「オクトパス!ライト! ベストマッチ! アーユーレディー!? 稲妻テクニシャン! オクトパスライト! イェーイ!」
【詳細】
桐生戦兎が「オクトパスフルボトル」と「ライトフルボトル」をビルドドライバーにセットし変身した仮面ライダービルドのベストマッチフォームの一つ。
右肩に備えたフューリーオクトパスを戦闘補助に扱い墨や粘膜を使った攻防自在な能力を持つオクトパスハーフボディと、電気刺激を利用したサポートやまばゆい光を使った目眩ましを得意とするライトハーフボディがベストマッチ。
相手の動きを封じ込めたり本領を発揮させない戦闘行為に特化した形態。
ベストマッチフォームではハーフボディ同士のスペック差が極めて少ないものの、腕力等はあまり高くなく、直接戦闘に向かないと思われるかもしれないが、
後述する各部機能によって相手の行動を阻害して有利に立ち回り、瞬間的に腕力を大幅に増大させ打撃攻撃を繰り出すなどスペック以上の能力を有する。
専用武器はなし。
【各部機能】
頭部は電磁防御パルス発生装置を内蔵し敵の武装システムに損傷を与えることが可能なフラッシュヘッドアーマーと、しなやかで動きやすいモスルクヘッドアーマーに保護されたBLDオクトパスライトヘッド。
フラッシュヘッドアーマーは電磁防御パルス発生装置が稼働すると、装甲表面が発光、モルスクヘッドアーマーは体色変化によるカモフラージュ機能を備える他、
表面を粘膜で覆うことで敵の格闘攻撃を受け流す。
右目のライト型視覚センサー、ライトアイライトはサーチライトの機能を持ち、暗所などにメッセージの投影が可能。
なお、発光すると何も見えなくなるという視覚センサーとしては致命的な欠陥を抱えている。
そこから伸びる稲妻型のサンダーフェイスモジュールは凄まじい雷鳴を轟かせ敵を追い返す威嚇装置。
左眼のレフトアイオクトパスは動態を捉える能力に優れ、水中においては反応速度がさらに上昇。
墨のような液体を噴射して敵の目を眩ませることも可能とする。
タコの下半身を模したテンタクルフェイスモジュールはゴム状の強化膜を勢い良く広げ敵の顔面を覆うことで視界を奪うことが出来る。
胸部装甲も頭部装甲と同じシステム、材質を持つ複合装甲であり、電磁防御パルスを内蔵したフラッシュチェストアーマーと、
粘膜で覆い敵の格闘攻撃を受け流す上にカモフラージュ機能を備えたモルスクチェストアーマーで保護されている。
右肩に備えたフューリーオクトパスは自立型攻撃軟体ユニットとされ、海中戦のエキスパートであり伸縮自在の触腕8本を武器としている。
ビルドの動きに合わせて伸縮し、締め付け、叩きつけ攻撃等を繰り出すが、極稀に肩から分離し自ら敵に襲いかかることもあるという。
腕全体を補助筋肉で包み込み柔軟性とパワーを高めたツイストラッシュアームはオクトパスホールドなど、敵に絡みついて各部を痛めつける技が得意。
右腕部にはサクションガントレットと呼ばれる強力な吸盤ユニットを備え、敵の武器やフルボトルを奪いう取ることが可能であり、
自分の体を天井や壁面に固定することで不用意に近づく敵を奇襲する。
右拳を覆うBLDカーティレイジグローブは弾力性のある軟骨のような防護パーツに覆われており、右肩のフューリーオクトパスの触腕を右腕全体に巻きつけて補助筋肉として使い、
パンチ攻撃の威力を8倍の30t以上まで引き上げることが可能。
左肩に備えたBLDライトバルブショルダーは最大出力で発光することで敵味方全ての視力を奪うことが可能な出力を持ち、
内部に組み込まれた発電ユニットから各装備にエネルギー供給を行っている。
細やかな電気刺激で腕部の筋肉収縮をコントロールするブリッツラッシュアームは各動作を最適化して攻撃速度を引き上げ、
全身から集めた電気エネルギーを集中させパンチと共に流し込み敵の内部システムを過負荷で破壊するBLDサンダーボルトグローブの威力をさらに引き上げる。
左腕部にはシェードブレイカーというスポットライトが備え付けられており、ライトフルボトルの成分を利用して破壊透過光を照射、
敵の装甲やスーツ内部にダイレクトダメージを与えるほか、照射範囲を絞ることで対象を燃やすことも可能。
脚部は腕部と同様に電気刺激で筋肉収縮をコントロールするブリッツラッシュレッグ、補助筋肉によって柔軟性とパワーを高めたツイストラッシュレッグを持つ。
ツイストラッシュレッグはアーム同様オクトパスホールド等敵に絡みついて痛めつける技が得意。
右足はフットライトが組み込まれ暗い中でも安全に行動できるエレクトロショックシューズはサンダーボルトグローブと同じく全身から集めた電気エネルギーをキックとともに叩き込むことで敵の内部システムを破壊する。
左足は踵部分から水を高圧噴射し海中を高速で進むカラストンビシューズとなり、足先に敵を噛み砕く嘴状の粉砕装置が収納されている。
必殺技はフューリーオクトパスから墨を噴射してその中に相手を閉じ込めパンチ攻撃を叩き込む「ボルテックフィニッシュ!」。
【活躍】
本編では第13話から変身。
その時点では正体が判明していなかった
ブラッドスタークに対する隠し玉として存在が変身者と判明する石動惣一に秘匿されており、
他のベストマッチの能力を知り尽くしたスタークを相手に未知の能力であることを利用して圧倒する。
なお、石動惣一は「タコ」が嫌いらしく、このフォームが苦手なようだ。
以後も何度か使用するが、いつの間にか使わなくなる。
最終更新:2024年12月30日 21:25