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CL7-8-1
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コラム7-8-1:【文化・思想解剖】なぜ日本で「皇室廃止」は破滅をもたらすのか?(前編) 〜クールジャパンの失敗と「空気」の支配〜
■ 「共有の再確認」ができない日本
欧米の映画やドラマは、「個人主義」が確立した社会において、バラバラの個人が「我々の共有する価値観や物語」を再確認するための強力なツールとして機能しています。
一方、日本はどうでしょうか。「クールジャパン機構」の失敗が象徴するように、日本には欧米のようにコンテンツを戦略的に機能させる土壌がありませんでした。なぜなら、日本では「空気(無言の同調圧力)」が強固に支配しており、個人と社会の境界が曖昧なため、映画やドラマでわざわざ「言葉や物語として共有を再確認する」必要がなかったからです。その結果、日本のエンタメは「個人の極端な趣味(アート)」か「その場しのぎの流行(トレンディ)」の両極端に偏りがちになります。
一方、日本はどうでしょうか。「クールジャパン機構」の失敗が象徴するように、日本には欧米のようにコンテンツを戦略的に機能させる土壌がありませんでした。なぜなら、日本では「空気(無言の同調圧力)」が強固に支配しており、個人と社会の境界が曖昧なため、映画やドラマでわざわざ「言葉や物語として共有を再確認する」必要がなかったからです。その結果、日本のエンタメは「個人の極端な趣味(アート)」か「その場しのぎの流行(トレンディ)」の両極端に偏りがちになります。
■ 日本に「思想史」が存在しない理由
この「空気の支配」は、思想の領域でも同じです。
欧米では、各時代の「~主義」を批判し、乗り越えていく「思想史(例:構造主義→ポスト構造主義)」の連続的な文脈があります。しかし日本には、こうした自前の思想史が育ちませんでした。仏教も儒教もマルクス主義も、外から輸入されては「既存の空気」の中に適当に混ぜ合わされ(折衷)、明確な自己批判や論理的な克服を経ずに、なんとなく土着化してきたのが日本の歴史です。
欧米では、各時代の「~主義」を批判し、乗り越えていく「思想史(例:構造主義→ポスト構造主義)」の連続的な文脈があります。しかし日本には、こうした自前の思想史が育ちませんでした。仏教も儒教もマルクス主義も、外から輸入されては「既存の空気」の中に適当に混ぜ合わされ(折衷)、明確な自己批判や論理的な克服を経ずに、なんとなく土着化してきたのが日本の歴史です。
■ 劇薬としての共産主義(皇室廃止論)
このような「思想の連続性を持たない、空気の社会」において、共産主義や極端な左派イデオロギー(皇室の廃止・絶対平等の強制)は、単なる政治的対立を超えて「社会を破壊する猛毒」として機能します。
欧米のように、個人主義や自由主義といった「強靭な対抗軸(免疫)」を持たない日本に、急進的な変革思想が持ち込まれれば、社会はそれを咀嚼・修正できず、教条的な分断か、空気による同調へと極端に振れてしまうからです。
欧米のように、個人主義や自由主義といった「強靭な対抗軸(免疫)」を持たない日本に、急進的な変革思想が持ち込まれれば、社会はそれを咀嚼・修正できず、教条的な分断か、空気による同調へと極端に振れてしまうからです。
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