「フェニックス!ロボット! ベストマッチ! アーユーレディー!?」
「不死身の兵器! フェニックスロボ! イェーイ!」
【詳細】
桐生戦兎が「フェニックスフルボトル」と「ロボットフルボトル」をビルドドライバーにセットし変身した仮面ライダービルドのベストマッチフォームの一つ。
東都にはこれまで無かった北都にあるフルボトルを使ったベストマッチ形態であり、特殊な炎を操り炎熱による破壊と破損箇所の修復を担うフェニックスハーフボディと、
凄まじいパワーを叩きつけ相手を破壊することに適したロボットハーフボディがベストマッチ。
空中を飛行する能力に加え破壊と再生を司るその能力はまさに「不死身の兵器」という名乗りにふさわしい。
専用武器はなく、左腕の「デモリションワン」が最大の武器といえる。
【各部機能】
頭部は耐久性に優れた金属状の分厚い素材を用いたマシナリーヘッドアーマーと、高熱の防護層を形成しエネルギー攻撃によるダメージを半減させるフレアヘッドアーマーに保護されたBLDフェニックスロボヘッド。
マシナリーヘッドアーマーは機械油に似た液体に覆われ腐食や錆させる攻撃を防ぐといい、それに連なるライトアイロボは破壊目標の稼動状態を把握し、最も損傷の激しい部分を探り当てることを可能とする。
弱点部位に目標マーカーをセットすることでピンポイント攻撃をサポート、マシンアーム型のアームフェイスモジュールは対空防御ユニットであり、
上空から迫りくる敵を射出型アームでキャッチし地面に叩きつける事が可能。さらにアームの基部に連射可能な小型の対空砲を備えている。
レフトアイフェニックスは敵の挙動パターンから次の攻撃を先読みし回避行動をサポート、害意を察知する機能を備え味方に扮した敵の正体を暴くことができる。
胸部は頭部装甲と同じ機能を持ったフレアチェストアーマーとマシナリーチェストアーマーの重装甲に保護され、腐食や錆攻撃に強くエネルギー攻撃を半減させる。
炎を象ったBLDソルファイアショルダーは敵に向けて熱光線の収束放射を行い中枢機能を過熱破壊し、
リジェネレイトアームは瞬発力に優れ空中における高速格闘戦に威力を発揮、損傷部分を即座に修復する名前の通りの能力も持つ。
BLRソルファイアグローブは表面から高熱を放つことで掴んだ相手を溶かすことが可能。
右腕部のフレイムリヴァイバーはフェニックスフルボトルの成分を利用した特殊な炎を生み出し接触した敵を内部から燃やす。
破壊された物体を炎で包み込むことで新たな姿で再生させることも備える。
左肩のBLDアーセナルショルダーは破壊した敵マシンの残骸等を材料として取り込むことで、新たな武装や何らかの意志を持つ小型の戦闘ロボット群を作り出す製造ユニット。
解体や破砕を目的としたギミックを内蔵した左腕のマシンアームデモリションワンは腕一本であらゆるものを破壊尽くし、
パワー重視のアシストモーターを組み込んだディストラクティブアームで叩きつけることでモンケン(工事用の錘)を叩きつけるような衝撃パンチを放つ。
脚部も腕部と同様の機能を持ち、再生能力を持ち瞬発力に優れたリジェネレイトレッグ、アシストモーターを組み込んでモンケンを叩きつけるような衝撃キックを放つディストラクティブレッグを有し、
右足は打撃式の破砕装置を内蔵し岩盤を踏み砕くクランブルシューズ、左足は荒廃した戦闘エリアを炎で清める事で新たな生命を芽吹かせるリザレクションシューズに保護されている。
必殺技は全身を特殊な炎で包み込みエネルギーアームを形成したデモリションワンで何度も攻撃を行う「ボルテックフィニッシュ!」。
相手の反撃を受けようとも、即座に再生、修復し強引に決めることが可能。
【活躍】
ビルド本編では第18話に登場するが、『平成ジェネレーションズFINAL』にて先行登場。
行方知らずになった石動惣一が持ち込んだフェニックスフルボトル、ロボットフルボトルを使いベストマッチ、敵側のカイザーを圧倒する。
だが、劇場版ラストにて密かにグリスの手で回収されてしまったが、ビルドは気がついていなかった。
その後、第17話にて北都三羽カラスが持っていたフルボトルを回収し、第18話で再び変身している。
『7つのベストマッチ 前編』では内海との特訓で変身してストロングスマッシュハザードと戦った
以後は未使用。
最終更新:2024年12月28日 00:11