2007年5月16日、第一次安倍内閣の党首討論での発言。安倍総理が、防衛大学の訓示で「間違っていると思えば自らの信念に基づき決断しよう」と発言したのはシビリアンコントロールに反するのではないかと問われて、すり替えつつはぐらかして答弁した。民主党小沢党首に「ちょっと今の総理の二度目の御説明もよく分からない」と三度重ねて聞かれた末に……
さらに、党首討論で追い込まれた安倍首相が、与党席を向いて「この心構えがそんなにおかしんでしょうかね、皆さん」などとした発言については、「いじめっこの手法」であると指摘。間違った主張に正当性を求め、拍手喝采をもらってその場を取り繕っていく「いじめっこが自分のとりまきに同調を求めるやり方にそっくりである」と述べた。
動画
19:58~
2007年5月16日国家基本政策委員会合同審査会(党首討論) (衆議院アーカイブ)
2007年5月16日国家基本政策委員会合同審査会(党首討論) (衆議院アーカイブ)
議事録
憲法があって自衛隊法があります。個別の法の支配の下において彼らが判断をするわけであります。そして、その判断は瞬時に判断をしなければならないことが多々ある。この心構えを説いたわけでありますが、この心構えがそんなにおかしいんでしょうかね、皆さん。どうでしょうか。