【名前】 |
ガエルマギア |
【読み方】 |
がえるまぎあ |
【声/俳優】 |
美山加恋 |
【登場作品】 |
仮面ライダーゼロワン |
【登場話】 |
第6話「アナタの声が聞きたい」 |
【分類】 |
マギア |
【ゼツメライズキー】 |
ガエルゼツメライズキー |
【データイメージ】 |
イブクロコモリガエル |
【対象ヒューマギア/職業】 |
香菜澤セイネ |
【目覚めた感情】 |
死への恐怖? |
【特色/力】 |
両生類の絶滅種/爆弾(コガエルボマー) |
【モチーフ】 |
イブクロコモリガエル、カエル |
【詳細】
両生類の絶滅種「イブクロコモリガエル」のデータイメージ「ロストモデル」を強化外装として装着、カエルを模した巨大な頭部を持つ。
この頭部による噛み付き攻撃の他、口腔内からコガエルボマーという爆弾を発射して攻撃する。
このコガエルボマーは高い連射性を誇り、連射して相手を圧倒する上、噛み付いた状態で爆弾を発射し吹き飛ばすといったコンボ技を使うことが出来る。
マギア化した香菜澤セイネは様々な声色を出せる声優型のヒューマギア。
第5話にもパフューマン剣の作者、石墨超一郎から「
ヒューマギアは道具」という彼のヒューマギアに対する認識を表現するためのキャラクターに過ぎなかった。
が第6話にて彼女が声優事務所「メニースワンプ」の多澤青次社長の病死した実の娘、多澤すみれの外見を模したものであると判明し、
A.I.M.S.によって人工知能特別法の第6条「本人に無許可で、酷似した容姿の人工知能搭載人型ロボットを作成及び使用してはならない」という条文の違反容疑がかかっていることが明らかとなった。
多澤すみれは声優になるという夢半ばで病死しており、父親である青次社長はその夢を叶えようとしていたのである。
修理を受けた上で再起動するも、青次社長が自らの罪を認めセイネを
飛電インテリジェンスへ返却することを決意。
このことから「返却される=データの初期化=死」を認識し、再度死んでしまうことへの恐れを得たようで、パフューマン剣の公開オーディション中、父親である社長に対し、
「パパ大好きだよ。また会おうね天国で…」
出動してきた
A.I.M.S.の唯阿は仮面ライダーバルキリーへと変身。
手駒を増やすためか付近の清掃を行っていた
ヒューマギアを暴走させ
トリロバイトマギアを生み出し、バルキリーをコガエルボマーの連射で圧倒する。
だが事前に謎の人物から受け取っていたライトニングホーネットプログライズキーを使ってライトニングホーネットへとフォームチェンジしたバルキリーにはコガエルボマーの攻撃も撃ち落とされてしまったため池に飛び込んで逃げようとするが、最大出力を発揮したバルキリーは雷撃炸薬であるヘクスベスパを池に打ち込み、その衝撃で水中から飛び出したところを、サンダーライトニングブラストフィーバーに蹴り貫かれ爆散した。
【余談】
モチーフとなったロストモデル、イブクロコモリガエルは、その名の通り産み落とした卵を飲み込んで胃の中で育てるという非常に珍しい生態を持っていたオーストラリアのクイーンズランド州南東部に分布する固有種。
卵の表面や幼生は特殊な酵素を分泌し胃酸でも溶けないようになっている。
なおイブクロコモリガエルは別名であり、正式名はカモノハシガエルと言われる。
1972年に再発見されそこで学名がつけられたものの、1981年以降自然界での発見例が無く、飼育されていた個体も1983年までに死亡してしまったため絶滅したと考えられている。
近代で絶滅した動物であり、
マギアの中では珍しいモチーフだったが、後に1905年に発見された個体を最後に絶滅したと考えられるニホンオオカミをモデルとした
ジャパニーズウルフゼツメライズキーが登場。
この
ゼツメライズキーを使った
マギアは現在未登場。
このカエルは動物食であり、舌を使わずに獲物を見つけると突進して噛み付いて捕食するという性質を持っていた。
ガエルマギアが口から子蛙ボマーを吐き出して攻撃したり、噛み付いて攻撃したのはイブクロコモリガエルの習性からだろう。
マギアの素体となった香菜澤セイネ役の美山加恋女史は2017年放映のキラキラ☆プリキュアアラモードにて主役を演じた人物で元は「僕と彼女と彼女の生きる道」でデビューした子役であった。
現在も女優として活躍しつつ、声優の仕事も並行して行っており、「声優型のヒューマギア」を演じるに当たって適任と言えるだろう。
なお同話では同じく声優である伊瀬茉莉也女史も主人公を演じる声優として顔出しで出演している。
最終更新:2022年11月19日 23:25