2017年2月17日の第193回国会 衆議院 予算委員会 第12号にて、山尾志桜里(民進党/当時)からの「総理はいつまでに待機児童をゼロにするのか?2013年に期限を設けると発言したのは撤回したのか?」という長丁場の質問に対しての返し。
ちなみにここでは目標期限は定められなかった。
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相手に煽られたときの返し、相手を煽りたいとき、言い返せない時などレスバで万能に使える語録。
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8秒くらいから
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国会議事録より引用
081 山尾志桜里
○山尾委員
民進党の山尾志桜里です。
(中略)
まず、総理にお尋ねします。
総理は、昨年の通常国会でも臨時国会でも繰り返し、待機児童をゼロにするとおっしゃっています。いつまでにゼロにするとおっしゃっているのですか。
○山尾委員
民進党の山尾志桜里です。
(中略)
まず、総理にお尋ねします。
総理は、昨年の通常国会でも臨時国会でも繰り返し、待機児童をゼロにするとおっしゃっています。いつまでにゼロにするとおっしゃっているのですか。
082 安倍晋三 (※質問に答えていない晋さん)
○安倍内閣総理大臣 まさに我々は待機児童ゼロを目指して強力に政策を推進しているところでございまして、保育の受け皿の整備につきましては、ふやすというのは簡単なんですが、大切なことは、しっかりと財源を得てそれを実行していくということであります。我々は民主党政権時代よりも二・五倍のペースで保育の受け皿を整備している、これは事実であります。
そして、保育士の確保のためにも、民進党政権時代には保育士の皆さんの処遇はマイナス一・二%、つまり処遇は改善されるどころか下がっていたわけであります、それに対しまして私たちは安倍政権になって一〇%引き上げることになるわけでありますし、そしてキャリアを積んだ方にはさらに四万円プラスになるわけでございます。
それは人事院勧告も含めてではないかという御指摘がございましたが、人事院勧告というのはそのときの経済の状況、デフレかインフレか、あるいは給料が上がっているか下がっているかということでもって、決めるのは人事院でございますが、そういう経済状況をつくっているのはそのときの政権の責任、政策の結果であるということも申し添えておきたい、このように思います。
同時に……(発言する者あり)
○安倍内閣総理大臣 まさに我々は待機児童ゼロを目指して強力に政策を推進しているところでございまして、保育の受け皿の整備につきましては、ふやすというのは簡単なんですが、大切なことは、しっかりと財源を得てそれを実行していくということであります。我々は民主党政権時代よりも二・五倍のペースで保育の受け皿を整備している、これは事実であります。
そして、保育士の確保のためにも、民進党政権時代には保育士の皆さんの処遇はマイナス一・二%、つまり処遇は改善されるどころか下がっていたわけであります、それに対しまして私たちは安倍政権になって一〇%引き上げることになるわけでありますし、そしてキャリアを積んだ方にはさらに四万円プラスになるわけでございます。
それは人事院勧告も含めてではないかという御指摘がございましたが、人事院勧告というのはそのときの経済の状況、デフレかインフレか、あるいは給料が上がっているか下がっているかということでもって、決めるのは人事院でございますが、そういう経済状況をつくっているのはそのときの政権の責任、政策の結果であるということも申し添えておきたい、このように思います。
同時に……(発言する者あり)
083 浜田靖一
○浜田委員長 静粛に願います。
○浜田委員長 静粛に願います。
084 安倍晋三 (※質問に答えていない晋さん②)
○安倍内閣総理大臣 保育の受け皿をふやしていく中において、今、働く女性の皆さんが安倍政権ができてから九十万人以上ふえたわけでございまして、当然その中でニーズもふえていく、また受け皿もふえていく中において、申し込みをしようという方々もふえていく中において、残念ながらゼロにはなっていないのは事実でございますが、我々は、地域ごとの事情をよく見ながら、地方自治体ともしっかりと協力をしながら、国としても最大限の支援をしていきたい、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 保育の受け皿をふやしていく中において、今、働く女性の皆さんが安倍政権ができてから九十万人以上ふえたわけでございまして、当然その中でニーズもふえていく、また受け皿もふえていく中において、申し込みをしようという方々もふえていく中において、残念ながらゼロにはなっていないのは事実でございますが、我々は、地域ごとの事情をよく見ながら、地方自治体ともしっかりと協力をしながら、国としても最大限の支援をしていきたい、このように考えております。
