277 :ウズメ@原始人:2006/02/17(金) 11:20:36 ID:tu6ryDHP
海の民のお客さん達を村に案内しようって言ったら
手ぶらじゃ行けないって、魚取り始めただよ
ナギとナミが、首から下げた筒みたいな物を吹くと、ピーっと大きな音が出ただ
あれはあたいが居た頃には無かった物だよ
それの音の調子に合わせて、カヌーが散開したり、集ったりしながら魚を
追い込んでいるみたいだ
しばらくして、浜には大量の魚があふれただ
ナミ「ここは良い漁場があるわ~~」
イスズ「すっげ、こんな大量の魚見たことねー」
男たちは、「これ食える、これ食えない、これ毒がある」とか言いながら魚をより分けている
大小なんか見たこと無い魚も混じっている
ウズメ「あのね、ここから村までは歩いて半日位かかるだよ」
「魚は干物にして持っていかないと腐っちまうだ」
ナギ「心配いらへん、ウズメの足で半日なら、俺らはその半分で行っちゃる」
「海の男の体力をなめたらあかんよ」
そう言うないなや、アウトリガーを二艇ばらし、お互いを結ぶと大量の魚と子供を積み込んだ
そしてその舟に何本も繩をかけて、50数名の男達は一斉にそれを引いて走り出した
ウズメ「うわー!ちょ、ちょっとまつだー!!」
ナギ「こっちでいいんやな?ウズメー先に行っとるでー」
ナミ「ウズメはん、遅れたらあきまへんえ~~」
子供達「きゃっきゃっきゃ」(←すごい楽しいらしい)
ウズメ、イスズ「あたい等も乗せてよー!!」
参照(第二次巫女船団)
最終更新:2006年02月18日 14:51