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CL4-9-1
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■ 4-9-1:【宇宙創成】神々は「人間」ではない 〜天之御中主神から始まる霊的進化〜
皇位継承や男系の議論において、左派・右派を問わず多くの現代人が陥っている致命的な誤解があります。それは、神話に登場する神々を「昔の偉い人間(肉体を持った祖先)」のように錯覚し、そこに現代の法律や生物学(DNAなど)を当てはめようとしてしまうことです。
【宇宙創成から神武天皇へ至る基本ライン】
- 天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ): 宇宙の始まりに最初に現れた根源神。
- 国之常立神(くにのとこたちのかみ): 地球という惑星(大地)の土台を形成した神。
- イザナギ・イザナミ: 「陰と陽(男女)」に分化し、日本の国土と森羅万象を産み出した双神。
- アマテラス・スサノオ: 太陽(高天原)を象徴するアマテラスと、海原・物質的な荒々しさを象徴するスサノオ。
- アメノオシホミミ: アマテラスとスサノオの「誓約(うけい)」という霊的儀式によって顕現した神。
- ニニギ(瓊瓊杵尊): アメノオシホミミの子。アマテラスの命を受け、高天原から地上へと降り立った。(天孫降臨)
- 神武天皇(初代天皇): ニニギの曾孫。ここから「神」ではなく「人間界」の歴史が始まる。
【天津神(あまつかみ)と国津神(くにつかみ)】
神話を読む上で欠かせないのがこの二つの概念です。
- 天津神: アマテラスを中心に「高天原(天上界)」に属する神々。宇宙的・太陽的な純粋な霊的エネルギー。
- 国津神: スサノオの流れを汲む大国主神など、「葦原中国(地上の世界)」に土着した神々。大地や自然の精霊的なエネルギー。
【霊学(人智学)から見る「神代」の真実】
シュタイナーの霊学(人智学)によれば、神話とは決して古代人の「作り話」ではありません。それは、人類がまだ硬い物質的な肉体を持つ前、エーテル界やアストラル界と呼ばれる「霊的な次元」で起こったエネルギーの分化や地球進化のプロセスを、古代人が霊的透視能力(アタビズム)によって感知し、言語化したものです。
つまり、天之御中主神は「宇宙の純粋な意志」であり、国之常立神は地球の「生命力(エーテル体)」の形成を意味します。そこからアマテラスとスサノオという天と地の極性が生まれ、「うけい」を通じて新たな霊的エネルギー(アメノオシホミミ)が練り上げられます。そして「天孫降臨(ニニギの降臨)」を経て、純粋な霊力(天津神)が地上のエネルギー(国津神)と統合され、徐々に物質界へと降り立っていくのです。
彼らは私たちのような「細胞」や「DNA」を持った三次元の生物ではありません。
彼らは私たちのような「細胞」や「DNA」を持った三次元の生物ではありません。
【唯物論(アーリマン)の罠】
この宇宙規模の「霊的エネルギーの降下プロセス」に対して、現代の民法(戸籍)や生物学(DNAやミトコンドリアなど)のモノサシを持ち込み、「神話のこの部分は女系継承だ」「双系だ」と裁こうとする行為が、いかに次元のずれたナンセンスなものであるかがお分かりいただけるでしょう。
霊的なものを、すべて「目に見える物質的なルール」に引きずり下ろそうとするこの思考の罠を、人智学では「アーリマン(唯物論の悪魔)的錯誤」と呼びます。
次項「4-9-2」では、この視座を踏まえた上で、左派メディアが頻繁に用いる「アマテラスからの女系継承説(うけい)」という最大の詭弁を、真正面から解剖・論破していきます。
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