085 山尾志桜里 (※最初と同じ質問)
○山尾委員 総理、一緒にこの待機児童を解決したいので、答えていただきたいんですね。
まず、総理は、待機児童ゼロを目指すと繰り返しおっしゃっています。いつまでに待機児童ゼロを目指しておられるのですか。
○山尾委員 総理、一緒にこの待機児童を解決したいので、答えていただきたいんですね。
まず、総理は、待機児童ゼロを目指すと繰り返しおっしゃっています。いつまでに待機児童ゼロを目指しておられるのですか。
086 安倍晋三 (※ちょっとだけ質問返す&皮肉晋さん)
○安倍内閣総理大臣 いつまでにということをおっしゃったわけでありますが、いつまでにということを、なぜ今ここで断言が難しいかどうかということでございます。
それは、さらにニーズがふえていくということも十分にあり得るわけでございますし、私たちの政策を今進めていることによって、いわば今まで諦めていた方々が可能性が出てきたという中において、申請者がさらにふえていくということもあるわけでございます。
その中で、だからこそ今それはなかなか申し上げられないということを申し上げているわけであって、民主党政権時代にも恐らく目指していたんだろうと思いますよ。なぜ私が過去の皆さんの政権と比べるかということは、言うことは簡単なんですが、実行するのは、まさにこれは財源を得て実際に実行していくという責任が生じるかどうかということであって、我々はその責任をしっかりとかみしめながら今こうして発言させていただいているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 いつまでにということをおっしゃったわけでありますが、いつまでにということを、なぜ今ここで断言が難しいかどうかということでございます。
それは、さらにニーズがふえていくということも十分にあり得るわけでございますし、私たちの政策を今進めていることによって、いわば今まで諦めていた方々が可能性が出てきたという中において、申請者がさらにふえていくということもあるわけでございます。
その中で、だからこそ今それはなかなか申し上げられないということを申し上げているわけであって、民主党政権時代にも恐らく目指していたんだろうと思いますよ。なぜ私が過去の皆さんの政権と比べるかということは、言うことは簡単なんですが、実行するのは、まさにこれは財源を得て実際に実行していくという責任が生じるかどうかということであって、我々はその責任をしっかりとかみしめながら今こうして発言させていただいているところでございます。
087 山尾志桜里
○山尾委員 総理は、二〇一三年四月十九日、日本記者クラブの講演で、しっかりと年限を明言されて待機児童ゼロを目指すと言っておられるんですね。この年限は今撤回をされたんですか。
○山尾委員 総理は、二〇一三年四月十九日、日本記者クラブの講演で、しっかりと年限を明言されて待機児童ゼロを目指すと言っておられるんですね。この年限は今撤回をされたんですか。
088 安倍晋三(※質問に答えていない晋さん③)
○安倍内閣総理大臣 残念ながら、我々は確かに、最初は四十万人という目標を立てたわけでございますが、それを行っていくことによってゼロ近傍に至るという予測を立てたのでございますが、しかし、実態としては、女性の活躍政策を進めていく中において、今申し上げましたように、実際に女性の働く方はまさに労働市場に九十万人以上参加をしていく、さらにふえていくという中においては予測どおりにはなかなかならないという実態について申し上げているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 残念ながら、我々は確かに、最初は四十万人という目標を立てたわけでございますが、それを行っていくことによってゼロ近傍に至るという予測を立てたのでございますが、しかし、実態としては、女性の活躍政策を進めていく中において、今申し上げましたように、実際に女性の働く方はまさに労働市場に九十万人以上参加をしていく、さらにふえていくという中においては予測どおりにはなかなかならないという実態について申し上げているところでございます。
089 山尾志桜里
○山尾委員 女性が職場に出ていけばやはり潜在的待機児童もふえていくということは、二〇一三年、またそれより前からわかっていることなんですね。
それでは、私、もう一回お尋ねしますけれども、この二〇一三年、総理は記者クラブで何年までに待機児童ゼロを目指すとおっしゃったか覚えておられますか。
事務方に聞かなくて結構です。何年までに待機児童ゼロ、事務方に聞かないとわからないんですか、何年までに目指すと。
