「ラビットタンクスパークリング! アーユーレディー!?
シュワっと弾ける! ラビットタンクスパークリング! イェイイェーイ!」
【詳細】
桐生戦兎がビルドドライバーに新開発した「ラビットタンクスパークリング」をセットし変身したビルドの強化形態。
正体を現した
ブラッドスタークとの戦闘で入手したパンドラボックスの残留物質と、それに適合したラビットフルボトルとタンクフルボトルの成分を組み合わせ、
基本形態であるラビットタンクフォームの性能をさらに強化、並のベストマッチフォームを遥かに上回る力を発揮する。
赤と青のラビットタンクフォームの配色に、炭酸の泡をイメージした白が追加されたトリコロールカラーが特徴。
他のベストマッチフォームはそれぞれ異なるハーフボディの装甲や能力を組み合わせより高い性能を発揮するが、
元から2つの成分を合一させた状態で運用するためか腕部機能等は独自のものだが、外部装甲は複数の能力を組み合わせた複合装甲となっている。
様々なバブルを発生させることで戦闘能力を高める他、他のフォームで使うことができるベストマッチウェポンを呼び出して使うことが可能。
【各部機能】
BLDラビットタンクヘッドをベースとしたBLDスパークリングヘッドと呼ばれる頭部装甲はカルボニックヘッドアーマーという赤白青の装甲で保護されている。
敵の特殊攻撃を受け止める赤、衝撃ダメージを吸収する青、中枢機能を保護し各装甲パーツの結びつきをより強固なものにする白という、
性質の異なる3種類の装甲板を組み合わせ防御性能をより高めている。
右目のライトアイタンクSP及びキャノンフェイスモジュールSPは射撃攻撃の弾道計算を行い命中率の補強、
装備中の射撃武器の威力を高め、射程距離と着弾時の爆発力を向上させる。
左眼のレフトアイラビットSP及びイヤーフェイスモジュールSPは反応速度と索敵速度を高め、影に潜む敵を見つけ出す嗅覚センサーを持ち、
敵の気配や僅かな動作を捉え次の行動を予測し素早い反撃を可能にする。
額にあるBLDシグナルSPは形状が変わり、戦闘データのリアルタイムの集計を行う他、全身の状態管理も行い損傷箇所を自動的に応急補修する。
胸部は頭部装甲と同様の性質を有する赤白青の複合装甲カルボニックチェストアーマーで保護されている。
必殺技発動時にディメンションバブルという空間を歪める泡を放出、異空間に敵を閉じ込めるなど予測不可能な攻撃を可能にする。
右肩部のBLDバブルラピッドショルダーは「ラピッドバブル」という小型の泡を放出、弾ける泡の力を利用し運動速度を急激に引き上げる能力を持つ。
全身をラピッドバブルで覆えば残像が発生する程の移動速度を得ることも可能。
右の腕部は切断力に優れたRスパークリングブレードを装着したクロックフロッセイアームとなっており、俊敏性の高さを活かし高速斬撃を繰り出す。
細やかで素早い動作が可能なBLDラピッドグローブはドリルクラッシャーを始めとするベストマッチウェポンを用いた攻撃を得意とする。
左肩を保護するBLDバブルインパクトショルダーは破裂時に衝撃波を発生させる大粒の泡「インパクトバブル」を発生させ、
接触した敵の内部機能を破壊、更に全身をインパクトバブルで覆うことで衝撃波を伴った格闘攻撃が可能になる。
ヘビーサイダーアームには刺突力に優れたTスパークリングブレードが備わり、高い腕力を活かし敵の装甲を貫く。
BLDインパクトグローブは反応装甲が手の甲に装着され、衝撃波を伴うパンチを放ち、その威力は戦車砲発射時の衝撃波に匹敵する。
機動力と防御力に優れるヘビーサイダーレッグはインパクトバブルを纏い、ヘビーな衝撃キックを放つ。
更に基本形態と同じタンクローラーシューズを備え、無限軌道装置が組み込まれたバトルシューズは接触した敵の装甲を削り取る。
そして高い俊敏性を備えたクロックフロッセイレッグは周囲に発生させた泡を足場に空中を自在に跳ね回ることが可能。
軽快なフットワークを得意とするラビットフットシューズのアクロバットアクションをよりサポートする。
必殺技はワームホールのような空間に相手を閉じ込め飛び蹴りを放つ「スパークリングフィニッシュ!」。
技の発動時に大量のバブルが発生し地上に降り注ぐが、この泡によるダメージも強力。
第22話ではビートルフルボトルをセットし「ボルテックブレイク!」を発動したドリルクラッシャーに合わせ、スパークリングフィニッシュのエネルギーも上乗せした必殺技も披露した。
【活躍】
第14話にて登場。
ベストマッチフォームの能力を知り尽くすブラッドスタークを倒すべく、幾度の実験を超えパンドラボックスの残留物質と、
それにベストマッチするラビット&タンクフルボトルの成分を使い、製作したラビットタンクスパークリングを使って第14話にて初変身。
圧倒的な戦闘力でスタークの反撃を一切許さず圧倒し、呼び出した巨大なコブラも必殺技で撃破した。
ビルド基本形態の順当な強化形態として
ナイトローグを圧倒できる戦闘力を持つが、北都の軍事兵器足る
仮面ライダーグリス及び、ハードスマッシュには歯が立たず、
戦兎はスクラッシュドライバーに適合できなかったこともあり、スタークの手でもたらされたハザードトリガーを使い
禁断の姿へのパワーアップを余儀なくされた。
だが、ハザードフォームは暴走の危険性が高いため、あらゆるベストマッチウェポンを自在に召喚して戦えるこのフォームの必要性はいまだに高く、
ハザードトリガーに頼らない戦闘ではこの姿に変身することも多く、スパークリングフォームよりも強い相手に対しては苦戦することもある。
『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL』で先行登場。
バイカイザーと激闘を繰り広げている。
【余談】
ディケイドがカメンライドしたことで、ラビットタンクフォームを再現したディケイドビルドと戦うもスペック差は大きく、ライダーキック対決でも余裕で押し勝った。
基本的に同じ人物が変身する仮面ライダーの基本形態とその強化形態同士が戦うというのは非常に珍しい。
仮面ライダーBLACKとRXがなにかの理由で戦うようなものである。えっ違う?
最終更新:2024年12月30日 23:36