早明浦ダムwiki ~香川県出資拒否デマ~
【デマ】香川はダム完成後に渇水がきたから慌てて出資した
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sameuradam
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{「完成後に渇水がきて出資した」は時系列の捏造と論理矛盾を含む誤情報です。
時系列で検証すると矛盾が明白
① 費用分担の決定(1966年)
昭和41年(1966年)、吉野川開発部会において早明浦ダムを中心とする開発計画が正式に合意されました。
この時点で香川を含む関係四県(徳島・高知・香川・愛媛)が水の配分と費用分担に合意しており、
その後のすべての事業計画はこの合意に基づいて進められました。
この時点で香川を含む関係四県(徳島・高知・香川・愛媛)が水の配分と費用分担に合意しており、
その後のすべての事業計画はこの合意に基づいて進められました。
✅出典
② 渇水の発生(1973年)
昭和48年(1973年)、高松市では深刻な水不足が発生し、「高松砂漠」と呼ばれるほどの渇水状態に。
しかし、これは費用分担の合意から7年も後の話です。
しかし、これは費用分担の合意から7年も後の話です。
✅出典
③ ダムの完成と通水開始(1974年)
昭和49年(1974年)5月には香川用水の「暫定通水」が開始されました。
つまり…
- 1966年←この時点で香川はすでに費用分担を正式に合意していた
- 1973年~74年←渇水が発生し、ダムが完成
➡️ 「渇水に慌てて出資」は時系列が完全に逆で、成り立ちません
公共事業では「完成後に後から出資」は制度上できません
公共事業は税金を使って行われるため、以下のようなルールがあります
◆ 原則:「予算が先、事業はあと」
- お金の使い道(予算)は議会で事前に承認が必要
- 予算がなければ一円も支出できません
◆ 後から出資しようとすると?
- 地方自治法により「違法支出」と判断される
- 工事後の予算追加は「追認」とみなされ、重大な問題となる
- 関係者が処分対象になることも
➡️ 制度上も法律上も、「後払い」はありえません
まとめ
ダムや用水路などの大型公共事業は、関係自治体と国が計画段階から綿密に協議を重ねたうえで進めるものです。
「香川が慌てて出資した」といった主張は、時系列・行政の仕組み・予算決定プロセスを全く理解しておらず、
「香川が慌てて出資した」といった主張は、時系列・行政の仕組み・予算決定プロセスを全く理解しておらず、