IIボタンという構成だが、このゲームの操作にはそれではボタンが足りず、IIIボタンが増設されたアベニューパッド3を同梱して販売していた。
平和だった都市に、今は邪悪な香が満ち溢れている。いつのことだったろう。遙か昔、いや、つい昨日の出来事だったのかもしれない。邪悪な存在、天帝バイオスが現れ、あらゆる文明を破壊しはじめたのは――。
人々は戦いの激しい炎の中を逃げ惑い、それを眺めるただひとつの瞳は至極の喜びに満ちていた。そして邪悪な光をたたえた瞳は、豊かな文明の力を誇ったこの人族の都市にも向けられたのだった。
人族の人々は天帝に対し、最後まで必死の抵抗を試みた。しかし、死者の黒い影は累々と大地を覆い、都市はもろくも崩れ去っていった。
現在のダストワールドがその文明国家の成れの果てだと、誰が想像できるだろう。苦しみと悲しみの声は、低く暗く冷たく、そして長く、今でも続いている――。
「いつまでこうしてる気だ」 「さあな」
瓦れきの山に身体を預ける二人の影に、突然見知らぬ影が重なった。
一人の女の影だった。
「お願いです。この街を、この世界を救ってください」
女の手は胸の前で自然に組まれていた。濡れた瞳が二人の顔に困惑の表情を浮ばせた。
「人々は夢も希望も失ってしまいました。しかし、あなた方なら人々の光になれるでしょう。きっと――」
二人は彼女の顔とお互いの顔を交互に見つめた。しかし、二人から否定の声は出なかった。それほどに彼女の瞳の奥には強い意思がこもっていた。二人も今の状態をどうにかしたかった。ただ、一歩、踏み出せなかっただけだ。
「あなた方は必ず天帝を倒すことができます。私はそう信じています」
彼女の影は突然大きく揺らめいた。強い風が三人を包んだ。彼らはあまりの風の強さに一瞬うつむき、次に顔を上げた時には彼女の姿はかき消えていた。
二人の頭の中で彼女の優しく強い声だけが繰り返した。 「天帝を倒すことができる」 と――。
「行くか」 「ああ」
二人は傍らにあった銃に手を伸ばすと立ち上がった。
(説明書より引用)
ミックスモードと呼ばれる裏技が存在する。
やりかたはIボタン、IIボタンを押しながらゲームを開始。これで1Pパッドはキャラクター本体のみで、サテライトは2Pパッドで操作するというモードになる。
オリジナル版にあった形での2人同時プレイは無いのだが、このミックスモードで一応2人で遊ぶ事ができる。
2024年07月07日 (日) 23時18分41秒
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最終更新:2024年07月07日 23:18