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5-4A
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【皇室検定】(5)史料・文献・考古4、偽書・異説・史料批判――「古文書だから本物」とは限らない
5-4A:古史古伝の世界
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第1問 「古史古伝」という言葉について、最も適切な説明はどれでしょうか?
A. 『古事記』『日本書紀』より古いことが学術的に確定している正史の総称
B. 近世以降に成立・伝承された、古代史に関する独自の主張を持つ文献群などを指す呼称
C. 奈良時代に朝廷が公式に編纂した六国史の総称
D. 古墳から出土した文字資料だけを指す考古学用語
B. 近世以降に成立・伝承された、古代史に関する独自の主張を持つ文献群などを指す呼称
C. 奈良時代に朝廷が公式に編纂した六国史の総称
D. 古墳から出土した文字資料だけを指す考古学用語
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第2問 古史古伝として取り上げられることのある文献の一つに「竹内文書」があります。これについて適切なのはどれでしょうか?
A. 『日本書紀』の別名である
B. 正倉院に現存する奈良時代の公文書である
C. 古代から伝わったと主張される一方、近代に公表された文書群であり、その成立・伝来について検討が必要とされている
D. 中国の正史に収録された日本の古代史書である
B. 正倉院に現存する奈良時代の公文書である
C. 古代から伝わったと主張される一方、近代に公表された文書群であり、その成立・伝来について検討が必要とされている
D. 中国の正史に収録された日本の古代史書である
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第3問 古史古伝を歴史資料として検討するとき、特に重要なのは何でしょうか?
A. 「古史」と呼ばれている以上、古代成立とみなすこと
B. 内容が壮大であるほど史実性が高いと考えること
C. 成立時期、伝来経路、写本・版本、他資料との関係などを検討すること
D. 現代の研究者が興味を持っているかどうかだけで判断すること
B. 内容が壮大であるほど史実性が高いと考えること
C. 成立時期、伝来経路、写本・版本、他資料との関係などを検討すること
D. 現代の研究者が興味を持っているかどうかだけで判断すること
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第4問 古史古伝の中には、一般的な日本古代史とは大きく異なる歴史像を提示するものがあります。このような場合の歴史学的な姿勢として適切なのはどれでしょうか?
A. 一般説と異なるので、内容を検討する必要はない
B. 異説であることだけを理由に、直ちに史実と認定する
C. 主張の内容と、それを裏付ける史料的根拠を分けて検討する
D. 現代人にとって魅力的な物語なら史実として扱う
B. 異説であることだけを理由に、直ちに史実と認定する
C. 主張の内容と、それを裏付ける史料的根拠を分けて検討する
D. 現代人にとって魅力的な物語なら史実として扱う
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第5問 「文献が古そうに見えること」と「その文献が実際に古代に成立したこと」の関係について、最も適切なのはどれでしょうか?
A. 古い文字や古風な表現があれば、成立年代も必ず古代である
B. 成立年代は、文体・用語・書誌情報・伝来など複数の観点から検討する必要がある
C. 文献の内容が神話的なら、成立年代を調べる必要はない
D. 写本が現存していれば、原本の成立年代も自動的に確定する
B. 成立年代は、文体・用語・書誌情報・伝来など複数の観点から検討する必要がある
C. 文献の内容が神話的なら、成立年代を調べる必要はない
D. 写本が現存していれば、原本の成立年代も自動的に確定する
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第6問 古史古伝を「史料批判」の対象とすることの意味として、最も適切なのはどれでしょうか?
A. 古史古伝を最初からすべて偽物と決めつけること
B. 文献の成立・伝来・内容・他資料との関係などを調べ、史料としてどのような情報を持つかを検討すること
C. 内容を現代の価値観に合わせて書き換えること
D. 有名な研究者が支持しているかどうかだけを確認すること
B. 文献の成立・伝来・内容・他資料との関係などを調べ、史料としてどのような情報を持つかを検討すること
C. 内容を現代の価値観に合わせて書き換えること
D. 有名な研究者が支持しているかどうかだけを確認すること
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第7問 古史古伝の「伝来」を調べることが重要なのはなぜでしょうか?
A. 伝来が長いほど、内容が必ず史実になるから
B. 誰が、いつ、どのような形で伝えたのかを知ることが、文献の成立や信頼性を考える手掛かりになるから
C. 伝来経路が分かれば、本文を読まなくても内容がすべて分かるから
D. 伝来した地域だけで、その文献の史実性を決定できるから
B. 誰が、いつ、どのような形で伝えたのかを知ることが、文献の成立や信頼性を考える手掛かりになるから
C. 伝来経路が分かれば、本文を読まなくても内容がすべて分かるから
D. 伝来した地域だけで、その文献の史実性を決定できるから
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第8問 古史古伝の内容に、古代には存在しなかった可能性のある語彙や概念が見つかった場合、どのように考えるのが適切でしょうか?
A. その文献の成立年代や伝来について再検討する材料となる
B. その語彙があるからこそ、古代人が未来を予言した証拠になる
C. 内容が面白ければ、問題にする必要はない
D. 文献全体が必ず偽造されたことを直ちに証明する
B. その語彙があるからこそ、古代人が未来を予言した証拠になる
C. 内容が面白ければ、問題にする必要はない
D. 文献全体が必ず偽造されたことを直ちに証明する
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第9問 古史古伝を研究対象として扱う際、「その文献が後世に成立した可能性がある」ことと、「その文献に歴史的価値がない」ことの関係について、最も適切なのはどれでしょうか?
A. 後世の成立なら、どのような情報も歴史研究には使えない
B. 後世の成立であっても、その時代の思想・信仰・歴史認識を知る資料となり得る
C. 後世の成立なら、書かれている内容はすべて古代の史実になる
D. 成立年代が不明な文献は研究対象にできない
B. 後世の成立であっても、その時代の思想・信仰・歴史認識を知る資料となり得る
C. 後世の成立なら、書かれている内容はすべて古代の史実になる
D. 成立年代が不明な文献は研究対象にできない
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第10問 5章全体のテーマ「物語・記録・物証を検証する」という観点から見たとき、古史古伝を扱う上で最も重要な姿勢はどれでしょうか?
A. 正史に書かれていない内容は、すべて真実ではないと考える
B. 古史古伝に書かれている内容は、古代の秘密を伝えるものとしてすべて信じる
C. 「正史か異説か」という二択だけでなく、成立・伝来・内容・他資料との照合を通じて、何が分かる資料なのかを考える
D. 神話的な内容を含む文献は、歴史研究から除外する
B. 古史古伝に書かれている内容は、古代の秘密を伝えるものとしてすべて信じる
C. 「正史か異説か」という二択だけでなく、成立・伝来・内容・他資料との照合を通じて、何が分かる資料なのかを考える
D. 神話的な内容を含む文献は、歴史研究から除外する
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