歴史

290 :ウズメ@中の人:2006/02/22(水) 13:29:35 ID:ewfp8pNC 
ハアハアハア・・・皆から一刻程遅れてウズメ達は村に到着した
子供「遅いよーウズメー」
ウズメ「む、無理無理・・・浜から村まで走ったのなんて初めてだ・・・おえっ」
イスズ「っていうか、オイ!何であんたら言葉通じないのにすでに馴染んでんだよ!」
海の男達は村の真ん中で大きな焚き火を囲んで、村人達と宴会を開いていた
男A「なあに、笑顔と心意気とお土産があれば、誰とでも仲良しさ」
男達は村に着く早々、村人全員に魚を配ったらしい
長老に挨拶して、家族の多いおかあちゃんには、多めに配る事も忘れていなかったようだ
村に居たワタツミが一所懸命通訳してまわったらしい

ウズメ「あれ?ところでナギとナミは?」
見回すと、木陰でぐったりしている二人を見つけた
なんでも、村に入ったとたんぶっ倒れたそうだ
結構我慢していたみたい
ウズメが近寄ると
ナミ「なあなあ、ウズメ~、あっこの人ここの神子なんとちがうん?・・・」
ウズメ「ああ、ナナッシ?そうだよ、ネ申の声を聞く人だよ」
    「ここの家も服も陶器も便利な道具も、ぜーんぶナナッシが作ったんだよ」
自分の事のように嬉しそうに、ナナッシがどんなにすごいかを話して聞かせた
ナミ「ふ~~ん、すきなんだ」
ウズメ「うん、すきだよ」
あっけらかんと答えると、少しの間の後
ナミ「・・・ウズメ、あんた・・・いつまでたってもおこさまなんやね・・・かるくびっくりしたわ」
ウズメ「き~~~~!」

>>251
ナギ「よその巫女なのにご親切にど~も~、すぐに探しに行って見ます~~」
   「ウズメ、お願いね、探してきて」
ウズメ「はいはい、しかたねーなぁ・・・ところで、『葦』と『ヨシ』ってどう違うだか?」


参照(第二次巫女船団)

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最終更新:2006年02月24日 19:26