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4-5B
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【皇室検定】(4)神話・伝承編5、神話と歴史の境界――伝承はどこまで歴史なのか
4-5B:神話から歴史へ――どこまでが史実なのか
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第11問 「神話だから歴史的価値がない」という考え方について、最も適切なのはどれでしょう?
A. 神話には史実が含まれないので、歴史研究では一切利用できない
B. 神話は歴史的事実そのものではないが、当時の王権観・神観念・世界観などを考える史料にはなり得る
C. 神話はすべて史実を象徴的に記したものなので、そのまま史実として扱える
D. 神話は宗教的な内容を含むため、政治史とは無関係である
B. 神話は歴史的事実そのものではないが、当時の王権観・神観念・世界観などを考える史料にはなり得る
C. 神話はすべて史実を象徴的に記したものなので、そのまま史実として扱える
D. 神話は宗教的な内容を含むため、政治史とは無関係である
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第12問 逆に、「記紀神話に書かれていることは、そのまま歴史的事実である」と考えることの問題点として、最も適切なのはどれでしょう?
A. 記紀は神話を全く含んでいないため、そもそも検証対象にならない
B. 記紀は中国史書なので、日本の古代史とは関係がない
C. 神話的叙述には王権の由来を説明する思想的・宗教的要素があり、考古学など別の証拠による検証が必要だから
D. 記紀に登場する人物はすべて平安時代の人物だから
B. 記紀は中国史書なので、日本の古代史とは関係がない
C. 神話的叙述には王権の由来を説明する思想的・宗教的要素があり、考古学など別の証拠による検証が必要だから
D. 記紀に登場する人物はすべて平安時代の人物だから
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第13問 「天照大御神は女性の神だから、女系天皇が本来の皇統である」という論法について、記紀神話を正確に理解するうえで最も適切なのはどれでしょう?
A. 天照大御神が女性神であることだけから、現代の皇位継承原理が女系であると結論することはできない
B. 天照大御神が女性なので、記紀は明確に女系継承制度を定めている
C. 天照大御神は女性神ではないため、この議論は成立しない
D. 記紀では天照大御神の子が直接初代天皇になったと記されている
B. 天照大御神が女性なので、記紀は明確に女系継承制度を定めている
C. 天照大御神は女性神ではないため、この議論は成立しない
D. 記紀では天照大御神の子が直接初代天皇になったと記されている
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第14問 記紀神話における皇統の神話的系譜を考える場合、最も適切なのはどれでしょう?
A. 天照大御神から神武天皇まで、すべての人物の実在が考古学的に証明されている
B. 天照大御神は皇統とは無関係なので、系譜として扱うことはできない
C. 天照大御神から天忍穂耳命・邇邇芸命などを経て神武天皇へつながる系譜は、王権の由来を説明する神話として重要である
D. 神武天皇は天照大御神の実の息子なので、途中の系譜は存在しない
B. 天照大御神は皇統とは無関係なので、系譜として扱うことはできない
C. 天照大御神から天忍穂耳命・邇邇芸命などを経て神武天皇へつながる系譜は、王権の由来を説明する神話として重要である
D. 神武天皇は天照大御神の実の息子なので、途中の系譜は存在しない
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第15問 古代史研究において、「記紀神話に描かれた皇統」と「歴史学的に確認できる古代の王統」を比較するとき、最も適切なのはどれでしょう?
A. 両者は完全に同一なので、区別する必要はない
B. 神話的系譜を尊重しつつも、成立時期・史料の性格・考古学的証拠などを考慮して慎重に検討する
C. 神話に書かれている系譜はすべて後世の創作なので、研究対象から除外する
D. 考古学的証拠がない人物は、神話上も存在しなかったと判断する
B. 神話的系譜を尊重しつつも、成立時期・史料の性格・考古学的証拠などを考慮して慎重に検討する
C. 神話に書かれている系譜はすべて後世の創作なので、研究対象から除外する
D. 考古学的証拠がない人物は、神話上も存在しなかったと判断する
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第16問 古代の女性の地位や王位継承を研究する学説について、最も適切な考え方はどれでしょう?