ここでなぜ塩崎大臣なんですか。わからないんですか。ここで塩崎大臣に答えさせたら、総理、自分は何年までに待機児童ゼロを目指すのかわからないでおっしゃっていたということを自白したことになります。大臣、答弁をやめた方がいいです、今大臣が答弁したら、総理は今、後ろを振り向いて事務方に聞こうとした、それをたしなめられたら塩崎大臣に話題を振った。
総理、総理が何年までに待機児童ゼロを目指すとおっしゃっていたのかは、総理にしか答えられない。総理、お答えください、お答えください。総理、お答えください。わからないんですか、何年までに待機児童ゼロを目指すと言っていたのか。
○山尾委員 女性が職場に出ていけばやはり潜在的待機児童もふえていくということは、二〇一三年、またそれより前からわかっていることなんですね。
それでは、私、もう一回お尋ねしますけれども、この二〇一三年、総理は記者クラブで何年までに待機児童ゼロを目指すとおっしゃったか覚えておられますか。
事務方に聞かなくて結構です。何年までに待機児童ゼロ、事務方に聞かないとわからないんですか、何年までに目指すと。
ここでなぜ塩崎大臣なんですか。わからないんですか。ここで塩崎大臣に答えさせたら、総理、自分は何年までに待機児童ゼロを目指すのかわからないでおっしゃっていたということを自白したことになります。大臣、答弁をやめた方がいいです、今大臣が答弁したら、総理は今、後ろを振り向いて事務方に聞こうとした、それをたしなめられたら塩崎大臣に話題を振った。
総理、総理が何年までに待機児童ゼロを目指すとおっしゃっていたのかは、総理にしか答えられない。総理、お答えください、お答えください。総理、お答えください。わからないんですか、何年までに待機児童ゼロを目指すと言っていたのか。
090 浜田靖一
○浜田委員長 速記をとめてください。
〔速記中止〕
○浜田委員長 速記をとめてください。
〔速記中止〕
091 浜田靖一
○浜田委員長 速記を起こしてください。
安倍内閣総理大臣。
○浜田委員長 速記を起こしてください。
安倍内閣総理大臣。
092 安倍晋三
○安倍内閣総理大臣 そんなに興奮しないでください。
委員会というのは、質問者が答弁者を指定するのではなくて、念のためにお伝えしておきますが、委員長が委員長としての職権で……(発言する者あり)
○安倍内閣総理大臣 そんなに興奮しないでください。
委員会というのは、質問者が答弁者を指定するのではなくて、念のためにお伝えしておきますが、委員長が委員長としての職権で……(発言する者あり)
093 浜田靖一
○浜田委員長 静粛に願います。
○浜田委員長 静粛に願います。
(中略)
096 安倍晋三
○安倍内閣総理大臣 答えられなかったからといって、まさに何か一本とったように感じるのは、それは充実した審議とはほど遠い審議と言わざるを得ないわけでありまして、そんなことをやろうと思えば幾らだってできるわけでありますが、自民党はそんな質疑はしませんよ。
そこで……(発言する者あり)済みません、ちょっと、これはタウンミーティングじゃないんですから、どんどん私に問いかけをしないでもらいたいと思います。
そこで、今申し上げますと、確認いたしましたら、二十九年ということでございます。
○安倍内閣総理大臣 答えられなかったからといって、まさに何か一本とったように感じるのは、それは充実した審議とはほど遠い審議と言わざるを得ないわけでありまして、そんなことをやろうと思えば幾らだってできるわけでありますが、自民党はそんな質疑はしませんよ。
そこで……(発言する者あり)済みません、ちょっと、これはタウンミーティングじゃないんですから、どんどん私に問いかけをしないでもらいたいと思います。
そこで、今申し上げますと、確認いたしましたら、二十九年ということでございます。
097 浜田靖一
○浜田委員長 タウンミーティングという言葉はできるだけ使わないように願います。よろしくお願いします。
○浜田委員長 タウンミーティングという言葉はできるだけ使わないように願います。よろしくお願いします。
098 山尾志桜里
○山尾委員 笑うところではないのです。笑うところじゃないんです。
総理、今、事務方から耳打ちをして、初めて平成二十九年という答えが出てきました。(発言する者あり)ちょっと静かにしてください。
○山尾委員 笑うところではないのです。笑うところじゃないんです。
総理、今、事務方から耳打ちをして、初めて平成二十九年という答えが出てきました。(発言する者あり)ちょっと静かにしてください。
099 浜田靖一
○浜田委員長 静粛に願います。自民党、静かに。
○浜田委員長 静粛に願います。自民党、静かに。
100 山尾志桜里
○山尾委員 真剣なんですよ、お母さんたちの声を聞いて、子供たちの声を聞いて。
