ココログの選択
niftyが優秀だから選択したわけではなく、購入したパソコンのメーカーがinfoweb(その後、niftyに吸収合併)とあるカード会社をワンセットにした利用を強要していたためです。そんな経緯から、ずっとniftyを利用してきました。ブログを開設する時も、当然のことのようにniftyのココログのお世話になりました。
(参考)
知り合いに勧められてniftycocologを開始いたしました。すでに3ヶ月になります。
(参考)
【追記】
真実は、アク(アクエリアン)氏の薦めであったようだ。(参考)
無視できる確率
JR西日本は、約1年前の福知山線脱線・転覆事故の時、最初、こっけいにも置石(バラスト)説を展開いたしました。
JR西日本は管理圏内で年間約1500件の置石があることを強調いたしました。置石とは、子供や酔狂者のいたずらのみならず、カラスがバラストを口にくわえてレール上に置くのも含まれております。
ということは、JRのみならず、私鉄等のすべての鉄道を考慮すれば、単純な比例計算から、日本だけでも年間約10000件もの置石があると推定されます。
JR西日本は、日本で置石が原因で脱線した例がないことくらい知っていたのであるが、そこは、溺れる者はわらをもつかむ心境で、わらにすがりついたのでした。
鉄道が載っている世界地図を見ますと、世界には、大雑把な推定からして、日本の1000倍以上の線路があります。
単純な比例計算ができるどうかわかりませんが、ひとつのめやすとして算出すれば、世界で年間10000000件にも達します。過去の総計から確率計算をすると、マイナス7乗どころか、マイナス8乗以下となり、とてつもなく低い値になります。実際には無視できるくらいの確率なのです。
と、1000万分の1の確率は無視できるから、バラストによる脱線は考える必要もないと述べている。
しかしながらその一方で。
エンジニアの頭の中を覗いてみると、明確に見えてくるものがあります。それは確率という考え方です。エンジニアは、たとえ大事故が起っても、平然としていられます。常に、そのようなことも起りえると考えているのです。
原発事故で下請労働者が5名死亡しても、鉄道事故で乗客106名が死亡しても、エンジニア(技術系事業者も含む)の頭の中では、その死亡者は、関係した人間の総数の何%に当たるのかを算出いたします。そして、0.1%とか0.01%とかの数字に出会うと、ホッとし、社会に貢献している方が圧倒的に多いのだから、気の毒だか、その程度の死者は、やむを得ないと位置づけるのです。
しかし、このトリックは、分母となる数字が桁外れに大きいことにあり、死亡者の絶対数の重みを考えていないことにあります。
新幹線車両の構造設計は、地上走行であるため、航空機のそれよりも自由度は残されております。ただ、新幹線では、過去の事故・故障確率を評価し、発生確率で裾きりしているだけです。では、発生確率がどのくらいならば、工学的に考え、安全対策を考えなくてよいかというと、年間一千万分の一以下だとされております。原子力発電所の原子炉格納容器の構造設計になぜ大型航空機の衝突が考慮されていないかと言えば、発生確率を評価して、年間一千万分の一以下だったからです。いまの在来線の車両設計では、発生確率が無視できないにもかかわらず、脱線・転覆を考慮した構造設計はなされておりませんが、それは、過去に発生した事故・故障による死者は、発生確率からして、社会的に許容されると考えているからです。しかし、私はそのように評価しておりません。
1000万分の1の確率でも社会的に許容されないと述べている。一体どっちが本当??
電力会社からの来訪者
私は自宅に議員や電力会社や原子炉メーカーのひとたちに来ていただけるほど偉くありません-必要があればこちらから出向きます-
世の中には、腕を組んでいるだけで、相手が自宅まで来て、思うとおりのことをしてくれる偉いひとがいるのかもしれませんが、私は、そのようなこととは、無縁の存在です。
過去20年間、自宅には、議員や電力会社・原子炉メーカー等のひとたちは、ひとりも来たことがありません。必要があれば、私の方から出向くようにしております。それが礼儀と認識しております。
(略)
世の中には、原子力発電所で事故・故障が発生すると、電力会社のひとたちが、自宅に来てくれて、レクチャーしてくれていると錯覚しているひとがおりますが、電力会社が、もし、そのようなことをしていたならば、経費削減の中で、問題にされるでしょう。
第一、北海道や九州から水戸まで来たら、ひとりいくらかかるかご存知だろうか。そんなおめでたいことを営利会社の電力会社がするだろうか。ちょっと考えればわかることだと思いますが、それがわからないひとがいるから、不思議な世の中です。
と、桜井 淳の新・市民的危機管理入門 の中で述べている。
アク氏の言い過ぎだよ、桜井淳エントリにおいて、
と証言されたことによる反論ではあるが、残念ながらこれは桜井氏の誤りである。すでに閉鎖された市民的危機管理入門においては、次のように記されていた。彼自身から聞いた話だが、電力会社は事故・トラブルがあると、幹部クラスが技術の専門家を連れて、いち早く彼の自宅に直行してくるそうだ。マスコミが彼の コメントを求めに来る前に、電力側の言い分を彼の耳に入れておこうというわけだ。あるいは彼を事故現場に招き、現場を見せる。こんな関係が、電力会社と彼 との間にあるようだ。それをどう判断するか、読者におまかせしよう。
浜岡原発1号機の事故の翌日午後、浜岡原子力発電所の部長から電話が入った。水戸まで来たいというのだ。すぐにお断りした。というのは、私自身忙しいこ ともあったが、それ以上に、わざわざ静岡県浜岡町から茨城県水戸市まで来ていただくことに対する時間と経済的な負担の大きさを考慮すると、申しわけなく、 どうしてもお受けすることができないと思った。しかしながらどうしてもと言うので翌日の午後6時過ぎに水戸駅でお目にかかることにした。当日、原子力計画 部長HIと原子力管理部副長TIが現れた。 【参考】
「過去20年間、自宅には、議員や電力会社・原子炉メーカー等のひとたちは、ひとりも来たことがありません。」
は見事に嘘であることを自ら明かしている。
元々、「JRのレールが危ない」における、JR社員の処分に対しての発言から、実際にはいざ大会社が本気になった場合には、長いものに巻かれてしまう態度が有ることは何度かここでも指摘しているが、
ある時は自分がいかに大物かを自慢げに書き、問題にされるとシュンと私は一介の市民に過ぎませんとなる。
とするアク氏の発言を、見事に証明してしまっている。
