一般社団法人Colaboは、大変重要な活動をされていると考えています
2020年4月29日の国会(第201回国会 参議院 予算委員会 第17号 令和2年4月29日)にて蓮舫(立憲民主党/当時)が、「自民党議員が一般社団法人Colabo視察の際にセクハラを行った問題」を晋さんに問いかけた際の晋さんの返し。
全文を読むと、なんと晋さんには珍しい褒め語録かつ謝罪の言葉である。
このことからも、Colaboは与野党双方から認められた団体であることがわかる。
このことからも、Colaboは与野党双方から認められた団体であることがわかる。
ちなみに、セクハラを行ったとされるのは、2024年現在の石川県知事である馳浩。
事件の詳細は後述。
事件の詳細は後述。
発言(国会議事録より引用)
○蓮舫
総理、虐待やDVとかそういう本当に弱い立場にある人たち、今最も目を配らないといけないと思うんですけれども、四月二十一日に、自民党の国会議員たちが、虐待や性暴力被害に遭うなどした未成年女性に支援する一般社団法人Colaboの活動を視察と称して大変無礼な言動やセクハラを行った事実を御存じですか。
○内閣総理大臣(安倍晋三)
御指摘の一般社団法人Colaboは、虐待や貧困など様々な事情から家に帰ることができないなど困難な問題を抱える若年女性に対して声掛けを行い、居場所を提供するなど支援を行っていると承知をしており、大変重要な活動をされていると考えています。
四月の二十二日に自由民主党の国会議員らが行った視察に関し同団体が抗議文を公表したことは、報道等により承知をしております。
参加した議員からも謝罪の意が示されていると承知をしておりますが、こうした大変困難な方々に対しては最大限の配慮をすべきだったと私も思うわけでございまして、そういう意味におきまして大変な御迷惑をお掛けをしたこと、その皆さんに対して気持ちを傷つけることとなったことに対しましては、我が党の議員でございますので、自民党の総裁として申し訳ないと思っております。
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第201回国会 参議院 予算委員会 第17号 令和2年4月29日
https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=120115261X01720200429&spkNum=101¤t=5
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動画
1:10:06~
Colabo視察セクハラ事件
虐待や性暴力などの被害を受け行き場のない少女らを支援する一般社団法人「Colabo(コラボ)」(東京都)が視察に来た自民党議員のセクハラなどに抗議した問題で、安倍晋三首相は二十九日の参院予算委員会で「皆さんの気持ちを傷つけ、自民党総裁として申し訳ない」と陳謝し、視察した議員を厳重注意する意向を示した。 (望月衣塑子)
視察したのは、自民党の「ハウジングファースト勉強会」会長の馳浩(はせひろし)元文科相、阿部俊子議員、鈴木隼人議員、井出庸生議員、朝日健太郎議員の五議員と三人の新宿区議、議員秘書の計十人。
馳氏らは二十二日、コラボが運営する移動式カフェを視察した際、予定を大幅に上回る人数で視察した上、テント設営で大声を出したり、写真を許可なく撮影、SNSに「ボランティアした」などとアップした。
コラボによると、支援現場のカフェを訪れる少女たちは、幼少時から虐待を受けて家出を繰り返したり、帰れる家がなかったり、性暴力を受けたりするなど、心身が傷つき、大人への強い不信感を抱いていることが多い。
視察希望者がいる場合も、少女たちが怖がらないよう最大でも五人に人数を制限するなど、コラボは少女たちが少しでも自分の居場所だと感じられるよう対等な関係で支援をしてきた。
しかし、テントを設置する際、馳氏は「早く来い!」と大声で秘書をよび付け、少女らを差し置き、若手議員らに設営の指示をしたり、手伝う少女に「ちょっとどいて」と言いながら、両手で腰を触るセクハラ行為もしたという。
安倍首相は二十九日の参院予算委で「困難な方々に最大限配慮すべきだった。大変なご迷惑をおかけした」と陳謝し、五議員に「厳重注意したい」と述べた。橋本聖子男女共同参画担当相は「被害者への配慮にかける対応やセクハラと受け止められる対応があってはならない」と答えた。
五議員は連名で二十八日、謝罪を含む抗議文への回答をメールで送った。これに対し、仁藤夢乃代表理事は「メールは届いたが、内容には事実と違う点も多々あり、全く納得できない。議員たちの口から直接の説明や謝罪はない。不誠実な対応で、少女たちも含めさらに傷ついた」と話す。
視察したのは、自民党の「ハウジングファースト勉強会」会長の馳浩(はせひろし)元文科相、阿部俊子議員、鈴木隼人議員、井出庸生議員、朝日健太郎議員の五議員と三人の新宿区議、議員秘書の計十人。
馳氏らは二十二日、コラボが運営する移動式カフェを視察した際、予定を大幅に上回る人数で視察した上、テント設営で大声を出したり、写真を許可なく撮影、SNSに「ボランティアした」などとアップした。
コラボによると、支援現場のカフェを訪れる少女たちは、幼少時から虐待を受けて家出を繰り返したり、帰れる家がなかったり、性暴力を受けたりするなど、心身が傷つき、大人への強い不信感を抱いていることが多い。
視察希望者がいる場合も、少女たちが怖がらないよう最大でも五人に人数を制限するなど、コラボは少女たちが少しでも自分の居場所だと感じられるよう対等な関係で支援をしてきた。
しかし、テントを設置する際、馳氏は「早く来い!」と大声で秘書をよび付け、少女らを差し置き、若手議員らに設営の指示をしたり、手伝う少女に「ちょっとどいて」と言いながら、両手で腰を触るセクハラ行為もしたという。
安倍首相は二十九日の参院予算委で「困難な方々に最大限配慮すべきだった。大変なご迷惑をおかけした」と陳謝し、五議員に「厳重注意したい」と述べた。橋本聖子男女共同参画担当相は「被害者への配慮にかける対応やセクハラと受け止められる対応があってはならない」と答えた。
五議員は連名で二十八日、謝罪を含む抗議文への回答をメールで送った。これに対し、仁藤夢乃代表理事は「メールは届いたが、内容には事実と違う点も多々あり、全く納得できない。議員たちの口から直接の説明や謝罪はない。不誠実な対応で、少女たちも含めさらに傷ついた」と話す。