私が申し上げたいのは、平成二十九年なんです、来年なんです。平成二十九年度までに待機児童ゼロを目指すと言っているんですね。もしそれを本当に真剣に考え続けて去年の国会でも待機児童ゼロと胸を張っておっしゃっていたのなら、常に頭にあるはずなんですよ、あと一年だと。平成二十九年四月一日時点、それが公表されるのは恐らく来年の九月でしょう。でも、平成二十九年四月一日、あと一年だ、こういう思いがなくて待機児童ゼロと去年から胸を張っておっしゃっていたのかと思うと、私は本当に涙が出ますよ。何を言っているのと、今、総理、その席からやじをおっしゃいましたけれども。
そして、私、もう一回申し上げます。
待機児童ゼロを目指す、平成二十九年、これを総理は知らなかったわけですけれども、今お答えを聞いたら、断言できない、期限は言えないとおっしゃいました。総理は、では、平成二十九年までにゼロにする、こういう前からの約束を、今、期限については変更する、撤回する、期限はなくす、こういうことですか。
○山尾委員 真剣なんですよ、お母さんたちの声を聞いて、子供たちの声を聞いて。
私が申し上げたいのは、平成二十九年なんです、来年なんです。平成二十九年度までに待機児童ゼロを目指すと言っているんですね。もしそれを本当に真剣に考え続けて去年の国会でも待機児童ゼロと胸を張っておっしゃっていたのなら、常に頭にあるはずなんですよ、あと一年だと。平成二十九年四月一日時点、それが公表されるのは恐らく来年の九月でしょう。でも、平成二十九年四月一日、あと一年だ、こういう思いがなくて待機児童ゼロと去年から胸を張っておっしゃっていたのかと思うと、私は本当に涙が出ますよ。何を言っているのと、今、総理、その席からやじをおっしゃいましたけれども。
そして、私、もう一回申し上げます。
待機児童ゼロを目指す、平成二十九年、これを総理は知らなかったわけですけれども、今お答えを聞いたら、断言できない、期限は言えないとおっしゃいました。総理は、では、平成二十九年までにゼロにする、こういう前からの約束を、今、期限については変更する、撤回する、期限はなくす、こういうことですか。
101 安倍晋三
○安倍内閣総理大臣 いろいろと批判をされましたが、これは興奮してする議論ではないんですよ。冷静に、建設的にいかなければいけない。
○安倍内閣総理大臣 いろいろと批判をされましたが、これは興奮してする議論ではないんですよ。冷静に、建設的にいかなければいけない。
なぜ私が民進党政権時代にだめだったかということをお話ししたかといえば、ただスローガンを叫んだり相手を批判することでは何も実は生まれないんだということであります。
盛んに皆さんは私たちに保育士の改善を求めておられたわけでありますが、皆さんのときにはまさに保育士の皆さんの待遇は改善されていなかったというか、マイナスだったということは事実なんですよ。
こういうことを皆さんはかみしめながら発言されるべきなんですよ、発言されるべきなんです。
確かに、二十九年度末、二十九年度末ですから正確に言うと三十年の三月三十一日ということになりますが、しかし、今申し上げましたように、残念ながら今非常に厳しい状況になっているのは事実でございます。しかし、だからといって、待機児童ゼロという目標を取り下げるかといえば決してそんなことはないわけでありまして、そのときを目指して頑張っていかなければ改善はしないじゃないですか。ですから、私はそう申し上げているわけであります。
それで、山尾さんは一方的に何か興奮をされて、我々を一方的になじっておられるから、我々もこれはいかがなものかと思って見ていたわけでございまして、申し上げるわけでありますが、大切なことは、しっかりと経済をよくしていく、そして財源をつくっていく中において、財源を確実にしながら結果を出していくことではないかということであります。
盛んに皆さんは私たちに保育士の改善を求めておられたわけでありますが、皆さんのときにはまさに保育士の皆さんの待遇は改善されていなかったというか、マイナスだったということは事実なんですよ。
こういうことを皆さんはかみしめながら発言されるべきなんですよ、発言されるべきなんです。
確かに、二十九年度末、二十九年度末ですから正確に言うと三十年の三月三十一日ということになりますが、しかし、今申し上げましたように、残念ながら今非常に厳しい状況になっているのは事実でございます。しかし、だからといって、待機児童ゼロという目標を取り下げるかといえば決してそんなことはないわけでありまして、そのときを目指して頑張っていかなければ改善はしないじゃないですか。ですから、私はそう申し上げているわけであります。
それで、山尾さんは一方的に何か興奮をされて、我々を一方的になじっておられるから、我々もこれはいかがなものかと思って見ていたわけでございまして、申し上げるわけでありますが、大切なことは、しっかりと経済をよくしていく、そして財源をつくっていく中において、財源を確実にしながら結果を出していくことではないかということであります。
(続きは国会議事録でどうぞ)