A. 一つの学説が成立すれば、それをそのまま現代の皇位継承制度の根拠にできる
B. 学説は政治的主張とは無関係なので、制度論に用いる場合も検討は不要である
C. 歴史学上の仮説として価値を検討することと、その仮説から現代の皇位継承制度をどう設計するかは区別して考えるべきである
D. 女性が政治的権力を持った時代があるなら、必ず女系継承制度だったと判断できる
B. 学説は政治的主張とは無関係なので、制度論に用いる場合も検討は不要である
C. 歴史学上の仮説として価値を検討することと、その仮説から現代の皇位継承制度をどう設計するかは区別して考えるべきである
D. 女性が政治的権力を持った時代があるなら、必ず女系継承制度だったと判断できる
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第17問 「女性天皇」と「女系天皇」の関係について、記紀神話との関連も含めて最も適切なのはどれでしょう?
A. 女性天皇と女系天皇は同じ意味なので、区別する必要はない
B. 女性天皇が存在すれば、その子孫も必ず女系天皇として即位したことになる
C. 女性天皇の存在と、その天皇の子孫を含む皇位継承原理がどうなっているかは別の問題として考える必要がある
D. 記紀には女性天皇が一切登場しないため、この区別は近代になって初めて生じた
B. 女性天皇が存在すれば、その子孫も必ず女系天皇として即位したことになる
C. 女性天皇の存在と、その天皇の子孫を含む皇位継承原理がどうなっているかは別の問題として考える必要がある
D. 記紀には女性天皇が一切登場しないため、この区別は近代になって初めて生じた
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第18問 記紀神話と考古学的証拠を組み合わせて古代王権を考える際、最も適切なのはどれでしょう?
A. 神話と考古学が一致する部分は、すべてそのまま史実と確定できる
B. 考古学は文字史料を扱わないので、王権研究には利用できない
C. 両者を照合することで有益な仮説を立てられるが、神話の叙述をそのまま考古学的事実とみなすことはできない
D. 考古学的証拠が神話と一致しない場合、考古学の方を誤りと判断する
B. 考古学は文字史料を扱わないので、王権研究には利用できない
C. 両者を照合することで有益な仮説を立てられるが、神話の叙述をそのまま考古学的事実とみなすことはできない
D. 考古学的証拠が神話と一致しない場合、考古学の方を誤りと判断する
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第19問 「神話を尊重すること」と「神話を史実として証明済みとすること」の関係について、最も適切なのはどれでしょう?
A. 神話を尊重するためには、神話の全内容を歴史的事実として認めなければならない
B. 神話を歴史的事実として認めないことは、必ず神話そのものの価値を否定することになる
C. 神話の思想・世界観・王権観としての重要性を認めながら、史実の検証については別の方法を用いることができる
D. 神話と歴史は完全に同じものなので、区別すること自体が誤りである
B. 神話を歴史的事実として認めないことは、必ず神話そのものの価値を否定することになる
C. 神話の思想・世界観・王権観としての重要性を認めながら、史実の検証については別の方法を用いることができる
D. 神話と歴史は完全に同じものなので、区別すること自体が誤りである
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第20問 現代の皇位継承をめぐる議論で、古代神話・古代史研究・現行制度を扱う際の姿勢として、最も適切なのはどれでしょう?
A. 古代史の一つの学説が正しければ、それだけで現代の皇室制度を変更する根拠になる
B. 神話を否定すれば、皇統に関する制度論はすべて自由に再構成できる
C. 神話・歴史学上の仮説・現在の皇室制度は、それぞれ何を根拠としているのかを区別しながら議論する必要がある
D. 現代の制度は古代神話だけで決定されているため、現代の法制度や歴史的経緯を検討する必要はない
B. 神話を否定すれば、皇統に関する制度論はすべて自由に再構成できる
C. 神話・歴史学上の仮説・現在の皇室制度は、それぞれ何を根拠としているのかを区別しながら議論する必要がある
D. 現代の制度は古代神話だけで決定されているため、現代の法制度や歴史的経緯を検討する必要はない
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